グラナダで泊まった宿、サン・アンヘルの前。朝7時30分、荷造り完了してこれからコスタリカ国境へ向けて出発します。
出発しようと思っていたらちょうど、馬車が通りかかりました。コロニアルな街並みによく合っています。
しばらく走るとなんと雨。午前中に降られるのは中米では初めてです。いよいよ本格的な雨季なんでしょうか。合羽を着て走ることにします。
ニカラグア出国手続き
国境へ到着する頃には雨は上がりました。まずは、ニカラグアの出国手続きです。イミグレーションへ行って出国税3ドルを支払いスタンプをもらいます。その後、税関でペルミソの返却、その際、パスポートの顔写真ページのコピーとバイク登録証のコピーが必要。
ここで、余ったニカラグアコルドバをコスタリカコロンへ両替しておきます。うるさくつきまとう人もなく、両替商も紳士的でどこも同じレートでした。
コスタリカ入国手続き
ニカラグア側を出て300メートルほど進むとコスタリカ側のゲートです。パスポートチェックを受けて中へ入ります。まずは、イミグレーションでコスタリカ入国印を押してもらいます。イミグレ前の税関出張所のような窓口でバイクのペルミソを作りたい旨を告げると、必要書類を丁寧に教えてくれ、それらをそろえたらまた来なさいと言われました。
必要書類は以下
・パスポート顔写真ページのコピー
・パスポート入国スタンプページのコピー
・バイク登録書のコピー
・コスタリカの強制保険証とそのコピー
保険は300メートルほど離れた税関の建物で加入することができます。25ドル必要。コピー屋さんはすぐ近くにあり、1枚100コロン(23円)です。国境のコピー屋は高いので、そろえられるものは事前にそろえておいた方が良いです。
必要書類をそろえてイミグレーション前の税関出張所までもっていくと書類をホチキス止めして、さらにチケットを渡されます。
保険を購入した税関の建物までもどって、ホチキス止めされた書類群を渡すとペルミソを作ってくれます。無料です。ペルミソをもらったら手続き終了。税関出張所でもらったチケットは国境施設を出るときに必要です。
コスタリカ入国です。ここまで来れば悪徳警官は居ないでしょうが、今度は北米並みの物価に悩まされることになりました。街並みは小奇麗で、ニカラグアにあったような薄汚れた食堂が見当たりません。ぐるりとリベリアの町を回って一番安そうに見えた食事処へはいってみます。
ハンバーガーとジュース。こんなペシャンコのハンバーガーとジュースで2075コロン(480円)!噂通りの物価高、コスタリカはなかなか大変そうです。
ガイドブックで調べておいたリベリアの町で一番安い宿、ホテル・グアナカステへ向かいました。シングルルームが5900コロン(1360円)。安くて人気があるみたいなので、空いていてよかったです。
おっとびっくりの狭さでした。入り口のドアはベッドにぶつかって、ここまでしか開きません。右側にベッドがあって、左にはドアはなくトイレ、洗面台、シャワーと並んでいます。コスタリカでこんなに安く個室に泊まれるのだから、これでも仕方がないのでしょう、さすが先進国なのでwifiのスピードはばっちりです。
昼食でかなり出費してしまったので、夕食はビンボー旅行者の心の友「Maruchan Ramen」。そう、あのマルちゃんのラーメンです。ビーフ味、チキン味、エビ味、ピカンテ(激辛)味などがあります。この町では1袋約40円ほどしましたが、ニカラグアやグアテマラでは約25円くらいで売られています。アメリカが一番安くて20円以下で買えていつもお世話になっていました。狭い部屋での調理となりますが、今日は玉ねぎを具にして作ってみたいと思います。
コスタリカ・リベリアまでのルート。
今日の走行距離207キロ、合計39144キロ。
ニカラグアのデータ
入国税 13ドル
出国税 3ドル
通関手数料 ペルミソ作成代金 無料、 強制保険 12ドル
走行距離 754キロ
滞在日数 4日
使ったお金 123ドル(出入国税、強制保険を含む)
1日平均の出費額 24ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)
ガソリン代 リッターあたり1,1ドル
食事代 定食50~80コルドバ(230円~360円)、ビール1本25コルドバ(110円)
宿 シングルルーム400コルドバ(1800円)、ドミトリー160コルドバ(720円)
この辺はほんとにキャンプ場なんて無いのですね。自然がいいですね。