ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


05月

バイクともども南米大陸へ上陸! 2015年5月29日~30日

2015年5月29日

パナマシティーでは思いのほか事がスムーズに進みました。わずか2泊の間に、バイクを南米コロンビアへ空輸する話がまとまり、自分のエアチケットも座席を確保し、壊れていた釣り道具のリールも良いものが見つかり購入することができました。

今日はバイクより一日早く、自分が南米コロンビアへ飛ぶ日です。LCC(ロー・コスト・キャリア=格安航空会社)であるビバコロンビア航空はメインの国際空港ではなく、パナマ・パシフィコ空港から飛んでいます。パナマシティーで一番安く食事のできるマクドナルドで朝食を取った後、タクシーと値段交渉をして15ドルで空港まで行ってもらいました。

 

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パスポートにすでにバイクの出国印が押してあるので、これはなんだ?って聞かれて、明日の貨物便でボゴタへバイクを送る手続きを昨日したと説明。税関に確認するからちょっと待ってね、と言われ、ずいぶん待たされ結局最後に飛行機に乗る羽目になりました。まあ、乗れたから良いんですけどね。

 

P5291911標高2640メートル、コロンビアの首都、ボゴタ・エルドラド空港到着。ATMでお金を引き出し、4キロほど離れたネットで予約してあるホテルまで歩いて行くことにします。歩いてしばらく行くと、貨物ターミナルもあり、バイク輸送を頼んだGIRAGの会社も見え、明日はここへ来れば良いんだなと安心しました。

 

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空港の周りは殺風景でしたが、2キロも歩くと下町っぽい雰囲気になり食べ物屋もちらほら。その中の一軒に入って見ることにします。中米では見かけなかったエンパナーダ専門の店でした。エンパナーダ(具入り揚げパン)なんてブラジルでしか食べたことないけど、コロンビアではポピュラーなんですね。

カルネ・コン・ケソとポヨ・コン・ケソを注文。カルネは牛肉、コンは&の意味、ケソはチーズ、ポヨはチキンという意味です。

チーズがとろけて美味しかったです。コーラ込みで5500ペソ(280円)。

 

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ボゴタの町並み。この辺りは空港周辺で町の中心から離れています。コンビニは見かけず、大衆食堂などを多く目にしました。コロンビアの地方都市もこんな感じなのかなと想像できます。パナマやコスタリカに比べると旅行者には財布に優しい国のような気がします。

 

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ここが、今日から2泊予約しているホテル・フォンティボン。空港から近くて駐車場付なので決めました。南米入国祝いと行きたいところですが、相棒のバイクがまだパナマなのでちょっと早いかな。明日はバイク引き取りです。

 

 

2015年5月30日

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このホテル、朝食付きです。ボゴタの朝、屋上からの眺めです。昨日も雨が降ったりはっきりしない天気。今日も朝からどんよりです。エクアドルを越えて赤道の南まで行かないと乾季の気候にならないのかもしれません。

 

バイクの着くのはお昼ころなのですが、黄熱病の予防接種がボゴタの空港では無料でできることを思い出し、空港へ歩いて行って見ることにします。以前、メキシコで黄熱病予防接種がどこで打てるかネットで調べているときに、ボゴタの空港なら無料という記事を読んだことがあります。

 

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ボゴタの空港であちこちそれらしいところを探していると、2階の中央付近にヴァクナシオンの文字が。入ってみると、中は診療所のようになっていました。黄熱病の予防接種を受けたいんですが、というと問診票を渡され、今まで注射を打って高熱をだしたことがあるか、アレルギーはあるか、みたいな質問が続きます、とても私のスペイン語では理解できないですが、全てN0にチェックを入れて、パスポートと一緒に渡します。で、あっという間に終了、10年間有効の証明書も発行してくれて無料でした。

コロンビア、素晴らしいです。日本だと1万円以上するんですよね。それから、ボゴタ空港を利用しな人や陸路でボゴタに来た旅行者も、ここへ来ればパスポートの提示と問診票の回答だけで無料で黄熱病の予防接種が受けられるようです。

 

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まだバイク受け取りには時間が早いかなと、空港から下町まで歩いて戻って大衆食堂で昼食。スープ付きの焼肉定食が6000ペソ(300円)。ジュース付なのが嬉しいです。それにしても、量がはんぱじゃなく多いです。さすがの私も全部は食べきれずに残してしまいました。ガテン系食堂だったのかな。

 

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午後、1時ころバイクも届いたかなと空港の貨物ターミナルにあるGIRAGの会社へ行ってみました。すると、ここではなく敷地内のIBERIAに行って聞いてみてとのこと。IBERIAへ行くと何やら電話で問い合わせてくれて、道路の反対側のSALに届いているとのこと。たらい回しで今日の受け取りは無理かなと思いながらSALまで歩いていきました。

 

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SALに行くと、確かバイクは届いているけど税関の書類が必要とのこと。

 

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地図で見ると近そうに見えますが、書類を持って人に聞きながら行ったり来たするのはなかなか大変な作業でした。パナマとコロンビアに道さえあれば楽なのにと思いましたね。

 

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最後に税関からは90日有効のペルミソを発行してもらい、輸送会社のSALからはエアビルのレシートを受け取り、結局すべての手続きが完了してバイク引き取れたのは午後5時でした。費用は一切かかりませんでした。月曜日に持ち越されなくて良かったです。バイクともども南米大陸へめでたく上陸しました!

 

 

 

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パナマシティー到着、次は南米だ! 2015年5月26日~28日

2015年5月26日

 

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高原の町ボケテを降りると、一気に蒸し暑くなります。ボケテに4日間もいて快適な気候に慣れてしまっていたのでこの暑さは堪えます。警官がピストルを打っているように見えますが、速度取締のスピードガンのようです。ただの看板なんですが、一瞬本物かと思いました。パナマではあちこちで盛んに道路拡張工事をしていました。

 

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パナマは今まで見たどの国よりも人種のるつぼという言葉がぴったり来るように思います。白人、黒人、インディヘナが混血して混じり合っているため、色々な顔立ちや肌の色を見かけます。そして、中米の中では一番中国人も多く住んでいるのではないでしょうか。中国料理屋も多いですし、中華系の銀行やスーパーマーケットなども多く漢字を目にする機会もたくさんあります。コスタリカ以降、安食堂など見かけなくなってしまい、一番安く食事できるのがマクドナルドという具合です、せっかくお金を払うならと中華系のレストランに入ってみました。エビ野菜炒めとごはん。マクドナルドよりちょっと高いですが、満足感はありました。

 

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パナマでは安宿を見つけるのも一苦労。ちょっと寄り道になりますが、事前に調べておいたチトレという町のホステルに泊まります。ドミトリーが15ドルです。ベネズエラ人で日本料理のシェフ、フアンに会いました。マイ刺身包丁を持ち歩き、日本食店で働いていた経験もあるプロの職人、寿司の腕前も確かなものでした。母国の政治経済が思わしくないため、パナマで今後を模索中のようです。左端はフアンの奥さん、右端はホステルのオーナーのイタリア人リカルド。

