2014年9月20日
メキシコに入って昨日はティファナで1泊しました。いよいよ今日から本格的にメキシコツーリングへ出発です。
太平洋沿いの1号線を100キロちょっと南下してエンセナーダの町でのことです。町中に入り交通量が増えたため、前後左右に気を使い過ぎたのか、路面状況の陥没を見落としてしまいました。10センチほどの縦に走る段差があり、右に転倒。右肩を路面に強く打ちました。
バスや他のライダーが止まってくれ、私のバイクを起こしてくれました。肩は上に上がるし、肘を擦りむいた程度でしたので、その後は自分でバイクを運転して安宿を見つけて今日はこエンセナーダの町に泊まることにします。
ここがエンセナーダで泊まることにしたのホテルリオ。
1泊160ペソ(1300円)で中庭にバイクも停めることができます。
取りあえず腹ごしらえと、近くの食堂へ。ビステキ・ランチョとコーラで78ペソ(640円)でした。
バイクで転倒し打った右肩が、だんだん痛くなり腫れてきました。ちょっと様子を見ることにします。
今日の走行距離131キロ、合計25741キロ。
2014年9月21日
エンセナーダの町をぶらうら歩き。ここはアメリカ国境からたった130キロにある海辺の町。土曜日の昨日と今日の日曜日は、アメリカ人、メキシコ人含めて観光客で活気がありました。
表通りにはドル表示のレスランやバーがいくらでもありますが、裏通りに行けば行ったで庶民的な食堂もたくさんありました。この店に入ってみることにします。
メニューなどないので、何があるか聞くとケソ(チーズ)、ハモン(ハム)、チョリーソ(ソーセージ)、ウエボ(玉子)などと言うことば以外は聞き取れませんでした。それじゃ、チョリーソでいいやと注文すると、玉子とソーセージを炒めたものが出てきました。コーラと一緒で57ペソ(470円)。
夜になっても右肩の痛みと腫れが引きません。今日は日曜日で病院が休みですが、明日は病院へ行って見てもらおうと思います。
2014年9月22日
今日は病院へ行ってきました。レントゲン撮影の結果、Fractura clavicula ?なんじゃそれって思いましたが、右の鎖骨骨折、全治3週間だそうです。
生まれてこのかた、骨折は初めてのことでした。骨折というと凄く痛そうで大変なイメージがあったんですが、先生が言うには折れてるけどポキート(ちょびっと)だそうです。そうか、ただの打撲ではなくポキート折れていたか、と思いました。今回の鎖骨骨折の場合、痛いことは痛いけど、凄く痛いというほどではありません。治療方法も、肩をたすき掛けに胞体のようなもので固定されましたが、ほおっておけばそのうちくっ付いて治るそうです。今度、いつ通院すれば良いか聞いたらもう来なくてよろしいそうです。なんだか、簡単なものなんですね。
全治3週間ということなので、しばらく、最低1週間か10日ほどはバイクには乗らずにこの町で療養生活を送ることになりそうです。
コミーダ・コリーダというのがメキシコではランチセットのことようです。
上の写真の分で終わりかな?と思ったら後からこんな鳥の炒めものと豆の煮込みが来ました。トルティ-ジャの食べる配分があるので早く持ってきて欲しかったです。これが来たときあと1枚しか残ってなくて寂しかったです。コーラと定食で47ペソ(390円)。
2014年9月23日
しばらく療養生活をおくらねばならないことが決定したので、怪しい東洋人が何するでもなくぶらぶらしていると思われないように、主要人物である宿のおじさん、そうじのおじさんには鎖骨骨折の話をしておきました。あとは彼らが周りに広めてくれ、私のご近所での市民権も徐々に確立されていくでしょう。
危ないですね。いつまでも若くないと実感ですね。足や腕だったらこんな事ではすまなかったでしょう。転んだときに車にはねられなかっただけでも幸いでした。ゆっくり休んでください。こんな時に温泉でもあれば。。。。。