ぽこけん

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08日

ユバ農場 2016年2月2日~5日

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パラグアイのアスンシオンを夜八時のバスで出て、翌日の昼にブラジルのカンポグランジ着。バスの乗継で良い便が無く、バスターミナルで8時間待ち、夜の便のアンドラジーナ行きに乗り換えました。夜中の3時にアンドラジーナに着いてから、3時間バスを待って朝6時発のミランドポリス行きに乗り換え。アスンシオンから2日かかってミランドポリスまで来ましたが、ユバ農場の近くを通るアリアンサ行きのバスが11時30分まで無いということで、ミランドポリスのバスターミナルでまたまた4時間待ち。昔はもっとスムーズに行けたと思って後でユバで聞いてみると、ブラジルの田舎も誰でも車を持つようになり、日本同様バスの便数が減っているということでした。

バスを降りてブラジルの焼けつくような夏の太陽の下、赤土の道を歩いて行った先に懐かしいユバのコジンヤ(食堂兼集会場)が見えてきました。コジンヤに着いて、今日からお世話になる荒木です、と声を掛けるといきなり私を見て「知ってる!」と言われます。その人はひょうちゃんだったのですが、21年前にはかけていなかった眼鏡もしているし、私も最初名前がすぐには出てきませんでした。話をするうち、すぐにいろいろ思い出して、ひょうちゃんが6年前に日本に来たとき優子とは会えたけど、私とは残念ながら会えなかったこと、21年前に長く滞在した旅行者のことなどを話しました。ひょうちゃんはユバ農場のみんなに手打ちラーメンを食べさせるために、福島県白河市の有名ラーメン店「とら食堂」で1週間だけの短期修行をしていたことがあります。私もたまに、「とら食堂」へ行くと言うとお世話になったからとユバのおみやげを渡す役目を授かることになりました。

 

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エンミさん、ポージンさん、ミサさん、カツエさん、アサカさんなどに一通り挨拶した後は、現在、旅行者の世話をしてくれているともこさんに旅行者の宿舎へ案内してもらいました。ともこさんとしょうたろうさん夫婦はユバ農場が2度目の長期滞在で、来たばかりの旅行者にユバの事を教えてくれたり、調整役になってくれたりと、どちら側からも頼りにされている存在でした。

旅行者の宿舎は昔と変わっていませんでしたが、ベットは随分増えていました。私たちが居た頃に比べ、ユバを訪ねる旅行者が増えているためだそうで、最近は女性の旅行者が多いとのことでした。

私が到着したときの旅行者はしょうたろうさん夫妻も含めると全部で7名。栃木出身のしんやさん、ももよさん夫婦、兵庫のチャリダーのマサさん、滋賀の女性大型トラックドライバーいくえさん、それに私です。多い時は20人以上も旅行者が居たこともあると聞いてびっくりしました。世界を回る旅行者の数は減っていると聞きますが、ユバへ来る旅行者はそれに反比例して増えている、これはどういうことなんでしょうか。日本でも、農業などに興味をもって田舎へ移り住む若者が昔より随分増えていると聞きますが、そういうことと関係があるのか、ないのかわかりませんが、多くの旅行者がユバへ来ていること、ユバが快く私たちのような旅行者を受け入れ続けてくれていることを嬉しく思います。

 

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お昼にユバに着いたので、午後からゆうぞうさんに付いて一緒に働かせてもらいました。一緒に働いたメンバーは男性旅行者プラス、日本の伝統工芸である「うるし」作家のゴリさん、元高校教師でまさかつさんの弟であるのぶかつさん。皆さんきさくに話しかけてくれて1日目から打ち解けることができ、安心しました。ですが、心配していたことがひとつあります。私が以前ユバに来たときの季節は秋から冬でしたが今は真夏のブラジルです。35度以上の中で果たして自分が働けるのか。心配は的中で半日でフラフラになってしまいました。でも、作業の合間に飲む水がこんなに美味しいものだと思ったのは本当に久しぶりのことでした。

夕食後はお風呂です。このお風呂はちょうど私が居た21年前ころ完成したものです。やはり湯船に浸かると疲れが取れます。たまりません。

 