 

今日の走行距離339キロ、合計40282キロ。

 

 

2015年5月26日

 

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チトレからパナマシティーへ向かうとだんだん交通量が多くなって、やがて大きな橋にさしかかりました。ここが、あの有名なパナマ運河です。ちょうど大きな船が通るところでした。パナマ運河は太平洋から大西洋まで全長80キロありますが、どこも海抜0メートルではなく、真ん中のがトゥン湖の部分が海抜26メートルあるので、水をせき止めて、階段状に船の水位を上下させながら通過させる仕組みです。船の重さによって通行料金は変わりますが平均で約700万円だそうです。それだけ払っても遠回りする燃料代や時間を考えれば価値があるってことですよね、運河って儲かるんですね。

 

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パナマシティーに着いたら真っ先に、航空貨物を扱っているGIRAGという会社を訪ねてみました。今まで数多くのライダーがパナマ-コロンビア間のバイク輸送でお世話になっている会社です。明後日の土曜日の便で送ることが可能と聞いてまずは一安心。金額は902ドル。荷物を付けたままでも送れるとのことでした。必要書類はパナマのペルミソ、パナマの強制保険、パスポートのみ。土曜日の便に載せるためには、明日の木曜日か、明後日の金曜日にはバイクの手続きや搬入を済ませるようにと説明を受けました。

 

GIRAG

GIRAGという国際貨物航空輸送の会社の位置です。普通の旅客機乗り場とは場所が違い、裏側になるので、利用する人は注意が必要です。1号線を東へ進んで来ると、普通旅客機乗り場の前にロータリーがあります。そこから時計回りに7キロ進むと貨物ターミナル入り口があります。そこからは、GIRAGの矢印に沿って行けばたどり着きます。

 

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それにしても、パナマシティー物凄い大都会でびっくりです。新宿みたいですね。バイクの貨物ターミナルがあったのは町の東側にあるトクメン国際空港。次に向かったのは町の西側にあるパナマパシフィコ空港。今やエアチケットはインターネットで買うのが常識、なんですが、コロンビアのLCC航空会社ビバコロンビアは、コロンビア発行のクレジットカード決済でないと、はねられてしまうそうです。そのため、Undertrailというサイトを通じて決済するよう勧めていますが、20%という高い手数料を取られます。一番安く買えるのは空港のカウンターに出向いて直接買うという方法。なので、西から東へ走りました。行って見ると、チケットの販売は火曜、木曜、土曜の10時から15時までとのこと。今日は水曜日なので明日出直すことにします。

 

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宿にチェックインする前に、調べておいた釣り具屋へ寄って見ることに。摩天楼のはざまにあった釣り具屋さん、パナマシティーに着いてから薄々想像はしていましたが、店内へ入ってみるとより取り見取りでアメリカ並みの品ぞろえ。パナマシティーは中米のイメージを覆されます。海外で手荒に使っても惜しくないものをと、アブガルシアのカーディナルで47ドルのものを買いました。後で、ネットで見たら日本では1万円以上するようで得した気分。

 

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大都会で安宿探しも大変だなと思っていたので、今回は事前にネット予約しておきました。新宿のど真ん中みたいなところで駐車場付シングルルーム25ドルは破格だと思います。100メートル先にはシェラトンホテルがあります。

 

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近くにはスーパーマーケットもあって超便利、気に入りました。今日いろいろ調べ収穫があったので、今後の見通しがたちました。

 

明日28日(木)ボゴタへのチケット購入、バイクGIRAGへ搬入。

明後日29日(金)ボゴタへフライト。

30日(土)上手くいけばバイク引き取り、ダメなら月曜日。こんな感じで行ければと思います。

 

今日の走行距離390キロ、合計40672キロ。

 

2015年5月28日

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9時にパナマパシフィコ空港へ行くと既に何名か待っている人がいます。日本人のように並んでいるわけではなく、皆ベンチに座っておしゃべりしたりしているので、私も空いている適当なベンチに座って待ちます。10時になっても何の動きもなく、まさか、この人たち単に到着客を待っているだけじゃないだろうな?なんて不安になってきた10時20分頃、ビバコロンビアのスタッフが登場し1番から札を配って行きます。並んではいなかったけど、私があなたの前だよね、なんて確認しならがら、皆さん札を受けとっていきます。私も忘れられてはいなかったようで11番の札をもらいました。

ここからが長かった。11番だからすぐだろうと思っていたのですが1時間以上過ぎ12時になった頃やっと私の順番。何と片道切符では売ってもらえませんでした。バイクを送ってコロンビアはバイクで出国するといってもコロンビアに着いてから直接イミグレと話してだめだったらそこで買うといっても聞いてもらえませんでした。ここまで来て振出しに戻るのも嫌なので、じゃあ、往復でいくらなの?と聞くと、また、帰りの便はいつ?なんて聞いてくるので、一番安いやつはいくら?と聞くと、203ドル。安いです、ビバコロンビアのホームページの売り出しが片道160ドルくらいしてたので倍くらいかかるんだろうなと思っていたら、往復で203ドル、よろしい。これで、何とか明日にはボゴタに着けそうです。

 

時間に余裕があればパナマ運河の水門見学にでも行こうと思っていたのに、もう時間はありません。優先させねばならないのはバイクの搬入手続です。今度は町の西から東へ移動します。途中スコールがあって全身びしょ濡れ。合羽を着るの間に合いませんでした。小さな不運は続くもので、マクドナルドで昼食を食べていて、ポテトの塩気がもうちょっとほしいかなと席を立ってケチャップを取りに行っている間に、スタッフにトレーを下げられてしまいました、まだポテト半分くらい残っていたのに。

 

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GIRAGの会社に着いたのは2時過ぎ。書類を作ってもらったり、税関を往復したりで搬入手続終了は4時半。会社は5時までなのでぎりぎりでした。これでもう、アメリカ大陸ツーリング中米編は終了です。あとは明日ボゴタへ飛んで明後日バイクを受け取るだけです。

空港からの帰りは、通りまで出て、Albrook行と書かれた市バス1本で帰ってくることができました。乗車の際、専用カードがいるようなのですが、知らずに乗り、現金を受け付けてもらえなかったのですが、親切な方がいて私の分の料金をカードで払ってくれました。1ドル渡したのですが、律儀にもお釣りといって0,35ドル返してくれました。感謝です。

 

今日の走行距離95キロ、合計40767キロ。

 

中米14

パナマシティへのルート。

 

 

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これまで、バイクで走ってきたルート。110か国訪問。

 

 

