ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


11月

まっくすさん来訪 2014年11月24日 

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我が家にちょっと変わった宅急便が危険物を持ってやってきました。ライダー仲間のまっくすさんです。

 

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危険物とは何かというと、コラーゲンたっぷり骨に良く効く特製おでんです!プロの料理人のまっくすさんが、鎖骨骨折中の私のために、コトコト煮込んで作って、バイクで3時間走って持って来てくれました。いや~、こんな嬉しいことはありません。ところで、おでんのどこが危険物かというと、美味すぎて、酒に合いすぎて、飲み過ぎてしまうんです、だから危険物。たいへん危険なブツ、どうもありがとうございました!

次回は、日本海方面の温泉巡りと合わせて、こちらからまっくすさんに何か危険っぽいブツをお届けしたいと思います。

つげ義春展@天栄村 2014年11月23日

天栄村で行われたつげ義春展に行ってきました。

正式なイベント名は

「つげ義春の旅へ。 つげ義春が愛した岩瀬湯本・二岐温泉フォーラム2014」

 

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私がつげ義春のまんがにであったのは今から28年前、高校を卒業した後すぐ、進学先である千葉県の下宿屋に小包が送られてきました。その中身がつげ義春の2冊のまんがでした。送り主は、それほど親しくもなかった高校の同級生です。彼はまんがが好きなようでしたが、私は、まったく好きではありませんでした。高校生当時は藤原新也が好きで、文字だけ、又は写真入りの本が好きでした。

彼が、なぜ送って来たのか考えたところ、おそらく、私ならつげ義春が好きだろうと思ったのでしょう、私に教えてあげたいという気持ちで送ってくれたのだと思います。案の定、まんがなど読んだこともない私でしたが、面白くて、いっぺんでつげ義春のファンになってしまいました。送ってくれた彼に感謝しなければなりません。それから現在まで、つげ義春のファンは続いていて、特に温泉や旅をモチーフにしたまんがが好きです。

 

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早速、道の駅の裏手にあるパネル展示会場へ行って見ます。村内なので何度も訪れている岩瀬湯本ですが、こうして写真と対比してみるのもおもしろいですね。

 

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映画にもなったので「無能の人」という作品名を聞いたことがある人も多いと思います。その「無能の人」の中の一編に「探石行」という作品があります。売るための石を探しに山梨へ行くのですが、絵のモチーフとして岩瀬湯本温泉が使われていたとは知りませんでした。

 

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「会津の釣り宿」という作品があります。舞台は西会津の玉梨温泉ですが、まんがの温泉宿のご主人が二岐温泉湯小屋旅館の亡くなったご主人に本当にそっくり!真相は不明ですが、やっぱりこの方がモデルになったような気がします。

 

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午後2時からは講演会とフォーラムです。漫画雑誌「ガロ」の元編集者、高野慎三さんの講演が特に面白かったです。

会津を代表する大観光地で「大内宿」という茅葺屋根の宿場町があります。江戸時代の風情が綺麗に保存され人気があるのですが、昭和42年にこの地を訪れたつげ義春は、大内宿にはまったく興味を示さず、近くにある鄙びた岩瀬湯本温泉を絶賛したといいます。よほど気にいったのか、その後4度も岩瀬湯本を訪れたそうです。

何がそれほど、岩瀬湯本がつげ義春を惹きつけたのかという説明を高野慎三さんがしてくれました。「つげさんは、東京生まれの東京育ち、ところが東京の風景はまったく様変わりしてしまった。子供時代に見た日本の原風景を探すために旅をしていたのだろう」、「田舎や農村への憧憬を今も常に抱いている」ということです。「茅葺屋根だから良いのではない、綺麗に保存されている大内宿のような場所には興味がない」、では、全国にたくさんある鄙びた温泉地の中で、岩瀬湯本の何が良いのかというと、「つげさんは岩瀬湯本の道の角度が最高だ」と語っていたそうです。角度が良いという言い方は、絵になるということでしょうか?芸術性の高い絵を描くつげ義春独特の表現だなと思いました。

フォーラムの最後は「懐かしい未来、地域の資源を生かした地域づくり」という代でのパネルディスカッション。今は「地域おこし」とか「地域再生」ということも大学の研究対象になるんですね。私のようなシロウトには、答えのでない問題をグルグルかき回しているだけに思えてしまいます。廃れるものが廃れてしまうのは仕方がないと思います。アイデアが成功して観光客がたくさん来ている場所は、はたして観光地として本当に魅力的なのか、疑問が残ります。天栄村を基点に、つげ義春にもっと特化した勉強会やゆかりの温泉地を訪ね歩くようなイベントなら、今後も続けていってほしいと思いました。

 

被災地ツアー 2014年11月22日

私は福島の被災地の様子を全国の方に見ていただきたいと思っています。

被災地を興味本位で見学するのは悪いのでは?とか、放射能は大丈夫なの?

