ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


01月

世界遺産の町サカテカスへ 2015年1月30日

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世界遺産の町サカテカスを目指して走ります。サカテカスは昔、銀山の採掘で栄えた町で、標高2500メートルの高地にあります。今日は朝から曇っているので、バイクで走ると寒いです。ジャケットの中にダウンも着込んで進みます。

 

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お昼ころになると晴れてきました。何の変哲のない町で、一軒大変流行っている様子の食堂が目に付きました。今日はそのタコス屋さんに入ってみることにします。値段を聞くと、何と1個8ペソ(70円)とのこと。バハ・カリフォルニアでは倍以上の値段だったのに。やっぱりメキシコ本土の物価はこんなものなのかな?

 

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安くて嬉しくなり、それぞれ具の違うタコスを4つ注文しました。タコスだけではなく、色々な付け合わせが山ほど出てきました。味も今までで一番美味しかったです。やはり、回転の速い店は肉が固くなったりせず、味も良いのでしょう。毎日通いたいくらいですが、先へ進みます。

 

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サカテカスはかなり活気のある町でした。何とか、カテドラルにも近くて駐車場もあるマリア・コンチータホテルという宿に落ち着きました。写真の緑色のビルがそうです。wifiはロビーでしか繋がらないということですが、歩道橋を渡った向かいがもう世界遺産の旧市街という観光に抜群な立地だし、1泊260ペソ(2200円)という値段も今までと比べても高くないです。

 

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部屋でちょっと休憩してから、夕方、町を散策にでかけました。裏通りの駄菓子屋さんの屋上にワンが2匹いました。

 

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こちらも、屋上でのワン公飼い。

 

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歩道橋を越えて旧市街へ向かっていきます。

 

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 旧市街にもワン公。

 

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そこには、スペイン植民地時代の古い町並みがありました。これもメキシコの魅力のひとつなのでしょうね。国内からの観光客も多いように感じました。

 

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石畳を歩いて周りの景色を見ているだけでもワクワクしてきます。明日は一日ゆっくり時間を取って、サカテカスの町を歩いてみたいと思います。

 

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サカテカスまでのルート。

今日の走行距離329キロ、合計29294キロ。

 

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メキシコの高原地域へ 2015年1月28日~29日

2015年1月28日

 

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昨日夜遅くなってやっと見つけた宿は都会のビジネスホテル風のところ。1泊400ペソ(3400円)しましたが、朝食バイキングが付いていました。嬉しいですね~。内容充実で味もとても良かったです。

 

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ここが昨晩泊まったロレーナホテル。町のど真ん中にあります。自分としては次の目標地を世界遺産の町サカテカスに決めました。そこまではあと数日かかりそうです。今日は15号線をマサトラン方面へ走り出します。

 

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街道沿いのコンビニ「オクソ」で昼飯を食べていると地元の若者たちに声をかけられました。バイクを指さし、何キロ出るの?と聞いて来ます。80キロくらいしか出ないよと答えます。次にどこへ行くの?と聞いて来ます。あいさつみたいなものだから、私がどこへ行こうが気にもしていないのでしょうが、アルゼンチンと答えてみました。

大抵はこの質問をされると、今日行く予定の町の名前や次の国名を答えるのですが、若者たちの反応を見てみたくてアルゼンチンと答えたくなったのです。かつて旅行中、シベリアでこれからヨーロッパまで走るとか、ヨーロッパでこれからアフリカまで走ると答えると皆びっくりしたものですが、何となく、アメリカ大陸ではそんなにびっくりされないのではないかと思えたからです。

予想通り、あ、そう、アルゼンチンね。みたいな感じでした。同じ言葉、似た文化が広がる中南米では、音楽やテレビ番組もお互い共有できてしまいます。アルゼンチンもメキシコも、距離は遠くても気持ちは近い、みたいな感覚があるのではないか思います。目の前の道を南へ行けばアルゼンチンがあるのは当たり前のこと。だからあっそう、の反応は頷ける気がします。

 

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マサトランへ続く道。

 

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マサトランではホテルが見つけにくく、郊外のモーテルに泊まりました。12時間で200ペソ(1700円)。とてもきれいで素晴らしいのですが、電気が暗めなのと、wifiが無いのと、明日の朝7時に出ないと再び200ペソかかるというのが難点。でも、こういう宿泊スタイルは幹線道路沿いにたくさんあるようで、いざというときに路頭に迷わず安心かも。今後もお世話になるかもしれません。

今日の走行距離481キロ、合計28632キロ。

 

2015年1月29日

 

