ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


08日

ベトナム縦断6900キロ、カブの旅、ハノイへゴールイン! 2014 年2月8日

ここ、ソンラからハノイまでは300キロ。いつものペースなら2日かかるけど、行けることなら今日一気にハノイまで走りたいところです。ベトナム南部のホーチミン市を出発し、2か月かけてディエンビエンフーにたどり着いたところで気分的にはベトナムツーリング終了。

 

ラオスへ出国できなかったので、後は、バイクを売ってタイのチェンマイへ飛ぶために首都のハノイへ戻るところです。

 P20885650

ソンラで泊まった宿です。地震が少ないんでしょうね、狭い土地に細長い6階建ての宿でした。

 

P20885681

昨晩買ってみて美味しかったので今朝も今晩用に買いました。お米で作った自家製焼酎、500ml8000ドン(40円)味もいいし、なかなか効きますよ。

 

P20885702

昨日夕食を食べて印象の良かった店に朝も行ってみました。満席で大繁盛しています。

 

P20888920

注文したのは、フォーボータイ(半生牛肉入りフォー)。薄くスライスされた半生牛肉が食べているうちにスープの熱でちょうどいい具合になってきます。超美味で30000ドン(150円)。

 

P20888970

ターイ族の人たちが暮らす農村を見ながらハノイ方面へ走ります。ターイ族はその名の通りタイ王国、あのバンコクのあるタイですよ、そのタイ系民族だということです。あまり山の中ではなく、お米を効率よく作れるような土地に集落があり、町があるようです。

 

P20889040

タイも美人が多いけど、このおばさんもなかなか美人。

 

P20889023

こちらも、ターイ族の町で野菜を売っていたおばさん。笑顔につられて白菜のひとつも買いたくなってしまいます。

P20889002

昨日もターイ族の女性について書きましたが、何といってもこの髪形がすごいんです。髪の長さは身長ほどもあり、それをクルクルと束ねて頭のてっぺんに、夏みかんほどの大きさの団子状にして束ねています。今日、めでたくターイ族の女性ライダーの撮影に成功したので公開します。わかりますか?ヘルメットの位置が明らかにおかしいでしょう?

 

P20889126

お昼は街道沿いの食堂へ。魚のトマトと香野菜煮込み、スープ、野菜、ごはんで2人で10000ドン(500円)。味も値段も大満足の食堂でした。

 

P20886043

食堂の子犬ワン公2匹です。

 

P20889085

田園風景を通ってハノイへ向かいます。カブ載せカブ。

 

P20889147

峠から見たマイチャウ。ここは数週間前にも同じ道を通りました。あのときよりも水の張られた田んぼが多くなった気がします。

P20889188

バイクを売らなければならないので、ハノイの町中来たとのころで洗車屋さんに洗ってもらいました。ケンタッキー・フライド・チキンが目の前にある立地なので洗車屋さんもちょっと高めの130000ドン(150円)。

このあと、水に濡れた影響でしょうか、Dream号のセルモーター、ホーン、ウインカーなどが使えなくなり、信号待ちでエンジンもプスンと止まるようになってしまいました。バッテリーのコードが断線状態になってしまったのでしょうか?

これから、売ろうって時に全く困ったものです。セルが回らないんじゃイメージガタ落ちです。水分が乾燥すれば治るのかな?ちょっと心配です。

 

サパ17

 ハノイまでのルートです。

 

ベトナム1

2か月、6900キロのベトナム縦断ツーリングも終了です。

 

ベトナムを旅行するのに、110ccの小さなホンダのバイク、カブを選択したのは正解でした。

 

ベトナムは南北に長い国です。南から北へ、ときには気になる脇道を西へ東へ入りながらまわるには、小回りの利くカブが最適です。ガソリン代が1リッター120円とそう安くないベトナム、燃費がリッター50キロは嬉しい限りで、調子が悪くなっても、どこででもすぐ直してもらえました。

 

天気や気候をひとつとっても、南ではこんなに暑くてツーリングできるかな、と心配になったかと思えば、北のハノイでは寒くてダウンジャケットを買おうか迷ったこともありました。山岳地帯はもっと寒いだろうと覚悟していったら晴天続きでハノイよりずっと暖かかったり、変化に富んでいました。