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カルデラ温泉(ロス・ポサス温泉) 2015年5月25日

パナマのボケテに来ています。赤道に近いですが高原なので涼しく過ごしやすいところです。私の持っている中米の地図にもこの辺りに温泉マークが付いており、泊まっている宿にも温泉ツアー30ドルなどと書いてあるので有名な温泉のようです。

インターネットで調べてみたらいくつか入浴レポートが見つかりましたが、今一つ場所と行き方がはっきりしません。私も今日は何度か道に迷ってしまいましたが、何とかたどり着けました。

 

 

カルデラ温泉の場所です。

 

わかりにくい場所にあるので、行き方と曲がるポイントを説明します。

①ボケテの町から41号線を12,7キロ南下して、左折(東へ向かう)します。

②7キロ進むと道がY字路になっています。左折(北へ向かう)します。

 

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③すぐに橋があり5キロ進んだところに温泉の看板があります。

 

カルデラ温泉と書いてあったり、ロス・ポソス温泉と書いてあったり曖昧ですが、どちらも同じ温泉です。カルデラ地域のロス・ポソス地区にある温泉ということで、本当にややこしいです。このため、私はこの先迷ってしまうことになります。

 

 

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素朴な温泉の壁画もありました。

 

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ここから砂利道になります。

 

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④途中 、用水路の橋を渡って2キロほど進むと吊り橋に出ます。

 

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⑤吊り橋を渡ると、このように二つの看板が出ています。ややこしいですが、カルデラ温泉は青い看板が示す左の方へ向かいます。青い看板にはカルデラ温泉500メートルと書かれていました。右へ行っても温泉施設があるようですが、写真で見る限り料金も高そうな雰囲気です。

 

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⑥先ほどの分かれ道から200メートル進むと左側に、ロス・ポソスへようこその看板があります。温泉の文字が無いし、先ほどカルデラ温泉まで500メートルと書いてあったから、ここは違うだろうとまっすぐ進んだら大間違い。この看板を左折しなければ温泉へは行けません。注意ポイントです。カルデラでもロス・ポソスでもいいから名前を統一してほしいものです。私は、ここで左折せずに1キロも歩いて(この先道がひどくバイクを置いていった)汗だくになって戻ってきました。

 

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⑦先ほどのロス・ポソスの看板から200メートル進むと、車が数台置ける駐車スペースがあります。そこからは、歩きになります。

 

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⑧ホントにこの道でいいのかな?と誰もが不安になるかと思います。小さな橋などを渡ってさらに進んで行きます。

 

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⑨駐車スペースから400メートルほど森の中を進むと、馬やヤギを飼育している牧場があります。この牧場の方が温泉を管理しています。やっと、到着しました。

 

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おじさんが出てきて温泉へ案内してくれました。こちらは、足元湧出の温泉です。

 

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湯船の底からブクブクと温泉が湧いているのが分ります。味はかすかな苦味も感じられます。温度は丁度良い42度くらいでした。

 

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おじさんは更に案内してくれます。こっちはもっと大きくて開放感あるだろう、俺が作ったんだ。お湯だって新鮮で飲むと身体にいいんだぜ。さっき見た小さい温泉は2ドル、こっちは5ドル、さあどうする?と聞いてきます。温泉マニアとしては、さっきの足元湧出の方が興味あるんだけど、ここで2ドルしか払わなかったらおじさんがっかりするだろうなと思って5ドル払いました。

 

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お湯の質といい、温度といい、雰囲気といい、私が入浴した中米の温泉ではナンバーワンではないかと思います。パナマにこんな良い温泉があるとは知りませんでした。大満足でした。

 

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おじさん手作りの森の中の露天風呂、2段構えになっていて、上段が42度くらい、下段が40度くらいでした。さらにその下は渓流が流れています。この辺りはニジマスが居るのだそうですが、今朝、温泉に出発前に釣り道具を出して大ショック!何とリールが壊れていました。たぶん、グアテマでバイクを倒してしまったとき壊れたんだと思います。しばらく、釣りはできなくなってしまいました。

 

 

 

 

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コスタリカ→パナマ国境越え 2015年5月24日

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まず、残念なニュースです。パナマのコロンとコロンビアのカルタヘナを結ぶフェリーが運休してしまいました。

パナマとコロンビアの間は陸でつながっていますが、ダリエンギャップという湿地ジャングルが広がっていて道が寸断されています。両国のブラックな事情により作らない方が都合が良いから技術的には作れるけど作らないのだとか、ゲリラの潜伏地でもあり、麻薬や武器の密輸ルートとなっているなどと呼ばれています。

フェリーは4月にジャマイカでチェックした時はちゃんと運行されていたのですが、先日ホームページを見てみると、「来シーズンのご利用をお待ちしています」などと、まるでスキー場のようなコピーが書いてありました。本当にシーズン営業なのか、事実上営業停止なのかは不明ですが、利用するつもりだった私がこのフェリーに乗れなくなったのは確実です。

となると、セイリングボートか貨物飛行機でコロンビアへバイクを運ばねばならないのですが、ネットで調べた結果、どちらも10万円くらいかかるようです。フェリーなら2万円くらいだったので、痛い出費になりそうです。大陸横断ライダーに有名なドイツ人船長のボートStahlatte号はキューバ方面へ行っていて、7月中旬にならないとパナマからコロンビアへ就航しないようです。パナマでセイルボートを斡旋している旅行会社へメールしたところ、バイクの輸送する法的許可が私たちには無いと断られてしまいました。行けるボートはあるでしょうが、不定期なので見つけるのは大変かもしれません。今は気持ちはGIRAGという貨物飛行機に動いています。まだ問い合わせはしていませんが、何名ものライダーが利用しているようです。

スムーズにコロンビアへ行けるかな、不安になったり、大丈夫だと思いなおしたり、そんなことを考えながら。まずは、パナマ国境へ行って見ました。

 

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コスタリカ側で昼食を食べておくことにします。なるべく安そうに見える食堂へ。

 

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定食は一律2500コロン(580円)、ジュースは500(120円)とのこと、同じ値段ならとビステク(焼肉)を注文。先日食べたハンバーガーに比べ高いですが、量を考えるとこっちの方がお得感があります。

 

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腹ごしらえしたらコスタリカ出国手続きに向かいます。まず、イミグレーションへ行くと、出国税を払うように言われます。職員の着服を防ぐためか窓口で払うシステムではなく、自分で操作するクレジット払いか、商店での現金払いになります。クレジット払いの場合7ドルで、商店で手続きを代行してもらう場合は手数料がプラスされ8ドルです。私は、やたらと色々な場所でカードを使わないようにしているので現金で8ドル払いました。商店の人がコンピュータを操作してレシートを発行してくれます。これをもってイミグレ窓口に提出すれば、OK。

次は税関で、ペルミソの返却手続き。パスポートのコピーとバイク登録証のコピーが必要です。

 

