ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


07月

さらば、アラスカ 2014年7月28日~29日

2014年7月28日

昨日、この季節ではなかなか見ることのできないという、マッキンリー山を見ることができたという幸運に恵まれ、更に同じ日にサーモンまで釣れてしまって予定していたキーナイ半島巡りをやめることにしました。キーナイ半島の目的があわよくば、サーモンでも釣れないかなぁというものだったのでそれは昨日ウィロークリークで達成しました。それよりも、連日の悪天候と寒さで参っていたこともあります。正直、早く暖かいところへ行きたい、グズグズしているとまた10日以上も降り続く雨に捕まってしまいそうな気もします。そういうわけで、今日からカナダへ向けて南下の旅を開始します。

 

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アンカレッジへは行かず、アラスカハイウェーをカナダ国境方面へ左折してしばらく進むと、マタヌスカ氷河が見えてきました。

 

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天気が今一つですが、なかなか迫力のある氷河です。しかし、毎日天気が悪いのになぜ、マッキンリーの横を通った昨日だけ晴れてくれたのか、昨日は本当に運が良かったとしか言えません。

 

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ズームで見るとこんな風に見えました。

 

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今日はカナダ国境の250キロほど手前、ポーキュパインクリークでブッシュキャンプです。

 

今日の走行距離462キロ、合計11393キロ。いやぁ、今日は良く走りました。この旅、最高記録かな。

 

 

2014年7月29日

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またまた今日も雨。フェアバンクスで新しく99ドルもしたマーモットのカッパはバイク用ではなく山用だからか、ポケットのジッパー部分から雨が浸みて来る、元々持っているモンベルのバイク用は腕の部分が浸みて来る、何とか2枚重ねで走る。カッパ問題、何とかならないものか。

 

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とうとう本降りの雨になってしまいました。2枚重ねでも心配なので、カメラなど濡れて困るものは全てプラスティックのトップケースに仕舞います。アラスカの出国ゲートに到着しました。まさか、北極圏のダルトンハイウェーとはいえ、7月で雪に降られるとは思ってもみなかったし、アラスカは最後まで悪天候に泣かされるなぁ。昨日のマッキンリーとサーモンで全て帳消しになるけれども、色々と想像をはるかに超えた体験をさせてくれたアラスカでした。アメリカ側の国境で、確認のためパスポートを提示して何か手続きは無いのか聞いて見ると、出国時は何も無しとのことでした。

 

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カナダ側ではパスポートを提示し、簡単な質問があっただけで新たにスタンプを押してくれるでもなくパスポートを返され、手続き終了。これは、国境沿いにあったベンチ。手前がカナダで向こうがアラスカです。

 

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カナダに入って最初の集落、ビーバークリークにルーム50ドルの看板がありました。カムループスでパンクしたとき泊まって以来、この旅2度目のモーテルですが、泊まることにしました。雨は本当に嫌なものです。今日も夏とは思えないような寒さです。

 

今日の走行距離291キロ、合計11684キロ。

 

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カナダ国境までのルート

 

 

アラスカのデータ

 

走行距離 3975キロ

滞在日数 19日

使ったお金 831ドル(入国カード6ドル、キャンプ道具106ドル、バイクパーツ代98ドル、Rタイヤ96ドル、カッパ99ドルを含む)

1日平均の出費額 22,4ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)

 

ガソリン代 リッターあたり1,1ドル~1,5ドル

食料品 パスタ2ドル、ツナ缶0,8ドル、ソーセージ5本で4ドル、玉子6個で1ドル、レタス1ドル、アスパラガス450gで4ドル、バナナ4本で1ドルなど

キャンプ場 1サイト州立が10ドル~18ドル(シャワー無し)、民間のホットシャワー、wifi付きが14ドル~16ドル(安いところを選んで泊まった、普通は20ドル以上と思われる)

 
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マッキンリー山とサーモン 2014年7月25日~27日

 

2014年7月25日

 

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ダルトンハイウェーからやっとの思いでフェアバンクスに戻って来たけれど、朝から洗濯、その後はバイクのリアタイヤとブレーキパット交換と忙しい。タイやベトナム、スリランカでは新しいタイヤを買ったら、店の人が無料で交換してくれたけれど、ここは人件費の高いアメリカ、作業工賃を聞くと1時間あたり100ドルとのこと。ホイルを外して工賃を安くしてもらうことにしました。交換代とホイールバランスで40ドル(4000円)でした。ブレーキパットは自分で交換、ですが、ブレーキパット用のグリースや、新たに予備のブレーキパットを買ったり、エンジンオイルを買ったりで合計98ドル(9800円)の出費。まあ、バイク関係の出費は仕方がないですね。新しいタイヤは気分いいですな~。

 

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それから、右側のサイドバッグが、サポート棒に当たって擦れてしまっているので、スーパーで食器洗いのスポンジを買ってきて取り付け、製作費1ドルです。さて、これでどんなもんでしょう?

