2015年11月22日
朝10時開店と同時にバイク屋へ行って見ましたが、残念ながら私のバイクに合うチェーンは置いてありませんでした。店員さんが親切に近所のバイク屋さんを一緒に見て歩いてくれましたが見つからなかったので注文することにしました、明日の午後3時に手に入るとこの時は言われたのですが。。。
次にキャンプ用コンロのMSRを探します。さすがチリ。プエルトモンはいまひとつ町が大きくないからダメかなと思っていましたが、ちゃんとこんな立派なアウトドアショップがあってMSRも買うことができました。カナダで買った時の1,5倍くらいしましたが、この際値段は良しとします。これで、パタゴニアの自炊は安心です。
と、今日はジャンキウエ湖まで移動して野宿。
新しく買ったMSRで調理しようとすると信じられないことが起こりました。何と、新品だというのに、ポンプ内部にガソリンが逆流してしまいポンピングできません。しばらく頭が真っ白になってしまいましたが、逆流口のゴムボール部品とポンピングのゴムを自分がもともといざという時のためにカナダから持っていた新品に交換すると復活しました。これは、どういうことでしょうか。新品なのに消耗部品がヘタっているというのは、誰かが購入した後、部品だけ古いものに交換して返品したものを私が買ったということでしょうか、ゴムがヘタっているかどうかなんて、肉眼ではわかりませんからね。チリ、先進国だな~と安心していたけど、やっぱり南米マジック健在なのでしょうか。まあ、自分は部品をたまたま持っていたから良かったですけどね、もの一つ買うにしても、安心できませんね。
今日の走行距離75キロ、合計63442キロ。
2015年11月24日
野宿続きでシャワーを浴びていなかったので、今日はまず、シャワーを浴びたいと思います。チリのすごいところは、ガソリンスタンドにも、シャワーが付いていること。どこにでもあるわけではありませんが、5号線などのハイウエー沿いのスタンドには時々あります。
料金は500ペソ(100円)と安い上、制限時間があるわけではなく熱々のシャワーが浴びれます。これでさっぱり、再び野宿旅ができます。
時間があまったのプエルトモンから15キロのところにあるジャンキウエ湖へ行って釣りをしてみることにしました。
こんな広い湖に向かってルアーを投げたってかからないだろうと思っていたら、そこは、さすがのパタゴニア地方。40センチ越えのマスが2匹かかりました。魚影が濃い証拠ですね。
高台から見たプエルトモンの町。
町のシンボルのような存在の像。ユニークです。
プエルトモンのすぐ近くのアンヘルモという漁港へ行って見ました。
名物のクラントを食べます。貝、ソーセージ、ハム、鶏肉、ジャガイモなど五目煮込みのような料理。とにかく量が多いのにびっくりしました。もちろん、味も最高。飲み物込で5000ペソ(850円)でした。
アンヘルモの漁港にはアザラシが泳いでいました。
予想はしていましたが、バイク屋へ行くと、3時に来るはずのチェーンは7時になるとのこと。まあ、南米ですからね。今日も、プエルトモン近郊で野宿、テントを立てて中へ入ったとたんに激しい雨が降ってきました。今回の雨はなかなかしぶとく、翌朝まで降り続きました。
今日の走行距離114キロ、合計63556キロ。
2015年11月25日
あてにならないバイクのチェーンは置いておいて、まずはチロエ島へ観光へいってみることにしました。チェーンもその後のほうが確実でしょう。チロエ島へはフェリーで向かいます。バイクは片道7400ペソ(1300円)。ちょっと高いですが、満杯にならずともどんどん待たずに出港してくれるのが嬉しいです。アジアではこうは行きません。
まずは、一番大きな町、アンクーへ行って見ました。このように、チロエ島の家は木造のものがほとんどで、壁は魚の鱗のようなのが特徴です。そして、色がカラフル。天気が良ければ相当綺麗な島なのだろうけれど、どんよりしているのが残念です。
アンクーを出てカストロという町へ向かいます。このような、高床式の家もありました。雨は本降りになり、どうもテンションはさがりっぱなしです。
カストロにある木造教会。サンフランシスコ教会というそうです。この教会を含め、チロエ島の14の木造教会が世界遺産に登録されています。
カストロからも近いダルカウエの教会も見に行きました。この後も、教会巡りをする予定でしたが、雨が酷い上、道もダートになったのであきらめました。
とにかく、雨のしのげるところで野宿したいとおもっていると、願ってもいない好野宿地発見。このあと、翌朝まで降り続けましたが、衣類やテントを乾かし快適に過ごすことができました。もう、住んでも良いくらい快適でした。
今日の走行距離303キロ、合計63859キロ。