ぽこけん

ぽこ&けんいちによる、海外ツーリング、国内ツーリング、テレマークスキー、温泉のホームページです


10月

「ぐるり東南アジア3ヶ国・タイカブツーリング」その2

▼ 滝野沢優子の「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その2
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先週は東南アジアツーリングに至ったきっかけのお話しをしました。
さてさて、そんなこんなで実際にタイへ旅立ったのは昨年、2012年の12月。
東南アジア3カ国をめぐるツーリングの予定期間はちょうど3カ月

タイでバイクを購入し、隣国のラオス、カンボジアには国境を越えて、ぐるり
とツーリングし、そのついでに近い将来ツーリングに行くつもりのミャンマー
も下見がてらバックパッカーで旅しよう(現在はバイクでの入国は不可)とい
う、かなり盛りだくさんな計画です。

タイといえば、東南アジアを旅するバックパッカーにとっては拠点となる国
あると同時に、経済的にも東南アジアをリードする国になっています。

日本の二輪メーカーの工場もあり、日本で販売しているバイクもタイの工場で
作られているものが多いのですよ。みなさん、知っていましたか?

実際に、タイにはたくさんの日本メーカーのバイクが走っていますそのほと
んどが110cc~125ccの小型バイクで、生活必需品として欠かせない存在になっ
ています。一家に1台、いえいえ一人1台くらいの勢いです。

最近は、タイでも趣味としてバイクに乗る人が増えてきていて、250cc以上の
バイクや大排気量のバイクもたまに見かけますが、一般的にはまだまだ生活の
足として重宝している小型バイクが主流です。image_215_27_21

▲タイホンダのバイク屋さん

image_415_27_22▲小型バイクが主流です

私たちがチョイスしたのもやはり小型バイク。予算面もその理由のひとつです
が、大きなバイクと違って目立たないし(日本人なら顔付きも同じだし…。私
はタイ人よりタイ人らしく見えるそうです)、親近感を持ってもらえるのでは
ないかと。また、みんなが乗っている小型バイクなら、たとえ故障したとして
も、どこでもすぐに直してもらうことができます。

といった基準で選んだのは、ホンダのドリーム110cc。日本でいうスーパーカ
ブです。新車で強制保険や登録料込みで約11万円

image_315_27_22▲私たちが選んだバイクはホンダドリーム110

image_515_27_23▲買ったその日に乗って帰ることができました。タイ国内を走る分にはナンバープレートが無くても書類がそろっていればOKだそうです

レンタルでは1日約700円。3カ月間レンタルすると長期割引もあり、購入する
場合の半分程度の料金で済みますが、国境を越えるための必要書類を作っても
らえるかどうかが定かではありません(実はこれが一番重要でした!)。

その点、個人で新車を購入できれば、その必要書類を作成するといった問題は
なくなります。また、最後に売却することもできるので、その差額を考えると
新車購入がオトクという判断をしました。もちろん時間的に余裕があるからこ
そできることで、時間が限られた旅の場合には、レンタルバイクを利用したほ
うがよいです。

レンタルバイクは車種もかなり充実していて、大型バイクもそろっています。
大型バイクのレンタル料は1日2500円程度だとか…。欧米人などはけっこう利
用しているようで、1カ月単位でレンタルして、ツーリングしている人もいま
した。

バイク購入にあたりひとつだけ注意点があります。旅行者がタイでバイクを購
入することは、法律的にできないので、必ずタイ人かタイの居住権を持ってい
る人に名義人になってもらわなくてはなりません。

私たちは、先週のメルマガで登場した小川氏の友人で、タイ在住の高橋さんに
全面的に協力してもらえたからこそ、タイでバイクを購入できたのです。
福島県木賊(とくさ)温泉のシルクバレーキャンプ場での出会いには本当に感
謝、感謝です。