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もうちょっと眠っていたいけれど、12時間契約のモーテルなので早起きして出発します。

 

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今日はマサトランから40号線をどんどん内陸へ、山の方へ向かって行きます。小さな村を所々通りましたが、メキシコに入って以来、今まで見たことのない貧しい暮らしが垣間見れました。メキシコの貧富の差を知らされたような気がします。これは、そんな村の一角にある教会です。

 

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ラ・シウダードというこの辺ではちょっとした町で昼食にします。何だか素焼きの鍋が沢山ならんでいます。聞いて見ると、ゴルディータスとブリトーがあるそうです。ひとつづつお願いすると、具は何にする?と鍋を指します。ウエボ、ケソ、カルネ、チチャロ(玉子、チーズ、牛肉、豆)くらいは分かりましたがあとはちんぷんかんぷん。目で見て美味しそうなのを適当に指さして注文しました。

 

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左がブリトーで右がゴルディータス。どちらもすごーく美味しかったです。ブリトーというと、今まで電子レンジでチンしたものしか食べたことなかったけど、焼いた皮だとひと味もふた味も違います。添えてある緑色のがハラペーニョ、緑唐辛子のソースですが、ピリッと辛くてこれがまた美味い。

 

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ドゥランゴへ向かって山道を進んで行きます。クオタは有料道路、リブレは無料と言う意味です。急ぐ旅ではないし、一般道路の方が人々の生活も垣間見れるので、もちろんリブレで行きます。

 

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険しい景観が続きます。メキシコって意外と標高の高いところに大きな町があるんですよね。確か、首都のメキシコシティーも標高2000メートル以上のところにあったはず。今日はドゥランゴという高原の町で泊まることにします。

 

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200ペソ(1700円)でwifi付きの良いホテルが見つかりました。夕食は外でたまたま見かけたポヨ屋(チキン屋)でテイクアウトおじさんが炭火焼をしてくれて美味しそうです。

 

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ポヨ・アサド(チキンの炭火焼きが)ハーフで50ペソ(430円)。トルティージャ、ライス付け合わせ、サルサが付いていてお得感もあります。

 

 

メキシコ8

ドゥランゴまでのルート。

今日の走行距離333キロ、合計28965キロ。

 

 

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フェリーでメキシコ本土へ、悪徳警官現る! 2015年1月27日

マサトラン行きのフェリーのチケットを買うために、港のオフィスまでバイクで行って見ると、何と、マサトラン行は満席。仕方なく、トポロバンポ行きのチケットを買いました。バイク込で1730ペソ(14900円)。1430分発なので、13時には港へ来るようにと言われました。

 

 

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夕方発マサトラン行きに乗るつもりで、日中はラパスの町を散策しようと思っていましたが、そうのんびりもしていられなくなりました。宿に戻ってすぐにパッキング、気になっていたエンジンオイルの交換を済ませると、もう時間がありません。港へ直行します。

 

 

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これがメキシコ本土とバハ・カリフォルニア半島を結ぶバハフェリーです。

 

 

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フェリーは予定より30分遅れで出航。昼食付きです。ラウンジでは時々歌手が歌を歌って盛り上げてくれました。

 

 

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フェリーで一緒になったライダー2人。GS800のイギリス人はアメリカへバイクを空輸してコロンビアまでツーリング予定、アイルランド人はカリフォルニアで中古のDR400を買って南米を目指しているところ、半年間の期限付きで行けるところまで行くつもりということ。

21時ころトポロバンポ港へ付いて、宿をさがすべく25キロ先のロスモチスの町へ向かいました。なかなか宿が見つからず、町をグルグル走っていると、何とさっきのイギリス人とアイルランド人ライダーに再会、何かと思ったらポリスに捕まっているようでした。その後すぐ、私も捕まります。なるほどなるほど、時刻は22時、一目で外国人とわかる荷物満載のバイクが町をグルグル回っていたら目立つわけです。ポリスにとっては賄賂目的の良い鴨、というわけです。

毎回上手くいくとは限りませんが、こういう場合はいくつかコツというかテクニックがあります。

  • なるべく短期決戦が望ましい、長期戦になると意地の張り合いになりお互いの関係が気まずくなる

  • 相手のプライドを傷つけず、できれば、相手の気分が良くなるようにする

  • 警官は大抵2人組。交渉相手は人の良さそうな方とする

などでしょうか、それでもダメな時はのらりくらりと時間稼ぎをする、言葉がわからないふりをするなどの手もありますが、こっちの気力も消耗します。決して怒ってはいけません、賄賂の値段が釣りあがるばかりか、手錠をかけられたりしかねませんので、スマイルで行きましょう。

今回は、たまたま上手く行ったのでそのときの様子を紹介します。会話は全てスペイン語です。

 

 

悪徳警官とのやりとり

警官「止まりなさい、赤信号無視。免許証を出しなさい」

けんいち「ホテルが見つからなくて困っています。おまわりさんが来てくれて良かった、助けてください。」(信号無視なんてありもしない言いがかりつけやがって、クソ!)

