予定外にランタ島で3泊することになりましたが今日こそは出発です。プーケットやピピ島ほど汚染度は高くなかったので、島のツーリングにシュノーケリングと楽しめましたが、あと何年かするとここもピピ島のようにリゾートの末期症状を見せ始めるかもしれません。
3泊お世話になったグランドハウスという宿。海と逆側にあり、近くに商店や飲食店がなく不便なのであまり人気がなさそうです。プライスリストには800バーツなどと書いてありますが、値段交渉にも応じてくれました。
ランタ島では3回連続朝食はこのお店。英語は通じませんが、猫と美人のアクバル系お姉さんが出迎えてくれる人気の惣菜店。ニャン公の名前はデン、8か月、オス。
メニューはカオマンガイ(中華風チキンライス)とビリヤーニ(アラブ風チキンピラフ)のみ。どちらも50バーツ(170円)。今日はカオマンガイにしてみました。タレが絶品!タイにしては量も多めです!
タイに来てから南へ進めー!と忙しく走って来たので、オイル交換のタイミングを逃していました。マレーシアへ入る前には交換しておかなければと、今日やっと交換できました。チェンマイで交換したときから2800キロ。私たちはカブの場合は2000キロ毎、大きなバイクの場合は3000キロ毎にしているので大分オーバーしてしまいました。
オイル交換してくれたバイク屋のおじさんの飼い猫、シャムニャン公です。
隣の雑貨屋のニャン公もなかなかいい味出していました。オイル交換の間中ニャン公と遊んでいたので全く退屈しませんでした。
お昼はトランというこの辺りでは大きな町で食べました。食堂のご主人とワン公です。名前はコラー、何と15歳の長老おじいさん犬です。店に入ってから気が付きましたが仏教徒の店でした。イスラム色が濃いこのあたりでは仏教徒は少数派です。
ポークカレー、野菜料理、ゴーヤのひき肉詰めスープと豪華な昼食。ひとり90バーツ(300円)です。ゴーヤのひき肉詰めスープは、タイだけでなく、カンボジアやベトナムでもポピュラーなスープ料理です。苦味と肉のだしがスープに合っていて美味しいです。
今日の目的地、タイの南の端っこのサトゥーンという町にきました。南の最果ての町サトゥーンは、うらぶれていて光のまぶしい町でした。
町の中心、モスクの横にある宿に落ち着きました。ファン(扇風機)の部屋が300バーツ(990円)、エアコン付きが400バーツ(1320円)。ファンで良かったのですが、階段を4階まで上がらなければならないので、2階のエアコンの部屋に落ち着きました。
夕食は近くの惣菜屋さんへ買いにいきました。おかず2種類とご飯2人前で50バーツ(170円)。
タイは東南アジアでは最も発展した国のひとつで、物価も周辺国に比べて安くはないのですが、旅行してみると結果的に周辺国に比べて快適で安上がりになります。
理由としては、周辺のラオスやカンボジア、ミャンマー、ベトナムは旅行することや外食することが一般的でないので外食代やホテル代がタイよりクオリティーが低いのに高いという状況が多いように思います。もちろん、例外もありますが。
また、製品そのものをタイから輸入しているものも多く、それらポテトチップスからバイクに至るまで、当然タイより高くなります。ベトナムに関しては自国生産しているものも多く他の国とはちょっと事情は違うようですが。
このように、クオリティーが高くて、安くて、快適で、外国人に対して常に笑顔で接してくれるタイに人気が集まっているんですね。老後をタイで過ごそうという外国人がすごく多いのもうなずける気がします。
話が脱線してしまいましたが、今日買った夕食のおかずはポークカレーと中華風野菜炒め。
ビールを飲みながら夕食を食べていると隣のモスクからアザーンが聞こえて来ました。アザーンを聞きながら飲む酒もまた格別ですな。
さあ、明日はマレーシアへ国境越え、はたして行けるのか?