という意見はあると思いますが、ツアーに参加すれば、語り部さんから震災当時の臨場感あふれる話を聞くことができたり、放射能について学ぶこともできますし、放射線量が高いところへも行かないので安全です。

自分で参加してみないことには他県の人に責任をもって薦めることもできないと思い、11月22日に行ってきました。

 

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福島の被災地ツアーはいろいろな団体でやっているようですが、私たちは今回、いわき市が開催している無料のツアーに参加してきました。ツァーのスタートはいわき駅です。いくつかコースがあるようですが、今回は「久ノ浜・北コース」に参加しました。参加者は23名でバスは満席。バスに座れなくてもレンタカーを借りて後ろをついて回るという4名の希望者も入れ、合計27名のツアーとなりました。参加者は関東の方が多かったですが、中には名古屋や金沢から参加されている人や、マレーシア人の大学院生も居ました。福島からは私たち2名だけでした。

 

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まず、はじめに向かったのは久ノ浜地区。ここは、大震災の津波と火災で壊滅的な被害があった地区です。福島第一原発からは32キロ離れているため、避難指示はありませんでしたが、風評被害で物資が届かず苦労された地域です。商店街も火災で消滅してしまいましたが、2011年9月3日、久之浜第一小学校敷地内に仮設店舗の「浜風商店街」がオープン、「1日も早い久之浜の復興を!久之浜に1人でも多くの笑顔を!」掲げ、今日現在も元気に笑顔で営業しています。

 

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道の駅よつくらでの昼食休憩の後は、福島第一原発事故復旧の拠点であったJビレッジを過ぎ、20キロ圏内へ入って行きます。第一原発から約17キロほどの天神岬へ行きました。参加者の中にはモニタリングポストを初めて見るという方もいらっしゃいました。岬の展望のきく場所からは、保管場所が決まっていない除染物質の黒い袋が大量置かれている模様を見たり、風力発電施設を洋上に試験的に設置している様子を見ました。

 

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福島第一原発から約7キロ。第一原発と第二原発の間にある富岡駅前です。海に近かった富岡駅周辺は甚大な津波の被害を受けました。原発の南側に位置するので、風向きの影響で放射線量は高くなかったのですが、原発からの距離が近かったため警戒区域に指定され、行方不明者の捜索やがれきの撤去が遅れた地区です。復旧復興が遅れ、今だに津波の爪痕が色濃く残る地域です。

参加されていた大学教授の方が、ここはこのまま残してメモリアルパークにすればよいのではと言っていましたが、その土地をどうするかは、地元の人の意見が一番重要視されるので、ここで多くの人、身内が亡くなった人の気持ちを考えれば、残すという選択はなかなか難しいだろうということでした。

 

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同じく、富岡駅前の慰霊碑です。

 

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富岡駅前の住宅一階部分には軽トラが突っ込んだままです。

 

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宮城や岩手と違って福島は原発被害があるため、除染作業も並行して行わなければならないため、がれきの撤去、復旧復興が遅れています。今、急ピッチで行っているので、このような無残な風景の残る地区はどんどん減り続けています。もうすぐ、こういった場所が無くなり、被災地ミュージアムのような場所ができ、映像でしか見ることができなくなるでしょう。

 

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ツアーの最後は、周りの住宅が全て流されたにも関わらず、残った奇跡の神社、久ノ浜秋葉神社で語り部さんのお話を聞きました。実際に震災当時この場に居合わせた方のお話は臨場感があります。この神社の周りは住宅が建ち並んでいましたが、全て流されてしまったそうです。この見える範囲だけで55名の方が亡くなり、現在も行方不明の方が居るそうです。

