今日は何とか、ホイアンまでたどり着くことができました。ベトナムというと、ベトナム戦争をまず思い浮かべてしまいますが、今日行くホイアンはそれよりずっと昔、日本が江戸時代だった頃にアジアとヨーロッパの交易で栄えていた町で、日本人街もあったそうです。その時代に生まれていたとしたら、自分も鎖国政策をしていた日本を出てこういうところで暮らしてみたかったな、と思います。
カム・ダックの宿をチェックアウトして、近くの食堂で朝食。ブンという米の麺の大椀が1杯、20000ドン(100円)。あたしゃまだ53歳、という元気な食堂のおばちゃんと記念撮影。
田舎は良いですね、水牛がのんびりと国道の道端を歩いていました。
田んぼでは田植えの準備の真っ最中です。
アイグヒアという町でライスペーパーを作っている家を見かけたので見学させてもらいました。ライスペーパーはお米で作った皮で、春巻の皮にもなるし、肉や魚介類、野菜を包んで食べたりもします。
伸ばされた米がベルトコンベアーに乗って次ぎ次ぎと流れて来ます。
それを網に乗せて天日干しにしていきます。
アイグヒアの町で昼食。豚の生姜焼きと厚揚げ。おかずの盛りが少ないなと思いましたが1皿15000ドン(75円)なので仕方がありません。安さで勝負の店だったようです。昨日の食堂とは大違いです、内容も今日のほうがよかったです。
自転車に乗り、藁を運ぶおばちゃんです。
古い建物が目立つようになってきました。世界遺産のホイアンの町の郊外まで来たところです。ガイドブックで現在地を確認します。
インターネットで調べて置いた安宿街のハイバーチュン通りへ行っても、窓が無く14ドルの部屋が最安という状況。ガイドブックに部屋は狭く古い、と書かれてあったビンミンホテルへ行ってみると、敷地が広くなかなか快適そう。庭はオープンカフェになってます。1泊、250000ドン(1250円)という値段も、ホイアンにしては安い方なのでしょう。ここに決めました。
宿が決まったので、町をぶらぶら歩いてみます。犬はベトナムにしては多いようですね。
思ってた以上に古い町並みは広範囲に広がっています。これは、町歩きが楽しみ。古い家が改築されてレストランや、ゲストハウス、土産物屋になっています。テーラーもたくさんありました。ベトナムで背広を作る観光客も居るってことでしょうか?
町中には運河も流れています。今は観光でにぎわってますが、数百年前は、いろんな国籍の商人たちで町が活気付いていたんんでしょうね。その時代にぜひ、来てみたかったなぁと思います。
夕食はせっかくなので、名物料理を食べてみることにしました。ホワイトローズという海老シュウマイみたいなもの、6個で39000ドン(195円)。
それと、揚げワンタン49000ドン(245円)。この店、生ビールが1杯4000ドン(20円)ということで入ってみました。どの店もお客を取る競争で大変なようです。この店は、ビールは餌みたいなもので、料理で稼ごうというアイディアのようです。
これだったら、明日もビールお目当てで行ってもいいかなと思いました。
結構賑やかな街ですね。楽しそうです。