警官「赤信号無視、免許証!」

けんいち「ホテルがどこにあるか知ってますか?知っていたら教えてください、お願いします」(免許証なんか渡すもんか、渡したらこいつからは取れると思うんだろう?)

警官「そりゃ、ホテルはいっぱいあるよ。でもな、赤信号無視!」

けんいち「ホテル赤(ロッホ)っていうところがあるんですね。そこへ行きたいな」

警官「しょうがないな、ホテルまで先導するからついて来い!」(全くバカな外国人だ、しょうがないから連れてってやるか、親切にするのは、実に気分がいいわい)

けんいち「親切なお巡りさんで良かった、どうもありがとう」

ここまで、約2分。

ホテルに着いてからは、警官と固い握手を交わす。パトカーが見えなくなるまでいつまでも手を振るけんいち。

 

実は、警官が連れていってくれたホテルは満室で、自分で他のホテルを見つけなければならなかったのですが、その後、イギリス人&アイルランド人ライダーに再会しました。イギリス人は大丈夫でしたが、アイルランド人の若者の方は賄賂を払わされたそうです。夜にフェリーを降りて宿探しなんて嫌だなぁと思っていたら、やっぱり、ロクなことに遭いませんでした。

 

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22時過ぎにやっとチェックイン。晩飯を探しに夜の町へ。もうコンビニも閉まってしまいました。BARで缶ビールを2本分けてもらい、屋台のホットドッグを買って部屋に戻りました。今日は疲れました。

 

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ロスモチスまでのルート。

今日の走行距離108キロ、合計28151キロ。

 

 

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バハ・カリフォルニア半島 その4 2015年1月26日

バハ・カリフォルニア半島は雨など降らないと思っていたのですが、何と今朝は雨音で目が覚めました。乾燥しているのは確かだけど、この時期の降水量グラフを見てもゼロではないのだし、全く雨が降らなかったらさすがのサボテンも育たないですものね。

 

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雨が上がったのを見て9時ころ出発。せっかくの海沿いルートですが、曇っていて色がさえません。

 

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内陸に入ると、険しい山並みも見られます。

 

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シウダード・コンスティトゥシオンの町でセビーチェ屋台の看板を見かけました。セビーチェとは、生のイカ、タコ、魚、トマト、玉ねぎなどを角切りにして、ライムや香菜、香辛料で味付けした魚介類のマリネです。ペルーで食べて大好きになりましたが、メキシコでは初めてお目にかかります。生ものですからね、おじさんマスクなどもして、衛生面に気を使っているのも感じられます。

 

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何というのでしょう、酸っぱさと辛さが絶妙、これを、トスターダというトウモロコシを練って広げた皮をカリカリに揚げたものに乗せて食べるとまた行けるんです!アボガドも良いアクセントになってます。セルベッサ(ビール)が欲しくなりますが、まだお昼なのでがまん、がまん。相当美味しかったです。1杯65ペソ(560円)と値段はそれなりにしました、魚介類はメキシコでも高級ですからね、でも、満足できましたよ。

 

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やったぜ、ベイベー!、又はミスター、ガッツマン?

 

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日は雨が降ったりやんだりです。でも、おかげで虹を見ることが出来ました。肉眼で見たときはこの外側にも薄い輪があって二重の虹だったんですが、写真には写っていませんね。老眼のせいではない、確かに出ていたはずですけど。

 

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5時には暗くなってしまいます。今日は、500キロ以上走って半島の南端、ラパスという大きな町まで来ました。町の中心部をグルグル回って見つけた宿、ペンション・カリフォルニア、1泊250ペソは良いですが設備はかなりくたびれています。1泊なので、まあ、良しとしましょう。

 

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もう時間も遅いので、夕食はコンビニ「オクソ」でホットドッグとブリトーとビールで83ペソ(720円)。

夕食後、インターネットでバハ・カリフォルニア半島から本土へ渡るフェリーについて調べました。本当に、便利な時代になりました。

バハフェリーのHP

フェリーのホームページによると、明日の火曜日は17時マサトラン行き(料金バイク込2006ペソ)と14時発トポロバンポ行き(料金バイク込1728ペソ)があるようです。