 

今日の走行距離13キロ、合計10328キロ。

 

 

2014年7月26日

何もかも濡れてしまっていて、フェアバンクスに2泊したけれども乾ききりません。バッグの中身も何となくジメジメなままフェアバンクスを出発しました。今日の天気もいまひとつ。

 

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次の目的地は北米大陸最高峰のマッキンリー山のあるデナリ国立公園です。国立公園内はバイクや車では入ることが出来ず、専用のシャトルバスに乗る必要があるそうです。マッキンリーの展望が素晴らしいと言われるワンダーレイクまでが、シャトルバスで往復11時間、料金が約5000円です。ビジターセンターで確認してみると、明日のシャトルバスには空席があるようです。国立公園内のキャンプ場も車両乗り入れ禁止のサイトなら今日、明日と空きがあるということです。

でも考えてしまいます。バスに揺られて行ったとして、明日晴れるとは限りません。たとえ晴れても、マッキンリーに雲がかかって見れないということもあるでしょう。私の持っている古いガイドブックによると、7月にマッキンリーが完全に見えた日のデータがでていました。2000年は31日中0日、2001年は1日、2002年は4日、2003年は2日とあります。ほとんど見れないってことじゃないですか、でも、もしかしたら、明日がその見える日かもしれない、迷った挙句、予約はせずにデナリ国立公園の小冊子をもらって今晩よく考えてみることにしました。

 

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デナリ国立公園から30キロほど進み、ネナナ川に架かる橋の近くでブッシュキャンプ。夜もらってきた小冊子も見てみると、マッキンリー山を見るだけなら、国立公園へ行かなくとも見ることができることがわかりました。国道沿いにいくつか展望台もあるようです。明日そこへ行ってみて見れなかったらあきらめることに決めました。

今日の走行距離284キロ、合計10612キロ。

 

 

2014年7月27日

 

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昨晩も雨が降っていたのですが、今朝はおや?というほどの良い天気。これは、ひょっとして?と期待しながら早速マッキンリーが見えるという場所へ向けてバイクを走らせました。カーブを曲がった途端、ドカーンと真っ白い山が現れました。周りの山々の倍くらいの高さがありひときわ存在感があります。これがマッキンリーに違いありません。

 

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山に見とれているうちに薄い雲も取れて完全にマッキンリー山が姿を現しました。国道からこんな景色が見られるとはしりませんでした。もう、デナリ国立公園へ行かなくても充分満足しました。マッキンリーは標高6168メートル、標高でこそエベレストなどに引けを取りますが、比高(麓から山頂までの高さ)は世界一だそうです。また、北極圏に近いこともあり登るには非常に難易度の高い山だそうです。そりゃそうですよね、夏の一番暖かい時期に私がここで、ももひき履いて服全部着込んでも寒いんですから。そして、高緯度であるということは、気温が低いだけでなく、酸素も少ないんだそうです。

 

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タルキートナという町の博物館に植村直己さんのコーナーがあるというので行ってみました。マッキンリーといえば、山好きでなくても、この方、植村直己さんの遭難を覚えているでしょう。1984年2月12日、43歳の誕生日に登頂を果たした後、5200mの雪洞へ戻る途中行方が分からなくなりました。母校明治大学によって捜索が行われるも遺体は見つかりませんでした。今も植村さんはマッキンリーの山頂近くに眠っています。

 

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明治大学山岳会の炉辺通信が置かれていました。抜粋「植村はついに帰らなかった。まことに残念である。彼の黒い童顔、なんとなくもっさりしているが、頼もしく力強い歩き方、とつとつとした話しぶり、それらがしきりに思い起こされる。私の心は、植村が帰らないことによって、かえって彼にひきよせられたようである。・・・・・ 」

 

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マッキンリー山はバックミラーから見えなくなる最後まで雲に隠れることなく、真っ白い山頂を見せてくれていました。しばらく進んで、ウィロークリークキャンプ場というところに泊まることにしました。キャンプ場に泊まっている人が皆釣竿を持っていくので、私もテントを立てたあと、釣竿を持って皆の行く方へ行ってみました。日曜日ということもあるでしょうが、川は釣り客でいっぱいです。様子を見ていると、サーモンを釣り上げている人がいます。私も俄然やる気がでてきました。

 

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最初は左のルアーを投げていました。30分くらい頑張ったけど当たりもなしです。周りの人を見てみると何だか赤い浮きのようなものを流れに合わせて流し釣りしています。竿も太い物を使っていて、私のような渓流の岩魚釣りのような竿では、果たして針にかかったとしても、引き上げることができるのか思ってしまいます。サーモンだから何か赤くて毛の付いたルアーの方が好きかもしれないと思って変えてみて数回ルアーを投げたときです!

 

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今まで経験したことのない強い引きが竿に伝わってきました。竿はしなって今にも折れそうです。ここで慌てては、ルアーが外れるか、糸が切るか、最悪、竿が折れてしまいます。慎重にリールのドラグ機能(魚が引っぱれば、テンションがかかりながら糸が出て行く仕組み)を使いながら相手が疲れ抵抗力が無くなるのを待ちます。周りの人も、何でこいつこんな細い竿でサーモン釣りしてんだ?とか、何もたもたしてるんだ思ったことでしょう。自分には長い時間に感じましたが実際はそうでもなかったのかもしれません。

やがて、疲れ切った60センチのピンクサーモン(日本名カラフトマス)が出てきました。この瞬間、アラスカはもういい、大満足。明日からカナダへ向かい南下する旅をはじめようと思いました。フェアバンクスを出発したときはキーナイ半島も回ろうと思っていましたが、サーモンを1匹釣ってみると、もっと大きいのをとか、数をたくさん釣ろうとか不思議と思わなくなってしまいました。

 

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横にいた釣れていない人には申し訳ないのですが、記念撮影をお願いしたりして。けんいち、幸福マックス状態です。

 

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大きいサイズのスイスアーミーナイフですが、魚が大きいので捌きにくいです。何とか三枚におろしました。

 

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サーモン祭り決行!これでまだ4分の1です。しょう油があって良かった。お腹いっぱい、幸せいっぱい、何だかもう寒いところはいいや、早くメキシコあたりに行ってきれいな海でも眺めながら陽気な音楽でも聞きたい感じ。明日から、南下の旅へゴーゴー!!

