シアヌークビルでやきそばの朝食を食べていたとき、横にいた犬。遠吠えではありません。あくびです。この街も良いけれど、所詮リゾート。やることといえば、釣りと海水浴とビールくらい。その全てを昨日やってしまったので、今日はもう出発しようと思う。のんびりするためにカンボジアへ来たんじゃないんだし。それどころか、最初の予定では90日でマレーシアまで回るつもりが、とても無理そう。マレーシアは次回の旅に回すとしても、どんどん先へ行きたい気持ち。
遅めに出発して、国道3号線と4号線の分岐のところで昼食休憩。見えるでしょうか。赤い看板の店の前に鍋がいっぱいならんでるでしょう。あの中に美味しいカンボジアおかずが入っているはずです。ちなみに、右前の赤い服の人、上下パジャマを着ています。何故か、カンボジアはパジャマ姿の女性の街歩きが多いです。まっ、そういう服なんでしょうけど、パジャマにしか見えない。
おっ!これはすごい。10種類以上並んでる。これは期待できると全部中身を見せてもらうが、どれも美味しそうで迷っちゃう。
「チンゲン菜と豚肉の炒め物」これは中華風の味付け、あと「白身魚のイエローカレー」これはココナッツ風味でタイでも似たようなのがあったけど、全然辛くない。どちらも抜群に美味しかったです。カンボジアの場合、氷の入ったコップと無料のお茶を出してくれるのが嬉しい。2人で10000リエル(225円)。
カンボジアの街中は交通ルールもなく、混沌としているけど、一歩郊外へ出ればこんなものです。ラオスもそうでしたが、車の保有台数が少ない。カブやスクーターなど小型バイクを持っている人は少しづつ増えているけど、それで何百キロも移動しようと思わないから、乗合いバスやトラックがたまに通る程度で道はガラガラ。
だだっ広い平原を走っていると、時々、河を越えます。河沿いには運河があって漁で生活する人の村がありました。
カンポット河というこの辺りで一番大きな河に突き当たったところが、その名もカンポットという街。今日はこの街に泊まることにします。
フランス植民地時代の建物も河沿いにたくさん残っていて、ヨーロッパ人に人気の観光地になりつつあるようです。
街の交通ルールは相変わらず悪く、逆走は当たり前。一般人の見本となるべきお坊さんもノーヘルでバイクに4人乗り。
この時間になると、やっと強い日差しから解放されホットします。今日も一日ごころうさまと生ビールを飲んで、明日はプノンペンまで150キロ走るぞー!
知らない土地で宿を探すのも私は怖いです。お気を付けて。。。