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200メートルほど離れたパナマ側へ向かいます。まずはイミグレーションへ、パナマから出国するチケットはありますかと聞かれました。バイクで旅行していますというと、じゃあ、現金で500ドル見せてください、言われました。えっ、500ドル見せるの?聞き返すと、悪いね、一応決まりだからという感じで言われました。パナマで不法労働しなことを証明するための見せ金なのでしょうか。見せると、入国スタンプをが押されました。バックパッカーの間ではパナマ陸路入国の際、出国チケットの提示がネックになっているようで、ダミーのeチケットを自作すると言っていた旅行者にも会ったことがあります。なかなか面倒なシステムですね。

次に、税関でのペルミソ作手順は以下です。

①バイクの強制保険に加入。1か月有効15,45ドル。税関のすぐ目の前で加入。加入時、パスポートとバイク登録証のコピー必要。

②イミグレの2階へ上がり、保険証にスタンプを押してもらう。

③パスポート、パスポートコピー、保険証、バイク登録証コピーを税関に提出するとペルミソを作ってくれる。

④ペルミソをもらったら、外にいる税関職員に書類と車両が一致してるかチェックしてもらい、スタンプを押してもらう。

⑤バイクの消毒。1ドル。レシートをもらって、全ての手続き終了。

 

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バイクの消毒をしてもらっているところ。

 

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パナマ入国後、高原の町ボケテへ向かいました。パナマへ入って道路が素晴らしく整備されているのにびっくりしました。

 

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涼しい環境で、キッチンも付いているペンション・マリロス。部屋も清潔、wifiもあって15ドル。スーパーマーケットも近いし、コスタリカに比べてビールが半額以下の1本0.65ドル。パナマシティーへ行ったら忙しくなりそうなので、ちょっとここで休養していきます。

 

中米13

ボケテまでのルート。

 

 

今日の走行距離354キロ、合計39868キロ。

 

 

コスタリカのデータ

入国税 無料

出国税 7ドル(クレジットカード使用、自分で機械操作。商店で現金8ドルで代行可)

通関手数料 ペルミソ作成代金 無料、 強制保険 25ドル

走行距離 718キロ

滞在日数 2日

使ったお金 107ドル(出国税、強制保険を含む)

1日平均の出費額 37ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)

ガソリン代 リッターあたり1,1ドル

食事代 定食2500コロン(580円)、ビール1本850コロン(200円)

宿 シングルルーム5900コロン~9000コロン(1400円~2000円)

 

 

 

 

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エラドゥーラ温泉 2015年5月22日~23日

 

2015年5月22日

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南米大陸目指して南下中、コスタリカまで来たわけですが、雨季で天気もいまひとつだし、物価は高いしでさっさと通り過ぎようと思うのですが、一か所だけ気になるところがあります。それが、エラドゥーラ温泉。コスタリカ最高峰のチリポ山の麓に沸く温泉らしいです。コスタリカの温泉は入浴料金が20ドル~70ドルと高価なのであきらめていましたが、調べてみたところ山の麓の素朴そうな温泉というのはわかりましたが、値段や正確な場所はわかりません、まあ、そう高くはないだろうと目星をつけ、行って見ることにします。まずは、太平洋沿いの道を南下。

 

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海を離れて高原の町、サンイシドロへ向かいます。

 

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サンイシドロで泊まったホテル・デル・リオ。13000コロン(3000円)のところ9000コロン(2000円)まで値下げしてもらって泊まりました。夕食は当然また自炊でパスタ料理。

 

今日の走行距離370キロ、合計39514キロ。

 

 

2015年5月23日

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朝7時には宿をチェックアウトして温泉へ向かいます。

 

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チリポ山の登山基地サンヘラルド村です。ここは1350メートル。

 

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サンヘラルド村の入り口にある温泉の看板を左へ進んで行きます。

 

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看板に導かれて行くと、温泉を管理されている方の家がありました。付近には大きな駐車場もあります。ここで入浴料金を支払います。3500コロン(800円)。このくらいの心の準備はできていました。5分くらい山道を歩くと温泉があるよ、と教えてもらいました。日本人は来ますか?と聞いてみると、ほんと、たまーに来るかな、とのこと。

 

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言われた通り、山道と言っても険しくないですが、歩いて行くと温泉が見えてきました。ちょっとプールっぽいですが、森の中の露天風呂で雰囲気は良さそうです。

 

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更にその奥にはもっと大きな露天風呂もありました。なかなか良いじゃありませんか。朝早いのでお客さんは他に誰もいません。

 

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源泉温度は38度くらいでぬるめ。透明、無味、無臭です。

 

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さっそく入浴してみます。広くてリラックスできます。1時間くらい湯につかりながら大満足でしたのでコスタリカはもういいかなという気持ちになってきました。風呂から上がったら、今日中にパナマへ国境までバイクで走って国境を越えてしまおうと思います。

 

エラドゥーラ温泉の位置。サンヘラルド村からも歩いていける距離です。

 

 

中米12

サンイシドロまでのルート。

 

 

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ニカラグア→コスタリカ国境越え 2015年5月21日

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グラナダで泊まった宿、サン・アンヘルの前。朝7時30分、荷造り完了してこれからコスタリカ国境へ向けて出発します。

 

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出発しようと思っていたらちょうど、馬車が通りかかりました。コロニアルな街並みによく合っています。

 

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しばらく走るとなんと雨。午前中に降られるのは中米では初めてです。いよいよ本格的な雨季なんでしょうか。合羽を着て走ることにします。

 

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ニカラグア出国手続き

国境へ到着する頃には雨は上がりました。まずは、ニカラグアの出国手続きです。イミグレーションへ行って出国税3ドルを支払いスタンプをもらいます。その後、税関でペルミソの返却、その際、パスポートの顔写真ページのコピーとバイク登録証のコピーが必要。

ここで、余ったニカラグアコルドバをコスタリカコロンへ両替しておきます。うるさくつきまとう人もなく、両替商も紳士的でどこも同じレートでした。

 

コスタリカ入国手続き

ニカラグア側を出て300メートルほど進むとコスタリカ側のゲートです。パスポートチェックを受けて中へ入ります。まずは、イミグレーションでコスタリカ入国印を押してもらいます。イミグレ前の税関出張所のような窓口でバイクのペルミソを作りたい旨を告げると、必要書類を丁寧に教えてくれ、それらをそろえたらまた来なさいと言われました。

必要書類は以下

・パスポート顔写真ページのコピー

・パスポート入国スタンプページのコピー

・バイク登録書のコピー

・コスタリカの強制保険証とそのコピー

保険は300メートルほど離れた税関の建物で加入することができます。25ドル必要。コピー屋さんはすぐ近くにあり、1枚100コロン(23円)です。国境のコピー屋は高いので、そろえられるものは事前にそろえておいた方が良いです。

