ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


08月

チャビン温泉 2015年8月3日

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世界遺産チャビン・デ・ワンタル遺跡へ行く途中、温泉を見つけました。チャビン村のちょい手前にあるチャビン温泉です。標高は3200メートル地点にあります。

 

チャビン温泉の場所。

 

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チャビン温泉の門をくぐると川辺へ降りるための階段がありました。

 

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降りていくと川の淵に黄色い建物が。ここがチャビン温泉の湯小屋のようです。黄色でド派手な色彩感覚は日本と大分違いますが、川の感じといい、ひなびた風情といい、会津地方のどこかの共同湯っぽい雰囲気があります。

 

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入浴料金4ソル(160円)を払って中に入ると、5つ温泉個室があり、横の待合室にはベンチがあり、入浴の順番を待つ人や湯から上がって涼んでいる人たちがいました。硫黄臭がプンプン匂って温泉場の雰囲気もあり、ここがペルーなのを忘れてしまいそうです。

 

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「セニョール!」と呼ばれました。スタッフが1回1回掃除をきちんとしてくれ、次の入浴者を呼ぶシステムのようで、私の順番が来たようです。POZA2(2号入浴室)へ案内され、中へ入って行きます。

 

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自分で蛇口をひねり湯を出しますと、勢いよく硫黄の香りと共に温泉が湯船に注がれて行きます。透明のように見えますが、極細かい湯の花もあり薄く白が混じったような色の湯です。

 

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湯加減もちょうどよく、硫黄の香りに包まれながら至福の時間を過ごすことができました。昨日はアンデス山脈の反対側で含鉄泉に入ったばかり。そして、今日は硫黄泉。ペルーの温泉はレベルが高いなと思います。

 

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湯上りに涼みがてら、温泉の横を流れる川で釣りをしてみました。

 

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すると、美しい斑点模様のニジマスの子供が釣れました。大きくなるんだよと川へ返しましたが、どうも外国っぽくないんですね、雰囲気全体が。日本へ帰ってきたような気持になれるチャビン温泉でした。
 

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世界遺産チャビン・デ・ワンタル遺跡へ 2015年8月3日

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バイクの整備などのため5泊したワラスを出発。世界遺産にも登録されているチャビン遺跡のあるチャビン村へ向かいます。ワラスを出てしばらくは標高3500メートル前後の草原地帯を走ります。森林限界を超えており、なだらかな起伏が連続するためとても眺めも良く爽快なツーリングルートでした。

 

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標高3980メートルのケロコチャ湖に到着。水が澄んでいてとても美しい湖でした。

 

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どうも、お久しぶりです、開口けんいちです。20センチほどのニジマスが釣れました。コロンビアで釣れて以降、エクアドルでは空振り続きだったので、このペルー初ヒットは嬉しかったです。釣れないことが続くとマスなど居ないのじゃないか、竿を振っている自分が空しくなるものですが、1匹釣れると、ペルーのアンデスにもやっぱり居たか!と俄然やる気が出てきます。

 

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その後も、20センチ前後のニジマスが釣れて合計3匹の釣果でした。今日はキャンプではなく、チャビン村の宿に宿泊予定なので、魚は全てリリースしました。もっと大きくなれよ~、アディオス!

 

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更に標高は上がり、4500メートル付近でトンネルを越えます。快適なアスファルト道路はここまで。トンネルの先はダートでした。

 

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トンネルを越えた先の村です。山の斜面にへばりつくように村があり、周囲に畑が広がっていました。

 

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チャビン村に到着。1泊20ソル(800円)のオスタルに宿泊することにします。バイクは1階部分に入れてもらえることになりました。wifiは無しです。

 

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早速、世界遺産のチャビン・デ・ワンタル遺跡へ行って見ました。紀元前1000年、今から3000年以上前に作られた宗教都市です。石造りの建物は迷路のように入り組み、途中途中に部屋があり、地下室には最大の見どころ、4,5メートルもの高さがあるランソンと呼ばれる長い牙と蛇の髪を持つ主神体がありました。暗くて写真映えしないので、遺跡内にあったこちらの石塔の写真をアップしておきます。

 

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遺跡の外壁にはこのような頭の石彫がありました。遺跡の広場では気持ちよくケーナを吹くことができました。その後、西洋人のスピリチュアルグループのような人たちが何やら呪文のようなものを唱えていたら警備員に注意されていました。ケーナは良くても怪しい呪文は禁止のようです。

 

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遺跡巡りでのどが渇いたのでコーラタイム。ペルーといえばインカコーラです。味は、正直そんなに美味しくもなく甘い炭酸水で、色もどぎついのであまり好きではないのですが、ペルーを離れるとなかなかお目にかかれないので、この辺で飲んでおこうか、といったところです。

 

ワラス3

チャビン・デ・ワンタルまでのルート。

 
今日の走行128距離キロ、合計49131キロ。

 

 

