昨日の夜は物凄い雷と雨でした。今日もすっきりとしない天気ではありますが、雲の間に晴れ間も少し見られます。日曜日なので花屋さんが大繁盛。皆さんここで花を買って教会に掲げに行くんです。ウマワカの人たち、本場スペインより敬虔なのでは?と思ってしまいます。
アルゼンチンとインディヘナというとピンとこない人も居るかもしれませんが、アルゼンチン北部のこの周辺はインカ文明の重要な基点でもあったところで住民のほとんどはインディヘナです。「コンドルは飛んで行く」と並ぶフォルクローレの名曲「花祭り」はスペイン語では「ウマワケーニョ」という曲名でこの周辺が舞台です。ウマワカは小さなアンデスの町で石畳のコロニアルな雰囲気が漂ってました。
ボリビアと違うのは民族衣装を着た人をほとんど見かけないことです。町の雰囲気もボリビアに比べるとどことなく洗練されているような感じ。ボリビアから来るとそのような印象ですが、アルゼンチンではこの地域はインディヘナの文化が残っているかなり特殊な地域らしく国内からの観光客がたくさん来ていました。
インディヘナの文化もありますが、ウマワカ渓谷で見逃せないのが、山肌に鉱物の色がむき出しになった虹のような模様です。このカラフルな地層が世界遺産に登録されているのです。黄褐色が酸化鉄、青緑が硫酸銅、紫がマンガンだそうで、地層に含まれる鉱物によって色が様々に変化していました。これはマイマラ集落にある「画家のパレット」と呼ばれる風景。
これは、プルママルカ村周辺の風景。
プルママルカ郊外のトレッキングコースにもなっている未舗装路をバイクで散策してみます。
ちょっと、この世のものとは思えないような不思議な風景が広がっていました。
プルママルカまでのルート。
今日の走行距離95キロ、合計59360キロ。
私はキャンプは出来ないのですが、その様な所でキャンプ大丈夫なのですね?大雨で流されたり。。。?