ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


13日

「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その3

▼ 滝野沢優子の「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

タイに入国後、4日目にしてピカピカの新車を手に入れ、ウキウキの私たち。
小型バイクとはいえ、やっぱり新車はうれしいですねぇ。

ところで、タイではバイクの台数が爆発的に増えているために登録業務が追い
付かず、新車で買った場合、仮の登録書類はすぐにもらえるものの、ナンバー
が発行されるまでには1カ月以上もかかるとのこと。仮書類でも、国内は問題
なく走れるので、まずは正式な登録書類ができるまでの1週間、慣らし運転を
兼ねてタイ北部を回ることにしました。

タイ北部といえば、ミャンマー、ラオス国境に近く、リス族、モン族、ヤオ族、
首長族で知られるカレン族など、少数民族の宝庫です。現在でも色鮮やかな民
族衣装を纏い、伝統的な暮らしを営んでいる人たちもいて、外国人にも人気の
観光地になっています。

そのタイ北部への拠点になるのがチェンマイという都市です。

image_208_02_54▲チェンマイの裏通り

image_008_02_53▲道路のアスファルトに残された犬の足跡。おおらかなお国柄が出ていますね。犬天国でもあります

image_508_02_56▲チェンマイのナワラット橋

image_308_02_55▲バンコクほどタクシーが普及していないチェンマイではトゥクトゥクがタクシー代わり

首都バンコクから北へ700km余り、人口270万人、バンコクに次ぐタイ第2の都
市ですが、ランナー王朝時代の古い寺院が数多く残る古都でもあり、大都会の
バンコクと比べると町の規模もほどほどで落ち着けます。気候も涼しいので過
ごしやすく、避暑地として人気があり、タイ南部からの観光客に加え、ロング
ステイの外国人もたくさん住んでいます。たしかに、チェンマイではヒマそう
に街をブラブラ歩くシルバー世代の男性をよく目にしました。

image_1008_02_58▲長期滞在の外国人で一杯のチェンマイ

ロングステイにもいろいろパターンがあるようで、定年後に夫婦で移り住む人、
ゴルフ三昧(ゴルフ場もたくさんあって安い)する人などもいるようですが、
同じ安宿には、一人で3年も滞在しているという60代の元気な女性がいました。
なんでも、何年か前にご夫婦でチェンマイを旅行で訪れて以来、すっかりチェ
ンマイが気に入ってしまい、仕事のあるご主人は日本に残して、一人でチェン
マイに移住し、タイ語を習ったり、日本語を教えたりしているそうです。

「用事があるときだけ日本に帰ればいいから。毎日楽しいわよ!」
とのこと。

確かに、女性の一人暮らしだと郊外のアパートなどより、街中の安宿のほうが
セキュリティ面でも安心で便利だし、旅人も来るからさみしくないし、面倒な
契約もなく気軽に引っ越しもできるし、掃除もやらなくていいからよいのかも
しれません。

私たちが宿泊していた安宿は、シャワー・トイレ付きのツイン部屋で1泊750円
(1人でも2人でも値段は同じ)。長期利用の場合、割引になるので1カ月で2万
円以下。キッチンがあるので自炊もできるし、光熱費は不要だし、Wi-Fiもあ
るのでインターネットもできるし、携帯電話を購入すれば、いつでも日本へ連
絡できるし、航空券が安くなった現在、タイに住むのもいいかもしれません。
私たちも考えようっと…。

image_1408_03_00▲チェンマイのスーパーマーケット

image_1308_02_59▲日本食も充実

image_1108_02_58▲チェンマイ名物料理のカオソーイ

image_708_02_56▲味はカレーヌードルのような感じ、とても美味しいです

image_408_02_55▲こちらはタイのどこでも食べられる一般的なクエッティオ(米麺)、センミー・ナーム

そうそう、タイでは携帯電話も購入しました。あちこちで電話機を販売してい
て、日本と違って誰でもすぐに購入できます。私が選んだ機種は、NOKIA製の
一番安い機種で2500円くらいでした。その電話機に別途SIMカード(150円ほど)
を購入し、そのSIMカードを入れて使います。電話番号はSIMカードごとに決ま
っているので、好きな番号を選ぶだけ。あとはプリペイッドで利用料金をチャ
ージすればOKで、チャージはコンビニや郵便局など、あちこちですぐにできま
す。日本への通話は1分20円くらいなので、日本国内での携帯電話料金と同じ?
でしょうか。
さらに、SIMカードを差し替えれば、たいがいの国で使用できるので便利です。
(その後に訪れたインドネシアでも問題なく使用できました)

そんなわけで、ロングステイだけじゃなく、長期滞在の旅行者にも人気のチェ
ンマイには、たくさんの旅行者向けのレンタルバイク店もあり、気軽にバイク
を借りることができます。たいがいは、タイ工場で生産されている日本メーカ
ーのバイクなので品質的にも安心だし、スクーターから大型バイクまで揃って
います。私たちのチョイスした車両は110ccのカブでしたが、欧米人のほとん
どは大型バイクを借りるようで、バリバリのオフローダーもときどきいました。
なにしろタイ北部は標高2000m級の山岳地帯のため、未舗装の山越えルートも
多く、ダート好きにはパラダイス。日本のオフローダーにもオススメですよ!

image_808_02_57▲タイ北部の名物料理のひとつ、ソムタム。パパイヤなどで作った辛いサラダ。市場へ行けば注文に応じて作ってくれます

image_1908_03_02▲ソーセージの屋台、微笑みの国と言われるタイ、毎日こんな笑顔に出合いながら長期滞在できるなんて素敵です

image_1808_03_02

▲チェンマイの路地裏、犬がどこにでも居ます、ストレスが無いので無駄吠えしないし、人間同様穏やかな性格です

何しろタイは面積が日本の1.4倍。南部へ行けばビーチリゾートもあるし、世
界遺産もたくさんあって旅先としての魅力もたくさん。さらに12~3月が乾季
でツーリングにもベストシーズンとなれば、日本人がもっと来てもいいはず
なのですが、今回の旅では、欧米人ライダーばかりで日本人ライダーとは一人
も出会えませんでした。日本人も欧米なみに長期休暇がもらえるようになれば、
もっとタイツーリングがメジャーになると思うのですが、まだまだですね。

今週はチェンマイの紹介で終わってしまいましたが、次回はタイ北部の旅の様
子とタイツーリングのノウハウをお伝えしたいと思います。

※ホームページ「ぽこけん」のブログでも旅のレポートをしています。
画像もありますのでぜひご覧ください!
→ http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1143&n=520416

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

週刊連載コラム、第84回はいかがでしたでしょうか。

タイ北部の中心都市チェンマイでは、バイク購入のほか携帯電話もゲットした
という滝野沢さん。怪しい機種ではないそうで、いわゆるSIMフリーというSIM
カードを入れ替えれば、他の国でも利用できるという優れものだそうです。
日本でもSIMフリーかつプリペイド方式が普及すれば、海外からの旅行者は通
信面において、もっと旅をしやすくなるのでしょうか。

来週も滝野沢さんのコラムをお楽しみに!

にほんブログ村 旅行ブログへ