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2001/04/18の日記 晴れ 12番 焼山寺

2001/04/18の日記 晴れ 12番 焼山寺

ノラエもんにエサの分け前を取られて怒るポコ

12番 焼山寺からのへんろ道で出会った9回目、逆打ち巡礼中の中林さん

11番藤井寺に住んでいるノラエモン。なかなかやさしい顔

■ ノラエもん、12番までお供をする
朝5時半に出発。藤井寺の境内を抜けて山道へ入ってゆく。昔ながらのへんろ道らしい、なかなかいい雰囲気の道だが、けっこう本格的な登山道だ。昨日のノラ犬も一緒に着いてくる。道案内のつもりだろうか。ポコは自分の分け前を取られるため、いまいち気に入らない様子だが、私たちはノラエもんと命名する。どうせ途中で戻っていくだろうと思ったら、13kmほどの山道をずっと一緒についてきてしまった。山中にあった「柳水庵」の人もときどきやってくる、と言っていたからノラエもんにとっては慣れた道のようだ。
でも、犬の仲間のポコもいるし、エサもあげたから、もしかしてこの先もずっとついてくるんじゃないだろうか、と心配になる。12番、焼山寺で途方にくれていたら、いつのまにかいなくなっていたので、その隙に先へ進む。「ノラエもんがちゃんと11番に戻ってシアワセに暮らせますように」とお祈りしたのがよかったのかも。
■ 9回目、逆打ちの先達に会う
ノラエもんから逃れ、また山中のへんろ道を歩いていたら、前方から本格的な遍路姿(足元はサンダル)の人がやってきた。「こんにちわ」と挨拶する。なんと逆打ち(逆周り)の遍路さんで9回目だとか。しかもまったく無一文で出発し、托鉢(寄付)だけで回っているというツワモノ。「昨年12月に50歳になり、その後の人生は弘法大師さまに捧げるのです」と言って、今度は北条時宗やら歴史の話を熱く語りだし、さらには八十八箇所の寺の坊さんの廃退ぶりを嘆き、そのうち政治家になって世直しをするからよろしく、と一気にまくしたてて去っていった。最初は「ヤバイ、あぶない人につかまってしまったか」と思ったけど、実はそうでもなくひと安心。北九州の今林さんという人で、元は学習塾を経営していたのだとか。「霊験は無我の境地になったときに初めていただく」とのこと。このへんろ道は霊験があり、寺だけ回っていても意味がないそうだ。なんだか歩き遍路にはいろんな人がいるなあ。
■ 温泉に入ってすっきり
焼山寺はかなり高所にあったので、そこからはひたすら下りの道になり、山道も終わって舗装路を行く。土の道と違って足の裏が痛い。ポコにも再び靴を履かせる。犬でもつらいだろうなあ。今日はとにかく温泉に入りたい! ということで、神山温泉までがんばることにした。焼山寺から10km、山越えで体力を使ったので、下りといえどけっこうつらい距離だが、温泉に入れる! と思うとがんばれる。その点ポコは何の楽しみもなくってひたすら歩かされてるだけで、かわいそいうだなあ。夕方5時、念願の温泉へ到着。すぐそばに野宿できそうなポイントも見つかったので、ここでゆっくり時間を取ることに。


<メモ>
●歩行距離:23km
●本日の札所:
第12番 焼山寺 標高700mにあり、へんろ道では登りがきつい。立派な山門をくぐって行く。境内からの展望がいい。
●温泉:「神山温泉保養センター」(名西郡神山町) 透明でややぬめり感のある湯。シャンプー、ボディシャンプーあり。大浴場、無料休憩所、食堂あり。 500円、10~20時、火曜休。
●宿泊地:「神山温泉保養センター」裏手にある川沿いの公園の駐車場内。集落に近いが静か。東屋、水洗トイレ、電源あり。

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