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29日

ラパスぶらぶら歩き 2015年9月22日~28日

懐かしのラパスも今日で1週間滞在しました。明日はオルーロ方面へ向けて旅行を再開したいと思います。1週間分のラパス滞在をまとめてみます。

 

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ラパスは標高3650M。世界最高所にある首都です。写真はラパスの北側に立ち、南方向にカメラを向けて撮影したものです。後ろにそびえるのが6439M、ラパスのシンボル、イリマニ山です。ラパスはすり鉢状になっていて町の中心部はすり鉢の底にあたります。すり鉢の底もビルの立ち並ぶセントロ付近で3650Mですが、南へ行くほど標高が低くなり3400M付近のカラコト地区は高級住宅地で主に白人が居住しています。お金がある人は少しでも空気の濃いところに住みたいという発想なのかもしれません。

逆に、すり鉢の上の方は貧しい人たちの居住区となっています。ラパスは地方から移り住む人によって人口がどんどん増えていて、21年前に訪れたときにはもう、すり鉢の中には土地が無くなり、標高4000Mのアルティプラのと言う高原にまで人家があふれだしていました。でもまだまだ、バラックが点在している程度だったのですが、今回来てびっくりしました。空地がたくさんあったはずのすり鉢の外側には家やビルが立ち並びエル・アルトトいう大きな町ができ、車は慢性的に渋滞しているような状態でした。

 

ラパスの風景いろいろ

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ラパスの中心部で一番賑やかなのがここ、サンフランシスコ教会付近です。今回はこの教会のすぐ裏にバイクを置かせてもらえる宿を見つけることができました。町歩きがとても楽です。

 

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こちらは、政府の重要な建物が並ぶもう一つのラパスの中心地、ムリーリョ広場付近。この建物は国会議事堂です。ムリーリョはスペイン人でしたが、ボリビア独立のために反スペイン政府グループの指揮をとり、インディヘナの保護活動をしていために絞首刑となっています。独立後は殉職者としてボリビアの英雄として崇められています。

 

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昔ながらのコロニアルなたたずまいが残るハエン通り。

 

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庶民の活気あふれるメルカド・ネグロ周辺。

 

 

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メルカド・ネグロは非常に大きく、ありとあらゆるものが売られていて、歩いていて飽きることがありません。時間が余っているときの散歩に最適です。

 

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ラパスの南部にある月の谷と言う景勝地。裂けるチーズを縦にして並べたような風景が広がっています。面白いのはこの中に遊歩道があって歩くことができること。ところどころ、落ちたら自分一人で這い上がるのは無理と思われる深い穴が開いています。道を作るの大変だったろうなと思いながら見学しました。入場料15ボリビアーノ(260円)。

 

ラパスの音楽などいろいろ

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ラパスのサガルナガ通り周辺には10軒以上のフォルクローレ楽器屋さんがありました。竹製のケーナを1本買おうと店を見て歩きましたが、結局は老舗のAcha製のケーナに決めました。もう少し細目の管が希望でしたが、この太さでも3オクターブのソやラが私の技量でも楽に鳴ってくれるのでこれに決めました。やっぱり歌口の微妙なカーブと角度が優れているんでしょうかね。料金は1本300ボリビアーノ(5000円)。上のケーナは旅行中持ち歩いている福島のコスキン・エン・ハポンで買った黒檀のケーナ。

 

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ラパスのハエン通りにある楽器博物館です。とにかくたくさんのフォルクローレ楽器が展示されていて、フォルクローレ好きにはたまらない博物館です。入場料5ボリビアーノ(80円)。博物館にはテアトロ・デル・チャランゴという音楽ホールも併設されていて時々コンサートもやるらしいです。そして、なんと、9月26日、今週の土曜日、フォルクローレの神様と言われるエルネスト・カブールの演奏会があるらしく、早速チケットを購入。チケットは20ボリビアーノ(340円)。

 

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そして、待ちに待った土曜日、本物のエルネスト・カブール氏の演奏を聞くことができました。握手までしてもらって大感動でした。

 

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コンサートの様子。楽器博物館の2階にある小さなホール。5メートルも離れていないところでフォルクローレの世界第一人者の演奏を聞くことができ、夢のようなひとときでした。

 

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コンサートホールに飾ってあった、日本公演の古いポスター。

 

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ラパスのサンフランシスコ教会の後ろの宿に泊まっています。東京でいえば上野駅前に泊まっているようなものです。都会はごみごみしていて好きではないのですが、手軽にコンサート等の文化に触れることができるのが良いところだと思います。27日の日曜日はスペイン舞踊をラパス市営劇場へ見に行きました。スペイン舞踊とあってか、ラパス在住の白人がいっぱいお客で来ていました。

 