高橋さんはタイ北部の都市チェンマイから、さらに北へ70km行ったチェンダオ
という小さな町に住んでいます。45歳のときに郵便局を早期退職し、タイ人の
奥さん・ジュアンさんと一緒に、日本から奥さんの故郷であるチェンダオへ移
住して12年。決まった仕事はせず、やはりカブであちこちツーリングしたり、
ときどき日本へ戻ったりしているそうです。生活は、日本で貯めたお金を切り
崩しながら、なんとか生活しているそうです。決して贅沢ではないけれど、物
価が安いタイなので、まずまずの悠々自適な暮らしを送っています。もうすぐ
年金が入るようになれば、もう怖いものはないのだとか…。

image_315_32_51▲高橋さんの家のベランダ

image_415_32_51▲ベランダからは標高2175メートルのチェンダオ山を眺めることができます

image_015_32_49▲チェンダオの市場、美味しそうなタイ料理のお惣菜がいっぱいです

image_215_32_50▲高橋さんにチェンダオ温泉に連れて行ってもらいました

image_115_32_50▲良い湯加減です、若干の硫黄臭もしてとても良い泉質の温泉、もちろんかけ流しです!土管型湯船は高橋さんと地元タイ人有志で設置したものだそうです

image_115_27_21▲高橋さんのバイク、器用に何でもこなす高橋さんはサイドバックもバイクの形に合わせて自作していました

タイは、日本人に限らず、定年退職後にロングステイする人が多い国ですが、
高橋さんのように定年を待たずに脱日本という選択肢をされる方もいらっしゃ
るのですね。

image_015_27_19▲いよいよツーリングスタート、高橋さんの家を出発です!

とまあ、高橋さんとジュアンさんのおかげで、無事にバイクを購入することが
できて、いよいよタイツーリングのスタートです。

まずは人気の高いタイ北部へと向かいます。

タイでのバイク購入の模様は、以下のブログでレポートしています。
画像もあるので興味のある方はぜひご覧ください! 

■ぽこけんブログ「タイでバイク購入しました」
http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1096&n=520416

■ホンダ・ドリーム110cc(タイ語のホームページ)
http://mapple.bme.jp/bm/p/aa/fw.php?i=mapple1015&c=1097&n=520416

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週刊連載コラム、第83回はいかがでしたでしょうか。

無事、タイでドリーム110ccを購入できた滝野沢さん。今回は3カ国にまたにか
けてツーリングをすることを前提に、レンタルバイクではなく現地でバイクを
購入するという選択肢を取ったのですね。これまで何カ国もバイクで国境を越
えてきた滝野沢さんだからこそ、その選択をされたのでしょう。
さて、東南アジアの国々を訪れたことのある方ならご存知かもしれませんが、
東南アジア諸国の沿道では、HONDAという看板をかなりの確率で目にします。
それは都市から離れた田舎の道路でもしかり。
実は、HONDAの看板=バイク修理屋という意味だそうです。それだけ、東南ア
ジアの国々では、HONDAの二輪車が浸透しているのですね…。

来週も滝野沢さんのコラムをお楽しみに!

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「ぐるり東南アジア3ヶ国・タイカブツーリング」その1

 ライダー、チャリダーのためのコメント情報入り地図「ツーリングマップル」(昭文社)のコラムで、東南アジアのカブツーリングの連載がスタートしました! コラムでは画像がないので、こちらのブログでは画像も一緒に紹介しますね!

 

▼ 滝野沢優子の「ぐるり東南アジア3カ国・タイカブツーリング」その1
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みなさんお久しぶりです。『ツーリングマップル関西』担当の滝野沢優子です。
この週刊コラムは1年ぶりの担当になりました。
前回は…「西日本ツーリングと韓国ツーリング」のお話しをしました。

賀曽利さんの東北、小原さんの北海道と続いているので、関西担当の私だから
じゃあ次は関西近辺のツーリング話だろうと思ったみなさん、違うのですよ。
私は、昨年12月から今年3月にかけて行ったアジアツーリングの話をします。

image_2008_28_04

 「海外には興味がないよ!」という方もいらっしゃるでしょうが、大型バイク
とものものしい装備で行く海外ツーリングではなく、「小さなバイクで気軽に
アジアの国をツーリングできることを知ってほしいなぁ」と思っています。

そもそも、アフリカ、南米、ロシア、中央アジアといった、ハードルの高そう
な国々はすでに制覇していまして、100カ国以上の国を訪問しているというの
に、私は隣国の韓国、台湾へ行ったことがありませんでした。
東南アジアの定番であるタイには何度か行ったことがあるものの、取材だった
り、旅の通過点だったりで、有名観光地の何カ所へ行ったことはありました。
もちろんバイクでは走っていません。ほかのアジアの国々もしかりです。
アジアはバックパッカーの登竜門であるのに…。
「う、うーん、これはマズイ!」

