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30日

「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その4

▼ 滝野沢優子の「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その4
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タイツーリングの手始めは、チェンマイから西へ進み、メーホーンソーンとい
う町からミャンマー国境沿いをメーソートまで南下して、メーソートから東へ
向かって進み、世界遺産スコータイを見学した後に、チェンマイへ戻るコース
に決定しました。普通なら1週間もあれば十分なコースですが、のんびり派の
私たちは2012年12月16日から10日間かけて、ゆっくりと旅をしました。

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▲パーイの手前の峠

ミャンマー国境沿いを200km以上走った感想は、この一帯はタイよりもミャン
マーの影響が色濃く、寺院もミャンマー風でしたし、ミャンマー人も多く、
カレン族などミャンマーからの難民キャンプも点在しています。タイのほかの
地方と比べると、これといった観光地がないので外国人観光客は多くありませ
んが、ミャンマーに興味がある人にとっては、とても興味深い地域だと思いま
した。私たちも近い将来、ミャンマーにバイクで入れるようになったら(現在、
外国人がミャンマーへ陸路入国して周遊旅行することは不可能です)行きたい
と思っていますので、かなりそそられました。同じアジアで、国を接している
というのにやっぱり違うのです(どのように違うのか、来週以降のミャンマー
編の際に述べていきます)。

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▲メーホーンソーンのワット・チョーン・クラーン

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image_418_24_35▲パンムー村のお寺

また、第二次世界大戦中には日本軍が、やはり国境沿いのクン・ユアムという
町を拠点にしてビルマ戦線へ出征していったそうで、クン・ユアムの町には、
「旧日本軍博物館」がありました。そういえば「ビルマの竪琴」って小説や映
画がありましたが、あの主人公もここ、クン・ユアムから出征していったのか
なぁ…。日本に帰国したら、読み直してみたいと思いました。(残念ながら、
10月の今日現在未読という状況ですが…汗)。
当時、日本兵と地元のタイ人は友好的な関係にあったそうで、こうして博物館
まで残っているのですが、ここに訪れたことがある日本人観光客はどのくらい
いるのでしょう…。そういう私たちもここを訪れるまで知らなかったのですが。
いやぁ、旅って毎回新しい発見があって勉強になります!

image_3118_24_50▲首長族の村

image_3218_24_51▲市場の食堂

ところで、タイツーリングはバイクさえ入手できたら、とっても簡単で、スム
ーズです。ガソリンも宿も食べ物も問題ありません。ただし、看板やメニュー
に書かれている文字は、アルファベットではなく、クネクネのタイ文字のため
まったく読めません。会話も、英語が通じない場所が多かったですが、タイ人
は優しいのでダイジョウブでした。さすが「微笑みの国」!

タイの道路地図は、チェンマイなど大きな町の書店でしか入手できないため、
ツーリング出発前に購入するのがベストです。最近はスマホでグーグルマップ
を使用できますが、やっぱり紙媒体の地図が必須です。
「ツーリングマップル」タイ版があるといいのになぁ…、なんて感じました。
image_2218_24_46▲モーテル形式のタイの宿
また、知人から「宿は予約していくの?」とよく聞かれるのですが、宿の予約
はまったく不要です。泊まりたい町に到着したら、予算に合いそうな宿に目星
を付けて、部屋を見せてもらってから決定します。ボラれる心配もありません。
外国人観光客が多い町では、WiFiが使える宿やレストランも多く、ネット環境
もばっちりです。外食文化が発達しているので、食事には困らないし、食べ物
も安くておいしいから、かえって太ってしまうのが悩みの種(私だけ?)です。
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▲ガソリンスタンド

image_3318_24_51▲食堂

image_1118_24_40▲子供のお坊さん

image_818_24_38▲タイ北部を走る

image_1418_24_42▲ミャンマー国境付近
物価は概して安く、日本の半分以下です。ガソリン代は同じくらいでしょうか。
だいたいの予算は1日2人で3000~4000円あれば十分でしたが、大型バイクだと
ガソリン代の比重が高くなるので、さらに多く必要となります。
タイカブの燃費は、脅威のリッター60km! その点でもとても助かりました。

以下、参考までにタイの物価です。南部はもう少し物価が高いようです。

(タイ国内のおもな物価)※1B(バーツ)=約3円で計算

●宿:トイレ、シャワー付の安宿で1泊200~500B(約600~1500円)
※2人で。部屋ごとの価格であるため1人でも同額です。

●食事:屋台や安食堂で1食30~50B(約90~150円)

●酒:ビール大瓶1本で40B(約120円)

●ガソリン:リッター44B(約132円)
※植物アルコールの場合、リッター36B(約108円)。私たちはおもに植物アル
コールで給油していましたが、まったく問題ありませんでした。
 
安くて・おいしくて・安全な、タイツーリングの魅力を来週もお届けします!
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image_3418_24_52▲スコータイ遺跡

※ホームページ「ぽこけん」のブログでも旅のレポートをしています。
画像や動画もありますのでぜひご覧ください!

サイ・ガム温泉~メーホーンソーン(2012年12月17日)
http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1207&n=520416

ミャンマー国境へツーリングGoGo!(2012年12月18日)
http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1208&n=520416

クン・ユワムでオイル交換(2012年12月19日)
http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1209&n=520416

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週刊連載コラム、第85回はいかがでしたでしょうか。

今週から始まったタイ北部ツーリングは、この後も続く東南アジア3カ国ツー
リングの、いわば足慣らし期間だったのでしょう。「ぽこけん」ブログを見る
と、途中途中の町に立ち寄りながら、のんびり10日間かけたタイ北部をめぐる
旅の様子が、とてもよ~く分かりますので、皆さんもぜひ見てほしいです。

本文中に「タイツーリングはバイクさえ入手できたら、とっても簡単で、スム
ーズ」とありましたが、数多くの海外ツーリングを経験してきた滝野沢さんだ
から言えることで、初めての場合はやはりドキドキの連続ですよね。ただし、
ドキドキ以外にワクワクする気持ちがあることも事実で、両方を楽しめるよう
になれば、海外での旅のベテランに近づいていくのだろうと思いますよ。

来週も滝野沢さんのコラムをお楽しみに!

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