 

人々の性格も南の人はおおらかであっけらかんとしているのに比べ、北は感情を外に出さない風に見えました。また、少数民族も北にはたくさんいて、女性の民族衣装の華やかさには目を奪われました。少数民族の生活レベルを見ると、昨年ツーリングしたタイやラオスでは主要国民が町に住み豊で少数民族は辺境地に住んで貧しいという図式が見えたような気がしますが、ベトナム北部の場合、少数民族の人が多数派を占める町もありました。インフラも整い、普通のベトナムの田舎と同じ生活レベルで、少数民族だから貧しいという感じは見られませんでした。

 

食べ物はやはり、南部が美味しかったです。そして外食文化が発展しているので、屋台も多く、町は夜も活気がありました。北部は外食は特別なときするもの、という感覚があるようで、値段も高めで料理の種類も少ないようです。中部のホイアンやフエで見かけた、ライスペーパーで肉や野菜を巻いて食べる料理が好きだったのですが、北ではほとんど見られませんでした。

 

ベトナムの言葉はタイ語と比べても発音が聞き取りにくく、最後まで覚えられませんでした。会話集で覚えたつもりで言ってみても、発音が悪いのでしょう、相手に伝わらないことが多かったです。指さし会話集が大活躍しました。

 

戦争の傷跡は町を見て回る限りは感じることはできません。若い人の中には戦争のことを良く知らない人も居ると聞きます。戦争博物館や町にある戦争記念塔を見て、ああ、この国で戦争があったんだなぁ、と思う程度です。良く見ると古い町がほとんど残っていないことも、戦争のあった証ですね。

 

2か月のツーリングというと、ゆっくりのように感じるかもしれませんが、実際はそうでもありませんでした。まだここまでしか来ていない、急がなきゃ、という気持ちで先へ先へ進んで、これだけかかってしまった、という印象です。

 

以前から、ベトナムは東南アジアツーリングに外せない国と思っていました。

 

20142月現在、残念ながら、隣のカンボジア、ラオス、中国から外国人がバイクで出入国するのは難しいようです。全ての国境で試したわけではないので、もし、情報を持っている方がこの記事を読んだならぜひ書き込んでください。

 

アジアハイウエー1号線は東京が基点でトルコのイスタンブールを経てヨーロッパハイウエーに通じます。日本、韓国、北朝鮮、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコへと道路は通じているのに、政治が通してくれないのが現状です。

 

今のところ、バイクで走ってヨーロッパへ行くにはロシアを横切るのが一般的ですが、この道を通ってヨーロッパまで行ければどんなに魅力的だろうか、と思います。

 

各国が陸路の扉を開き、バイクで自由に旅のできる日がくることを願っています。

 

 にほんブログ村 旅行ブログへ  

ベトナムからラオスへ国境越え、ならず 2014年2月7日

ディエンビエンフーから40キロ先のラオス国境へ向けて出発。

 

P20788620

これでフォーも食べ納めかなぁ、なんて思っていたんですがね。

結果から言えば、国境越えはできずに、もうしばらく大好きなフォーを食べられることになりました。

 

P20788641

最初は田園風景だったのが、ラオス国境に近づくにつれどんどん山道になって行き、とうとう峠道のてっぺんかな、というあたりでベトナム側の国境の建物が見えてきました。

 

P20788652

ここが、国境です。早速手続きしてみますが、何やらパソコンをいじりだし、プリントアウトした紙をわたされました。

 

P20788860

これが、その紙。私たちの英語能力もいまいちですが、この英語も負けず劣らずひどいものです。何となく意味をつなげてみるとこんな感じでしょうか。

「ベトナムの決まりでは、バイクの登録証名義人の国籍とパスパートの国籍が一緒でなければいけません。尚且つ、国境を接する省の住人でなければいけません。ディエンビエン省以外の方の場合は住所のある省の許可証が必要になります。外国人の持っている国際運転免許証はベトナムでは無効です。ベトナム、ラオス間はバスで行ってください。ご理解お願いします。」