 

今日の走行距離319キロ、合計10931キロ。

 

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ウィロークリークまでのルート

 

 

今日の走行距離253キロ、合計10315キロ。
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北米北端への旅 ダルトンハイウェー復路 2014年7月21日~24日

連日雨の中、なんとかダルトンハイウェーの終点デットホースへ到着、ここがバイクで行くことのできる北米大陸の北端です。ここから、南米大陸の南端、アルゼンチンのウシュアイアまで、ひたすら南下する新たな旅が始まります。

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ダルトンハイウェーのルート

 

 

 

2014年7月21日

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目標としていたデッドホースにたどり着くことが出来、今度は同じ道を800キロ先のフェアバンクスまで南へ引き返して行きます。

 

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デッドホースまで何とか行けたので、ちょっと釣りの余裕も出てきました。昨日食べて美味しかったアークティック・グレーリング、30~40センチサイズを3匹キープ。今晩のおかずも魚で決まり。

 

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これで1匹半分、魚だけでお腹いっぱいです。今日はブルックス山脈の手前、ガルブライスという地点でキャンプです。

 

今日の走行距離407キロ、合計968キロ。

 

 

2014年7月22日

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それにしてもよく降る雨です。夜中もずっと降り続け、朝になっても止む気配はありません。とりあえずの目標地点を160キロ先のマリオンクリークキャンプ場と決めて、雨の中出発。ブルックス山脈へむかうにつれて、南風が強くなって来ました。南風といってもここは北極圏、寒いのなんのって、0度近いんじゃないでしょうか、バイクに乗る気候じゃありません。手足の指先の感覚が無くなりながら走りました。

 

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雪にはなりませんでしたが、身体はずぶ濡れでドロだらけ、バイクもドロだらけでお昼ころマリオンクリークキャンプ場に到着しました。テントに入るとほっと安心します。雨音を聞きながら夕食はパスタとビールで。

 

今日の走行距離166キロ、合計9855キロ。

 

 

2014年7月23日

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あきれてしまうほど、雨は降り続けています。さすがに、テントにもカビが出てきてしまいました。今日は連泊かなとテントの中で星野道夫さんの「風のような物語」を読みました。

 

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お昼も食べて午後の1時過ぎ、雨も上がったので出発することにしました。左の道がダルトンハイウェー、右に見えるラインが石油のパイプラインです。パイプの直径は120センチ、長さは何と1280キロ続いています。

 

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60マイルキャンプ場目指して進んで行きます。

 

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60マイルキャンプ場に着きました。ここは水場があるのでドロドロになったバイクをきれいに洗い流しました。

 

今日の走行距離207キロ、合計10062キロ。

 

 

2014年7月24日

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フェアバンクスまで二百数十キロ、ダルトンハイウェーも残りわずかになってきました。60マイルキャンプ場を出発してしばらく走ると、リヤカーを引いて歩いて旅している人がいたので止まって話を聞くと、何と日本人。彼はドーソンシティーからデッドホースまで約1800キロの歩き旅の途中。もうすでに4分の3の行程を歩いたけれど、まだあと、1か月近くかかるんじゃないかなと話していました。いやあ、凄い人がいるものです。歩き旅に比べればバイクなんて楽なものです。彼のためにもこの悪天候が回復してほしいと思います。無事にデッドホースに到着できることを願います。

 

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無事にダルトンハイウェー走り切りました。毎日このエキパイにこびり付いた固まったドロを取るのが大変でした。熱でこびり付いてなかなか取れないんです、これが。

 

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川を見つけて、ビニールバケツで何往復もしてバイクをきれいにします。フェアバンクスに着いたらリアタイヤを交換する予定なのでホイールにこびり付いたドロもきれいに落としました。

 

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川でバイクを洗っていると、やはりダルトンハイウェーを走り終えたドロドロのバイクが2台来ました。リトアニアから来たとのこと、自分がリトアニアをバイクで旅したことがあり、十字架の丘へ行った話などをするととても喜んでくれました。

 

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無事にフェアバンクスへ戻り、タナナバレーキャンプ場で思う存分ホットシャワーを浴びました。8日ぶりに頭と体を洗えて気持ち良かったなぁ~。スーパーへ買い出しに行き、ダルトンでは食べることのできなかった野菜やパン、玉子、ソーセージなどを買い込み、無事にダルトンを走り切れたことに乾杯しました。

 

今日の走行距離253キロ、合計10315キロ。
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北米北端への旅 ダルトンハイウェー往路 2014年7月17日~21日

長期天気予報は良くないけれど、北米北端のデッドホースだけは何としてでも行かねばならないという気持ちです。今回の北中南米ツーリングは北米の北端から南米の南端まで行ってみようと思っているので、どうしても外せないポイントです。バンクーバーから始まったバイク旅行ですが、デッドホースこそが本当の意味での旅のスタート地点と思っています。

 

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デッドホースへのルート

 

 

 

2014年7月17日

昨日買っておいたゴム長靴の何と心強いことか。雨は覚悟の上、持っている衣類を全て着込んでカッパも来てデッドホースへ向けて走り出します。

 

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フェアバンクスを出て130キロ、ダルトンハイウェーに入りました。もうすでに雨が降り始めています。

 

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真っ直ぐな道が続きます。タイガと呼ばれる大地が広がっています。尖がった木はトウヒという木。

 

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やっぱり、ドロドロは避けられません。

 

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足元はこんな感じ。この雨の中、ダルトンハイウェーを走ることが正解かどうかは知りませんが、ゴム長靴の選択は大正解だったようです。履いてて良かった!

