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2001/04/16の日記 晴 藍住町→3番→4番→5番→6番→7番 土生町の公園で野宿 歩行距離:23km

2001/04/16の日記 晴 藍住町→3番→4番→5番→6番→7番 土生町の公園で野宿 歩行距離:23km

3番札所金泉寺で犬用の靴を履いたポコ。最初は変な歩き方だったけど、すぐに慣れて足取りも快調。これで肉球も大丈夫。以後、「靴を履いた遍路犬」として注目を浴びることになる。

3番札所で歩き遍路3年、15周目だというおじさんに遭遇。手押し車に生活用具一切を積んで野宿の旅。

5番札所地蔵寺近の食事処「水源」は定食類のメニューが豊富。しかも安くてうまいのでオススメ。写真は豚の一口カツと卵焼き、サラダ、大根葉のあえ物、ソバの具入りお吸い物、ご飯で750円。

 

■ ポコ、靴を履く
朝6時に起床したら、既にライダー陶山氏は出発していた。早い。昨日は四万十川から来て、明日にはもう愛媛からフェリーで九州へ渡る予定らしい。私たちが愛媛に到着するのは何日後になることやら。1ケ月以上はかかりそうだ。
キャンプ場から街中を歩いて3番札所の金泉寺まで戻り、やっと遍路道に合流できたのは9時過ぎ。まったくバイクならすぐの距離なのに、大荷物を担いで歩くとなると、寄り道をする余裕がない。もう無駄な歩きは絶対しないぞ、と誓う。歩き旅は荷物も厳選されるし、シビアだ。麦酒だって買いたいけど、その分重くなると思うとなかなか買えないのがつらいところだ。
さて、3番札所は、1番あたりとは違って少し静かで質素な雰囲気。ここでポコの靴を履かせることにした。出発直前に買った犬用の靴で、4本分で5000円なり。かなり高かったが、仕方がない。ポコもしばらくするとすっかり靴にも慣れて、快調に歩いてくれた。
■ 歩き遍路それぞれ
3番札所の入口で手押し車に大きな荷物を着けたおじさんがいた。聞くと、もう3年も遍路道を歩いていて、現在は15周目という大先達(遍路)さん。自炊用具もすべて積んで野宿の旅だという。「乞食遍路だけどな」と笑っていたけれど、ずっと歩いて野宿なんてすごい。大荷物を担ぐ我々を後目にさっさと抜かして先へ行ってしまった。今日はどこまで行くんだろう。
ほかにも80歳になる宮崎のおばあさんは、3度目だが、全部通しで歩くのは今度が初めて。1人で元気に歩いていた。また、30代くらいの気の弱そうな女性の歩き遍路も一人で区切り打ち(何度かに分けて歩くこと)。歩き遍路同士は、なんだか親近感があるので、お互いに話をするのだけど、バス遍路の方々は時間もないのか、ゾロゾロやってきてお参りしている間にガイドが納経を済ませる、といったパターン。それでもポコにはみんな話かけていく。 犬連れ遍路はやっぱり珍しいみたいだ。
■ ポコ、暑さでバテる
それにしても、まだ4月半ばだというのに徳島は暑い。桜はとっくに終わってるし、道端のタラノメもすでに大きくて食べごろを逃している。那須ではまだ桜も咲いてなかったのに、気候が1ケ月くらい違う感じ。那須高原育ちのポコはとにかく暑さが苦手なので、こんな暑いさなかに歩かされるのはつらいようで、寺に着くと木陰ですぐに横になって寝てしまう。かなりバテバテの様子で、なんだかかわいそう。先も長いし、思った以上に昼間暑くなるので、明日からはスペイン方式でシェスタを取り入れることにした。昼間12時~2時くらいまで休憩し、朝夕の涼しい時間に歩く。これなら少しは距離が稼げるにちがいない。今日はポコも我々も暑さで疲れ、20km余り歩いただけでバテバテになってしまった。

 


<メモ>
●歩行距離:23km
●本日の札所:
3番金泉寺 こじんまりした小さな寺。境内の「黄金井戸」は長寿に霊験あり。
4番大日寺 山中の小さな寺。
5番地蔵寺 五百羅漢のすぐ横にある寺。バス遍路にたくさん出会う。
6番安楽寺 境内は小さいが、左手の宝塔が目立つ
7番十楽寺 赤、白の山門が中国風で雰囲気よし。宿泊施設がある。
●宿泊地:土生IC近くの狭い公園の裏手。水道あり。水洗トイレあり。車の音がやや気になる。

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