志津倉山を目指して登山口まで移動。いやいや、我が家から約100キロ。福島県でもトップクラスの田舎度を誇る昭和村から更に山道をクネクネと車で走ってようやく到着しました。
夫婦そろって新しいトレッキングポールも購入し、快調に登山を開始。今日の昼食はけんいち(私)が腕によりをかけた昼食を山頂でぽこゆうこに披露する予定。
川渡りもあります。登山道の整備がいまひとつで、すぐに地面も見えない藪状態になってきました。前日雨だったのでズボンはすぐにびしょ濡れになってしまいました。とても快適な登山とは言えません。
それでも、何とか雨乞い岩の1枚スラブのビューポイントまでは頑張って登りました。
見事な一枚岩のスラブでした。この上が志津倉山の山頂なのですが・・・
登山道が藪に埋もれてしまい、石のゴロゴロした地面が見えないので危ないのに加え、草木が濡れているので衣類がぐっしょりに濡れてしまいかなり不快です。小一時間歩いたところで撤退を決断。志津倉山は6月が山開きとのこと、登山道も整備され歩きやすいだろうその時期か晩秋にでもリベンジしたいと思います。
山がダメなら温泉へでもと移動中、棚田の横に「誰でも寄って休んで行ってね」と書かれたスペースがあったのでここで昼食を取ることにします。
今日のお昼はけんいち特製のお弁当。おにぎりは梅とちりめんの2種類、おかずは玉子焼き、塩じゃけ、ウインナー、キュウリの浅漬け、キンキンに凍らせてきた100%オレンジジュースです。志津倉山の山頂で食べれなかったのは残念ですが、見渡せばここもなかなかのロケーションです。
温泉は西山温泉「下の湯」へ。この付近はレベルの高い温泉が目白押しですが、その中でも西山温泉は泉質、雰囲気どちらも素晴らしいし、幹線道路から奥まった場所にあるので田舎度も高いのが魅力的。西山温泉の中ではお風呂場に神社がある老沢温泉旅館も好きですが、白い湯の花が舞う、居心地の良いちょうどよい大きさの木製の湯船がある下の湯も素敵です。
400円しますが、この温泉なら100キロの距離を移動して入りに来る価値ありです。硫黄の香りのする塩化物泉。混浴なのですが、他のお客さんに会ったことはありません。昔は湯治客を受け入れていたそうですが、今は日帰り入浴のみ受け付けています。
心地よい木製の湯船に舞う湯の花。