 

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ユーコン川が見えてきました。橋を渡ったところにガソリンスタンドがあり給油しました。1ガロン5,2ドルなので、1リッターだと140円くらいです。僻地でこの値段はカナダの町中と同じ、カナダはやっぱり高かったなぁ。川を越えて100キロほどで北極圏に入るはずです。

 

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「これより北極圏」の看板です。途中釣りに良さそうなポイントもいくつかあったけれど、雨だしドロドロだし、そんな気分にはなれませんでした。早くテントに入りたいです。

 

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今日はアークティックサークル(北極圏)キャンプ場に泊まることにします。キャンプ場といってもトイレがあるだけで水も無しですが無料です。ベンチの横などすでに水たまりが出来ていたりぬかっていたりするので、なるべく水がたまらない所を選んでテントを張りました。テントへ入ってほっと一息。あ~、辛い...明日は雨は上がってくれるのか...

 

今日の走行距離381キロ。合計8866キロ。

 

 

2014年7月18日

 

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夜から朝にかけてテントを叩く雨の音が止むことはありませんでした。朝の10時ころ、ちょっと雨が止んだ隙にテントをたたんでスターしましが、再び雨。今度は本降りになってしまいました。カッパの腕の部分から雨が浸透してダウンもフリースも濡れてしまいました。暖かい国では大して気にもならなかったことが、北極圏では大きな問題になるものですね。新しいのを買って来れば良かったと後悔してもはじまりません。ただ、全線未舗装路だと思っていたのですが、舗装されている所が多いのは計算外で助かりました。

 

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コールドフットで給油。ゴム長靴のおかげてコールドフットにならなくて良かった!ここもリッター140円ほどでした。ここに、モーテルといっても大した宿泊施設じゃないんですが、一応あります。噂によると1泊一部屋2万円などと聞いています。当然パスです。泊まれません。

 

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ということで、コールドフットから8キロ先のマリオンクリークキャンプ場に泊まることにします。ここは1サイト8ドル(800円)です。たとえ雨でもテントに入ってしまえば極楽です。テントの何とありがたいことか。

 

今日の走行距離116キロ、合計8982キロ。

 

 

2014年7月19日

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雨も上がったので釣りでもしようかと湖へ行ってみました。

 

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ちょうどムースと遭遇しました。ムースは世界最大の鹿で800キロもあります。これは角がないのでメスかもしれません。見た感じ、馬より一回り大きいくらいでした。ムースの方でも、まさか湖畔に人間が居るとは思わなかったのでしょう。ちょっとびっくりしてウロウロ右へ左へ歩いて警戒しています。

 

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本当は私の方を通って行きたかったのでしょう。私が居るため、諦めて湖を泳いでなのか、底に足が付いているのかわかりませんが渡って行きました。私はあっけにとられ釣りそっちのけでムースに見入ってしまいました。それは、それは、美しいものでした。ムースに遭遇できるなんて、朝早かったのが良かったのでしょう。

 

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湖のほとりに咲いていた花。

 

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しばらく走ると、ブルックス山脈にぶちあたり、道は登り坂になります。ここからは峠越えになります。

 

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雨がしだいに雪に変わってきました。7月で雪とはさすが北極圏です。道にまで積もるような雪ではありませんが、バイクで走るには寒すぎます。

 

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峠から降りてきました。少し空が明るくなってきたようです。

 

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久しぶりに見る青空。

 

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天気が良いと、釣りをする余裕も出てきます。これは、アークティック・グレーリングという魚。今夜のおかずゲットです。

 

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ブルックス山脈を越えると、大地はタイガからツンドラに変わりました。ツンドラになると、永久凍土の上にコケや短い草が生えている程度で眺めの良い空間が広がっていました。

 

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今日はデッドホースの100キロほど手前で野宿とします。

 

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見てください、この蚊の多さ。羽音が聞こえてきませんか?テントの中に居ても、フライシートに蚊がぶつかる音が雨音のように聞こえます。

 

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そんな状況なので、アラスカでの旅の必需品はこれです。シベリアも蚊が多かったけれど、カナダ・アラスカはそれ以上のような気がします。

 

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はい、今夜のおかずです。白身で癖のない上品な味。日本のイワナより美味しいかもしれません。フライにしたら合いそうですね。実は、あまり美味しそうに見えなかったのでアークティック・グレーリングを食べるのはこれが初めてでした。しょう油が良く合います。こんなに美味しいなら、これからは、どんどん釣って食べます。

 

今日の走行距離300キロ、合計9282キロ。

 

 

2014年7月20日

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テントに入りたがっている蚊たち...昨晩から今朝まで雨は止まず。雨が止むのを待とうと10時ころまで星野道夫さんの「旅をする木」を読んで過ごしました。止む気配は無さそうです。今日は停滞決定!

自転車の旅 だと持てる荷物 にも限りがあるし、天気が悪いからといっても停滞できないこともあるんでしょうね、釣りなどもやたらとできないかもしれないし。バイクの旅はその辺がゆるくて楽できます。やはり自分にはバイクが向いているのかなと思いました。

 

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夕方ころから晴れてきました。さあ明日はデッドホースです!

