昨日からDream号が停止するたびにエンジンがプスンと止まってしまったいましたが、今日は朝からエンジンがかかりません。
とりあえず、宿の前のフォー屋で朝食。
今日も美味しいフォーでした。30000ドン(150円)
フォー屋からバイクを押すこと100メートルほどでバイクの修理屋発見。東南アジアの町はどこにでもバイクの修理屋があるのでありがたいです。しかも、皆カブのスペシャリスト。プラグ交換とタペット調整をしてもらうと快調になりました。修理代金は100000ドン(500円)。
カオバンの町を出て国道34号線を進みます。しばらく行くと山の景色がきれいに見えてきました。
棚田が広がっています。こういう風景を見ると、美しいだけでなく、生きるために工夫して棚田を維持管理してきた人々の凄さを感じます。
以前、中国の元陽というところで世界最大の棚田を見て感動したことがあります。季節は4月でちょうど水田に水が張られて一面鏡のようでした。このあたりも3月か4月になれば、そんな景色が見られるのかなぁ、次回はぜひ、その頃来てみたいと思いました。
グイェンビンという町の市場には少数民族の人たちがたくさん買い物に来ていました。この人たちは女性が髪と眉毛を剃って、額を大きく見せるように頭の布を巻き、耳にピアスをしているのが特徴です。何族なのかわかりません。知っている人がいたら教えてほしいです。
もう人グループは黒っぽい布に刺繍をした服を着ていました。ヘルメットをかぶっているのでライダーでもあるようです。
ティントックという町山間の町まで来ました。ベトナム国旗の下で白ワンがまったりしていました。
ティントックの食堂で昼食。厚揚げ、春巻き、青菜炒め、スープと盛りだくさんで70000ドン(350円)。味も良かったです。
食堂から出ると、ちょうどフランス人のバイクツアーの一団が食堂に入るところでした。チェコのバイク、ミンスクでベトナム北部を巡る10日間のガイドツアーだそうです。
ティントックの商店に子猫が3匹。
ティントックの町並み、1階の屋根には猫がいます。
屋根の上の猫
ティントックを過ぎると道はさらに標高を上げて行きます。
眼下には山の村々が見えました。
民族衣装で農作業をする人たちも見えます。
村の家々。
子供をおぶって、ヤギを連れ歩いていた若いお母さん。何族の人でしょう?黒字に赤い縁取りをした民族衣装を着ていました。
今日はベトナム山岳部の大分奥地まで来ました。バオラックという町の宿に泊まります。ベトナムで無線ランのない宿2回目です。
バオラックまでのルート。
いつも楽しみに見せて読ませて戴いています^^ 3、4枚目の写真を見て、すぐ元陽を思い起こしました! 2011年2月下旬に元陽の棚田撮影ツアーに参加。(水が張られていました^^)昆明からバスでした。撮影は山の上から棚田を見下ろしてのもので、帰った後で棚田を守る人々の農作業の厳しさをTV番組で見て、結構ショックでした。黙々とただひたすら何の迷いもなく働いて「先祖から受け継いだものを確実に子孫に渡す」、それだけを考えて暮らしを続けている人達でした。ここは結構元陽に近いんですね^^