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北朝鮮旅行 その1 (国境の町丹東へ 2013年9月1日~2日)

北朝鮮旅行 その1 (国境の町丹東へ 2013年9月1日~2日)

いよいよ念願の北朝鮮旅行に出発です。ところが、しょっぱなからハプニング。9時30分に成田空港から韓国のインチョン空港へ向けて出発した飛行機がエンジントラブルのため、再び成田空港へ引き返すことになってしまいました。大韓航空側からの説明によれば機体整備とパーツ交換のため午後2時30分に変更になるとのこと。

インチョン空港から先の乗継便の調整やら、キャンセルする人達の対応で空港スタッフはてんやわんやでしたね。私も乗継ぎ便を調整してもらうため、長い列に並んで待ちましたが、ラインはいっこうに縮まりません。待ちに待ったあげく、午後3時ころインチョンに向けて出発できる準備ができたということで、ゲートへと案内されました。しかしながら、乗継ぎ便のアレンジをしてもらってないので、目的地の中国瀋陽へいつ着けるのかもわかりません。大韓航空のスタッフの説明によれば、インチョン空港で改めて乗継ぎのアレンジをしてくれるということです。image_022_30_18飛行機は結局最初の午前9時30発から6時間遅れの午後3時30分に成田空港を出発しました。インチョンに到着したら、また、乗継カウンターに並ばなきゃいけないのかなぁと思っていましたが、着いてみると、翌日7時40分発の瀋陽行きのチケットを準備してくれていて、ホテルを準備してあるからイミグレーションの手続きが終わったら大韓航空のカウンターへ行ってください、と言われました。

image_122_30_19シャトルバスに乗ってインチョンの指定のホテルへ向かいます。北朝鮮のツアー待ち合わせは明後日の朝、中国側の国境の町丹東なので、明日午前7時40分発の瀋陽行きの飛行機に乗れるなら何とか間に合いそうです。1日余裕をもって予定を組んでおいて正解でした。

image_023_15_19ホテルは自分でお金を払っては泊まらないような高級ホテルでした。夕食も付いていました。ですが、大韓航空のスタッフが申し訳ありませんと神妙な顔で配っていた一人30000ウォン(約2700円)分のクーポン券はホテルで使えるわけではなく、次回大韓航空のチケットを買うときにしか使えないそうです。夕食は無料でしたが、このホテル、飲み物がやたらと高い!部屋の冷蔵庫のビールが7000ウォン(約630円)、夕食時にレストランで飲むビールは10000ウォン(約900円)もします。なので、私たちは無料の水で夕食を流し込み、食後に3ブロックほど離れたコンビニでコリアン焼酎を1200ウォン(約100円)で買ってきて飲みました。3ブロックといってもだだっ広いエリアなので1キロくらい離れてました。いくらタダでも高級ホテルはやっぱり不便だなと再認識しました。

image_222_30_20翌日、予定通り午前7時40分発インチョン発中国瀋陽行きの飛行機で無事に到着。タクシーで遼寧省高速バスターミナルへ行きました。料金は69元(約1170円)。中国はすごいですね。めちゃめちゃ発展してます。こんな地方都市でも人口700万人、街にはビルが立ち並び、以前に比べればゴミも少なく綺麗な印象。

image_622_30_21バスターミナルの待合室です。チケットも並ばずに買えたし、トイレも無料でした。掲示板等もシステマチックで外国人が見ても時刻表なども一目瞭然。中国はどんどん変化し続けているのかもしれません。

image_322_30_20バスターミナル2階にはマクドナルドと美国加州牛肉麺(カリフォルニアスタイルのラーメン屋)というのがありました。カリフォルニアというか、日本人の私にはどうみても中国スタイルにしか見えないんですが店構えはファストフード店ぽい感じです。牛肉麺なんて8年前の中国では5元くらいの印象でしたが、この店は何と17元(290円)、ビールは6元(約100円)でした。物価が高騰しているのか、カリフォルニアだから高いのかまだ入国間もないので不明です。

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瀋陽のバスターミナルで丹東行きのチケット84元(約1430円)を買って、12時ちょうど発のバスに乗り込んだのは良いのですが、クーラーが壊れていたようでお客がブーブー文句を言い出し、皆バスを止めて降りてしまいました。私は、またかよと思って、ちょっと暑いくらい我慢するからとにかく進んでくれと言いたかったのですが、全く言葉は通じないので皆に従うほかありません。そのうちお客ののひとりがバス会社に電話して交渉したようです。30分ほど皆と一緒に路上で待っていると、新しく別のバスが到着しました。人民パワーすごいです。