 

 

2014年7月21日

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朝5時に出発です。空は厚い雲に覆われています。ツンドラなので空が広いです、ブルックス山脈から150キロも走って来たのにまだここから見ることが出来ます。

 

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途中、ジャコウウウシが2頭草を食べていました。やはり、寒いところの生き物だからでしょうね、ネパールやチベットのヤクのように毛が長いです。

 

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やっと、たどり着きました!死の馬、デッドホースです。こんなに冷たい雨に降られるとは思っていませんでした、寒くて辛いこともあったけど、やっぱりここへ来て良かったと思います。嬉しいです。しかし、持つべきものは蚊取線香とゴム長靴だったとは、来てみなければわからないものです。

さあ、ここから旅が始まります。南米大陸南端、アルゼンチンのウシュアイアへ走って行くぞ~!

 

今日の走行距離407キロ(デッドホースから折り返しガルブライスまで走行)、合計9689キロ。
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遠い旅のスタート地点 2014年7月15日~16日

2014年7月15日

南北アメリカ大陸でバイクで行くことのできる最北端、デッドホースへは今滞在中のフェアバンクスから800キロほど北にあります。デッドホースへ続く道はダルトンハイウェーと呼ばれるダート(未舗装路)で、北極海のプルドーベイの油田開発によって作られた道です。

自然保護の問題をあいまいなままに油田開発してしまったアメリカをどうこう意見することは、今は取りあえず置いておいて、今回の北・中・南米ツーリングのスタート地点はその最北端のデッドホースと決めていました。

すぐにでもそこへ向かって進んで行きたいのですが、天候が優れません。長期予報で見ても、あまり思わしくありません。

 

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宿に滞在していたアメリカ人グループは昨日来て今朝には出発。限られた時間の中での旅なので、雨だからといって連泊するわけにはいかないようです。私は時間がたっぷりあるのも確かですが、そうでなくても、この冷たい雨の中北極圏へ走り出す気力が湧いて来ません。

今は凍えるような北極圏へ走り出す勇気もなく、かといって 今回の旅の出発点へ行かないわけにも行かず、でも、しばらくは良い天気は望めそうもないという状況。こんな八方塞がりに思える状況というのは旅ではよくあることです。こんなときは、決断を先送りにするのが一番です。今日は雨の中、屋根のある場所でwifiに繋げる喜びに感謝しながらのんびりと明日を待ちます。

 

 

2014 年7月16日

 

今朝は雨も上がりました。曇りです。今日から北方のネイティブアメリカンやエスキモーの人たちによる年一度のオリンピック祭典が4日間に渡ってここフェアバンクスで行われるそうです。今日は、オリンピックを見ることにします。そして、朝インターネットの長期天気予報をチェックしてみると、昨日チェックしたと気よりは好転していることがわかりました。それを見て明日出発する気持ちがかたまりました。

 

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今まではバイクに乗るときは左のズック靴で旅してきました。右のサンダルは町歩きのときや、テント周りを歩くとき用に持っています。今日は思い切って真ん中のゴム長靴を買いました。20ドル(2000円)しました。これから北極圏への未舗装路の旅が始まります。悪天候も予想されるためにゴム長を買いました。もちろん無理をするつもりは無く、状況が厳しければいったん戻って来て再チャレンジする時間の余裕もあるのですが、もし悪天が続いた場合、寒くても、雨に打たれても、靴下さえ濡れなければ心折れることなく頑張れる気がしたのです。そのためならば、20ドルは決して高くないような気がします。ゴム長は旅の間ずっと持つつもりはなく、不要になったらすぐに処分するつもりです。

 

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エスキモーや北方のネイティブアメリカンの人々のオリンピック会場へ行ってみました。ちょうど、片手を床に付いて身体を支え、もう片方の手でどれだけ高い位置のボールが触れるか、という競技が行われていました。ネイティブアメリカンやエスキモーの人々は私たち日本人と姿形は全く同じです。私も、フェアバンクスの町を歩いているとエスキーモー出身だと思われているのかもしれません。大会にはカナダ北部やアラスカから選手が一同に集まってくるそうです。アラスカの首都はジュノーという海辺の町で、一番大きな町はアンカレジです。しかし、こういった大会が行われるのがフェアバンクスということを考えると、この町が、北極圏に住む人たちの中心都市なのだということがわかります。

 

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世界一周中のチャリダー、小口さん。今、一緒のキャンプ場に泊まっています。今まで5年間かけて122か国を旅してきたそうです。これから、私と同じく南米大陸南端ののウシュワイアを目指して走るということです。

 

さて、明日は北極圏のデッドホース、今回の旅のスタート地点へ向けて出発です。しばらくブログの更新ができなくなると思います。それでは行って来ます。

 

今日の走行距離37キロ。合計8522キロ。

 

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フェアバンクスあっちこっち 2014年7月13日~14日

2014年7月13日

 

とりあえずで滞在していたタナバレーキャンプ場、なかなかホットシャワーも無料でドバドバ出て良いのですが、蚊が多いのと共有スペースが無いのと電源確保が難しいのが難点。今日はセブンス・ベースキャンプ・ホステルに引っ越してきました。

 

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ここはホステルのドミトリー、キャビン、テントといろいろな宿泊方法がありますが、ベースがホステルだけあって個人にやさしい値段設定になっています。キャンプは1サイト7ドル+1人7ドル。私の場合は14ドルです。カナダ・アラスカではほとんどのキャンプ場で1サイトいくらという値段表示なのでひとり旅は損だな~といつも思っていたのです。しかも、共有スペースが充実しているのがグーです。奥に見えるのが広々としたキッチンです。wifiはもちろんありますが、ホットシャワーは1分25セント(25円)となっています。ここなら快適に連泊できそうです。

 

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まず、ちょっとしたエピソードから。。。昨日、をウォールマートという巨大なスーパーマーケットで食料品をいろいろ買ったのですが、マヨネーズと玉ねぎをレジに忘れてきてしまったのです。アメリカは自己責任の国、ダメ元と思って今日スーパーマーケットのカスタマーセンターへ行って訳を話すと、何と!戻って来ました。いや~、アメリカもなかなか良い国ですな。今後もウォールマート御ひいきにしちゃいますよ!