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スペインの伝統舞踊やタンゴ、フラメンコなど約2時間のショーでした。ボリビアというとインディヘナとフォルクローレのイメージが強いですが、スペイン系住民もたくさん住んでいるわけで、こういうのがやはりウケるのでしょうね。南米を旅行しているとついつい、インディヘナを懲らしめるにっくきスペイン人ということになってしまいますが、実は私はヨーロッパの中ではスペインが一番と言っていいほど好きなのです。特にスペイン南部ののんびりした風景と人々が好きです。バルでワインを飲んだり、フラメンコも見に行ったこともあります。踊りを見ながらスペイン旅行の事を懐かしく思い出していました。

 

ラパスで食べた物

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ボリビアの朝食と言えばサルティーニャです。肉や野菜などの具を小麦の皮に包んでオーブンで焼いたものです。何軒かで食べ比べてみましたが、サガルナガ通りの1本南のタリハ通りとリナーレス通りの角の店のサルティーニャが一番おいしかったです。午前中行くとオーブンで焼きあがったばかりの熱々のが買えます。一口かじると中から具の汁がたっぷり出てくるので、それをすすりながら食べます。カルネ味とポヨ味は1個3ボリビアーノ(50円)、ミックス味は4ボリビアーノ(70円)。

 

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プラサ・デル・エストゥディアンテ近く、日本人会館の中にある「けんちゃん」の醤油ラーメン40ボリビアーノ(680円)。スープはサッパリ系で好みの味だけど、麺が赤いきつねの麺を細くしたような味で物足りない感じ、残念。リマNARUTOで食べたラーメンがレベルが高かったのでどうしても比べてしまいます。

 

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「けんちゃん」のカツ丼、54ボリビアーノ(920円)。これは美味しかったです。3回通った「けんちゃん」の中では1番の味でした。とは言っても日本から来たばっかりの人が食べても感動は無いと思います。けんちゃんのレベルはスキー場の食堂とか、高速道路サービスエリアの軽食コーナーくらいなもので、特別美味いというわけではありません。やはり、日本食から随分離れているからこその感動があるのです。

 

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ラパスの繁華街7月16日通り、映画館やバーガーキングのあるあたりにあるニューヨークスタイルピザ屋「エリーズ」。この店は昔からあって良く通いました。店内の様子も味も昔のままでした。ピザの種類は10ほどあります。飲み物とのセットで22,5ボリビアーノ(380円)。ピザ一切れが大きいので1枚でお腹いっぱいになります。このピザもけんちゃん同様、特別美味しいというよりは、アメリカの普通程度のピザの味なんですが、ボリビアで食べるとめちゃめちゃ美味しく感じてしまうんです。

 

 

 

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世界一標高の高いチャカルタヤ・スキー場 2015年9月27日

ボリボアの首都ラパス近郊に世界一標高の高いチャカルタヤスキー場があります。その標高は5300メートルでギネスブックにも紹介されているそうです。1939年にオープンして以来、万年雪で1年中滑走できるスキー場でした。スキー大好きの私はかねてから1度滑ってみたいと思っていたのですが、地球温暖化によって万年雪が解け、降雪量も少なくなり2009年から閉鎖されてしまいました。とても残念です。ですので、正確には世界一標高の高かったスキー場跡地ということになります。ここ数日、天気予報とにらめっこして、行く日を検討していました。今日は快晴なので、バイクで行って見たいと思います。

 

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ラパスを出発し、エル・アルトを経由してチャカルタヤスキー場へ続く未舗装路へ進みます。行く先に見えるのがスキー場跡です。

 

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閉鎖された後でも観光地となっていて、続々と車やバスが登っていきます。道路脇に雪が見えてきました。前の2台の車はボリビア人の裕福そうな若者グループ。人口の大半が3000メートル以上の高地に暮らすボリビア人にとっても雪は珍しいようで、子供のようにはしゃいでいます。

 

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道をどんどん登って行くとチャカルタヤスキー場に到着。5300Mの表示があります。

 

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ロッジの向こうに見えるのがゲレンデです。万年雪があり2009年まで約70年間も通年営業していた面影はもはやありませんでした。

 

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駐車場横にはこんな危なげな建物も。スキー場営業時は、売店か食堂だったのでしょうか。

 

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ロッジの中へ入って見ます。暖炉の横にクラシックなスキー板がディスプレーされていました。

 

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昔のポスターが飾ってありました。

 

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ラパスのスキー愛好家たちでしょうか。どんな気持ちでスキー場閉鎖を受け止めたのか。

 

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いい感んじのヘタウマ画もありました。

 

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ロッジの横からゲレンデを眺めてみます。昔はボリビアのスキーオリンピック選手もここで練習したそうですが、こんなに雪が少なくてはとても滑れません。今までボリビアでスキーに親しんできた人たちのことを思うと残念でなりません。地球温暖化は他人事ではなく、私の家の近くでスキーができなくなることが将来あるかと思うと本当に辛い思いです。

 

 

 

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