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11日

台湾機車旅游(台湾ツーリング) 2018年10月4日~9日 その2

10月6日

 

レンタルバイク屋が開店するのは朝8時。その前に台南名物の美味い物を1品食べておこうと朝6時より行動開始。食堂めざして台南の街を歩きます。

 

郵便局の前を通ると珍しいデザインのポストがありました。実際使われているわけではなく飾りのようです。

 

しばらく歩くと阿憨鹹粥というお店に到着。虱目魚(サバヒー)という魚のお粥が名物ということでトライしてみたいと思います。

 

朝7時前というのに沢山のお客さんで賑わっています。壁に書いてあるメニュー表の虱目魚肚粥というところを指さして注文しました。

 

贅沢に白身魚の半身が乗っています。レンゲで千切れるくらいやわらかく、下ごしらえで骨もちゃんと取り除かれているので食べやすいです、魚のだしが効いていてとっても美味しかったです。120元(約480円)。

 

朝食後、宿への帰り道、牛肉湯にもそそられましたがさすがにお腹いっぱいなのでパスします。

 

宿を8時ちょっと過ぎにチェックアウトして、昨日話をつけておいたレンタルバイク屋へ行くと、すでに私たちのバイクを準備してくれていました。パスポートを預けなくてもOKとのことで、48時間分2台で1600元(約6400円)支払って出発です。

 

台南市は人口190万人。日本でいうと福岡より大きく札幌よりは小さいくらいの大都市です。そのど真ん中から郊外を目指すのですが、交通量も多く田舎暮らしの我々にはなかなか緊張するものです。

 

前回、6年前の台湾ツーリングで使った台湾の道路地図帳をたよりに1時間くらい走っていくと、ようやく緑豊かな走って楽しいワインディングロードとなりました。

 

旗山の手前で派手な道教寺院「紫雲宮」というのが目に留まり、休憩することにしました。ここが特に有名ということはなく、このような道教寺院は台湾のどこにでもあります。大抵、広い駐車場もありトイレも自由に使えるし、写真を撮っても絵になるので良い休憩ポイントとなり時々利用します。

 

旗山は前回の台湾ツーリングで宿泊もしてみて回ったので、今回は飛ばして一つ先の美濃まで足をのばしました。ここ、美濃は中国大陸の客家出身者の町で、客家料理が楽しめるということで楽しみにしていました。流行ってそうな店にバイクを横付けし、入ってみることにします。

 

おススメの粄條 (米で作ったうどん)と紅焼猪足(豚足の煮込み)を注文してみました。定番のようで周りの人も大体同じメニューを食べていました。

 


これが粄條 。スープが魚醬であればベトナムのフォーとそっくりです。これは気に入りました。おかわりしたいくらい美味しかったです。1杯50元(約200円)

 

こちらが、紅焼猪足。豚足はあまり好きではないのですが、名物なので食べました。やはり脂分が多いのが苦手です。下に敷いてあるシナチクが美味しかったです。1皿100元(約400円)。

 

朝は晴れていたのですが、午後になったら曇ってきてしまいました。

 

日本統治時代、パイワン族を移住させた三地門を目指して走っていきます。ここは道路工事中の箇所。「慢」とは「スピード控えめ」の意味ですが、怪しい人形が電動で「慢」の旗を上下に振っていました。

 

三地門到着です。パイワン族の地であるモニュメントがありました。

 

三地門には台湾原住民族文化園区というのがあるのでのぞいてみることにしました。入場料は150元(約600円)で原住民族の歌や踊りを見ることができました。台湾はもともとフィリピンなどと同じように先住民族しか住んでいなかったのですが、17世紀ころから中国大陸から移住する人が増え、日本統治時代などを経て今に至ってるんですよね。わたしたち、ぽこけんは台湾の美食も好きですが、原住民に大変興味があります。

 

のどが渇いたので愛玉購入。寒天入りジュースみたいなものです。

 

今日は、台湾でも人口の少ないルカイ族の村「霧台」を目指していきます。できれば霧台で宿泊したいのですが、泊まるところがなければ、三地門まで戻ってこようと思っています。霧台は数年前まで入域許可証を取るのが難しかったのですが、最近手続きが簡素化されたとのことで急速に観光化が進んでいるのだとか。ならば、早めに行かねばと今回の旅の一番の目的地としました。霧台へ続く道をバイクで進んでいくとチェックポイントがありました。ここでバイクを止め、書類に必要事項を記入するだけで入域することができるようです。

 

山深いクネクネ道をどんどん進んでいきますが、そこは台湾、道路は広くしっかり舗装されていました。

 

どんどん道を進み、標高1000メートルを超えたあたりで「霧台」の村に到着したした。山の斜面にへばりつくように石板で作られた家々が建ち並んでいます。店も数軒しかなく村そのものですが、台湾のルカイ族の村ではここが一番大きく、いわば、ルカイ族の首都のような土地です。

 

村の中へバイクで入ってみます。石が多く取れる土地なのでしょうか、石板作りの家々が多くどこもとても立派です。いわゆる原住民の村というイメージより、高原のおしゃれな空間というほうが合っているかもしれません。村中にフリーWi-Fiが飛んでいるし、民族衣装を着た人々も皆スマホを持ってるようです。

 

村をバイクで流していると「泡清春民宿」という文字が見えたので、泊まれるかどうか交渉してみることにしました。客は誰も居ないので泊まれるとのこと。チェックインが決まると、民宿の息子は日本が大好きとのことで、日の丸のハチマキをしめて出てきました。

 

部屋はいろいろありますが、私たちは一番安いドミトリー(雑魚寝部屋)に泊まることにしました。ひとり500元(約2000円)です。

 

夕方より早速村の中をぶらぶらと散策してみることにしました。

 

坂の多い土地ですが、道はしっかりと石板で整備されています。にゃんこ先生、こんにちは。

 

ルカイ族の民族衣装を着たおばさんたち。

 

石造りの立派な村の教会。原住民の人たちは仏教や道教ではなくキリスト教徒が多いのだそうです。

 

ルカイ族のモニュメントの足元に、またしてもにゃんこ先生!

 

民族衣装のおばさんが、坂道を登ってきました。なぜか裸足。

 

家の軒先で夕涼み中のおばあさん。

 

民宿に泊まれたのは良いけれど、食事は村で1軒の午後8時までやってる食堂で食べるほかないとのこと。行ってみるとメニューは色々あるものの、今できるのは、ピザと焼きそばだけだとか。郷土料理のようなものを求めていたが、対局のこんなインスタントな食事にがっかり。でもビールはあるわけだし、食事にありつけただけ感謝しなければならないのかもと気を取り直します。

 

ビールの他に何か酒はあるのか聞いてみると、なんと、地元産のどぶろくがあるというではないですか!やったー。アワで作ったどぶろくで地元では良く飲まれているものなんだとか。1ボトル250元(約1000円)だったけどこれは良い体験ができました。では、おやすみなさい・・・