 

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はい、次のトラブルです。私がかけていた眼鏡。掛けているかいないかわからないくらい軽い、というのがキャッチコピーのような眼鏡でした。だから、もともと強度はなかったのです。どちらかというと、インドアーな方向けの眼鏡だったのかもしれません。で、ついにぽっきり逝ってしまいました。もちろん、眼鏡の破損は想定内で予備は持ってきています。でも、予備がいつ壊れるかわかりません、なので、もう一本眼鏡が無いと旅に不安が付きまとうことになります。

ということで、フェアバンクスの眼鏡屋さんへ行ってきました。眼鏡フレームが、お値段いろいろで15ドルから200ドルほど、レンズが今のと同じクオリティーだと140ドルとのこと。200ドルか、しょうがないか、と思って話を聞いて行くと、更に、眼科医の診断書が150ドルかかるというじゃありませんか!これは、法律で決まっていて避けては通れないとのことです。カナダもアメリカ本国もそうなの?と聞くと、その通りとのこと。

 

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ここで、4万円も眼鏡に使うのは惜しいので考えた挙句、今、キャンプ場に戻れば壊れた眼鏡があるけど、レンズは生きている。それを、ここに並んでるどれか合いそうな眼鏡フレームに合うかどうか試してみてくれる?と聞くと、OK、持ってきてみて、とのこと。それで、持ってきてみると、微妙にフレームの形が合わないものの、予備眼鏡としては何とかなる感じにフィット。18ドル(1800円)とのこと。壊れてしまった眼鏡は日本に帰ってから海外旅行保険でゆっくり治すとして、取りあえずの予備眼鏡としては上出来です。我ながら、拙い英語で必死の交渉術ですな。

 

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ちょっと観光です。ダウンタウンで一番古い教会だそうです。

 

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ダウンタウンのゴールデンハート・プラザのユーコンクエスト(犬ぞりレース)館を見学語、フェアバンクスから世界の各都市への距離を見てちょっとびっくり。東京までが5600キロ、ロサンゼルスまでが5719キロとのこと。平面の地図を見る限り信じられないことですが、東京よりロサンゼルスが遠いなんて、地球はやっぱり丸いんですね。

 

今日の走行距離63キロ。合計8400キロ。

 

 

 

2014年7月14日

 

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我が、XT250の後タイヤがもうちょっとでツルツルです。あと数千キロは行けると思うんですが、探しておいた方が良いと思ってバイク屋を何軒か回ってみました。17インチはどこででも手に入ります。要は、少し大きな650㏄クラスのバイクのタイヤならどこででも常備しているのですが、250㏄用の18インチのタイヤを置いてある店がありません。無理もないかもしれません、走っているバイクはほとんど大きなバイクばかりで250㏄はかなり少数派だからです。

アフリカや中近東でのことを思い出します。それらの国々を旅していたときは、18インチ(250㏄用)なら見つかるけれど、17インチ(650㏄用)は無い、という状況で、18インチの私たちは苦労しませんでしたが、ヨーロッパのライダーたちは、DHLという国際宅急便で400ユーロ(5万円)という高い輸送量を払ってまで空輸してもらっていました。

ここでは、状況が逆のようです。カナダへ行っても、アメリカ本土へ行ってもその場ですぐ手に入る保証はないし、私はちょうどダルトンハイウェーのツーリングへ行って1週間か10日後にフェアバンクスへ帰ってきます。なので、注文することにしました。1週間で来るというのでちょうど良いです。値段は96ドル(9600円)まあ、こんなものかな、という値段です。たぶん、中米・南米へ行けば、18インチのタイヤが手に入り安くなるでしょう。今は、こんな小さなバイクで旅するのかと驚かれていますが、XT250の本領を発揮するのは中米以降です。

 

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午後から。アラスカ大学フェアバンクス校のミュージアムへ行って来ました。なかなか見応えがありました、特に、この体長2,5メーターはありそうなグリズリーのはく製は迫力満点。入場料は12ドル(1200円)。

 

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アラスカの動物や自然の様子を写真や文章で伝える活動をしていた星野道夫さんンもコーナーもありました。残念ながら、星野さんはロシアで熊に襲われ亡くなってしまいました。今、この方の本を読みながら旅しています。

 

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このあと、ダルトンハイウェーへ行くので、ヘッドライトを何かでガードしたほうが良いかなとホームセンターを物色し、このような、金網を装着しました。本来は小鳥をおびき寄せて捕まえるための網のようですが、ぴったりサイズで我ながらグッドジョブです。製作費は約4ドル(400円)でした。

 

今日の走行距離85キロ。合計8485キロ。

 

 

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フェアバンクス到着 2014年7月12日

今日は快晴。フェアバンクス目指して行きたいと思います。

フェアバンクスってゴールドラッシュ時代に詐欺師たちが作った町だと聞いたことがありますが、ふと、アルファベットのスペルをみるとFAIR BANKS。直訳すると公正な銀行?詐欺師が作ったまじめな高利貸し?面白いネーミングだ何て考えてしまいました。実際はBANKSには川の土手なんて意味もあるみたいだからそっちの方なんでしょうけどね。

 

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アラスカハイウェーを進んで行く途中いくつも池や湖がありました。

 

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朝食を食べないで出発したので、景色の良い湖のほとりで朝食休憩です。釣りの方は最近さっぱりダメですね。北へ行くほど良く釣れるのではと考えていましたが、実際は南の方が釣れていました。北へ来ると、道路の数が少なくなります。なので、人が入って行ける釣り場も限られてきて、釣り人が南より集中してしまうからなのかも、なんて思ってみますが、どうなんでしょう?