トポロバンポ行きは午後9時に下船して宿探しが面倒そうです。一方、マサトラン行きだと距離も稼げるし、料金は割高だけれど船内で1泊でき、宿泊費が浮いて一石二鳥。マサトラン行きで行こうかと思います。

 

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ラパスまでのルート。

今日の走行距離520キロ、合計28043キロ。

 

 

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バハ・カリフォルニア半島 その3 2015年1月25日

P12500868 グエロネグロの町を出る前に朝食。タコスとコーヒーです。メキシコに入ってからタコスとホットドッグばかり食べているようですが、他にも何か朝食に良いものあるのかな?とにかくこの二つが目立つのでついつい手を出してしまいます。34ペソ(290円)でした。

 

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220キロほど走ってカリフォルニア湾に面したちょっとした大きさの町、サンタ・ロサリアに到着。この町に泊まろうかと宿探しをしていると、犬連れのおじさんに声をかけられました。おじさんに何軒か教えてもらうも、どこも宿が450ペソ(3900円)と高いので泊まるのをあきらめることにします。

 

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ちょうどお昼時なので、食べられそうなところを探すとやっぱりタコス屋さん。美味しいから何度食べても良いんですけどね。

 

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ペスカード(魚)のタコスもあるよ、というのでそれを頼んでみることにします。魚がどんな風に出て来るのか楽しみにしていると、フライで出てきました。これはこれでなかなか美味。2個で34ペソ(290円)。

 

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ひとつ先の小さな町、ムヘレに泊まることにしました。ここは1泊300ペソ(2600円)。旅が長いので、このくらいが上限かなと思っています。

 

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宿に落ち着いてから、夕方ぶらぶらと散歩します。この時間がまた、何とも好きなんですよね「写真撮って!」と地元の子供たち。

 

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古い家の前に佇むワン。写真を撮ったら、この後吠えられました。

 

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たまには自炊でもしてみるかと、今日はカレー&パスタです。

 

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ムヘレまでのルートです。

今日の走行距離305キロ、合計27523キロ。

 
 

 

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バハ・カリフォルニア半島 その2 2015年1月24日

今日も朝食はホットドッグとコーヒーでした。メキシコに入ってから見かけるようになった、「OXXO」オクソというコンビニです。ちなみに。ホットドッグはスペイン語でペロカリエンテと言います。ペロが犬、カリエンテは熱いという意味、そのまんまです。

 

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サンキンティンの町を出発してしばらく進むと、「次のガソリンスタンドまで318キロ」の表示。El RosarioからVilla Jesus Mariaまでガソリンスタンドは無いようです。予備のポリタンクを使うのもアラスカ以来となりそうです。

 

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乾燥した大地が続きます。交通量も少ないし、人の暮らしの気配が全く感じられません。生えている植物も、どこか現実離れした姿のように思われ、おとぎ話か絵本の世界のようでした。

 

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厳しい自然環境でマシントラブルなどあれば一大事なはずなのに、かわいらしいサボテンがニョキニョキと沢山生えていて和やかな気分になってしまいます。

 

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400キロ以上走ってやっと、グエロ・ネグロという町に着いて昼食。もう、午後の2時です。今日も飽きずにタコス。かなり美味しいけれど、コーラとタコス2個で51ペソ(440円)は決して安くありません。バハ半島だから高いのかな?

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グエロ・ネグロの町に何軒かあるモーテルの一番安そうなところに泊まることにしました。1泊、240ペソ(2100円)です。夕方ぶらぶらと町を散歩、だだっ広くて埃っぽい町でした。

 

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今日の走行距離448キロ、合計27218キロ。

 

 

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バハ・カリフォルニア半島 その1 2015年1月23日

昨日はロサンゼルスからエンセナーダまで走って来ました。怪我で一時帰国を決めたのがこの町、エンセナーダですから、ここからが自分にとってバイク旅行、中南米編の本当のスタートということになります。

何度も同じ場所へ通い、熟知し、季節や時代の変化を楽しむという味わい深い旅行のスタイルもあるでしょうが、初めての道、初めての町、初めての風景と出会う旅行は、好奇心が刺激され私は大好きです。日本であっても海外であっても良いのですが、この角を曲がったらどんな景色があるのかな?なんて想像したり、行ったことのない場所へ行く事が、自分にとっては素晴らしく面白い事なのです。

 

P12300440HOTEL RIOの人たちに見送られて出発します。4か月間、日本へ帰って病院通いをしていたよと言っても、もう、そんなに経ったかねぇという反応。彼らは彼らで幸せそうで何より。メキシコ・エンセナーダの皆さんに幸せ有れ!

