拍子抜けするほど簡単なアメリカ入国でした。おまけに、どうぞなんて日本語でパスポート返してくれたし。
カナダからアメリカへ入ったからと言って別に景色が一変するわけでもなく、同じような広々とした風景が続きます。しいていえば、カナダより人口が少し密という気もします。といっても、隣の農家まで数百メートルはありそうですが。ここは、アイダホ州だそうです。アイダホに来たかったわけではなく、たまたま国境を越えたらアイダホ州だったわけですが、これから向かうお隣のモンタナ州にしても、聞いたことはあるけどどこにあるのかは全然知らなかったです。自分で走ることで少しはアメリカの地理が頭に入るようになるかな?
カナダでよくあった道路沿いのレストエリア(トイレとベンチがある休憩スペース)を見かけなくなってちょっと不便です。いつもレストエリアでランチにしていたので。しかたなく、アイダホ州立のキャンプ場へ立ち寄りちょっとベンチとトイレを拝借して昼食休憩しました。
カリスペルという町がアメリカに入って最初のちょとした町でした。ここで食糧などを調達します。何と、スーパーマーケットでビールが売っています。カナダとアラスカ州では別々の店で買わなければなりませんでした。ビール500mlが6本で5ドルとカナダの半額以下、玉子も6個パックが1,1ドル。嬉しい値段ですね、アメリカ。
次にエンジンオイルを調達。何とカストロールのエンジンオイル1リッターで5ドル以下!世界中探してもなかなかこの値段では手に入らないでしょう、さすがアメリカ。
どうも、鼻持ちならないイメージの強いアメリカですがカナダから来ると、その物価の安さに嬉しくなって、なかなか良い国じゃないの?と思ってしまいます。実はカナダが高いだけでアメリカは決して物価の安い国ではないんですけどね。得した良い気分でカリスペルの町近郊でキャンプ地を見つけました。
今日は玉子が安く手に入ったのでご機嫌です。バンクーバーで買ったダシを使ってイワシの缶詰の玉子とじを作ってみました。親子丼と行きたいところでしたが、肉は最低でも400グラム以上のパックしか見つからず買えませんでした。でも、これはこれで、なかなか美味しかったですよ。
今日の走行距離397キロ、合計16765キロ
カリスペルまでのルート
けんいち、犬や猫も撮ってくれ。