おそらく、相当数の外国人が私たちと同じようにバイクでラオスへ行こうとこの国境へ来たのでしょう。そのたびごとに、国境を越えられない理由を説明しなければならない、中には怒り出す旅行者などもいて係官を困らせたこともあったかもしれません。それで考えたのがこの紙を渡すという方法というわけじゃないかと思います。

 

さて、想定内です。昨日すでに越えられなかったときのことも家族会議で決定されていました。

次の目的地は、タイのチェンマイ北部のチェンダオという町です。チェンダオなまずさんという方に私たちが買ったタイカブを預かってもらっています。ここまで行けば再びツーリング再開となるのですが、問題は行く方法。

家族会議で決まった方法とは、ハノイまでバイクで戻って、飛行機でバンコクを経由しチェンマイへ飛ぶというものです。バスを乗り継ぎラオスを越えて行く方法もあり、こちらの方が安いのですが、バスは良い景色があっても止まってくれないし、脇道に入ってみたくても行ってくれないし、待ち時間があったり、いろいろ面倒で私たち向きではありません。バスを運転させてくれれば考えなくもないですが、まず、それは無理。それならばまだ、値段が高くても飛行機の方が我慢して乗っている時間が少なくていいじゃないかという選択です。

バスでの移動が苦手なんて、バックパッカーの試験があったらまず一番はじめに落第しそうですよね、でもそれがぽこけんスタイルの旅なんでしょう。

そして、まあ、なんとかなるでしょうが、しいていえばベトナム出国までの課題は二つ。

・バイクをどこでどうやって売却するか、たぶんバイク屋街へ持っていけば買ってもらえるかな?それとも、旅行者を見つけて買ってもらおうかな?

・売れたとして、ベトナムドンをどこでドルに再両替できるのか、ベトナムドンの再両替はできないなんてネットに書いてあるけど、そんなこともないと思いますよ。銀行がだめでも、外国人の泊まる宿とか、旅行代理店とか、貴金属店とか、何軒か回ればどっかで替えてくれそうな気がします。

こんなところでしょうか、うまくいけば、数日後にはタイからツーリングを再開できそうです。

 

P20788693

ということで、今度は国境から500キロ先のハノイへゴーゴーです!

道端の風景にちょっと感動。ベトナム人の知恵ですね。川に水車を設置してあります。水車の外輪には竹の筒が何本も付いていて、川の水をくみ上げては水車のてっぺんで落とします。落ちた水は竹の筒を伝って水田へ導かれていきます。そんな水車がいっぱい川沿いに並んでいました。こういうものを心行くまでまじまじと観察したいのにバスの旅ではできないんです。それでバスは無理なんです。

 

P20788784

川で遊んでいた子供たち。一番大きなお姉さん以外はみんな裸んぼう。橋も竹でできていました。

 

P20785480

ディエンビエン省から今居るソンラ省一帯はターイ族の人たちの居住区です。山岳民族のように山ではなく、平地も多い山里で農業をしている人が多いようです。高床式の家に住んで、女性は黒い腰巻を着用しています。特徴は何と言っても女性の髪形。髪をクルクルと巻いて、夏みかんほどの大きさに束ねたのが頭のてっぺんに乗っています。家の庭先で洗った髪を梳かしているターイ族の女性を見ましたが、髪の長さは自分の身長と同じくらいありました。なるほど、夏みかんほどの大きさに束ねるにはそれくらいの長さが必要なのかと感心しました。

特筆すべきはこの髪形でバイクのヘルメットを被るので、ヘルメットがやたらと上にあり、耳から下は顔が出ちゃってる状態で運転していることです。ヘルメットは顎紐で引っ張られて何とか頭の上に乗っているだけです。

そんなターイ族の村々が続くところを走っていると、太鼓に合わせて踊っている人たちがいました。

 

サパ15

今日はラオス国境から200キロ進み、ソンラという町に泊まることにします。

こんな、観光客の全く来ない普通のベトナムの町、大好きです。ラオスへバイクで行けなかったけど、これはこれでいいでしょう!

にほんブログ村 旅行ブログへ