 

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まず、メキシコで初給油。想像していましたが、やはりアメリカよりは高く1リッター120円ほどなので日本と同じくらいでしょうか。その後、セブンイレブンで朝食。勝手がわからないので、店員さんを捕まえて買い方を教えてもらいました。メキシコ式は全てセルフで後払いということがわかりました。親切に教えてくれたので、今後も利用させてもらいますね。コーヒーとホットドッグで22ペソ(190円)。

 

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エンセナーダを過ぎると交通量も少なくなり、荒野の一本道みたいな感じです。

 

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道の途中、村には小さな教会がありました。私たち日本人の先祖でもあるモンゴリアンはベーリング海峡を渡りアラスカへ向かい、アメリカ大陸で根を張ってずーっと生きてきました。しかし、ヨーロッパの植民地支配の力は巨大だったんですね。あっという間に負けてしまいました。今や、アメリカ大陸はどこもかしこもキリスト教が目立ちます。

 

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サン・キンティンという町で、タコスの昼食。1個。17ペソ(150円)ですが、1個が大きく昨日のタコスより割安です。

 

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バハ・カリフォルニア半島は1680キロもの長さがあるそうですが、大地は荒涼としていて町と言える場所は少ないようです。明日は、Guerreo Negro へ400キロ越えの移動となりますので、今日はここサンキンティンという町のモーテル・ウルアパンに泊まります。1泊300ペソ(2600円)、予算オーバーですがラテンアメリカは治安も心配なので、このくらいは必要経費と考えるべきかな。

 

メキシコ3

今の走行距離210キロ、合計26770キロ。

 

 

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待たせたな、メキシコ! 2015年1月22日

アメリカ・ロサンゼルスからツーリング再開

 

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さて、今日からツーリングスタートです。朝7時に2泊したモーテルDREAM INNを出発します。早く出たつもりがロサンゼルスのハイウエーはすでに通勤ラッシュが始まっていて大渋滞でした。ロサンゼルスを抜けると車の流れもスムーズになり、405号線→5号線→805号線→905号線とハイウエーを乗り継いでメキシコへのオタイ国境へ向かいました。流れに乗るのが精一杯で、残念ながら写真は撮れませんでした。

アメリカ走行距離266キロ、合計26426キロ

 

 

メキシコ入国

メキシコの入国審査もバイクのペルミソ(許可証)も、2度目なので戸惑うことなく済みました。

1回目のアメリカ→メキシコ出入国のレポートはこちら

 

 

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前回1泊したティファナは飛ばして、海沿いの道をエンセナーダ目指して走ります。

 

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丘の上のキリスト像、何だかラテンアメリカっぽくなって来ました。

 

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ロサリートで昼食にします。

 

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やっぱり、メキシコといえばタコスです。ひとつ15ペソ(130円)。

 

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4か月前の悪夢の大転倒を引き起こしたアスファルトが緩んでできた段差、まさに、その現場です。

 

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前回、鎖骨骨折のため11日間滞在したエンセナーダの安宿、HOTEL RIOに戻ってきました。宿の人たちも覚えていてくれて、肩治ったの?良かったねと迎えてくれました。

 

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夕方、エンセナーダの港まで散歩に行きました。人間のおじさんっぽいワン公発見。

 

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ペリカンがいっぱいいました。

 

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さあ、ここまでは前回と同じ道のりでしたが、明日からは未知の世界が待っています。

 

メキシコ2

エンセナーダまでのルート

今日の走行距離382キロ、合計26560キロ(北中南米大陸の合計)

 

 

 

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ロサンゼルスへ無事到着 2015年1月20日~21日

2015年1月20日

メキシコのエンセナーダでまさかの転倒で鎖骨骨折をしたのが、2014年9月20日。その後、日本へ一時帰国をして治療。そして、4か月後の2015年1月20日、旅行を再スタートできることになりました。

 

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妻のぽこゆうこに成田空港まで送ってもらいました。大韓航空で韓国経由、ロサンゼルスまでのフライトです。旅行が続けられるのは楽しみですが、家族としばらく離れるのはやっぱり寂しいです。長い旅行で心配もかけますが、こころよく送り出してくれる家族に感謝しなければならないです。ありがとう、行って来ます!