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朝は6時に角笛の合図で朝食です。甘いブラジルコーヒーが目を覚ましてくれます。パンなども出ますが、私の好みはたまごかけごはんです。

 

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まだ、夜が明けきらない7時から作業開始です。私は以前、辻さんのしいたけ作業を手伝っていましたが、現在、原木となるマンゴーの木がサンパウロ州全土でウイルスにかかってしまい、作業を続けられない状態ということです。大変残念に思います。日本のきのこ工場のように、原木ではなく菌床栽培という方法も残されているけど、コスト面がネックだということです。

できれば昔のように辻さんのお手伝いができれば、嬉しかったのですが、しいたけの仕事そのものが無いという事で、皆さんと一緒にオクラ畑へ草取りに出かけることになりました。トラクターでそれぞれの仕事場へ行きます。トラクターも昔はずいぶんポンコツ多かったのですが、新しいトラクターも何台かありました。トラクターは私も原木を運ぶ際など運転をよくさせてもらっていたものでした。

 

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みんなでオクラ畑の草取りです。茎の根元の雑草を取らなければならないのですが、茎に雑草かきの道具を近づけ過ぎて作物を傷つけてもいけないし、雑草が残っててもいけないしで、素人にはなかなか難しい仕事でした。ゴリさんがかわいがっているワンコウたちも一緒に作業に来てくれるので気分も和みます。午前中はまだ気温も低いのですがすがしい空気のなか仕事ができました。

 

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みんなでスイカの収穫もしました。休憩時間にゆうぞうさんが切ってみんなに分けてくれました。中には甘さが十分でないのもありましたが、野良仕事で乾いた体にグングン水分が吸収されていく感じ。なんともいえない美味しさでした。

 

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お昼ごはんも角笛の合図でコジンヤで食べます。昔は12時がお昼時間でしたが、今は11時がお昼。たくさんのおかずが並ぶ、ビュッフェスタイルです。

 

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コジンヤでのブッフェスタイルの昼食風景。

 

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野菜たっぷりの健康食、体力使っているはずなのにユバで太る旅行者が多いのは美味しすぎるからです。

 

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私が納豆が食べたいとリクエストすると出してくれました。

 

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別のとあるひの食事。納豆がたまらんです!マンゴージュースも美味しかったなー。

午後の仕事開始は1時なのでそれまで自由です。アルゼンチンの4時間は長すぎるけど、日本も2時間くらい昼休みがあると良いかなと思いました。

 

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午後の仕事はスプリンクラーに使う水道管の回収作業。暑くて倒れそうでした。重いものを持ったので腰もちょっと痛めたみたい。慣れるまでは無理して働かない方がいいみたいです。

 

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これで仕事終わり、と思ったら月曜日と水曜日は近郊のスーパーマーケットへ野菜を下ろすためのパック詰めと出荷準備の作業があるそうです。21年前中学生くらいだったイサが中心になって行っていました。これはユバにとって現金収入が得られる大事な仕事です。

 

 

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パック詰めは何とか手伝うことができましたが、出荷準備は腰も痛く、体力も残っていないほど疲労してしまったので欠席させてもらいました。みなさん、ごめんなさい。

 

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21年前は100人近く居たユバも今は60人くらいに減っていました。昔に比べると若者や子供が減って高齢化しているのも事実です。それでも、外部から来た人も多く、かっちゃんやイサも日本人の女性と結婚してユバに住んでいます。同じくこっぴんさんも近々日本から来た女性と結婚するそうです。また、ユバが気に入って夫婦そろって移住をした人もいました。昔のユバ、今のユバ、将来のユバについて夜ピンガを飲みながらつねさんに話を聞かせてもらいました。やっこやたかやまさん、マリアンとも懐かしく話ができて嬉しかったです。

 

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ユバがこれからどうなるのか、それは誰にもわかりませんんが、いつまでも皆さん元気で居てほしいと思います。昔も今も旅行者を快く受け入れてくれるユバ農場に感謝しています。ありがとうございました。また、必ず戻って来ます。今度は優子と一緒に夫婦二人でユバへ来たいと思います。

 

ユバ農場のホームページ

ユバ農場の動画

 

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