ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


06日

海外ツーリンングフェスタ 2016年6月3~5日

145987010海外ツーリングフェスタ2016に行ってきました。今年で8年目、毎年この時期東京原宿で行われる他、福島や高松、大阪でも不定期で行われたことがあります。海外ツーリングへ行ってきた人たちの旅の報告の場でもあり、これから行きたいと思っている人の情報収集の場でもありますし、会社の休みを利用して気軽にレンタルバイクで海外ツーリングをしてみませんか?という紹介の場でもあります。2年前に開催された福島に引き続き、今回、原宿で行われた海外ツーリングフェスタにも参加して来ました。

 

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我ら、ぽこけんの展示は誰でも5日間で行ける海外ツーリングをテーマに、台湾や東南アジアのバイク旅を紹介してみました。

 

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常連の松尾さん(左)は70歳を越えていますが世界120か国をこの1500㏄のバイクで旅しているツワモノです。耳が全く聞こえない袴田さん(中央)もバイクで世界一周中、今は一時帰国されているところ。松尾さんも英語は全く話せませんが、袴田さんは言葉を話すことも聞くこともできません、それでもバイクで世界旅行はできるということです。私も常々思っているのですが、英語がいくら上手に話せてもそれほど役に立たないんです。英語が話せる人は本当に少ないです。南米ならスペイン語だし、西アフリカならフランス語、韓国なら韓国語だし、日本なら日本語。例えば、私が住んでいる福島県天栄村の商店へ外人さんが歯ブラシを買い物に来て、流暢に歯ブラシありますか?と英語で聞くより、歯を磨くジェスチャーをした方が店員さんに伝わるということです。旅に言葉入らないとは言いません。世界の共通語は英語になりつつありますので覚えていたほうが便利ですが、覚えたからと言って相手が理解してくれるかどうかは別ということです。

 

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松尾さん、相変わらず元気です。私たちとは2004年、インドのバラナシで会って以来のお付き合いです。

 

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今から12年前、インド・バラナシの路地を行く松尾さんです。

 

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海外ツーリングフェスタは写真展示だけではなく、展示者の伝えたい事をダイレクトに発表するミニ講演会もあります。小口さんはサラリーマンでありながら休みを利用して35か国をバイクで走って来ました。短い休みでも行けるのだから、ぜひ皆さんも行ってみては、というお話をされていました。小口さんのHP

 

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西岡さんも女性でありながら、世界各地をバイクで回っておられます。やはり短期間の休みを利用され海外あちらこちらとツーリングされていました。ツアー参加ではなく個人旅行だからこそ面白いという点、男性と違い、体格の問題もあり大型バイクを避けたいが欧米ではなかなか難しい点など、女性で一人旅をしたい方には参考になるお話だったと思います。

 

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松尾さんのミニ講演。手話通訳付きで行われました。私がここで解説するより一度聞いてみる方が良いと思います。一見自分勝手なおじいちゃんなようですがなぜかすごく魅力的。年上なのに可愛らしく憎めない方です。NHKラジオのラジオ深夜便や地球ラジオにも何度か出演されています。松尾さんのHP 

 

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夕方、アメリカ縦断ツーリングのときもウエブ上で見守ってくださっていた「しばけんさん」が応援に駆けつけて下さいました。神奈川県在住ながら、福島復興のボランティアにも積極的に参加されている方です。

 

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最終日は、ぽこけんのミニ講演会が14時から行われました。天栄村というのんびりした村から東京原宿に出てきて講演会をすること自体、非常に刺激的でありました。ケーナの演奏やら世界の釣り、食べ物、温泉の話をして何とか時間つぶしをしましたが、本当に伝えたいことは、やりたいことをできるときにやれるのは幸せですよね、ということかもしれません。だから、みなさん、チャンスがあれば行ってみてはいかがですかと。できるときというのは、自分や家族の状態もあるし、行きたい国の政治なんかも絡んできますよね。私のあと、照本さんと坪井さんの講演会がありましたが、高速バスに乗って福島に帰らねばならず残念ながらお聞きすることができませんでした。

1990年にロシアが崩壊して東西ドイツが統一。20年以上続いたアンゴラの内戦が終結したので、アフリカ陸路一周が可能になったと思ったら、エボラ出血熱の大流行。2000年ころ平和だったシリアがISに統治され戦場になり、大量の難民がドイツ目指して大移動。ミャンマーは軍事政権から民主化へ向かっている。南米諸国の貧富の格差は広がるばかり。テレビのチャンネルをひねれば世界のニュースはいくらでも入って来るけれど、私たちはそんなことを知りたいために旅行へ行くのではありません。やはり、現地へ行って生の人々に会って、生の風景を見、生で食べ、生で眠り、生の移動をすることだと思います。例え、それがどんなに不快で辛かろうと、生きているから味わえることで貴重な体験だと思います。

インターネットが普及する前と後では旅行が随分様変わりしてしまいました。情報や画像や動画なら家から一歩も外へ出ずとも手に入れることができます。安心を得るためのカードは確かに増えました。南米などでも日本人女性の一人旅なども増えてきました。だんだん旅行しやすくなっているのはありがたいことだと思います。

日本では自家用車で旅行する人も、海外となると電車やバスで旅行という人が多いように思います。日本での旅行を考えてみても、やはり、電車やバスを使っての旅行に比べて自家用車での旅行のほうが自由度が高いかと思います。出発時間を気にしなくて良いし、きれいな景色があったら好きなだけ停車して見入っても良い、興味の赴くまま脇道に入っていくのも楽しいものです。これを海外でもやればいいんですよね、みなさん。意外と簡単、それをかなえてくれるのがレンタルバイクだし、言葉はそれほど重要じゃないんですよと、そんなことを伝えたくて今回出展しました。それに慣れて、自分の旅のスタイルとして身に着けて、今度は世界中に飛び出して行ってほしいと思います。

私のこれからやりたい旅はアジアハイウエー1号線横断の旅です。アジアハイウエー1号線は起点が東京日本橋、終点がトルコのイスタンブール。東京→下関→プサン→ソウル→平壌→中国→ベトナム→カンボジア→タイ→ミヤンマー→バングラデシュ→インド→パキスタン→イラン→トルコというルートで進みます。この道は現在、残念ながら政治的に国境が閉鎖されているところが数多くあるルートですが、いつの日か平和が訪れ陸路で国境を越えバイクで旅行したいと思っています。自分が死ぬまでに可能かどうかわかりませんが、旅できることを夢見ています。