 

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1月20日の午後3時ころロサンゼルス空港に着きました。ESTAの人はこっち、と案内していまして、入国審査の列に並びます。しばらくすると、自分の番が来て、ATMのような画面を見ながら自分で機械を操作します。ESTAの人物認証マシーンのようです。日本語も選べます。指紋や顔写真の撮影が終わるとレシートが出て来ました。レシートとパスポートをイミグレに提出して、簡単な質問に答えて入国審査は終了。ロサンゼルスの気温は16度くらいでしょうか、東京より大分暖かいです。空港からはメトロ駅まで走っている無料のシャトルバスで向かいました。

 

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メトロ駅からは東行きのグリーンラインに乗り換えます。メトロは切符ではなく、TAPカードをまず購入して、お金をチャージする仕組みです。1回1.75ドルでした。

 

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メトロのクレンシャー駅で降りて500メートルほど歩くと、予約していたモーテルDREAM INNです。1泊税込で65ドル。宿は日本より高いですね。

 

P12000150ロサンゼルスは相変わらず水道水が消毒のため激マズ、とても飲めないのでスーパーまで歩いて水を買いに行きます。ついでにビールと夕食も。夕食はスーパーの横のパンダエクスプレスという中華料理のファストフード店で買いました。味が不味いのはがまんできますが、こんな中華弁当が700円もするのはちょと高すぎだと思います!無駄に量が多いのもやめてほしいです!

ついでに、スタンドでガソリン価格をチェック。1ガロン約2.5ドルでした。1リッター80円くらいですね。やった~!4か月前に比べ2割くらい安くなってました。一喜一憂する器の小さい中年男子でした。

 

2015年1月21日

時差ボケ防止のために睡眠導入剤を使ったので、まんまと自分の体内時計をだましてロス時間の朝10時起床。ぐっすり眠って爽快です。ちょっと起床時間が遅いと思われるでしょうが、日本時間ではまだ夜中の3時ですからね。

早速行動開始。

メトロ駅まで歩いて、メトロとバスを乗り継ぎ、バイクを預けてもらっているバイク屋さんへ向かいます。

 

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居ました!久しぶりにヤマハXTと再会です。エンジンも問題なく始動しました。これで、バイク旅行が再開できます。嬉しいです!

モーテルに戻ってからは、また、これからもよろしくな!と心の中で語りかけながらXTをきれいに掃除してあげました。同行二人って言葉聞いたことがありますか?四国八十八か所を回るお遍路はたった一人で旅していても、常に弘法大師と一緒に二人で旅しているという意味です。天下の弘法大師とバイクを並べては失礼だと思いますが、北米で自分が辛い時も快適な時も常に一緒だったのはこのXTです。これからの中南米の道も、相棒のXTを大事にしながら同行二人のつもりで走って行きたいと思います。

 

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今日の夕食はマックのお持ち帰り。アメリカでは、お持ち帰りはテイクアウトでは通じませんので、トゥーゴーと言うようです。あとですね、セットというと日本では、ポテトやらドリンクが付いた定食のようなイメージで使われますが、これも通じないようですね。ビッグマック定食が欲しい時は、セットは使わず、ビッグマックミールと言います。マック英語はどうでもいいんですが、今の気分は、アイ・ミス・納豆かな。(ミスmissとは失って寂しいという英語)

 

久しぶりの外国へ来て思ったこと

私は、ネイティブのアメリカ人ほど英語が解りませんから、アナウンスされていること、周囲の人々が話していること、アメリカ人にとって当たり前のことが良く分かりません。例えると、度数の合っていない眼鏡をかけているようなものかも知れません。分かる部分もあり、ぼやけて不明な部分もあるのです。ですが、何十年もこの世に生きているからでしょうか、経験や勘を頼りに自分の不足している部分を補うことで、困ったときの解決方法もわかり、ある程度は不安もなく外国を旅行することができるようです。障がいと共に生きている方々も同じような感覚で日々を生きているのかもしれないと、今日、改めて感じています。眼鏡が必要な方であれば眼鏡を、補聴器が必要な方であれば補聴器を、杖が必要な方であれば杖を、それらを失った時を思えばイメージしやすいかと思います。これから、見知らぬ国で多くの方に助けられると思います。自分も、眼鏡を失くした方がもし困っていたら、眼鏡の代わりになるような助けをサッとできるような人になりたいと思ます。
 

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中南米ツーリング再スタート決定!

