2105年6月10日
サンタロサの宿を出発しようとすると、昨日の日中の駐車代金として7000ペソ(350円)支払ってくれと言われました。宿泊しているので、夜間は無料だけれど日中は別料金ということらしいです。そんな話聞いたことが無いけれど、泊まっている宿はホテルではなくオスぺデへ(簡易宿所)なのでそういうものかと思い、でも、日中は数時間ですが温泉に行っていたので駐車場は使用していないと交渉し、5000ペソ(250円)支払って出発。歳のせいか大分まるくなったけんいちです。
雨が降ったりやんだり、合羽を着て360キロあまり走ってポパヤンの町に到着。町の中心部は白を基調としたコロニアル建築で統一されていました。ある程度大きな町になると、かつての町の中心が別の場所に移っている傾向があります。それはそうですよね、建築基準があるから高いビルはたてられないし、道は狭いしでビジネスもやりにくいでしょう。ポパヤンもそうでした。市庁舎や博物館、カテドラルなどはあるのもの、今一つの活気。
ちょうど、新市街と旧市街の間あたりにあるホテル・アルカラに泊まります。25000ペソ(1250円)で駐車場付。
今日の走行距離367キロ、合計42469キロ。
2015年6月11日
実は最初、温泉などあることは知りませんでした。今回の温泉は偶然見つけました。世界遺産のティエラデントロ方面へ進んでいたところ、次第に雨が強くなってきましてあちこちでがけ崩れが起きていました。道もアスファルトでないのでドロドロです。行けたかもしれませんが、今日のところは引き返そうと昨日宿泊していたポパヤンまで戻り、次は別の世界遺産であるサンアグスティン方面へ向かうことにしました。
サンアグスティン方面の行く手も雲がかかっていますが、ティエラデントロ方面ほど天気は悪くなさそうです。その途中にアグアティビア温泉の看板を見つけました。入浴料金14000ペソ(700円)。まだ午後の2時なのでサンアグスティンには夕方着けるだろうと思い、入って行くことにします。
アグアティビア温泉の位置
この前入浴したサンタロサ温泉と比べてしまうと設備はかなり見劣りしますが、山の中の開放的な露天風呂はなかなか良い雰囲気です。
湯船は4つあり、湯の温度は35~38度くらいとぬるめです。標高が3000メートル近くあり、天気もあまりよくないので寒いです。流れて来る源泉は熱々なのですが加水してプール感覚にしてしまっているのがもったいなく思います。湯もあまり清潔感はありませんでした。小さな湯船で新鮮な湯を楽しみたいものです。
記念撮影をしていると邪魔してくる子供たち。
場所が辺鄙な山の中の割にはけっこうお客さんは来ていました。一時間くらいで帰ってしまうのは私だけ。みなさん、お弁当などをもって一日温泉で遊んでゆっくり過ごすスタイルみたいです。
温泉を出て更に峠道を3200メートル付近まで登って行きます。
見る方角によっては晴れていますが、行く手には厚い雲が。このところ毎日雨に降られない日はありません。雨季だから仕方ないですけど。
予想通り、舗装路は最初のうちだけ。この後50キロほどダートが続きました。道路の横はコケでいっぱい。標高が高いので雨季の間は毎日、霧か雨なのでしょう。
道もアスファルトになり、標高も1600メートルまでぐっと下がり、世界遺産観光の拠点サンアグスティンに到着。毎日うまい具合に25000ペソ(1250円)で駐車場付の宿が見つかります。今日の宿は、ホテル・ディアマンテ・レアル、真のダイアモンドという意味です。どの安宿も名前だけは景気が良いものですね。
宿に着いてから、昨日泊まったポパヤンの宿に単三電池の充電器を忘れてしまったことに気付きました。さて、どうしたものでしょう。日本でなら当たり前に手に入る物が海外ではそう簡単に行かないことが良くあります。パナマなら手に入ったでしょうけど、コロンビアはちょっと難しいかもしれないなぁ。
サンアグスティンまでのルート。
今日の走行距離317キロ、合計42786キロ。
充電器、取りに戻るか?いや、無いかも?戻る手間を考えると戻らない方がいいか?ダートで雨って泥だらけになりますよねぇ。。。