必要書類をそろえてイミグレーション前の税関出張所までもっていくと書類をホチキス止めして、さらにチケットを渡されます。

保険を購入した税関の建物までもどって、ホチキス止めされた書類群を渡すとペルミソを作ってくれます。無料です。ペルミソをもらったら手続き終了。税関出張所でもらったチケットは国境施設を出るときに必要です。

 

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コスタリカ入国です。ここまで来れば悪徳警官は居ないでしょうが、今度は北米並みの物価に悩まされることになりました。街並みは小奇麗で、ニカラグアにあったような薄汚れた食堂が見当たりません。ぐるりとリベリアの町を回って一番安そうに見えた食事処へはいってみます。

 

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ハンバーガーとジュース。こんなペシャンコのハンバーガーとジュースで2075コロン(480円)!噂通りの物価高、コスタリカはなかなか大変そうです。

 

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ガイドブックで調べておいたリベリアの町で一番安い宿、ホテル・グアナカステへ向かいました。シングルルームが5900コロン(1360円)。安くて人気があるみたいなので、空いていてよかったです。

 

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おっとびっくりの狭さでした。入り口のドアはベッドにぶつかって、ここまでしか開きません。右側にベッドがあって、左にはドアはなくトイレ、洗面台、シャワーと並んでいます。コスタリカでこんなに安く個室に泊まれるのだから、これでも仕方がないのでしょう、さすが先進国なのでwifiのスピードはばっちりです。

 

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昼食でかなり出費してしまったので、夕食はビンボー旅行者の心の友「Maruchan Ramen」。そう、あのマルちゃんのラーメンです。ビーフ味、チキン味、エビ味、ピカンテ(激辛)味などがあります。この町では1袋約40円ほどしましたが、ニカラグアやグアテマラでは約25円くらいで売られています。アメリカが一番安くて20円以下で買えていつもお世話になっていました。狭い部屋での調理となりますが、今日は玉ねぎを具にして作ってみたいと思います。

 

中米11

コスタリカ・リベリアまでのルート。

 

今日の走行距離207キロ、合計39144キロ。

 

 

ニカラグアのデータ

入国税 13ドル

出国税 3ドル

通関手数料 ペルミソ作成代金 無料、 強制保険 12ドル

走行距離 754キロ

滞在日数 4日

使ったお金 123ドル(出入国税、強制保険を含む)

1日平均の出費額 24ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)

ガソリン代 リッターあたり1,1ドル

食事代 定食50~80コルドバ(230円~360円)、ビール1本25コルドバ(110円)

宿 シングルルーム400コルドバ(1800円)、ドミトリー160コルドバ(720円)

 

 

 

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レオン、グラナダ、そして悪徳警官 2015年5月18日~20日

2015年5月18日

5月初旬にグアテマラで連日雨が降り、これは完璧に雨季に突入してしまい、この先は雨に苦労するのだろうなと覚悟していたのに、バイクで移動中は一度も降られていません。雨が全く無いわけではないですが、一週間に一度くらい夕方から夜に降る程度で済んでいます。今日はレオンという町へ向けて移動します。

 

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エステリの町を出る前に、前輪のブレーキパットを交換しておくことにします。あと1ミリくらいに減っていて丁度良い交換時期かもしれません。部屋の前にバイクが置ける中庭形式の宿だと、バイク整備も気軽にできるので大変便利です。ちゃんと、ガソリンで掃除してブレーキパット用の専用グリースも塗っておきました。

 

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レオンの町に到着。スペイン人の作ったコロニアル都市です。エステリに比べると、標高が低いのでかなり暑いです。あてにしていた安宿はどちらもバイクの駐車ができなそうに見えたので他の宿を探すことにしました。レオンは観光地のためか、宿はたくさんありました。その中の一軒、バックパッカー向けホステルのセロ・ネグロに泊まることにしました。1泊ドミトリーが6ドルです。バイクも泊められ、wifi、キッチンも付いていて言うことなしです。ドミトリーの場合2段ベッドで客が満杯だったりすると非常に居心地が悪いものですが、ここはベッドも1段で他に誰も居なかったので独占状態でした。

 

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まずは、中米で一番大きいと言われるカテドラルへ行ってみましたが、残念ながら修復工事中で中には入れませんでした。レオンの町では赤と黒の旗をよく見かけます。この町はサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)の本拠地です。大統領一族の搾取に対する抵抗として、1980年代に起きた内戦では反体制、反アメリカ側として戦いました。当時のニカラグアは困窮を極めていました。私が中高校生のころでしょう。当時の日本は平和で、外国で大変なことが起こっているなど考えもしませんでしたが、アジアも中米も大変なことになっていたんですね。ニカラグアの内戦、何となくニュースで聞いた程度にしか覚えていません。

 

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カテドラルの後ろにある市場へ行って見ました。グアテマラのように民族衣装を着ているわけではないですし、掛け声もあまり聞こえて来ません。ホンジュラスもニカラグアもすでに大きなスーパーマーケットがどこにでもあります。混沌とした雰囲気や活気はいまひとつかな。

 

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カルバリオ教会前。
今日の走行距離156キロ、合計38733キロ。

 

 

2015年5月19日

グアテマラ以降の国々では、全体的な物価が上がってきています。物によってはメキシコ以上です。セーブしようがないのが宿代です。飛び込みで入った宿がどこも15ドル程度であれば予算内なので問題ないんですが、宿の値段の主流が20ドル以上になり、15ドル以下の宿は探し回らないと見つからなくなってきました。この後、コスタリカやパナマへ行けばその傾向はもっと強くなるでしょう。なので、6ドルで快適に過ごせるこの宿に居るうちに、インターネットでこの先の宿情報を調べておくことにしました。やはり、コスタリカは中米で一番高いようです。だからといって治安が良い保証はないので、中米での野宿はできるだけ避けたいと思っています。GPSに安宿の位置情報を転送したので、ちょっとは安心できました。温泉なども調べてみましたが、入浴料も20ドル以上でとても入る気になれません。

 

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レコレクシオン教会です。黄色の壁が存在感あります。そういえばメキシコでは良く黄色の教会見かけましたが、グアテマラ以降は白が多かった気がします。レオン、充分満喫したので、明日はグラナダへ移動します。

 

2015年5月20日

 

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レオンを出発し、マナグア湖畔へ。ここは、かつて一番初めにスペイン人たちが1500年代に作ったレオンの町があったところです。ところが、町ができて100年も経たないうち、目の前のモモトンボ火山の噴火と地震で町はめちゃめちゃに破壊されてしまったそうです。今はレオン・ビエホ(旧レオン)と呼ばれ廃墟が世界遺産として残っています。

 

悪徳警官登場!