image_522_30_21そして、3時間バスに揺られ午後4時に丹東に到着。これで一安心。明日朝の北朝鮮ツアーの待ち合わせはこの丹東の鉄道駅中央口です。そして泊まったホテルはすぐ横の丹東端心丹鉄大酒店1泊148元(約2520円)でした。立派そうに見えるホテルですが割と安く済みました。英語はほとんど通じません。

image_1422_30_24ホテルの部屋は13階、部屋からの眺めもなかなか良いです。インターネットもつながりました。なぜかフェイスブックはNGでした。アクセスできるサイトが限られているのかもしれませんね。しかし、北朝鮮との国境の辺境の町なのにここでも人口200万人というのだから中国はすごいですね。

image_722_30_21ホテルで休憩したら、早速、丹東の町をぶらぶらと歩いてみることにしました。北朝鮮と国境を接しているだけあって、朝鮮族の人が多いのでしょう。朝鮮人街もありました。

image_1922_30_26そして、駅から1キロくらい東へ歩くと鴨緑江という川にぶつかります。対岸はもう北朝鮮です。明日はこの鉄橋を列車に乗って越えていく予定です。

image_922_30_22北朝鮮との国境というと、もっと、物々しい雰囲気なのかなと思いましたが中国人の観光客もたくさんいてのどかなものでした。北朝鮮と丹東の町は鴨緑江を挟んで中朝友誼橋で結ばれ、列車と車両が行き来しています。その橋のすぐ横に平行するように、鴨緑江断橋というのがあります。昔、日本軍が建設した鉄橋ですが、朝鮮戦争のときアメリカ軍による爆撃で壊れたままになっています。その橋のおれた部分まで歩いていくことができ、丹東一の観光スポットにもなっているようです。入場料は27元(約460円)。

image_1722_30_26爆撃で破壊された橋の途中まで行くと、北朝鮮がもうほんのその先に見えます。そして中国人観光客を乗せた遊覧船が鴨緑江を優雅にクルーズしているのを見ることができました。

image_1822_30_26鴨緑江を挟んで写真の右側は中国の丹東、左側は北朝鮮です。右にはビルが立ち並び夕方ともなるとキラキラと明かりが灯って輝いているのに比べると、北朝鮮側は対照的な風景が広がっていました。

image_1622_30_25観光地である中朝友誼橋付近には北朝鮮グッズを売るお土産屋台がたくさん出ていました。

image_1122_30_23私たちもせっかくなので、北朝鮮の紙幣セット25元(約424円)と、

image_2122_30_27バッジ、1個25元(約425円)を買って見ました。明日、北朝鮮に入国したときに没収される可能性もあるのでたくさんは買わず2つだけにしておきました。

image_2022_30_27夜暗くなるまで、橋の近くをあちこち歩いているとライトアップのためのあかりが点灯しはじめました。増々、川沿いを歩く観光客や地元の人が多くなり、踊りなど様々なパフォーマンスをする人、カラオケをする人などでにぎわい始めました。ですが、対岸はいつまでも暗いままでした。

image_1222_30_23駅の近くまで戻って、この店で夕食を食べることにしました。決め手は安そうなのと、適度にお客さんが入っていたこと。

image_1322_30_24手前は尖椒干豆腐(ピーマンと乾燥豆腐の炒め物)、奥が家常豆腐(店オリジナルの豆腐料理、この店の場合は揚げ豆腐ときくらげ、ピーマン、ニンジンのあんかけでした)、ごはんとビール。2人で37元(約630円)でした。

さて、明日はいよいよ北朝鮮に入国です。

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コメント

  • メガラッキー より:

    しかし出発早々エンジントラブル、危ない危ない。でも、よく1日余裕があった事です。終わり良ければすべて良しになってくれます様に願います。

  • 那須のハンターカブ より:

    クーラー故障のバスを交換させるなんて、凄いパワーですね。

  • ひみつ基地 より:

    うちにもバッチ買ってきて!

  • まっくす より:

    旅にハプニングはつきものですが・・・
    ぽこけんさんなら、なんのその!

    ログ拝見してると、わくわくしますね~~~
    不思議なお国、北朝鮮 すんごくレポートが楽しみですよ!

    地方の大都市の中国人・・・
    尖閣の問題なんか知らないのじゃないかな~^

  • タカ より:

    成田に引き返してくれなかったら危なかった事を思えばラッキーですよね。

    自分ではどうも大韓航空のイメージが悪くて。

    北のバスは騒音が激しそうな印象ですがいまはどんなでしょう。

  • ぽこけん より:

    メガラッキーさん、現在中国の瀋陽市に戻ってきました。

    実は、1日旅程に余裕を持っていて助かったのは、この時ばかりではありませんでした。

    今日、韓国から、11日に予定していた板門店ツアーがキャンセルになるとメールがありました、急遽、南北間の会合が決まったそうです。12日に変更が可能とのこと。1日余裕を持って13日出国にしておいたのでこれもセーフでなんとか参加できそうです。

