ぽこけん

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11日

西大巓 2019年1月10日

先日、安達太良山へ山スキーへ行って来ました。雪の多い年であれば今ころ、岩と岩に挟まれた沢の源頭部に吹き溜まったパウダースノーで山スキーが楽しめるのですが、それ以前の段階で雪不足で前に進めない状況でした。雪が全くない、または200センチくらいある、というのは攻略しやすいのですが、50センチから100センチくらいしかないというのは木々の枝に阻まれ、登りにくいのはまだ良いにしても、スキーで滑降するには障害物が多くかなり危険なのです。

今年の雪の少なさから判断するに、県内では裏磐梯西部か会津桧枝岐近辺以外ではまともに山スキーができないのではないでしょうか。と、なげかわしいですのう、という調子で始まった今回のブログですが、我が家から車で1時間半も走れば、毎年どっさどっさと雪が降り積もる奇跡の豪雪エリアがあるのです。それが、西吾妻近辺です。一番手っ取り早くドカ雪が堪能できるのが今回のルート、グランデコから西大巓の往復です。


500円の1回券を3枚買ってリフトを3本乗り継いでリフトトップへ行くつもりが、第一リフトから第二リフトへ乗り継ごうとすると、第二は運休中でゴンドラに乗ってくださいとのこと。ちゃんとリフトの運行状況を確認しておかなかった自分達のミスです。時間とお金のロスで再びゴンドラ経由でリフトトップへ。そして、新板&新シールで登高開始。板が軽くてありがたいけれど、踏み跡が無いので、ラッセルには苦労しそうです。


ニセピークを越え、西大巓の南斜面を登ります。天気がは悪くないけれど、風速は20Mくらいありそうです。


眼下には登山口のグランデコスキー場が見えます。


雪好きには本当にありがたい・・・雪不足といわれる年でもここまで来ればこれだけの樹氷に出会えるのだから。


気温の低さゆえ、肌の出ている部分は痛いくらい・・・時折、ダイヤモンドダストがキラキラと周辺を舞っています。


山頂が見えてきました。雪をかき分けかき分け、一歩一歩進んで行きます。


山頂直下から、下界を振り返ります。風も強く、気温も低いです、雲もはるか下に見えています。厳しい環境ですが、こういう場所こそがスキー天国なのかもしれません。


西大巓の山頂に到着しました!もう、何十回も登頂していますが、厳冬期としてはこれだけ視界のあるのはラッキーな方です。後ろは西吾妻山です。


山頂から東斜面に滑り込みました。誰も居ないし、ぽこゆうこも今日はやめておくというので、正にひとりじめのプライベートゲレンデとなりました。私の場合、体力的に何本も繰り返し登るのは辛いということもありますが1本勝負の滑降を大事にしたいという気持ちが強いですね。その方が、美味く滑れなかったとしても、記憶にきちんと残る大切な1本になるような気がします。これが50歳のけんいち、1月10日の1本です。これ以上のシュプールを刻むことなく1本のみで満足して下山しました。


滑降後、西吾妻山を望む。昔は良く行ったけど、体力的にちょっと遠いよな・・・と思う今日この頃。


登りでは快調だったぽこゆうこ、下りになると、先日スキー場で転倒した右胸あたりが痛むらしく、かばいながら下山することになりました。


山頂近辺は強風が吹き荒れているため、偽ピーク直下まで降りて、風を遮り昼食休憩とします。


おにぎりでも何でも凍ってしまう厳冬期の定番は、やっぱりカップ麺です。美味すぎるぅ~!


最後はフカフカの雪の積もった森の中を降りていきます。ターンが楽しめるところは少ないですが、直滑降でも充分楽しいです。日本離れした幻想的な風景が連続して展開します。これを味わったら誰もが山スキーのファンになっちゃうんじゃないかと思います。


無事に下山しました。何日か下界で仕事して、また山へ戻ります・・・



今日のGPSトラックです。最短距離ではなく緩く弧を描いてますが、これがベスト。もっとも楽に登れる冬山ルートです。


今回のビデオです。