しばらく進み、首都マナグア市の手前で警官が止まれの合図。免許証を見せるよう言われたので出すと、警官はそれを自分のバッグへ入れてしまい、「違反をしたので銀行へ行って2000コルドバ(9000円)の罰金を払ってきたら免許証をお前に返すことができる」とのこと。「えっ?違反て何?」「白線を踏んではならない」。私のすぐ前を走っていたバイクも一緒に止められたのですが、何やらお金を支払ってすぐ、解放されました。一体いくらの賄賂を払って解放されたのでしょうか。前のバイクも私も普通に60キロくらいで走っていただけで白線を踏んだり越えたりはしていないはずなんだけどな。

ニカラグアへ入ってから警察によく停止を命じられていました。これで3回目。グアテマラやエルサルバドルでは一度もなく、メキシコで一度、ホンジュラスで二度あっただけなので、ニカラグアは多い方だと思います。今までは免許証、パスポート、ペルミソ、保険などを見せ、不備がないことを確認してもらうと解放してもらえたのですが、今回は冤罪で捕まってしまいました。悪徳警官特有の高飛車な態度、絶対笑わない表情で、「銀行へ行くと2000コルドバ払わなければならないが、今ここで1000コルドバ出せばすぐに解放されるぞ」とよくある手口で攻めてきます。

こういう時は短期決戦で相手に良い思いをさせ、何とか許してもらってバイバイというパターンが望ましいのですが、私がニカラグアの良いところなどを挙げて何とか許してもらおうと努力すればするほど、警官の口調は厳しくなり、「銀行で2000コルドバ払うか、ここで1000コルドバ払うか、どっちも嫌なら牢屋へ入るか、お前が選べ」とにべもない返事。

これはなかなか手ごわい相手に捕まってしまいました。「そんなに高いお金払えませんよ」と答えても、「悪いのはお前だ、どうするかはお前が選べ」、そんなやり取りが20分くらい続いたでしょうか。案の定、「いくらなら払える?500コルドバなら払えるだろう」と警官が自分で値段を下げだし、とうとう100コルドバ(450円)まで来たとき。「100コルドバも払えません。のどが渇いたでしょう、私がコーラでも買って来ましょう、ここで待っていてください」と言ってコーラを買いに行こうとすると、「待て、コーラなどイラン!」と言って免許証を返してくれました。ありがとうといって握手しようとしましたが拒否され、ハエでも払うように早くあっちへ行ってしまえ、シッシッとジェスチャーされて目出度く解放されました。ここまで約30分。いや~、疲れました。やっぱり居ましたね、悪徳警官。

中米ツーリングは国境の役人が腐っていて最悪みたいな話を昔から聞いていた割に、今までスムーズ過ぎたので、これは良いアクセントになってくれたと思います。やはり名物は味わってみるものだなと思いました。金出さなきゃ牢屋行きだぞなんて脅しておいて、カツアゲする側からどんどん値段を下げて最後は20分の1になっちゃうあたりが今回のハイライトだったと思います。ニカラグアで良い思い出ができました。

 

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マナグアを越えてしばらく行ったところ、ロータリーに面白いモニュメントがありました。骸骨もあるし中米では有名な「死者たちの祭」をモチーフにしたものでしょうか。

 

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無事にグラナダに到着しました。グラナダは今朝まで居たレオンの町とは対照的な政治的に保守派の中心地だったところです。一部の上流階級の白人や教会関係者が富を独占していた町だそうです。

 

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グラナダでは随分多くの宿を見て回りましたが、なかなか良いところが見つかりませんでした。ちょっとしたホテルだと50ドルなどと言われてしまうし、バックパッカー向けのホステルのドミトリーは6ドルだけど2段ベッドの上段だけだったり、併設されているシングルも監獄のような部屋で18ドル+バイクは2ドルで駐車可だったり、今一つピンときません。最終的には地球の歩き方に載っているサン・アンヘルのロビーにバイクを入れさせてもらい、14ドルのシングルに落ち着きました。

 

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夕暮れ時、グラナダのカテドラル。

 

 

中米10
グラナダまでのルート。
今日の走行距離204キロ、合計38937キロ。

 

 

 

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ホンジュラス→ニカラグア国境越え 2015年5月16日~17日

2015年5月16日

ホンジュラスのカリブ海沿いの港町、ラ・セイバで今正に中南米最大のカーニバルが行われているそうなのです。昨日の温泉入浴中もずっと、行こうか行くまいか考えていました。カーニバルを見たいのは当然なのですが、ネックは世界最悪と言われるホンジュラスの治安です。カーニバルともなれば治安の悪さマックスになるのではないかと危惧していたのです。行って犯罪に巻き込まれるかもしれないリスクと行かないことでの後悔を天秤にかけ、今朝まで迷っていましたが、行かないことにきめました。

 

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そうと決まれば、南下するのみ。この先には「グラシアス 感謝」「エスペランサ 希望」などという聞きなれた名前の町があるみたいです。

 

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グラシアスの町並みです。コロニアル風の小さな町でした。

 

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ホンジュラスは道が整備されているんですね。気分の良い高原道路をどんどん進み、あっという間に首都のテシガルパとの分岐。ここで昼食にします。今日はポヨ・フリータスにしておきます。中南米でのプチご馳走という感じで皆の大好物。私も時々食べたくなります。飲み物つきで67レンピーラ(350円)。

 

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コマヤグアという町で宿さがししたんですが、何となくピンとくる宿が無くてとうとう首都のテグシガルパまで来てしまいました。悪名高い街であります。人口あたりの殺人事件発生率世界一と言われるこの国の中でも断トツの治安の悪さだということ。高級ホテルにでも泊まるならまだしも、私が泊まれるような安宿付近は危険がいっぱいなはず。何としてもこの街での宿泊を避けたいと思います。

ガイドブックにも載っていたバジェ・デ・アンヘレスという山間の村へ行くことにしましたが、どうも道を進むに連れ様子がおかしいのに気付き始めました。対向車がポルシェだったり、BMWだったりやたら高級車が多く、道沿いの看板もオシャレなホテルやレストランのものばかり。どうやら、ホンジュラスの軽井沢へ向かっている?テグシガルパがあまりに治安が悪いから田舎へ向かっているのに、安宿がないのでは意味がありません。「バジェ・デ・アンへレス」、村の名前は「天使たちの谷」もっと手前で気づくべきでした。その、ずっと手前のサンタ・ルシアにもホテルはありましたが、どこもプチホテル風で高そうです。その中でも、ひょっとしたら安いかもと思えるところで一応値段を聞いてみると1200レンピーラ(6500円)とのこと。そのくらいのお金がないわけではないけれど、贅沢しようという心の準備もできていないので、突然言われても無理です。こりゃだめだ、戻ろうと改めて村を眺めれば中心には噴水のある池があり、バイクで来ているライダーも中南米ではまず、見かけたこともないハーレー軍団だったりします。皆さん、お金持ちなのね~、アディオス!