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ワラスでの日々 2015年7月30日~8月2日

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大絶景のツーリングではありましたが、バイクに何点か不安材料を残しながらこの辺りで一番大きな町ワラスまで来ました。ワラスは前回21年前に南米旅行をしたときにも来ています。
私の中ではのんびりした町という印象が強く、ケーナを吹いて楽隊が町を練り歩くお祭りに遭遇したり、周辺の雪をかぶった美しい山々、温泉に入ったことなど断片的には覚えているのですが、実際今回ワラスの町へ行って見ると、私の頭の中のイメージと全く違っていることに驚きました。
町は予想以上に大きく、とは言っても人口8万人らしいのですが、私の中の印象とは違って車も人もいっぱいでクラクションが鳴り響きうるさいです。
えぇ、こんなはずじゃあ!という感じ。20年で町も変わったのかも知れませんが、私の中でワラスが実際以上に美化されて記憶されていたようです。

 

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以前泊まった宿は残っているかなと探してみますが全くわかりません。山小屋風だったイメージがあるのですが、ビルばかりでそんな宿はありそうもありません。でも全く何もかも記憶の外かというと、バイクで町を巡り宿探ししているうちに、アルマス広場や繁華街のアーケードなどはちょっとだけ思い出して来たりと、少し感傷にひたっていたのですが、そうのんきに構えても居られないことになってきました。バイクを停められる安宿がなかなか見つかりません。駐車場付のホテルはあっても60ソル(2400円)と今までのペルーではかなり高価になってしまいます。探し回っているうちに何となくわかってきたのは、wifiも付いてないしホットシャワーも無しというような古い宿ほどスペースに余裕をもって作られていてバイクを停めることができるけれど、最近建設された新しい宿ほど無駄なく設計されていてバイクを置けるスペースなど無いということ。60ソル以上の宿だと、駐車場も併設されていたりすること。
要は、お金を払うか、wifiとホットシャワーをあきらめるかという選択が見えてきました。バイクの件もありワラスには長く滞在することになるかもしれないので私は安い方、つまり、wifiとホットシャワー無しの線で攻めることにし、中庭のあるオスペダヘ・クスコという1泊15ソル(600円)の宿に泊まることにしました。シングル600円という値段は今回のアメリカ大陸最安の値段です。アジアも最近1000円くらいするところが多いので、これは穴場的なところを見つけたとケチな私は大喜びで滞在を決めました。

 

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ワラスでやらなければならないことは、観光よりまず、バイクの不安材料を解決することです。人に聞きながらヤマハの店を訪ねました。問題は三つあります。
①フロントフォーク(前輪のクッション)からのオイル漏れ。
②リアサスペンション(後輪のクッション)からの異音。
③チェーン・前後スプロケット交換。
初日は独立記念日でオーナーは居たけれどメカニックが休みで、翌日来るように言われました。

 

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で、翌日行って見ると、①のフロントフォークのオイル漏れを直すためのオイルシールという部品は、リマにあり3日くらいで取り寄せることができるという事です。やったー!
②のリアサスペンションからの異音ですが、分解してグリースを塗りたくれば直るという私の予想は大きく外れました。

 

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グリース切れが長く続き、すでに部品の一部が破損していて一式交換する必要があるそうです。

前も後ろもバイクのクッション部が故障してしまいましたが、私はこの原因の一つは中南米のどこにでもある車両のスピード制御を促すためにある道路の盛り上げだと思っています。徐行などと標識があっても中南米では誰も徐行しないだろうということで、道路を故意に盛り上げて徐行せざるを得ないようにしています。メキシコではこれをトぺと呼んでいました。国によって少しづつ呼び方が違うようですが、どこの国にも必ずあります。
これを一日に数十回、時には数百回越えながら中南米をツーリングしてきたことで、サスペンションが異常に痛んでしまったんじゃないかなと思うんです。もちろん、小さいバイクに重い荷物を載せて走っているので負担が大きいのも原因だし、リアはグリスアップをマメにしていれば防げたはずだし、フロントのオイル漏れは走行5万キロだと仕方がないとも言えますが。

この部品はペルーには現在無く、日本から取り寄せに60日の目安とのこと。こういう時ですね、ああ、このバイクを選んで良かった、日本人で良かったと思うのは。
このバイクはカナダで買いましたが日本製です。ペルー・ヤマハを通じて注文すれば60日かかるものも、日本から直接取り寄せれば1週間から10日もあれば届くでしょう。
まずは、荷物をどこで受け取るかが問題です。日本大使館も今はなかなかOKをだしてくれないと聞きます。首都リマの日本人宿、ペンション江田インさんにメールでお伺いしたところ、快い返事をすぐいただけました。とても感謝しています。
次に日本でのパーツの手配と発送です。妻に頼もうと思ったけれど、丁度ツーリングマップルの取材で関西へ行っていて思うように動けそうもありません。
そこで、元バイク屋で今は那須でペンションを経営しているひみつ基地にお願いしました。
私も、ペンションで配膳とか、掃除とか手伝ったこともあり、お互い温泉好きで阿部さんが嫌いなど趣味も合い、家族ぐるみでお付き合いさせていただいています。パーツの他、わがまま言ってユニクロの綿のトランクス、カレールー、チューブわさびなども小包に入れてくれるよう頼んじゃいました。ありがたいことです。いや~、届くの楽しみ。

