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02日

飯豊連峰(石転び沢~北股岳~朳差岳~丸森尾根) 2018年7月31日~8月2日 その1

7月30日、明日からの3連休を前に、仕事を3時半に終えてから高速道路で米沢へ向かい、温泉に入って食料の買い出しをしてから飯豊山の登山口天狗平へ移動して車中泊。翌朝5時半に起床。今日から数日間天気は安定するようですが、駐車場はガラガラでした。車から出るとすぐにアブの大群が襲って来ました。出発準備を外でしようと思ったのにとてもできないので車内で準備を全て整え、エイヤー!と外に出て6時ちょうどに出発。タオルを振り回し、アブを追い払いながら歩き始めました。

 

歩き始めるとすぐに車両通行止めの橋を渡ります。いかにも岩魚がたくさん住んでそうな清流で、釣りも良いなぁと思いながら進んでいきます。とにかく今年の夏は暑すぎです。手っ取り早く「涼」を求めるなら標高を上げることなので、休みのたびに山へ登ってしまいます、釣りやバイクツーリング(気が付けば、うっかり車検切れになっていました。後日なんとかする予定)の選択はもう少し気温が低くなってからですね。

 

30分ほど林道を歩くと湯身平に到着。遠くに目指す飯豊山の稜線が見えますが、はるか彼方に感じます。登山口の標高が400M、目指す梅花皮(かいらぎ)小屋は標高1850M、距離にして約10キロ。本当に今日中にたどり着くのでしょうか。アブはまだまとわりついています。

 

右側が崖っぷちのアップダウンの道が続きます。標高がまだ低いのでじりじり気温も上がってくるし、足元は滑りやすく、とても快適とは言えませんが、いつのにかアブがいなくなってくれたのが嬉しい。

 

川沿いのアップダウンの道をどんどん進みます。飯豊の稜線と雪渓も少し近づいてきました。

 

ようやく、標高860Mの石転び出会いに到着。ここまでで3時間20分かかってしまいました。もう汗だくです。



さて、雪渓にどう取り付くか・・・大石の左側を回り込むと良さそうです。

 

石転び出会い付近にはハクサンコザクラが咲いていました。私の大好きな花です。

 

ミヤマキンポウゲも咲いています。

 

ここから梅花皮小屋までは石転び雪渓をたどる、標高差約1000Mの登りです。12本刃のアイゼンを久しぶりに着用します。

 

雪渓を歩き始めると空気が一変しました。ヘークション、さっ寒っ!慌ててジャケットを着用しました。正にこれぞ真夏の「涼」ですな。ラジオで熱中症注意の放送を聞きながら寒さで1枚羽織る贅沢よ。

 

夏道の木の根っこや大石で段差のある道に比べると、雪が全てを平らにならされた雪渓の登りやすいことといったらありません。ただ、傾斜はかなり急なので落石と滑落に注意、それに、一番恐ろしいのは雪渓の薄い部分を踏み抜いてしまったら下を流れる激流に流され、助かる見込みは無いことです。夏の雪は冬よりずっと怖いものです。

 

雪渓上部は霧が立ち込めています。雪渓下部を振り返ったところ。

 

無事に石転び沢の大雪渓を登り切りました。ここまで雪渓を直登するのは雪が薄くて危険ですので、画像の左に伸びる雪渓分岐手付近でアイゼンを脱いで夏道に合流しました。

 

雪渓から上の草付きの45度の急斜面を登ります。落石注意とはいうけれど、どうやって注意すれば良いのやら・・・運にまかせるしかないですよね。そんな中、大きな黄色の花、シナノキンバイに癒されます。

 

石転び沢源頭部まできました。雪渓がなくなると、標高は上がっているのにやっぱり暑い!ジャケットを脱ぎました。昼食休憩とします。連泊予定なのでなるべく軽くてゴミの出ない食料を用意してきました。割りばしの代わりに、タイの屋台で出てくるアルミのペラペラのフォークとスプーンを持ってきました。山で重宝しています。

 

いよいよ、梅花皮小屋が見えてきました。

 

小屋の下の雪渓の周りに咲いていたイワイチョウ。

 

ハクサンコザクラも咲いています。

 

ミヤマアカバナ。

 

午後1時30分、7時間半かかってようやく梅花皮小屋に到着。標高差1450Mはきつかったです。

 

前回はテント泊でしたが、今回は避難小屋に泊まります。小屋はとても快適。夏場だけ管理人さんが常駐して1泊1500円です。客は小屋泊まりが私を含めて4人、その他テントが2張ありました。こんなに良い山で天気も安定しているのに登山客がまばらなのは交通アクセスにしにくさに加え、容易に人を寄せ付けない山深さ故でしょうか。

 

小屋の周辺にはイイデリンドウが咲いていました。

 

タカネマツムシソウもたくさん咲いていました。

 

飯豊山、一日目終了。明日は朳差岳を目指します。