 

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山を降り、悪名高いテグシガルパに戻ってきたらもう日が暮れそうな時間。この際、モーテルでも何でもいいか、大事なのは身の安全だ!と幹線道路沿いのモーテルに入って値段を聞くと2時間とかなら安いみたいだけど朝までだと700レンピーラ(3500円)もするらしいです。そんなに払えません。で、ニカラグア国境へ向かってどんどん進んだところ、とっぷり日も暮れてホテルを見つけ値段を聞くと、575レンピーラ(3000円)とのこと。だんだん安くなってはいるけど、メキシコで一番高い宿のレベルがこの値段。どう考えて高すぎます。一旦は他を探すと出たものの、選択肢はなさそう。ディスクエント・ポルファボールと言って見ると何とかなるものです。

 

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スタッフルームはどうか?という申し出。金額は250レンピーラ(1300円)。条件は朝5時にチェックアウトすること。なぜ5時かというと、5時がスタッフであるお姉ちゃんの退社時間だから。オーナーには気づかれないように、自分の作業空間を提供して稼ごうという手口のようです。私はその条件を飲んで、今日はこの空間でお世話になることにしました。洗濯機と客のシーツがいかにもスタッフルームを物語っていると思いませんか?本来は夜勤スタッフの仮眠室なのかな。

 

今日の走行距離561キロ、合計38116キロ。

 

2015年5月17日

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私もこのような自由旅行をしている身ながら、やはり真面目な日本人。「朝5時の約束」を守らなければと気合をいれたためかなり寝不足です。昨日は微妙に歯車が噛み合わなかったこともありますが、自分の旅のスタイルとしては、多少物価は高くてもテントさえあれば何とかなるカナダのような国の方が落ち着けますね。実際、カナダ・ダアメリカに比べると物価は安いはずなのにお金は余計にかかって旅しています。ホテル代と外食代のためです。

 

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ホンジュラスからニカラグアへ入国します。私がホンジュラス出国ゲートへバイクで乗り付けると、2人の自称ガイドが俺の獲物だみたいに寄って来てちょっと喧嘩っぽくなってしまいました。当然無視して、イミグレ職員と税関職員とはスペイン語で話し、ガイド希望者には日本語で話すと、あっという間に胡散臭い方々はいなくなってしまいました。ガイド希望者は基本的に英語がちょっと話せるのでスペイン語ダメ、英語OKの人を対象としているのかもしれません。今まで世界中でバイクを通関して中米はたちが悪いと聞いていましたが、今のところかなりスムーズだし職員は協力的で親切に感じます、スペイン語オンリーですが。

もう、後残すところ、中米の国境はコスタリカ、パナマとまともそうな国ばかり。詰まる所、日本人が中米諸国で体験する国境越えでの苦労はスペイン語が理解できないことによるものがほとんどではないか、とも思えてきました。大変だ、苦労するよと聞いていただけに拍子抜けしています。日本では外国語というと真っ先に英語が思い浮かびますし中学校でも習いますが、中南米ではほとんど重要視されていません。英語ができる人たちには、これらの英語を全く解さないアミーゴたちが鬱陶しく感じるかもしれませんが、中南米の人たちには多少間違っスペイン語だろうが外国人が一生懸人命に話すのならば聞いてみようという心の広さと相手対して自分の時間をさこうという心の余裕を感じます。

 

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ホンジュラス側のイミグレではスタンプを押してもらい、税関ではペルミソを返却して手続き終了です。

ニカラグア側では、入国税として12ドルを支払います。高いですね。バイクのペルミソの申請には、バイク登録証の原本、運転免許証の原本、パスポートが必要、コピーを要求せず、パソコンにスキャンしてるのを見てニカラグアはなかなかハイテクでないのと思ったんだけど。後で、大変なことに気付かされます。

ペルミソ作成代は無料ですが、バイクの強制保険が12ドル(1か月有効)、更に環境保護税が1ドル。レシートもあるので、すべて正規料金と思いますが、何やかやとニカラグアで合計25ドルの出費です。

 

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国境から110キロほど進んだエステリの町。朝5時から行動しているので疲れてます。昼食を食べながら、国境越えで煩雑になってしまった資料や書類の整理をしていたら、バイク登録証の原本を税関から返してもらっていないことに気付きました。コピーじゃなくて、スキャナーを使うなんてたいしたもんだなと思っていたらこんなことになってしまいました。バイク登録証の原本はとっても大事、110キロは遠いけれど戻るしかないです。

 

戻ってみると、果たしてちゃんとありました。思えば、これが無ければバイクと一緒に旅行できないのです。ある意味、パスポートより重要といえるものです。もっと大事に保管し、確認すべきだと思いました。

 

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今日は昼食を食べたエステリまで戻って泊まることにします。私の好きな中庭タイプの宿、バイクを部屋に横付けできるので便利です。1泊402コルドバ(1800円)。

 

中米9
エステリへのルート。

今日の走行距離461キロ、合計38577キロ。

 

 

ホンジュラスのデータ

 

入国税 3ドル

出国税 3ドル

通関手数料 ペルミソ作成代金 716,83レンピーラス(約33ドル)

走行距離 1021キロ

滞在日数 3日

使ったお金 171ドル(ペルミソ33ドルを含む)

1日平均の出費額 44ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)

ガソリン代 リッターあたり1,1ドル

食事代 定食70レンピーラス(350円)、ビール1本25レンピーラス(130円)

宿 シングルルーム300レンピーラス(1500円)

 

 

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コパン・ルイナス温泉 2015年5月15日

今日は世界遺産であるコパン遺跡と、そこから22キロ離れたコパン・ルイナス温泉を訪ねてしまおうという欲張りな計画を立てています。それではまず、遺跡から行って見ます。

 

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滞在しているコパン・ルイナスの町から遺跡まで、歩いていけない距離ではありませんがバイクで向かいます。こうしてコパン・ルイナスの街並みを見ると石畳で風情があるように見えますが、丸石を並べただけの石畳なのでガタガタで、オフロードバイクでもかなり不快な走り心地です。タイヤの小さいトゥクトゥクならなおさらガタガタ揺れることでしょう。地元の人に言わせると、この方がスピードが出せないから事故が起きなくて良いそうですが、私はやっぱり平らな道の方が良いな~。

 

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入場料金15ドルを支払い遺跡の中へ進んでいくとコンゴウインコと呼ばれる鮮やかな色の鳥が出迎えてくれました。遺跡で餌付けして飼っているようです。凄い綺麗な色で遺跡を見る前にもうこれだけでも感動です。

 

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コパン遺跡のアクロポリスにある16番神殿。修学旅行又は課外授業でしょうか、学生さんの団体が来ていました。

 

