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12日

ブータンの旅 その3

2019年6月4日

おはようございます!ブータン2日目がはじまりました。夜勤明けで羽田空港へ移動し深夜便でバンコクへ、早朝便でブータンへ飛んできたのでまるまる2日間横になって眠っていなかったので、昨日は爆睡でした。朝8時に居間へ行くとウゲンさんがバター茶をついでくれました。

そばをこねてパン状にしたものにバターやはちみつ、ご飯に唐辛子の煮込み料理などの朝食。

民家のオス猫ププーが膝に乗ってきます。

泊まった民家の前で記念撮影。左からガイドのソナムさん、けんいち、民家のご主人、ドライバーのウゲンさん、JICAのひろこさん、通りがかりの近所のおじさん、ぽこゆうこ。

今日は標高3800Mのチェリ・ラ(チェリ峠)まで、九十九折れの坂道を車で登って、ヒマラヤの青いケシなど高山植物を探しながら標高4000M付近をハイキング。お弁当を食べてから首都のティンプーへ向かう予定です。

「ハ」の村をチェリ・ラへ向かう坂道の途中から見下ろします。のどかな村に見えますが、この村にはインド軍が駐留しています。

ブータンは中国とインドという大国に挟まれています。ヒマラヤの小国として政治的に微妙なかじ取りが重要なのでしょう。実際、チベットは中国に侵略されてしまいましたし、シッキム王国もネパール系移民を受け入れすぎたため、血こそ流れなかったものの、投票でインドに併合せざるを得ない道を選ぶことになってしまいました。ブータンはインド寄りの政策を取りながら、ある意味、インドに守られる形で独立を維持し続けています。

ドライバーのウゲンさんとスズキのワゴン車。スズキはインドに工場があるため、ブータンでもポピュラーなんだそうです。

ブータンではお墓はありません。人が亡くなると、その人ゆかりの眺めの良い丘の上にダルシンという108本の白い旗を立てるのだそうです。1年ほどで撤去するのだとか。

ブータン在住のひろこさんが、最もブータンで印象的な光景という、岩に三角の団子のようなものが置かれた状態。サッツァと呼ばれる団子状のものは、亡くなった人を火葬した後に骨を粉々に砕き、泥とまぜてこねて108個作るんだとか。このサッツァを白い旗同様、眺めの良い岩場やその人ゆかりの場所、パワースポットなどに置くそうです。置いた後は雨や風によって自然と朽ち果てるままにするのだそうです。

サッツァの底には小さなお経が埋められているんだそうです。

至る所にサッツァが置かれています。

まだ新しいサッツァ。

朽ち果てそうなサッツァ。風に吹かれていずれ跡形も無くなるのでしょう。
日本のお墓の維持管理が大変なのと比較し、考えさせられる光景でした。

チェリ・ラ(チェリ・峠)に到着。3988Mと表記してありますが、ガイドのソナムさんによると、正確には3800Mほどで看板が間違っているんだとのこと。

それでは、高山植物を探しにハイキング開始!

人が亡くなったときの白い旗の他に、赤や青や黄色の鮮やかな旗がたくさんありました。これは、ラダックやチベットにもあるルン・タ(風の馬)というものです。お経や馬が書かれており、風がはためくことで、馬が風に乗って宇宙を駆け巡り経を広め平和な世界を作るという意味があるのだとか。

チェレ・ラに着いて最初は曇っていたのですが、だんだん晴れて来てブータン第2の高峰、ジョモラリ(7314M)が見えました。花のシーズンである6月の雨季に頂上が見えることは珍しいそうで、ラッキーでした。

まず最初に目にした花は黄色いシャクナゲ。

ピンクのシャクナゲ。

ディティンクラータ・サクラソウ。

シッキメンシス・サクラソウ。

ナデシコの仲間?とリンドウの仲間?

エンゴサクの仲間?

サクラソウの仲間?

おお!咲いてました。ヒマラヤの青いケシ、ブルーポピー。

こっちにも。

こっちにもブルーポピー。

花の撮影をしながら歩いていたらあっという間に2時間経過。標高4000Mを越えても高山病にならなくて安心しました。

犬も風の通り道でくつろいで、気持ちよさそう。

笑ってますね。

ブータンの犬は良い顔しています。

チェリ・ラ(チェリ峠)から車で、今度はパロ方面へ向かってしばらく降りたところでお弁当タイム。

唐辛子たっぷりのブータン料理です。

とっても美味しいのですが、日中何度ももよおすんですよね、トイレへ行くと実際は出ないんですが、あまりに大量の唐辛子を取っているので、体が拒否反応を示して排出しようとするんでしょう。汚い話ですが、実際ブータンにいる間、便の色が唐辛子で赤色っぽかったです。