ぽこけん

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2001/04/22の日記 晴れ 20番 鶴林寺→22番 平等寺

2001/04/22の日記 晴れ 20番 鶴林寺→22番 平等寺

 

「大きなマツボックリ発見」 山道にへんろ道沿いにいきなり落ちてたでっかいマツボックリ。これひとつだけしかなかった。

野宿の毎日なので川で洗濯中

「歩き遍路の面々」 22番平等寺に集まった歩き遍路のみなさん。何日も歩くと仲間意識が生まれる

■ またしても食料危機!
朝起きると風は強かったが、雨は上がっている。よかった。と思いきや、お茶を飲もうとして食料袋を探すが、テントの中をいくら探してもない。テントの前室にもない。どうしたんだろう? まさか、動物に取られた? 一応周囲を探してみたら、案の定食い散らかされた見覚えのある袋が見つかった。中身をいチェックしたら、ほとんどのものが食べられていた。ガーン。今日は商店もないだろうから、昼食分まで買って、重い荷物を担いできたというのに。その後、テントをすきっ腹でテントを撤収していると、痩せた犬が一匹様子を見に来た。もしかしたら、犯人はあいつかもしれない。でも、きっと何日も食べてなかったのかも。そう思うと仕方ないな、と思うのだった。
■ 山道歩きで、ポコ元気!
20番鶴林寺をお参りし、次の太龍寺までは山道になる。歩き遍路以外の人たちは、みんなロープウエイで来るような山の上の寺なのだ。たった6.5kmの距離なのに、2時間半もかかった。登り下りのある道は距離を稼げない。まして20kg以上の荷を背負っているので、登りになるとペースが落ちる。そんな我々を後目に、ポコは元気に歩いている。土の道で日陰が多く、車も通らないので、犬にとっては舗装路よりはずっと楽しいに違いない。
それにしてもお腹が減った。豪華な太龍寺に行けば何か食べられると思ったのに、土産物屋しかなく、仕方なくまんじゅうを買って飢えをしのぐ。納経所前で、この1週間ずっと同じ行程で歩いている気の弱そうな女性にまた出会い、今朝の食料危機事件の話をすると、持っていたお菓子などをくれた。同じ歩き遍路からお接待を受けてしまった。でもありがたく頂戴した。香川の人で、71番札所の近くに住んでいるという。今日でとりあえず帰るそうだ。
■ 平等寺でやっと食事にありつける
22番平等寺へも気持ちのよい山道の遍路道。竹林の中を通ると、タケノコがいっぱい。おばさんが収穫していたが、間に合わない様子。しかし、商店はない。途中にあった集落に1件酒屋はあったが、またしても酒だけで食料はなし。まったく、こんなに食料に困るとは思わなかった。早く平等寺へ行きたい。町に近いので何か食べられるだろう。果たして、山門横に「喫茶・軽食 山茶花」があって、参拝より先に飛び込み、生ビール付きで食事をした。ついでにしっかりモバイルの充電もさせてもらった。
お腹を満たしたところで、平等寺へお参り。中規模の寺で、奥の長い石段を登ったところに本堂がある。ここでまたなじみになった歩き遍路の人たちが集合していた。歩きの人たちは、同じようなペースで歩いているので、もう何日も同じ宿で顔を会わせているらしい。私たちもずっと抜きつ抜かれつで、顔なじみになっているので、寺で会うと和んで話が弾む。仲間意識も生まれるようだ。
夕方、寺で休んでいると、納経所にいた住職の奥さんらしい人が、「ここで泊まっていけばいいわよ」と声をかけられる。もう少し先まで、と考えていたけれど、ありがたく泊めさせていただくことにする。お寺の境内なら安心だし、トイレも水も心配ない。最高の野宿ポイントなのだった。

 


 

<メモ>
●コース:20番鶴林寺(徳島県勝浦郡勝浦町)→21番太龍寺(徳島県阿南市)→22番平等寺(徳島県阿南市)
●歩行距離:18.2km
●今日の札所:
20番 鶴林寺(N33°54’39’’ E134°30’30’’)→広い境内を持つ山寺。本堂前に鶴の像がある。大きな三重塔が目立つ。
21番 太龍寺(N33°52’44’’ E134°31’28’’)→山の上にあり、普通はロープウエイを利用するが、歩き遍路は山道を行く。境内広く、立派な多宝塔がある。
22番 平等寺(N33°51’02’’ E134°35’12’’)→中規模の寺で落ち着ける雰囲気。本堂は男坂を登った先にある。
●宿泊地:平等寺境内A 水あり、水洗トイレあり、電源あり。

 

 

 

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