世界一周ライダーにとって、アジアは意外に行きにくいエリアなのですよ。
その理由はヨーロッパからのライダーは、西からアジアハイウエイを走ってイ
ンドまでやってきても、その先の国には、バイク持ち込み禁止のミャンマーと
中国があるため、陸路での通行ができなくなるからです。
そのため、仕方なく大枚払って飛行機や船でバイクを輸送するわけですが、ど
うせならルート的にどん詰まりのアジアをツーリングするのではなく、走れる
範囲の広いオーストラリアやほかの大陸へ向かうパターンが多いです。

というわけで、ミャンマーと中国にはさまれた東南アジアの国々はどうしても、
バイクでの世界一周コースから外されてしまうのです。

いまさらながらアジアに目覚めたワタクシ、2012年6~7月は韓国へ、10~11月
は台湾へ、そして2012年12月~2013年3月はタイ・ラオス・カンボジア(+ミ
ャンマー)のインドシナ半島へ、2013年6~7月はインドネシアへと、ここのと
ころ怒涛の東南アジア諸国をツーリングしています(まだまだ続く予定です)。

韓国は昨年の週刊メルマガでもレポートしましたが、下関から釜山までフェリ
ーに自分のバイクを乗せて訪れました。一方、台湾とインドネシアは現地のレ
ンタルバイクを利用して、ツーリングを楽しみました。

ただし、昨年12月~2013年3月に訪れたタイ・ラオス・カンボジアの場合は、
旅の期間が3カ月と長期に渡り、バイクをレンタルするよりも購入したほうが
安かったので、タイで新車のカブを購入しました。そのバイクでタイ国内を走
り、さらには国境を越えてラオスとカンボジアも走ってしまったのです。

実はタイでバイクを購入するという計画が実現したのは、福島県奥会津の木賊
(とくさ)温泉にある、シルクバレーキャンプ場のオーナーである小川氏の口
添えのおかげです。小川氏は20年ほど前に、かねてからツーリングで訪れてい
た奥会津の地にキャンプ場をオープンさせ、春から秋は山奥でワイルドライフ
を送り、冬は家族が住む千葉県内で主夫としておとなしく暮らしています。

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▲シルクバレーキャンプ場にて。真ん中のタオル巻のオヤジが高橋さん。9月末の平日なのに、こんなに来ているキャンプ場って、いったい…。

小川氏自慢のシルクバレーキャンプ場周辺は、ロングダートもたくさんあるの
で、オフロード系ライダーにとっては、”なじみ”の場所でもあり、毎年9月
の連休には「林道祭り」なるイベントも開催されていて、200名ものライダー
が集まるそうです。

小川氏自身もライダーであり、ときどき海外へ遠征しているのですが、タイで
バイクを購入してツーリングしたということだったので、話を聞きに行ったの
が今回の旅のきっかけでした。
ちょうどそのときに小川氏の友人であり、タイ在住の高橋さんが日本に帰国し、
小川さんのキャンプ場に滞在中だったことが、一気に私たち夫婦のタイツーリ
ングの話を具体化させていったのです。

実際にタイへ出発したのは、それから1年2カ月後の2012年12月。タイの乾季を
狙い、タイからラオス、カンボジアへと陸路で国境を越えて3カ国をぐるりと
周って、もうすぐバイクで入国できるようになるかもしれないミャンマーの様
子も見てこようというプランです。旅に出る前はいつもワクワクしますね!

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▲タイ・バンコク駅。到着した夜はオープンテラス(?)の食堂で乾杯!

 

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▲到着が夜になるので、1泊目だけ「AGODA」で予約。ミャンマービザGETのため、ミャンマー大使館に近い宿です。1部屋2500円くらい

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 ▲バンコクには相変わらず犬がウロウロしていました。image_508_25_29
▲バンコク駅。首都の中央駅にも犬がいるって、いいですね。数年前はもっとたくさんいたんですけどね

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▲猫もノビノビ

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▲バンコクの街角。バイク便ではなくバイクタクシーです
さてさて、どんな旅になることやら…。

来週は、タイでバイク購入したお話しをします。

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週刊連載コラム、第82回はいかがでしたでしょうか。

今週から始まった滝野沢優子さんの海外ツーリング話の第2弾。これまで100カ
国以上の国を巡ってきた滝野沢さんにとって、アジアは未開の地だったことが
意外でした。シルクバレーキャンプ場での小川氏のもとを訪ねたときに、そこ
でタイ在住の高橋さんと出逢えたことが、実現につなげる大きなキーポイント
でしたね。来週はバイク購入のお話しのようですが、どんなバイクを購入でき
たのでしょうか?

来週も滝野沢さんのコラムをお楽しみに!
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