ざっと、ツアーの流れを書いてみましたが、写真と文章だけでは上手く伝えられません。現在の富岡駅前のような地区もどんどん復興が進むにつれ、震災当時の姿を想像しにくくなってしまうと思います。温泉旅行のついででも良いと思います、ぜひ、県外の方にこのようなツアーに参加していただき、この場に立って何があったのか思いを巡らせていただければと思います。

 

 

羽ばたけ!中高年! 2014年11月21日

先日、我が家に訪問者がありました。

これから世界中を旅する予定で、このホームページぽこけんにもときどきコメントをしてくれているかももしさんです。

ワールド・ツーリング・ネットワーク・ジャパン、略してワッツーWTN-Jのイベントでぽことは会ったことがあるけれど、けんいちとは初対面です。実は、今月はじめに来ていただく予定でしたが、けんいちが水疱瘡になってしまったので延期。やっと今回のミーティングが実現しました。

 

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かももしさんですが、我々ぽこ&けんいちと同じ中高年です。企業を早期退職され、小田原で半自給自足の暮らしをしていたそうですが、世界中を旅するため現在準備中とのことです。バイクに乗った経験は無かったそうですが、アフリカと南米はぜひバイクで回りたいからと最近大型二輪の免許を取ったそうです。日本もツーリングしたこともないのに、アフリカと南米をバイクで回るとは発想が自由ですね。正に中高年の星!ヨーロッパはバイクではなく、あえて、自転車で回るそうですから体力にも自信があるんだろうな、うらやましい。

どこへ行っても旅行者同士のコミュニケーションは英語が基本です。なので、以前から英語の勉強は続けていたそうですが、かももしさんの目標は高く、日常会話に不自由なくこうして話している内容を苦も無く話せるようになりたいとのこと。来月から、半年間フィリピンへの語学留学を決めたそうです。

かももしさんのすごいところ、それは、用意周到といいますが、徹底的に準備するところ。これは真似が出来ないと思いました。私などは、行きたいと思えばロクに調べもせず、ひょいひょいと出かけてしまう方なので、これは見習わなければならない事かもしれません。

わたしたちに、旅のノウハウを聞きたいということで我が家へ来ていただきましたが、逆に、物知りなかももしさんに学ぶことの方が多かったように思います。

10年前、20年前、30年前と時代は変わったと言われます。ですが、世界を旅したいという人が減ることは無いし、世間で信じられているように旅は若者の特権ではなく、あらゆる世代の人にとって大きな興味の対象であったり、人生の目標や夢になりうると思っています。

私は、どんどんやれと、中高年の旅人にエールを送ります。

かももしさんと、次回は世界のどこかで再会し、たき火でも囲んで酒が飲めたらなと思いました。

 

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肘部管症候群 その1

半年前、つまり2014年の4月ころから左小指の第2関節から上と左薬指の第1関節から上の小指側面がしびれるようになりました。矢吹町の整形外科へ受診しましたが、原因を突き止めようとする気配はなく、神経再生に効果があるかも?と言われているメチコバールというビタミン剤を処方するだけ、治療する気がない病院に通院する意味もないしと、以降通院も止めてしまっていました。

しびれは眠っている時以外は常にあるわけです、旅の間常に。絶景の中バイクで走っている時も、北米最北端へ到達したときも、念願のサーモンを釣り上げたときも、いつも左小指と薬指がしびれていました。

命に別状のある病ではなさそうだし、世の中には常時痛みに耐えている人や眠ることさえできないほど辛い毎日を過ごしている人々がもっともっといらっしゃる、それに比べれば何のこれしきとずっとがまんしていました。

常にしびれがあることで何となく気分が上がらないものです。できることならば、通常、身体のどこにも痛みやしびれの無い身体を取り戻したい。じっとしていて、身体のどこも不快でない身体ってどんなに良いだろう、そんなことを望むようになりました。

自分で自分の症状をインターネット等で調べた結果、肘部管症候群かもしれない?と思うようになりました。それで、肘部管症候群に詳しい医師は手の外科の専門医ということを知り、日本手外科学会の先生の診察を受け、自分のしびれの原因を探ってもらおうと思いました。思い立って病院へ行った日には予約でいっぱいで診察をしてもらえず、予約だけしてきました。先週初めて診察をして、肘部管症候群の疑いがあるということで、神経伝達速度検査をすることになりました。

 

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今日はせっかく、村から出て大都会の郡山市の病院まで行くので、昼食は郡山の中央市場食堂で海鮮丼を食べることにしました。790円の値段の割に、ボリュームもあるし、市場だから鮮度も抜群で美味しいんですよ!

