昔、銀鉱山で繁栄し、当時のコロニアル建築がそのまま残っている世界遺産の町グアナファトに昨日着きました。昨日の夕方見たピピラの丘からの町の眺めは素晴らしいものでした。
今、泊まっているポサダフアレスという宿ですが、古い割に清潔で部屋からの眺めも良い、おまけに、wifiがビンビンに良い感度。日本やアメリカに居ると分からないことですが、メキシコでは、インターネット接続可能といっても状況は様々で、安定せずにアクセスできないことが良くあるんです。5泊したサカテカスの宿はその点全然ダメで苦労しました。
だから今日は、最近のイスラム国関連のニュースを観覧したり、グーグルマップで今後のルートを検討してみたりと午前中はネットを活用する時間に充てました。
お昼近くなってから、宿のすぐ近くのイダルゴ市場へ行ってみました。ここ2年ほどアジア旅行をしていたので、これが市場?と思うほど清潔で整然としているのにびっくりしました。
市場に隣接している食堂街で昼食にします。今日はミラネーサ(カツレツ)にしてみました。50ペソ(430円)。
ぶらぶら歩いて行くと、グアナファト大学へ出ました。大きな建物です。昨日ピピラの丘から町を眺めたときにも目立っていました。
細い路地を抜けたところには古い教会が。
店番をする看板犬。グアナファトのよいワンコです。アメリカ、カナダではリードに繋がれていない犬は皆無でしたが、メキシコに入ってからはリード無しのワン公がいっぱい居ます。リード無しだからといって野良ではありません。全部ではありませんが、むしろ大変可愛がられていてリード無しというワンも多く見かけます。メキシコの大らかさを感じます。
路地を抜けると、所々広場になっていてベンチが置いてあり良い休憩スペースになっていました。
最初にこのグアナファトの町にバイクで入ったとき、ジブリのアニメ映画の世界に迷い込んだような感覚を覚えました。直線道路というのが少なく一方通行ばかり、いきなり地下トンネルに入ったかと思うとまた、地上に出てみては中世のヨーロッパのような石畳をガタガタ走り、また、地下へもぐりこむといった具合です。この写真は、その、地下から地上へちょうど出る部分を撮影しました。地上の町並みは古くて、道路も狭いけれど、銀鉱山の坑道は地下にたくさんある、ということで、それら地上地下を合わせて道路が成り立ってるのでこんな立体的で不思議なことになっているようです。
再開発されずに街並みが残っているのは貴重な物だと思います。メキシコの食べ物には豆?が多いのですか?