2014年9月20日にメキシコでバイクが転倒し右鎖骨骨折で一時帰国していましたが、来週の火曜日、2015年1月20日に旅を再スタートすることができるようになりました。よかった、よかった。

 

 

ケガの経過

PC0282930折れてしまった骨がくっ付くのは時間のかかるものだと改めて感じました。新陳代謝の活発な子供でも最短で5週間といいます。年齢が高くなるほど時間がかかるそうですが、中年の私の場合、4か月たった今も完全にはくっ付いていない状態です。折れた部分に、骨の元となる成分が接着剤のようにゆっくりと分泌していくそうですが、私の場合、折れた骨と骨に若干のひねりが加わったため、接着面に空洞ができました。空洞がある場合、空洞を埋めるための接着剤の量が多く必要、そのため、時間もかかっているらしいです。でも、基本的にはくっ付いているので、余程強い衝撃が加わらなければ大丈夫ということで、通院も終了しましたし、旅も再開できるようになりました。

帰国そうそう、10月に水疱瘡になってしまったのには参りました。完治後もしばらく頭部と尿道に痛みが残りました、大人になってからの水疱瘡は怖いです。

北米を旅行中、左手小指のしびれが気になっていましたが、検査で肘部管症候群と診断され、思い切って手術したのは良かったです。症状が進むと、握力低下や指の変形もあるようです。骨折をきっかけに早めに手術に踏み切れたのはかえって良かったかなとも思います。手術後1か月半が経過しましたが、今ではしびれは全くなくなり、神経の感覚も回復してきています。

 

バイクウエア

ジャケット北米の旅は軽装でした。上着はウインドブレーカー、ズボンはナイロンのアウトドア用パンツ、靴はズック靴。もし、パットの付いたバイク用を着用していたら骨折が防げたのかどうか、それはわかりません。でも、もう若くないし、ケガをすれば回復に時間がかかることもよく分かったので、慎重になるにこしたことはないと思い直しました。そこで、ウエアについてはバイク用品メーカーのラフアンドロードスポーツに相談して、半額で購入させてもらいました。靴は元々持っていたバイク用のを使うことにしました。

 

保険

海外旅行保険ですが、今回は長期でも加入可能な損保ジャパン日本興亜の保険にしました。それとアメリカのバイク保険は12月で切れてしまっています。バイクを預かっていただいているロサンゼルスから1日でメキシコ国境まで走ってしまう予定ですが、やはり、アメリカで何かトラブルがあると心配なので、カナダのバイク屋さんに連絡して3か月の保険に新たに入ることにしました。もうひとつ、メキシコのバイク保険ですが、これはインターネットで6か月有効のものに加入しました。

 

航空券

20年前にロサンゼルスへ行ったときは、格安の往復航空券を買って片道だけ利用し、復路破棄しました。片道切符だとアメリカに入国できない可能性があり、1年オープンのチケットは高価であり、また、1年以上滞在する場合は複路チケットが無駄になってしまうからです。当時、中南米を旅行していた長期旅行者は皆そうしていたように記憶しています。

今回良く調べずに、1週間フィックスのロサンゼルス往復を6万円台で購入したんですが、購入条件を良く読んでみると複路破棄の場合、ルール違反のため正規料金を請求されることがありますと書いてありました。インターネットで調べてみると、実際に請求されたとか、されないとか両方の意見が見つかりました。正規料金を請求されるのも嫌でしたが、それ以上に、せっかくの楽しい旅行中に、請求がいつ来るかと常に心配することが嫌だなと思い、3万円のキャンセル代を払ってこのフィックス航空券を買うのをやめました。そして、航空会社から直接1年オープンのチケットを買いました。

 

その他

カナダやメキシコからアメリカへ入国したときは陸路でしたのでESTAが必要ありませんでしたが、飛行機で入国する場合は申請しなければならないそうです。やってみましたが簡単でした。

国外運転免許証も新たに申請しました。有効期限が申請日から1年です。例え、1年過ぎていても海外の交通警察が日本の国外免許の有効期限が1年ということを知らない場合がほとんどで、免許証を見せても咎められることはほとんどありませんが、事故などのトラブルにあったときには保障関係で不利になるので、やはり有効期限内の免許を持っていたいものです。

入国の際、黄熱病の予防接種を証明するイエローカードの提示を要求する国が、中南米でまだあるのかどうかわかりませんが、中南米は未だに黄熱病の汚染地域であるので接種したいと思います。日本の場合、ワクチンをどこでも打てるわけではなく、福島からだと仙台検疫所や東京検疫所まで行かないといけないので遠いです。なので、旅行しながら中米のどこかの国で打とうと思っています。

カナダから旅をスタートした当時は1アメリカドル100円程度でしたが、このところどんどん値下がりして12月ころは120円を超ていました、またちょっと上がり始め今は117円くらいです。ドルの値下がりは痛いですが、世界的に原油が値下がりしているのはバイク旅行者には嬉しいことです。

 

