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17日

中南米ツーリング再スタート決定!

2014年9月20日にメキシコでバイクが転倒し右鎖骨骨折で一時帰国していましたが、来週の火曜日、2015年1月20日に旅を再スタートすることができるようになりました。よかった、よかった。

 

 

ケガの経過

PC0282930折れてしまった骨がくっ付くのは時間のかかるものだと改めて感じました。新陳代謝の活発な子供でも最短で5週間といいます。年齢が高くなるほど時間がかかるそうですが、中年の私の場合、4か月たった今も完全にはくっ付いていない状態です。折れた部分に、骨の元となる成分が接着剤のようにゆっくりと分泌していくそうですが、私の場合、折れた骨と骨に若干のひねりが加わったため、接着面に空洞ができました。空洞がある場合、空洞を埋めるための接着剤の量が多く必要、そのため、時間もかかっているらしいです。でも、基本的にはくっ付いているので、余程強い衝撃が加わらなければ大丈夫ということで、通院も終了しましたし、旅も再開できるようになりました。

帰国そうそう、10月に水疱瘡になってしまったのには参りました。完治後もしばらく頭部と尿道に痛みが残りました、大人になってからの水疱瘡は怖いです。

北米を旅行中、左手小指のしびれが気になっていましたが、検査で肘部管症候群と診断され、思い切って手術したのは良かったです。症状が進むと、握力低下や指の変形もあるようです。骨折をきっかけに早めに手術に踏み切れたのはかえって良かったかなとも思います。手術後1か月半が経過しましたが、今ではしびれは全くなくなり、神経の感覚も回復してきています。

 

バイクウエア

ジャケット北米の旅は軽装でした。上着はウインドブレーカー、ズボンはナイロンのアウトドア用パンツ、靴はズック靴。もし、パットの付いたバイク用を着用していたら骨折が防げたのかどうか、それはわかりません。でも、もう若くないし、ケガをすれば回復に時間がかかることもよく分かったので、慎重になるにこしたことはないと思い直しました。そこで、ウエアについてはバイク用品メーカーのラフアンドロードスポーツに相談して、半額で購入させてもらいました。靴は元々持っていたバイク用のを使うことにしました。

 

保険

海外旅行保険ですが、今回は長期でも加入可能な損保ジャパン日本興亜の保険にしました。それとアメリカのバイク保険は12月で切れてしまっています。バイクを預かっていただいているロサンゼルスから1日でメキシコ国境まで走ってしまう予定ですが、やはり、アメリカで何かトラブルがあると心配なので、カナダのバイク屋さんに連絡して3か月の保険に新たに入ることにしました。もうひとつ、メキシコのバイク保険ですが、これはインターネットで6か月有効のものに加入しました。

 

航空券

20年前にロサンゼルスへ行ったときは、格安の往復航空券を買って片道だけ利用し、復路破棄しました。片道切符だとアメリカに入国できない可能性があり、1年オープンのチケットは高価であり、また、1年以上滞在する場合は複路チケットが無駄になってしまうからです。当時、中南米を旅行していた長期旅行者は皆そうしていたように記憶しています。

今回良く調べずに、1週間フィックスのロサンゼルス往復を6万円台で購入したんですが、購入条件を良く読んでみると複路破棄の場合、ルール違反のため正規料金を請求されることがありますと書いてありました。インターネットで調べてみると、実際に請求されたとか、されないとか両方の意見が見つかりました。正規料金を請求されるのも嫌でしたが、それ以上に、せっかくの楽しい旅行中に、請求がいつ来るかと常に心配することが嫌だなと思い、3万円のキャンセル代を払ってこのフィックス航空券を買うのをやめました。そして、航空会社から直接1年オープンのチケットを買いました。

 

その他

カナダやメキシコからアメリカへ入国したときは陸路でしたのでESTAが必要ありませんでしたが、飛行機で入国する場合は申請しなければならないそうです。やってみましたが簡単でした。

国外運転免許証も新たに申請しました。有効期限が申請日から1年です。例え、1年過ぎていても海外の交通警察が日本の国外免許の有効期限が1年ということを知らない場合がほとんどで、免許証を見せても咎められることはほとんどありませんが、事故などのトラブルにあったときには保障関係で不利になるので、やはり有効期限内の免許を持っていたいものです。

入国の際、黄熱病の予防接種を証明するイエローカードの提示を要求する国が、中南米でまだあるのかどうかわかりませんが、中南米は未だに黄熱病の汚染地域であるので接種したいと思います。日本の場合、ワクチンをどこでも打てるわけではなく、福島からだと仙台検疫所や東京検疫所まで行かないといけないので遠いです。なので、旅行しながら中米のどこかの国で打とうと思っています。

