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2001/05/12の日記 晴れ 暑い 高知県幡多郡三原村芳井→39番延光寺(高知県宿毛市)

2001/05/12の日記 晴れ 暑い 高知県幡多郡三原村芳井→39番延光寺(高知県宿毛市)

「ルーくんと遊んだよ」。なかなか仲良くしてくれる犬がいなかったけど、三原村でルーくんという犬がポコと一緒においかけっこして遊んでくれた。ポコも久しぶりにうれしそう。

「やっと普通の宿に泊まれた」。39番延光寺の門前にある民宿「へんくつや」。歩きの人は1泊2食4000円と激安。ポコも泊めてもらえた。

民宿「へんくつや」の夕食。粗食の宿が多いらしいが、ここはボリュームたっぷり。

■ 土佐は「修行の道場」
下の加江の集落から宿毛までの県道21号は、下の加江川沿いに延々と続いて長い。距離にするとたった28kmなのだけど、風景も開けてなくて何もない。目標物や標識、看板などもないので、ずっと同じ場所を歩いているのでは、という気になる。歩きの旅にはこういう道がつらい。四国八十八ケ所めぐりのガイドブックによると、高知は「修行の道場」とある。確かに距離が長く、寺と寺の間も離れている。単調な国道歩きも多くて飽き飽きするし、距離の割に寺が少ないので、歩き遍路同士の交流も少なく孤独になる。ちなみに徳島は「発心の道場」、愛媛は「菩提の道場」、香川は「涅槃の道場」という。もうすぐ「修行の道場」は終わるが、次の「菩提の道場」はどういうところなんだろう。
■ 39番延光寺にて
何もない県道21号をやっと歩き終え、ちょうど昼頃にR56に出た。やっぱり町があって人が住んでいるとほっとする。スーパーもあったので、昼ご飯を買いこんでJR平田駅で食べる。昨日は下の加江の集落に一軒しかない商店で高くて古い食料を買わざるをえなかったのでうれしい。
39番延光寺まであと2.5km。暑いしダラダラ進む。境内でポコに托鉢をさせながらのんびりしていると、京都から来た歩き遍路の白須さんと知り合った。4月12日に出発して足摺岬まではいいペースで歩いてきたのに、岬の近くで足を痛めて5日間停滞し、まだ完治せずにゆっくり歩いているのだという。足摺岬で足を痛めるなんて、洒落もいいところだ。私たちは無理をしないでゆっくりペースなのでマメもできないし、停滞しないで済んでいる。ウサギとカメの話じゃないけど、結局カメのペースでいいようですね。ところでポコは托鉢で712円の収入。ポコ、えらい!
■ やっと宿に泊まれた!
延光寺を出るとすぐに「民宿へんくつや」があった。健ちゃんが何日か前に「へんくつやなんて名前の民宿に泊まる人なんかいるのかな。お金払ってへんくつオヤジに説教されるんじゃたまんないよね」なんて話していたところだ。でも少し手前に「1泊2食、歩きの人は4000円、車の人5000円」という看板があって安い! と気になっていたし、これから宿毛市街で野宿地を見つけるのも難しそうだから「泊まってみようか」と言いながら通りすぎたそのとき、そのへんくつオヤジが前から歩いて来た。一見してそれとわかる風体だったので、つい「犬も庭に泊めてもらえますか?」と聞いてしまった。オヤジは犬好きだったようでOKしてくれたが、その間にさっきの白須さんがやってきて、町の健康ランドに泊まる予定だったのに、なぜか一緒に泊まることになった。これもひとつの縁だろう。でも、安い割に食事もいいし、部屋も「犬の近くがいいだろう」とへんくつオヤジのプライベートルームである離れの部屋を提供してくれたのでポコも安心だ。ゆっくり風呂にも浸かれたし、久しぶりにTVも見られた。電源も確保できてメールの返事やいろいろやれる、と思いながらも、夜8時にはもう眠くなる。早寝の習慣が身に付いてしまったようだ。


<メモ>
●コース:高知県幡多郡三原村芳井→39番延光寺(高知県宿毛市)
●歩行距離:20km
●今日の札所:39番延光寺(高知県宿毛市 N32°57’28” E132°46’36”)→目薬の泉がある。
●宿泊地:民宿「へんくつや」(高知県宿毛市 N32°57’25” E132°46’46”)→1泊2食4000円(車の人は5000円)。

 

 

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