海鮮丼を食べた後、病院で神経伝達速度検査を受けてきました。通常、神経は1秒間に60メートルというスピードで信号を伝達するそうですが、神経がある部分で圧迫されていたりすると、信号の伝達スピードが遅れるそうです。この試験をすることによって、どこで神経が圧迫されているか、どの程度神経が圧迫されているかが解り、病気の原因と進み具合が解るそうです。結果、やはり、肘部管症候群でした。

肘部管症候群には、自然治癒はほとんど無いようです。放置すると症状はこの後進み、しびれの範囲が広がり、手の筋肉が痩せて行き、握力が低下し、小指が変形していくそうです。いずれは、バイクのクラッチが握れなくなり、ケーナが吹けなくなり、スキーのストックが持てなくなるということです。

迷わず、手術を選択しました。手術は圧迫されている神経を前方へ移行する手術になるそうです。来週から全身麻酔のための検査等も始まりちょっと忙しくなるかもしれません。入院は12月1日、手術は12月2日の予定です。

ところで手術費ですが、3割負担とはいえかなりの出費を覚悟していたのいですが、「高額療養費制度」というのがあるということを病院で説明していただきました。「限度額適用認定証」というのを提出することによって、その月にかかる医療費を限度額以上分は国が負担してくれる制度のようです。被保険者の収入額によって限度額が違うようですが、私の場合、旅の途上なので当然収入はゼロなので、どんなに医療費がかかっても1か月35400円、4回目以降は24600円以上払う必要がないらしいのです。何だか申し訳ないですが、制度を利用させていただくことにします。

手術が上手くいき、しびれのない身体を取り戻すことができたら嬉しいと思います。そして、なるべく早く中南米のバイクツーリングを再開したいと思います。

肘部管症候群 その2へ

山形温泉旅行 2014年11月8日~11日

先日、山形へ温泉旅行へ行って来ました。私は現在福島県に住んでいますが生まれは北関東です。ですが、日本中あちこち行ってやっぱり心底落ち着くのは東北地方です。アウェー感全く無し、ありのままの自分で居られる場所、それが東北の温泉地です。今回は、ぽこが山形県肘折温泉で行われる日本温泉地域学会に参加するので私も付いていきました。

 

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時間だけはたっぷりあるぽこけん、山形へは下道で喜多方経由で行くことにしました。喜多方といえばラーメン、私たちはいつも坂内食堂隣の「松食堂」へ行きます。坂内より美味しいし並ばなくて良いので気に入っていたのですが、土曜日なので「松食堂」にも行列が出来ていました。でも、やっぱり福島で一番美味しいのは喜多方より白河ラーメンだと思います。

 

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いきなり肘折温泉へ行くのではなく、一日目は山形蔵王温泉に泊まりました。ここは上湯共同浴場、相変わらず良い雰囲気でしたが先日行った信州の渋温泉に比べるとお客さんが少ないように感じます。御嶽山の騒ぎや震災の影響もあるのかもしれません。

 

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翌朝、朝食前に宿から歩いてすぐの川原湯共同浴場へ行ってみました。

 

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川原湯の素晴らしいところは、お風呂の下が源泉、つまり、スノコの下から直に湯が沸き出ているということです。これ以上の贅沢はありません。

 

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山形蔵王温泉は今まで何度も訪れていますが、特に雪の季節、スキーと合わせて来るのが最高。そんな雪の寒い季節、温泉街で必ず食べたくなるのが、喫茶さんべの「玉こんにゃく」です。このお店には看板猫の「はな」が居ます。名物の「いがもち」も美味しいので、蔵王温泉へ行くときは寄ってみてはいかがでしょうか、おススメですよ。

 

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肘折温泉へやって来ました。湯治場風情を残すということでは、日本を代表する温泉ですよね。毎日行われる朝市でも有名です。開湯1200年という歴史も凄いですが、お湯の良さ、雰囲気の良さ、どれを取っても文句なしの温泉です。私はこれで肘折温泉3度目です。

