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2001/06/07の日記 晴れ 10番切幡寺(徳島県阿波郡市場町)→1番霊山寺(徳島県鳴門市)

2001/06/07の日記 晴れ 10番切幡寺(徳島県阿波郡市場町)→1番霊山寺(徳島県鳴門市)

「暑いよ~」 一番札所へ戻る途中。暑くてたまらず、ポコ、道路脇の水路へドボン。小学生たちが喜んでポコを応援してくれた。ポコは人気者なのだ

「一番に戻ってきた」一番札所、霊山寺の山門前で思わずバンザイ! もう歩かなくていいのだ。

 

 

■ ポコ、ニャンコを守る
朝、ここのお寺の犬らしい2匹がやってきた。普通ポコは犬には無関心なのだけど、犬たちが子猫のほうへ行こうとしたとたん、まるで子猫を守るように子猫の前に走って行って、犬たちに吠えたてて追い返した。どうしたの? ポコ。あんなに子猫から逃げまわっていたのに(子猫のほうはポコを母親だと思ってすり寄っていく)。仲間意識が生まれたのか? それとも母性本能が目覚めたか? いずれにしても、ポコがあんな行動をするなんて、ちょっとびっくり。でも、子猫はやっぱりこの寺に置いていくことにした。もう歯も生えているし、エサをもらいながらノラ猫として生きていけるだろう。と思うものの、なんとなくうしろめたい。そんなとき、近所の老夫婦がやってきて「このへんに放しておけば、寺に来る人からエサをもらえるから大丈夫。この寺の住職さんは捨て犬も何匹か飼っていて動物好きだし。猫はわからんけどな」と言ってくれたので、少し気持ちが楽になる。あの老夫婦は、弘法大師さまが遣わしてくれたのでは? なんて考えすぎか? ニャンコちゃん、ポコはもういなくなるけど、ちゃんと生きていくんだよ。
■ 1番霊山寺へ逆打ちコース
10番切幡寺から1番霊山寺までは、来たときとまったく逆に進むことになる。ところで、順番通りに回ることを順打ち、反対を逆打ちという。順打ちの場合はへんろ道ステッカーがあちこちに貼ってあってわかりやすいけれど、逆の場合はちょっと難しい。それにしても、この2ヶ月で春から初夏へと季節は確実に変化していた。来たときはまだ田植えも済んでなかったのに、今では立派な稲に成長している。日差しも、もう夏のものだ。
20km余りの距離なので、余裕で5時前に着くと思ったら、1番札所に戻ったのは5時30分。納経帳の最後に書いてもらわなければならない。社務所に行ってみると幸いまだ人が残っていたので、なんとかお願いして書いてもらう。そのうえリンゴジュース(1リットルの瓶入りで重い!) でお接待でもらった。ところで、1番札所はもっと賑やかでもよさそうなのに、意外にひっそり。5時を過ぎると参拝客もこないし周囲には何もない。
荷物のところへ戻ると、キジのヒナが息絶えていた。暑さのためか、ポコのエサを食べたのがよくなかったのか、猫にかまれたのが原因かわからないが、寺の境内に埋めてあげた。これでポコファミリー、もとの2人+1匹になってしまった。
さて、これから高野山だ。空港でレンタカーを借りて50日以上ぶりに車に乗ったが、ずっと歩きのスピードだったので、40km程度でも風景の流れるスピードが早すぎて恐い。10分もすると慣れてしまったけど、あの感覚はかなり貴重な経験だ。また50日間歩かないと味わえないのだ。夜10時、和歌山行きのフェリーに乗りこんで四国をあとにした。

 


 

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