チャカス村を出発して、今日も別のルートを通ってアンデス越えをします。
気になることがひとつ。ちょっと前からフロントフォークのオイルが漏れだしていたんですが、昨日ダートを170キロ走るとオイルがタイヤに垂れ、それが跳ね上がり、ズボンがオイルで汚れるほどになってしまいました。これは、かなり重症です。ワラスという町か、少なくとも首都のリマで修理しなければ旅行を続けることができないと思います。アスファルトだけの走行ならオイルの漏れも緩やかなんですが、これからもダートを走らないわけにはいきませんから。ちょっと悩みの種です。
昨日のルートはずっとダートだったのに、今日はチャカス村からずっとアスファルト。私はオフロードバイクに乗る身ながら、ダートとアスファルトどっちが好き?と聞かれればやはりアスファルトが好きです。何といっても楽ですからね。このあとカルウァスに抜けるまでずっとアスファルトが続きました。
目の前の高さに氷河が見えてきました。今日もグングン標高を上げていきます。
今日も面倒がらずに、景色の良いところではしっかり三脚立てて自分撮り。一人旅だと、こういう写真がどうしても少なくなりますね。
4600メートル地点にトンネルがあって、抜けたところです。眼下いはこれから下るつづら折りのカーブが見えます。
天気も良いし、時間もまだ余裕があるので ここでケーナを吹いてみることにしました。さすがに標高が高く息切れ気味でしたが、こんな景色の中で吹けて満足しました。
随分と下って来て、ペルーの最高峰ワスカラン山(6768M)を振り返ったところです。
カルウァスの町で流行っている食堂に入り昼食です。パチャマカスという変わった名前の定食を頼んでみました。あまり聞いたことが無いので、一般的な料理ではなく、もしかしたらこの店のオリジナルなのかもしれません。パチャママは現地のケチュア語で確か大地の神という意味なので、大地の恵み定食みたいな意味かなぁと思いました。鶏肉、豆、ジャガイモ、サツマイモ(日本のものとは大分違います)のシチューのような感じ。これにスープとジュースが付いて6ソル(240円)でした。
バイクのフロントフォークの件もあるので、この辺りで一番大きな町ワラスへ行って、人に聞きながらヤマハの店を訪ねました。店長は居ましたが、今日は水曜日だけどペルーの祝日で本当は休みなのだとか。明日パーツがあるかどうか首都のリマ店に聞くことはできるから明日来るように言われました。もしリマになければ、日本から取り寄せなくてはなりません。どうなるかは、明日わかります。