 

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やっと来た!と思ったらまだまだお子様のニジマスちゃんでした。

 

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アラスカ州でアンカレッジに次ぐ第二の都市、フェアバンクスに到着しました。第二といっても人口は8万人くらいのようです。それでも私にとっては久しぶりの大都会。ホワイトホースに比べると大分大きな町です。ここはダウンタウンにあるゴールデン・ハート・プラザ。このあと、近くのビジターセンターでキャンプ場やアウトドアショップ、スーパーマーケットの情報をあつめました。

 

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今日は取りあえず、タナバレーキャンプ場というところに落ち着きました。wifi、ホットシャワー付きで16ドル(1600円)ですが、このあと、別のキャンプ場やホステルも偵察に行くと、もっと安くて良さそうなところを見つけたので明日引っ越すことにします。

 

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14年使ったスリーピングマットがはがれてボロボロになってしまったので新しいものを購入しました。REIというアウトドアショップですが、品揃えの豊富さにびっくりしました。広い店内でアウトドアグッズがならないものはないのでは、という感じでした。このサーマレストのマットは約90ドル(9000円)。カナダでも同じ表示価格でしたが、カナダだと税金がプラスされます。アラスカでは何故か消費税がかからず、安く済みました。こっちで買って正解です。別の店で釣り具も何点か買いましたが、カナダの半額から3分の2くらいで買えました。ス^パーマーケットでの食料品の値段もカナダに比べると大分安いです。アラスカ、エエんでないの、って感じです。

 

アラスカ10

フェアバンクスまでのルート。今日の走行距離238。合計8337キロ。
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アラスカハイウェーを進む 2014年7月11日

朝から曇り空でしたが、7時過ぎに出発。白夜で夜中でも明るいんですが、何せ電気もないので早寝早起きになってしまい、6時には目が覚めてしまいます。太陽が出ていないとかなり寒いです。バイクだと尚更です。下はモモヒキ、ズボン、カッパの下と3枚重ね、上は長袖Tシャツ、薄手のフリース、ジャケット式のフリース、ライトダウンジャケット、ウインドブレーカー、カッパの上と6枚重ねですがそれでも寒いです。とは言っても10度くらいの気温だと思うんですが、暑いところで邪魔になるような衣類はあまり持たないようにと、薄手の重ね着で対処しています。

 

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アラスカハイウェーを西へ進みます。アメリカやカナダナンバーのキャンピングカーもたくさん見かけます。ヨーロッパでもキャンピングカーは良く見かけましたが、日本で走っているようなコンパクトなものが主流でした。北米ではこのような大型バスタイプのものも良く見かけます。バスタイプの部分が居住スペースで、後に引いてるのは、観光や買い物などに使う小回り用の普通車です。これに、更に、250㏄程度(私のXTも250)の小さなバイクや、自転車などを乗せているパターンもよく見ます。こんなサイズで旅しているひとが沢山居るものだから、私など、いつも、よくこんな小さなバイクで旅しているねと驚かれてしまうのです。

 

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1時間も走ると雨が降って来てしまいました。州立のキャンプ場に逃げ込んで東屋で雨宿りです。昼食も兼ね、3時間半ほど待っていると天気も回復してきたので再出発することにしました。

 

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トクという町のビジターセンターへ寄ってみました。無料のロードマップをもらうのが目的でしたが良いものはありませんでした。施設の中にはオオカミのはく製がありました。はく製になるくらいだから、アラスカでも数が減っているのでしょう。見た目は犬そっくりですが、それにしてもデカい。体重50キロくらいはありそうです。

 

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家々があまりに広範囲に点在しているからでしょう、郵便配達の手間を省くためだと思いますけど、街道沿いに各家の郵便受け(メールボックス)が並んでいました。

 

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これがあの、石油のパイプラインでしょうか。北極海のプルドー・ベイからバルディス港まで長さ1280キロの長い長いパイプラインです。このあとの旅の予定で目指すダルトンパイウェーも、この、パイプラインの建設のために作られた道です。環境保護か開発かで大分もめたようですが、やはり開発の方向へ舵が切られたんですね。巨大な油田が見つかって、自然保護のためにそのままにしておくという選択はなかなか難しいんでしょうね。

 

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今日は州立のクオーツレイクキャンプ場に泊まります。ここは1区画10ドル(1000円)です。

 

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ここはキャンプ場横のスモール・クオーツレイクです。この桟橋から釣りを試みましたがルアーが浮草に引っかかり紛失。

 

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桟橋から見たスモール・クオーツレイクです。ビッグ・クオーツレイクはちょっと離れたところにありますが、モーターボートなどが走っていて賑やかな雰囲気でした。

 

アラスカ9

クオーツレイクまでのルート。今日の走行距離324キロ。合計8099キロ。

 

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アメリカ・アラスカ州へ国境越え 2014年7月10日

カナダのドーソンシティーからトップオブザワールド・ハイウェーを120 キロほど進むとアメリカ・アラスカ州との国境です。アメリカへの入国は面倒だということを良く耳にしますが、ここはどうなんでしょう?