 

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肘折温泉は道路が廊下のようだと言われます。温泉街が大きなひとつの旅館のようなもので、長期滞在する湯治客同士が仲良くなって部屋を訪ね合うこともあるからでしょうし、温泉街全体の調和がとれているからそう言われるのかもしれません。各旅館では料理をシンプルなものにし、宿泊料金を抑えた湯治タイプのプランも用意されています。商店で納豆やお刺身、飲み物などを自分で買って、旅館に持ち込むのも自由です。最高の温泉に浸かりながら、居心地良く、しかも安く滞在できるようになっているんですね、人気があるのも当然だと思います。

 

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朝市では天然のきのこなども安く売られています。自炊宿に泊まってきのこ汁なんて作ってみるのも楽しそうです。もちろん、お土産にしても良いですね。ただ、料金は安いんですが、一袋の単位がどれも量が多いんです。大家族なら良いけどと躊躇してしまうかもしれません。もうちょっと小分けにすれば、現代の旅行客にもっと受けるのにと提言したくなりました。

 

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さて、メインの日本温泉地域学会の研究発表会です。個人的にはこちらの金坂清則さんの講演が一番面白かったです。東北地方を旅行すると、イザベラ・バードの足跡に遭遇する機会が多いんです。今から130年以上も前、外国人に移動が認められていたのは東京、大阪、横浜、神戸、長崎、新潟の7都市から40キロ半径に限られていたそうです。そんな時代、特別なパーミッションを取得して、日本の奥地を旅したイギリス人女性がいました。その人がイザベラ・バードです。この金坂さんはイザベラ・バードの研究者で、彼女の旅の中で温泉に関する記述をピックアップして分かりやすく解説してくれました。面白かったので帰ってからすぐに、金坂さんの本を注文しました。

 

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肘折温泉には2泊しました。最終日はちょうどなめこ祭りだったので、美味しいなめこ汁を頂いてから帰りました。やっぱり東北の温泉、特に湯治場風情のある温泉街は良いなぁと実感した旅となりました。

 

 

 

ケガ・病気の近況

メキシコをツーリング中、バイクで転倒して鎖骨骨折。旅を中断して一時帰国をしてから早くも1か月を過ぎました。骨折の方は、整形外科で2週間ごとにレントゲン撮影をして骨の付き具合を確認してもらっています。若者であればそろそろ骨がくっ付き始める頃らしいのですが、中年のためか遅れているようです。ただし、骨がずれたりはしていないようなので、寝返りなどに気を付けながら気長に療養しています。

 

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10月下旬、急に熱が出て身体中に赤い発疹がでて通院しました。診断は水疱瘡。そういえば子供のころかかっていませんでした。大人になってからの水疱瘡はひどいと聞いていましたが、その通りでした。身体、顔どころか頭皮、口の中にまで発疹ができ熱が下がってからもしばらく頭痛と膀胱炎のような症状が続きましたが今は何とか完治して元気になりました。

 

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数年前に右上腕がしびれていたのはいつの間にか治りましたが、半年ほど前から左手の小指と薬指外側がしびれるようになり5月ころ近くの整形外科を受診しました。首からくるものかもしれないと言われ、メチコバールを処方されました。医師に診察してもらえたのは初診のときだけ、2回目、3回目は診察もせず処方箋をくれるだけ、そのくせ診察料はきっちり請求されました。ひどい病院だと思い、以降通院はしていませんでした。

カナダ・アメリカをツーリング中もずっと左小指と薬指外側のしびれは続いていました。出てきている症状から、自分でインターネットで調べたところ、しびれの原因は肘から来る肘部管症候群ではないかと思い、先日、手外科専門医のいる大きな病院を受診しました。すると、肘部管症候群の可能性が高いので神経伝達検査を行いましょうということになりました。検査は明日行う予定です。

調べたところ、手外科の専門医は福島県に9名しかいません。自分で調べなければ、診察もせず処方箋だけ出すような病院にかかり続けて症状を悪化させてしまうケースもあるのではないかと思いました。もし、肘部管症候群ということになれば、圧迫されている神経を解放するような手術が必要になるかもしれません。手術というと、ちょっと緊張しますが、首の手術よりは気が楽ですし、一時帰国中の今、治しておくのは良いタイミングかもしれないと思います。