カナダから旅をスタートした当時は1アメリカドル100円程度でしたが、このところどんどん値下がりして12月ころは120円を超ていました、またちょっと上がり始め今は117円くらいです。ドルの値下がりは痛いですが、世界的に原油が値下がりしているのはバイク旅行者には嬉しいことです。

 

今後の旅の予定ルート

1中南米

大まかなルートはこんな感じに考えています。その他、寄り道でキューバやイースター島も訪れてみたいですが、私はやっぱり南米ではアンデスが好きです。 南米の南端パタゴニア付近はアラスカと一緒でバイクで走れる時期が夏(12月~2月前後)に限られるそうなので、時期を合わせるためにルートも変更になるかもしれませんし、釣り三昧でどこかの国で長居するなんてのもあるかもしれません。日本が恋しくなって、どこかの国から一時帰国するかもしれません。一応の予定ではありますがどうなるかは未定です。

 

なぜ、バイクで旅行するのか

電車やバスなどの公共機関ではなく、なぜ、バイクで旅行するのか。単純にバイクで走ると気持ち良いということもありますが、ひとことで言えば「自分のペースで動けるから」でしょうか。もちろん、電車やバスにも良い点は沢山あります。第一、自分で運転しなくて良いから楽だし、眠っている間にだって運んでくれます。車中で見知らぬ人との出会いもあるかもしれません。

しかし、公共の交通機関には、面倒な点もたくさんあるのは事実です。座席を確保するため前もってチケットを手に入れなければならない、チケットを手に入れるため並ばなくてはいけない、乗り遅れないために時間を気にしなければならない、満席にならないと出発しないバスの場合はいつ来るともわからない他のお客を待たなければならないなど、秩序の整っていない国での移動は苦労します。長距離バスでお腹の調子が悪いときなどは地獄です、実際私も、トイレ休憩まで持ちそうになく運転手に急遽停止をお願いしたことがあります。走っていって物陰で用を足して戻ってきたときの恥ずかしさといったらありません。景色が良くて写真をとりたいとか、じっくりとそこに佇んで飽きるまで景色を堪能したい、そんなときも、バスや電車は止まってくれません。

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バイクの利点は、好きな時に好きなように自分のペースで旅行できることにあります。出発時間も自由、気に行ったところで止まるのも自由、バスや電車の通っていない場所へも道があれば行くことが出来ます。新しい町へ着いたとき、まずするのは宿探しですが、バイクだと重い荷物を持って歩き回る必要はないし、駅やバスターミナルでたむろしているタチの悪い客引きにつかまることもないですし、タクシー代をぼられる心配もいりません。

では、バイクではなく、車や自転車で旅行するのはどうでしょうか。車はバイクよりお金がかかりそうなので、レンタル以外では、まだやったことがありません。二人ペアで旅するには交代で運転するなどもできるし、治安の良い国では車中泊もできるし、天候に関係なく進めそうで良いかもしれないですね。でも、身軽さではバイクにかなわないでしょう。自転車はというと、やってみたい気持ちは少しありますが、やはり体力的にきつそうです。それに私などは、少しでも楽な道を選んで最短距離を走りたくなってしまうでしょうから、脇道へ入ったり、気になる場所へ寄り道をしたりする楽しみが減ってしまうかもしれません。

ヨーロッパや北米は公共の交通機関の代金が高いので、バイクや自転車だと安く旅行できると考える人が居るかもしれませんが実は違うんですね。バイクも自転車も実は大変お金のかかる旅行方法なんです。まず、バイク代がかかります。それに、国をまたぐ度に支払うバイク保険代、それに通関諸経費、毎日のガソリン代プラス部品交換代金などを加えると一般的なバックパッカー旅行よりかなり高く付くことになります。では、自転車なら安いのではと私も思ってしまいますが、自転車旅行をしている人に聞くと実はそうではないことがわかります。自転車の人はとにかく食べる量が違います。高カロリーのものを驚くほど沢山食べます。西アフリカで親しくなったドイツ人サイクリストは、食堂へ入ると必ず2人前注文していました。食費が2倍になる他に、当たり前ですがバイクより進むのがどうしても遅くなります。バイクで1か月のところを、3か月も半年もかけなければなりません。一日当たりの旅行費は自転車の人は安いかもしれませんが、時間がかかるということはお金も沢山かかるのです。

自分のペースで自由に、そして体力的にも楽、お金は高く付くけれど、せっかく海外旅行するならと考えると、自分にはバイク旅行が合っているようです。

 

 それでは、行って来ます!

ケガから4か月、あっという間でしたが、温泉や食など日本を満喫して充電できました。世界ツーリング前に訪ねてきてくれたかももしさん、美味しいおでんを差し入れに来てくれたライダーまっくすさん、学生時代からの友人細野、それから、ぽこけんを応援してくれる皆さん、元気に旅を再開できるようになりました、ありがとうございました。無事にロサンゼルスに到着したら次のレポートを発信したいと思います。では、行って来ます!