 

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国境の手前に親切にもタイムゾーンが変わることを知らせてくれる看板がありました。奥に見えるのが国境の施設のようです。

 

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道なりに進んで行くと、このような信号のあるゲートがありました。信号が青になるまで待ちます。

 

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信号が青に変わり進んで行くと、係官に居住地を聞かれました。日本と答えると、パスポートと言われたので渡しました。バイクを停めて中で手続きしてくださいと言われました。この係官の制服がアメリカの税関職員の制服。どうやら、カナダ出国の手続きは無いようです。この緑色の建物が国境施設です。入国カードか何か書かされるのかなと思って、バイクの登録証を持って中へ入ると両手10本の指の指紋と顔写真の撮影、そして、6ドル払わされました。ワイロではなく、たぶん車両入国の手数料でしょう(後日、カスタムではなく入国カードの費用と分かる)。

以上で終了、のようです。税関の制服を着ていたので、心配になって、この後イミグレーションへ行くんですか?と聞いて見たら、この施設はイミグレと税関が一緒になった施設で、あなたのアメリカへの入国手続きは全て終了です、とのこと。あっけないほどシンプルな入国でした。

 

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パスポートとこの紙に2か所、90日滞在可の入国印が押されました。

 

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これが、国境のモニュメント。

 

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で、今後の旅の舞台はしばらくアラスカとなります。

 

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アラスカ州へ入ったといっても、店一軒あるわけではなく、しばらくはただただ未舗装路が続くだけ、適当なところで昼食休憩にします。レタスが余っているので、ラーメンに入れます。ヌードルスープとレタスの相性はなかなか良いんですよ。ベトナムやラオスでは麺に当たり前にレタスや香菜をたっぷり入れて食べます。日本のラーメンに入れる人は少ないと思いますが、これは、かなりおススメの食べ方ですよ。

 

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アラスカへ来て変わったことといえば、まず、マイル表示になったことです。慣れないと分かりにくくてちょっとマイルのです。

 

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アラスカへ入って最初の村がチキン村。なんでこんな名前なのか、ガソリンスタンドの売店にはチキンのTシャツなどお土産で売られていました。ここで給油しました。マイルに続いてガロンの登場です。ガロンもちょっとピンと来ませんよね。1ガロンが約3,8リットルだそうです。1ガロン4,9ドルということなので、1リッターに直すと約1,3ドル(130 円)。カナダより大分安くなりました。アラスカではディーゼルの方が1割くらい高い値段設定になっているようです。

 

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さらにしばらく走って、今日はウエストフォークキャンプ場という州立キャンプ場に泊まることにします。1泊10ドル(1000円)です。

 

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7000キロ以上走って、チェーンが少し伸びだしたので1コマ詰めて置くことにしました。

 

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ウエストフォークまでのルート。今日の走行距離217キロ。合計7775キロ。
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アラスカ国境へ 2014年7月9日~10日

2014年7月9日

 

夜中までかかって何とかホワイトホースを出てから昨日までのブログをアップ。カナダはwifiに繋ごうと思うと高いキャンプ場やホステルに泊まらなければならないので、旅のレポートアップが遅れがちになってしまいます。

昨夜から今朝までずっと雨が降っていましたが、ブログをアップした以上、24ドルもするキャンプ場に泊まっていられないのでキャンプ場を移ります。

ユーコン川の対岸にあるホステルのキャンプ場は14ドルですがwifiは使えず。同じ使えないならばと、広々とした12ドルの州立キャンプ場へ移動しました。ドーソンシティーの図書館では1時間限定でwifiが使えるのでネットをチェックしてからドーソンの町を歩いて見ることにしました。

 

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ゴールドラッシュ時代の砂金採りのおじさんの銅像。

 

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これで古い町並み?と首かしげたくなるような感じです。アジアとは歴史の深さのレベルが違うことを痛感します。ゴールドラッシュなんてたった100年くらい前の話なんですから。

 

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ユーコン川の遊覧船です。トム・ソーヤーの冒険に出てきそうな船です。

 

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ユーコン川には橋が架かっていないので、バイクも車もこのフェリーを利用します。ドーソンシティーから私の泊まっている州立のキャンプ場へもこのフェリーで移動します。

 

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アメリカやカナダナンバーの荷物満載の旅人ライダーもたくさんこの町を通過していきます。

 

今日の走行距離22キロ。合計7558キロ。

 

 

2014年7月10日

 

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今日の天気は快晴、ユーコン川の向かいのドーソンシティーに別れを告げアラスカへ向かいます。

 

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トップオブザワールド・ハイウェーと呼ばれている道を進んでいきます。道はどんどん上り坂になり、眼下にはユーコン川が眺められます。

 

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何が世界一のハイウェーなのかと思っていたんですが、山々の尾根の上を行く道だから名付けられたようですね。眺めの良い道が続きます。

 

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それにしても、あの、有名な犬ぞりレース、ユーコンクエストのルートはトップオブザワールド・ハイウェーと平行して通っていて、この付近の山越えが一番の難所だそうです。夏でも肌寒いこの付近を真冬に犬ぞりで山越えするとは、凄いレースだなとあらためて思いました。

 

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さあ、もう少しでアメリカ・アラスカ州との国境です。

 

 

アラスカ7

アメリカ・アラスカ州国境へのルート。

 

カナダのデータ

走行距離 7672キロ

滞在日数 38日

使ったお金 2212ドル(バイク保険205ドル、バイクパーツ367ドル、キャンプ道具205ドルを含む)

1日平均の出費額 37,8ドル(ガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料、釣り道具などを含み、上記初期投資を除く)

 
 

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