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2001/04/17の日記 晴れ 第8番 熊谷寺→第11番 藤井寺

2001/04/17の日記 晴れ 第8番 熊谷寺→第11番 藤井寺

「へんろ道はのんびり」歩き遍路のための「へんろ道」は田舎道が多くのんびり歩けるよ

「電源確保に苦労する歩き旅」道端でモバイル通信中。へんろ道はド田舎ばかりで店もなく電池も買えず。しかも毎日野宿しているで電源がままならない

9番法輪寺は健脚祈願の寺。山門に大きなわらじがある

10番切幡寺近く「うどん亭八幡」の日替わりうどん定食600円。ボリュームあって、うどんもシコシコ。オススメ

■ ポコ、へんろ道を行く
6時起床、7時出発。第8番・熊谷寺へ向かう。ここには大きな山門があり、その下に野宿できそうなスペースがあった。寺には立派な塔があり、大きな遍路バスも数台とまっている。さらに納経所が自動ドア! 遍路事業でもうかっている様子。1回300円でいったい1日何人やってくるんだろう。次の第9番、法輪寺へは田園地帯の中を歩く。歩きのへんろ道は車のコースと違い、こうしたのんびりした田舎道に造られているので、いい雰囲気だ。さて、法輪寺は健脚祈願の寺で、門のところに大きなわらじがある。ポコと私たちが八十八箇所歩き通せることをお願いした。
■ 遍路グッズが半額!
第10番、切幡寺は山深い中にあり、234段もの石段を登って行く。大きな杉林が荘厳な雰囲気をかもし出している。ややバテ気味のポコは石段の下で荷物番をしてもらうことにした。おごそかな雰囲気の石段を登ると、本堂前には出店があり、気さくなおばちゃんがやってくる遍路さんを次々に巻きこんでなごやかなムードだった。ここは八十八番を周り終えた満願の人が第一番へ戻る分岐点にあり、寺の前には民宿やみやげ物などが集まる門前町になっている。ここでポコ用の数珠を買おうと遍路グッズを扱う店に入ってみたら、なんと遍路グッズが1番よりだいぶ安い。1500円で買った金剛杖は600円、納札も半額。そういう話を聞いてはいたけど、やっぱり悔しい!
■ 歩き旅では食料調達が毎日の課題
10番から11番へは約10km。今日は昨日より涼しいとはいえ、ポコのことも考え、のんびり休み休み歩いていたら、昨日の15回目巡礼中のおじさんに再会。11番に向かう途中の店で買い物をしていたおじさんの袋からレッド(ウイスキー)の小瓶があった。乞食と言ってたけど、お金がないわけじゃなさそうだ。同じ歩き遍路でも、おじさんや私たちの野宿組は宿泊まり遍路と違って荷物もふえるし、毎日の食料調達も大きな課題。へんろ道にはスーパーも食堂も少ないので、買い損ねてしまうと食事もできない状況となる。しかも、台車を引くおじさんと違ってすべての荷物を担ぐ私たちは、あまり早くから買いすぎると荷が重くなるので、もう少し先の店で買おうと思ったら、そっちには酒もなければ物も少なく、結局おじさんが買っていた店まで1kmほ
ど戻るはめになった。さすがに15回目のベテランは違う、と感心した。
■ 11番、藤井寺はケチ!
11番、藤井寺はさみしい集落の奥にある小さな寺だが、この先12番までの長い山越えを控えているので、歩き遍路の人はほとんどここで1泊し、翌日の朝に出発する。私たちもここに泊まるつもりで夕方5時、納経時間ぎりぎりに到着すると、「納経は5時までだから、さっさと納経帳出して!」と怒られる。なんだなんだ、この態度! お金も取るくせに! と心の中で怒るが、納経してくれなかったらこっちも困るので低姿勢でありがたく納経してもらう。 さらに、ここの境内で野宿するつもりだったので、水場をチェックしたら、なんと夕方のせいか手水もなくなっているし(翌朝はたっぷり出ていた)、本堂横の水道も水が出ない。水を止めているのだ。結局下にあった駐車場のトイレに水道があるのを発見し、管理している旅館に断ってテントを設営し、ほっと一息していると、寺に住みついてるノラ犬がやってきた。どこかで飼われていたようで、人懐っこい。食べ物をあげてポコのリード用ロープで首輪を作って造あげた。


<メモ>
第8番→第9番→第10番→第11番

●歩行距離:19km
●本日の札所
第8番 熊谷寺  立派な山門があり、大きな塔が目立つ静かな寺。
第9番 法輪寺  田園地帯の中に建つ健脚祈願の寺。山門に大わらじがある
第10番 切幡寺 杉林の中にある大きな寺で、234段の石段を登った上に本堂がある。小さな門前町もある。
第11番 藤井寺 素朴な集落の一番奥にある小さな寺。犬が住みついている。

●宿泊地:第11番藤井寺駐車場 芝生のスペース、トイレ(NOT水洗)、水あり。旅館「ふじ屋」に許可をもらう。

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