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コパン遺跡を一通り見た感想は、他のマヤ遺跡に比べて石の彫り物や造形が見事ということ。メキシコからたくさんのマヤ遺跡を見てきましたがこれで見納めです。自分としてはメキシコのウシュマル遺跡が一番印象に残っているかな。グアテマラのティカルも良かったですね。

 

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さて、午後の部はコパン・ルイナス温泉目指して行きます。コパン・ルイナスの町からグアテマラ国境と並行して走る砂利道を22キロ進んで行くとお目当ての温泉がありました。砂利道沿いには村が点在しています。道に沿って中米には珍しく澄んだきれいな川が流れていましたから、この辺りは暮らしやすい土地なのかもしれません。

 

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22キロ進んんだところに温泉の看板がありました。正確にはルナ・ハガールという施設のようです。ここから川の方へ向かって降りて行きます。

 

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60レンピーラ(300円)の入浴料金を払って中に進んで行くとプールのようなものがありましたが、私は川の対岸にある湯気が気になり、プールは素通りしてそっちへ向かいました。高温の温泉が流れ落ち、川の水と混じり合ってちょうど良い湯加減に設定された露天風呂のようです。

 

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これは素晴らしい、たまらんな~としばらく露天風呂を楽しんでると、地元の人らしき人が入浴待ちしだしたので遠慮して場所を譲ることにしました。この石なども地元の人たちが良い湯加減になるよう組んだもなのでしょう。

 

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すると、あれよあれよという間に露天風呂は地元の人でいっぱいになってしまいました。石鹸まで持ち込んで体を洗っているので、地元の人たち共同浴場でもあり、社交場のような役割も果たしているのかもしれません。この状態で部外者の私が入って行くのはちょっと難しいので、最初にプール風呂をパスして、川の対岸に目を付けたのは良かったです。もちろんこっちは無料ですよ。

 

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さて、こちらが本来の温泉施設のプール風呂です。せっかく源泉はアツアツなのにこっちの人の好みなのでしょう。35度くらいのお湯でした。見た目もプールなのでしかたないですね。私の好みは断然、川の露天風呂なんですが、その後チラチラ様子を見ていましたが常に人がいて空く気配はありませんでした。最初に入れたのはラッキーだったってことですかね。

 

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さすが南国、鳥も凄いけど花も凄いですよ。トロピカル~!

 

 

コパン・ルイナス温泉の場所

 

 

今日の走行距離54キロ、合計37555キロ。

 

 

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エルサルバドル→ホンジュラス国境越え 2015年5月14日

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エルサルバドルからホンジュラスへ抜けることのできる国境はいくつかありますが、ホンジュラスへ入国したら真っ先にコパン遺跡へ行きたいので、一番北にある国境へ向かいました。周辺は快適な高原ロード、交通量も少なくあっという間に国境へ到着しました。

 

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エルサルバドルの国境ゲートでバイクのペルミソを出すように言われました。パソコンで出国のデータ処理でもしたのでしょう、しばらくするとペルミソを返してくれて、次はイミグレーションへ。これでエルサルバドル側の手続きは終了です。10分もかかりませんんでした。マイナーな国境なのか、とにかく空いているのが有難いです。

 

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中米の国境越えの煩雑さや悪徳職員による賄賂など、インターネットで調べるとうんざりするようなレポートが見つかります。その中で特に評判が悪いのが、ホンジュラスに関するもので、交通量の多いパンアメリカンハイウエーの国境がひどいらしいです。ここは田舎の国境ですが、何しろ悪名高いホンジュラスだからなと、多少気合を入れて臨んだつもりが、自称ガイドもいないし、職員も親切に手とり足とり教えてくれるし、料金も明朗会計で拍子抜けしてしまいました。

 


 

ホンジュラスのペルミソ作成の手順は以下です。

・パスポート顔ページコピー 3枚

・運転免許証コピー 3枚

・バイク登録証コピー 3枚

・パスポート原本

①これらを提出すると、職員がバイクを点検し内容を確認。

②30分ほど待つと、パスポートに税関印を押されて返されるのでそのページのコピーを1枚とる。

③銀行へ行って716.83レンピーラ(約33アメリカドル)を支払う。

④税関印ページのコピーと銀行のレシートを渡すと、バイクのペルミソがもらえる。

 

イミグレーションでは入国税で3ドルかかりますが、正規料金のようでレシートと入国カードをパスポートにホチキスで束ねてくれました。コピー屋さんは近くにあって1枚1レンピーラ(約5円)でコピーできました。ホンジュラスは何故か、パスポートのコピーなど3枚づつ必要なので事前に用意しておいた方が良いと思います。

 

ペルミソの代金716.83レンピーラの内訳が書いてあったので訳してみました。

・ホンジュラス民間ビジネス協議会への支払い 135レンピーラ

・ペルミソ作成代金及び手数料 472.05レンピーラ

・データ転送手数料 109.78レンピーラ

民間ビジネス協議会って何?とかデータ転送高すぎる!など合法的に搾取されてる感じはありますが、これが、誰もが払わなければならない賄賂なしの正規料金のようです。

 


 

 

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で、晴れてホンジュラスのペルミソをゲットしました。約33ドル、高いな~とは思います。メキシコが約59ドル、グアテマラが約22ドルと中米はペルミソだけでも出費がかさみます。

 

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ホンジュラスに入国。グアテマラからエルサルバドルに入ったときは、民族色が無くなったな、白人との混血が多いな、ちょっと廃退的な雰囲気あるかもな、と思いましたが、エルサルバドルとホンジュラスの違いは今のところ特に感じません。最初の町で食堂に入りました。初ホンジュラスごはんです。これも特にエルサルバドルと変わった様子はなし。ジュースを付けて45レンピーラ(230円)。

 

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道端の大岩に顔の絵がありました。草が髪の毛っぽい味を出していてグーです。

 

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コパン遺跡目指して高原地域を進んで行きます。風はさわやか。ジャケットを着ていても暑くありません。これくらいの気候がバイクにはちょうど良いです。

 

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コパン遺跡のすぐそばにあるその名もコパンルイナスという町に着きました。今日は350キロ以上走りましたが、腰の具合は快調です。ここはグアテマラ国境にも近いです。コパン遺跡が中米でのマヤ遺跡の見納めとなるでしょう。明日は遺跡へ行って見ます。あと、温泉も近くにあるみたいなので楽しみです。

 

中米8

コパン遺跡までのルート。

 

 

今日の走行距離357キロ、合計37501キロ。

 

 

 

 

エルサルバドルのデータ

 

入国税 無料

出国税 無料

通関手数料 ペルミソ作成代金 無料

走行距離 309キロ

滞在日数 6日

使ったお金 148ドル

1日平均の出費額 25ドル

ガソリン代 リッターあたり0,9ドル

食事代 定食1.5ドル~2.5ドル(180円~300円)、ビール1本1ドル(120円)

宿 シングルルーム8~15ドル(1000円~1800円)

 

 

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