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③のチェーン・前後スプロケット交換ですが、前後のスプロケットはカナダからこの日のため(走行5万キロくらいで交換しようと思っていた)に持っていましたが、良いチェーンが見つかるかどうかがちょっと心配でした。
中国製の40ソル(1600円)のもあるけど、ヤマハ純正Oリングチェーンも176ソル(7000円)であるよと言われ迷わずヤマハのチェーンをご購入。

 

 

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結局、ワラス到着3日後には①と③は解決。チェーンとオイルシールの部品代プラス、スプロケット交換とフロントフォーク修理の工賃込みで446ソル(17800円)でした。②は10日後くらいにリマで日本から送られてくるパーツ待ちとなり、トントン拍子で解決していきそうです。自分一人で旅行している気になってしまいがちだけど、旅行に快く行かせてくれる家族が居て、トラブルになったとき助けてくれる友人が居て自分の旅行が成り立っているんだなぁと改めて思いました。

 

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私の滞在している宿がワラスの下町に位置しているらしく、宿も15ソル(600円)なら食事も3ソル(120円)くらいからと安くてびっくりしています。これはいつも行っていた店のニジマスのフライ定食で3,5ソル。市場にもびっくりするくらい大きなニジマスが出ていたりします。何度か釣りに挑戦しましたがペルーではまだボウズ。
居ることは分っているんですが、なかなかヒットに結びつかずニジマス定食を食べる度に今度こそはと闘志を燃やしています。

 

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ワラスにもカラスなどの小さい町同様、民族衣装の人が沢山います。売り手も買い手も民族衣装を着ています。

 

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ところが、写真が撮りにくい、なぜか。建物が3階建て4階建てと高いのでせっかくの衣装に光が当たりにくく、影が多いんです。バイク修理のためにワラスに居るけれど、やっぱりワラス周辺の
小さな町や村に滞在して、雪山をバックに見ながら青空市を散策した方が楽しいし、写真も絵になりますね。

 

 

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バイクの修理が完了したので試運転で一日ツーリング。ダートの道で犬と一緒に豚を放牧?している民族衣装の女性たちと会いました。夕方はこの前も行った鉄分たっぷりのモンテレー温泉に浸かって宿に戻りました。フロントホークの方はオイル漏れもなく、何となく動きが良くなったような気がします。チェーン・スプロケも新品なので気持ちが良く走れました。さて、明日はワラスを出てチャビン・デ・ワンタル遺跡方面へ向かおうと思います。

 

 

 

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モンテレー温泉 2015年7月31日

ペルーの首都リマから400キロほど北にあるアンデス山麓の町ワラスの近郊に、温泉があるので行って見ることにします。

 

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ワラスから北上すること7キロ、モンテレー温泉の看板に従い進んで行くと、駐車場がありその先に入浴チケットを買うためのカウンターがありました。入浴料は個室でもプールでも同料金の4ソル(160円)。実はこの温泉、初めての入浴ではなく21年前に入っているはずなのですが全く記憶に残っていません、初めて来たような印象を受けました。

モンテレー温泉の場所。

 

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チケットを買って中へ入って行くと、個室風呂が並ぶ湯小屋が見えてきました。

 

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個室風呂に入浴する予定ですが、その奥にあるというプールも見学させてもらうことにしました。プールの前に様々な禁止事項が写真で表示されていました。アジアの寺院でも似たような禁止看板が掲げられているのを見たことがあります。バリ島の露天風呂でもかなりきわどいことになっていた西洋人カップルがいて、現地の人のひんしゅくをかっていましたが、ペルー・アンデスではスペインの影響を受けながらもアジア式?のルールを採用しているのが興味深いなぁと思いました。やっぱり、インディヘナの人たちはこういうの嫌がるんでしょうね。

 

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こちらがプールです。鉄分の多い、日本では赤湯、黄金の湯などと呼ばれる含鉄泉でした。かなり濃そうな雰囲気です。

 

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すぐとなりに源泉が湧いている箇所がありました。ブクブクと底から湧き上がっており、温度はかなり高そうです。

 

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プールも開放的な雰囲気を味わうのには良いですが、温泉好きの日本人としてはやっぱり、熱い湯にまっぱで入りたいという願望がありますよね。個室なら湯も新鮮で清潔だし、その願いが叶います。個室は1~2人用と3~4人用合わせて19室ありました。外国だからプールばかりが人気と思いきや、意外と個室も人気の様で平日というのに並んで待たなければなりませんでした。

 

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しばらく並んで係りの人に案内され個室へ。蛇口をひねると勢いよく湯が出てきました。最初は熱いかなと思いましたが、水でうめずに湯をためていくと入れない熱さではありません。個室の場合、湯の温度も自分の好みにできるのも良いですね。

 

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これだけ鉄分の多い湯は海外では初めて出会いました。

 

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福島の赤湯温泉好山荘や古町温泉赤岩荘を懐かしく思い出しながらゆっくりと浸かり、旅行の疲れも取れました。

 

 

 

 

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