今後の旅の予定ルート

1中南米

大まかなルートはこんな感じに考えています。その他、寄り道でキューバやイースター島も訪れてみたいですが、私はやっぱり南米ではアンデスが好きです。 南米の南端パタゴニア付近はアラスカと一緒でバイクで走れる時期が夏(12月~2月前後)に限られるそうなので、時期を合わせるためにルートも変更になるかもしれませんし、釣り三昧でどこかの国で長居するなんてのもあるかもしれません。日本が恋しくなって、どこかの国から一時帰国するかもしれません。一応の予定ではありますがどうなるかは未定です。

 

なぜ、バイクで旅行するのか

電車やバスなどの公共機関ではなく、なぜ、バイクで旅行するのか。単純にバイクで走ると気持ち良いということもありますが、ひとことで言えば「自分のペースで動けるから」でしょうか。もちろん、電車やバスにも良い点は沢山あります。第一、自分で運転しなくて良いから楽だし、眠っている間にだって運んでくれます。車中で見知らぬ人との出会いもあるかもしれません。

しかし、公共の交通機関には、面倒な点もたくさんあるのは事実です。座席を確保するため前もってチケットを手に入れなければならない、チケットを手に入れるため並ばなくてはいけない、乗り遅れないために時間を気にしなければならない、満席にならないと出発しないバスの場合はいつ来るともわからない他のお客を待たなければならないなど、秩序の整っていない国での移動は苦労します。長距離バスでお腹の調子が悪いときなどは地獄です、実際私も、トイレ休憩まで持ちそうになく運転手に急遽停止をお願いしたことがあります。走っていって物陰で用を足して戻ってきたときの恥ずかしさといったらありません。景色が良くて写真をとりたいとか、じっくりとそこに佇んで飽きるまで景色を堪能したい、そんなときも、バスや電車は止まってくれません。

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バイクの利点は、好きな時に好きなように自分のペースで旅行できることにあります。出発時間も自由、気に行ったところで止まるのも自由、バスや電車の通っていない場所へも道があれば行くことが出来ます。新しい町へ着いたとき、まずするのは宿探しですが、バイクだと重い荷物を持って歩き回る必要はないし、駅やバスターミナルでたむろしているタチの悪い客引きにつかまることもないですし、タクシー代をぼられる心配もいりません。

では、バイクではなく、車や自転車で旅行するのはどうでしょうか。車はバイクよりお金がかかりそうなので、レンタル以外では、まだやったことがありません。二人ペアで旅するには交代で運転するなどもできるし、治安の良い国では車中泊もできるし、天候に関係なく進めそうで良いかもしれないですね。でも、身軽さではバイクにかなわないでしょう。自転車はというと、やってみたい気持ちは少しありますが、やはり体力的にきつそうです。それに私などは、少しでも楽な道を選んで最短距離を走りたくなってしまうでしょうから、脇道へ入ったり、気になる場所へ寄り道をしたりする楽しみが減ってしまうかもしれません。

ヨーロッパや北米は公共の交通機関の代金が高いので、バイクや自転車だと安く旅行できると考える人が居るかもしれませんが実は違うんですね。バイクも自転車も実は大変お金のかかる旅行方法なんです。まず、バイク代がかかります。それに、国をまたぐ度に支払うバイク保険代、それに通関諸経費、毎日のガソリン代プラス部品交換代金などを加えると一般的なバックパッカー旅行よりかなり高く付くことになります。では、自転車なら安いのではと私も思ってしまいますが、自転車旅行をしている人に聞くと実はそうではないことがわかります。自転車の人はとにかく食べる量が違います。高カロリーのものを驚くほど沢山食べます。西アフリカで親しくなったドイツ人サイクリストは、食堂へ入ると必ず2人前注文していました。食費が2倍になる他に、当たり前ですがバイクより進むのがどうしても遅くなります。バイクで1か月のところを、3か月も半年もかけなければなりません。一日当たりの旅行費は自転車の人は安いかもしれませんが、時間がかかるということはお金も沢山かかるのです。

自分のペースで自由に、そして体力的にも楽、お金は高く付くけれど、せっかく海外旅行するならと考えると、自分にはバイク旅行が合っているようです。

 

 それでは、行って来ます!

ケガから4か月、あっという間でしたが、温泉や食など日本を満喫して充電できました。世界ツーリング前に訪ねてきてくれたかももしさん、美味しいおでんを差し入れに来てくれたライダーまっくすさん、学生時代からの友人細野、それから、ぽこけんを応援してくれる皆さん、元気に旅を再開できるようになりました、ありがとうございました。無事にロサンゼルスに到着したら次のレポートを発信したいと思います。では、行って来ます!