ケツァルテナンゴでスペイン語学校へ通い始めて2週間が経ちました。スペイン語をもっと習いたい気持ちもありますが、雨季も迫っているというか、今年は来るのが早いみたいで、もう雨季に突入しかかっているのであまり長居もできません。スペイン語の勉強はここでひとまず終了します。今まで間違って覚えていたことを修正もできたし、これから先、旅行中にスペイン語でわからないことがあっても、立ち帰るべき基礎が身に着いたという気がしています。後は、旅行しながら自習あるのみです。
あと数日後にケツァルテナンゴを出発する予定でいますが、いくつか行きたかったけど勉強が忙しく行けなかったところがあります。出発までの数日間はそれらの場所へ行くことにします。今日向かったのはまず、標高2800メートルにあるチカバル火山湖。バイクで駐車場まで行き、片道1時間ほどのハイキング、霧が出ていて湖の全貌は残念ながら見られませんでした。
湖ハイキングの帰りに寄ったのは、サンマルティン・サカテペケスという村の日曜市。男性の民族衣装の素晴らしい村でした。マム族系はキチェ系より男性の衣装が派手なような気がします。
これも同じくサンマルティン・サカテペケスの男性。惚れ惚れするほどオシャレです。
まるでミニチュアのカラフルな家々が建ち並んだような一角があります。グアテマラに入ってよく目にする景色ですが、これらは墓地です。
次に、チキリチャパ村の日曜市へ行ってみます。女の子から写真撮ってと言われてパシャリ。大人はどんなに頑張ってもこんな笑顔はできませんよね。子供って凄いなぁと思います。
チキリチャパも小さな村ですが、幹線道路に近いせいか男性の民族衣装姿は見られませんでした。女性はこのような派手な色使いの衣装を着ていました。ケツァルテナンゴの良いところは、このような民族色豊かな村が周辺にいくつもあることです。地元の人たちの生活が垣間見れて興味深いです。来にくいからでしょうか、観光客がぜんぜん居ないのも良いですね。
次に向かったのは、サンファン・オストゥンカルコの日曜市。ここは幹線道路にある比較的大きな町。日曜市も活気がありましたが、民族衣装を着ている人は都会である分少ないのが私としては残念でした。写真は買い物客を待っている通称チキンバスです。アメリカのスクールバスの払下げバスをグアテマラ風に派手にペイントしたものですが、人間どころか鶏も動物もいっぱいに乗せるためそう呼ばれるとか、鶏小屋のように人がすしづめに乗せられるからそう呼ばれるとか色々な説があるようです。いづれにしても、元々は、アメリカ人がグアテマラをバスで旅行して、その不快さから命名されたものだと思われます。
カテドラルを中心として日曜市が広がっていました。
日曜市の会場で昼食を食べようと思っていたのですが、これといったお店や屋台が見つからず、結局はケツァルテナンゴの町へ戻ってきて、お気に入りの食堂ウエウエテカで食べることにしました。この店はたかさんおススメの店で、何を食べても外れがないし、ボリュームもたっぷりで値段もリーズナブル。いつ行っても相席しなければいけないほど混んでいますが、毎回食事内容には満足しています。今日食べたのは、ポヨ・デ・ペピアン。これで15ケツァル(230円)で飲み物込みです。
午後は3時からスペイン語学校の課外授業で電話のかけ方などを習いました。充実した一日でした。明日はちょっと郊外の温泉まで行ってみたいと思います。最近、雨期に入ってしまったのか、午後3時くらいから決まって雨が降り出します。