  • ぽこけん より:

    那須のハンターカブさん、たしかに、この時の中国人のパワーはすごかったですよ。

  • ぽこけん より:

    ひみつ基地さん、露天でもお店でも、表立っては売っていなくて、リクエストするとコソコソと奥の方から出してくるだけあって、やはり手に入りにくいものだったようです。

    北朝鮮では皆必ず胸に付けていますが、これ欲しいというと、冗談じゃない、外国人が買えるわけないし、自分の持っているバッジを外国人に差し上げることなどできない、ということです。

    その代りに、北朝鮮の国旗のバッジはいくつか買ってきましたので、お土産に持っていきますね。

  • ぽこけん より:

    まっくすさん、北朝鮮レポート、日数が少なかった割に内容が濃いので書くのにちょっと時間がかかりそうです。

    行って見たからと言って何がわかるわけでもないのかもしれませんが、楽しかったです。

    中国もしかり。日本のマスコミ報道ではペットにスプレーで色を付けるのが流行っているだの、キャラクターをコピーしてオリジナルと言い張っている、海外旅行でマナーの悪さが目立つなど、いかにも、中国はこれだからダメなんだと言いたげな報道ばかり。それも本当のことの一部かもしれませんが、中国に来てみると、むしろ、すごいなぁと感心させられることの方が多かったりもしました。

  • ぽこけん より:

    タカさん、遅れたのには迷惑しましたが、確かに、安全第一で運行してくれるのはありがたいことですね。

    平壌市内はトロリーバスが走っていましたよ。

  • Ken より:

    初めまして。今年9月に渡航を計画しています。現地での費用は(日本円と中国元)どのくらい用意していけばいいでしょうか?チップ、オプション、おみやげ代等情報ご教授いただけましたら幸いです。

    • けんいち より:

      kenさん、はじめまして。

      9月に北朝鮮へ行かれるとのこと。楽しみですね。

      私たちが行ったのは2年前なので、今でも同じ状況かはわかりませんがツアーなので、kenさんがおっしゃるようにお金が必要なのはオプションの食事とかお土産代、チップくらいですね。ひとり当たり5万円もあれば十分じゃないでしょうか。米ドル(1ドル、5ドル、10ドル)、ユーロ(5ユーロ、10ユーロ)、日本円(1000円)あたりを織り交ぜて持っていくと、先方のつり銭がなくて困るということもなく支払いがスムーズに行くのではないかと思います。1ドル紙幣がたくさんあると安心かもしれません。チップは最後に、ガイドとドライバーの方に渡しましたがいくら渡したか覚えていません。私たちは、普段あまりお土産は買わないほうですが、手書きのポスターや、北朝鮮のバッジ、切手、絵葉書などどれも珍しいのでたくさん買いました。

      北朝鮮内で行きたい場所があれば、事前にリクエストしておくと、連れて行ってもらえるかもしれませんよ。

      参考になったかどうかわかりませんが、いろいろお調べになって楽しい旅行となることを願っています。

      • Ken より:

        けんいち様
        こんにちは。お返事いただきありがとうございます。大変参考になりました。オプションの食事に関してですが、これはあくまで任意で付けることになるのでしょうか?コスト節約の旅にしたいと思っていまして、できれば2~3万円程度で抑えれればと・・・オプションの食事も任意であれば極力外して、おみやげも最小限で買いたいと思っています(>__<)

        • けんいち より:

          Kenさん、食事のオプションはもちろん任意ですよ。ですが、毎回の食事の飲物代はその都度現金で払っていたと記憶しています。

          Kenさんのツアーの内容が3食付なのであれば、かかるお金は飲み物代とガイドへの謝礼とお土産くらいじゃないでしょうか。2~3万円の予算というのであればその予算内で十分楽しめると思いますよ。

  • Ken より:

    けんいちさん、再度お返事ありがとうございます。了解しました。予算等工面してみます。

  • Ken より:

    けんいちさん。こんばんは。現地、金華旅行社での旅費の支払いですが、日本円と中国元、どちらで支払われましたでしょうか?

    • けんいち より:

      kenさん、私たちが利用したのは中国の金橋旅行社というところで現地払いではなく、日本から銀行振り込みだった記憶があります。金華旅行社というところで手配したのであれば、その会社でどんな支払方法が可能か問い合わせてみてはいかがでしょうか。

      • Ken より:

        けんいちさん。そうだったのですね。失礼致しました。はい、あたってみます。ありがとうございます。

  • Ken より:

    けんいちさん、こんにちは。
    北朝鮮旅行ですが、検討した結果日程等の諸事情により、
    今回は見送りすることになりました。
    色々と情報いただきありがとうございました。
    またご縁がありましたら宜しくお願い致します。

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