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08日

北朝鮮旅行 その2 (国際列車で平壌へ 2013年9月3日)

 

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中国の旅行会社とのメールでのやり取りでは、93日の朝830分に丹東駅入り口でまっていれば、王さんという女性が現れ私たちに北朝鮮のビザと平壌までの国際列車の切符を渡してくれるということになっています。ここまで来てみたものの、本当に王さんなる人物が現れるのか830分までは不安が少しありました。

 

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時刻は830分、大丈夫なのか?と思っていると、王さんが現れました。北朝鮮のビザと平壌行きの切符をもらいます。日本語は話せませんが、英語で、845分から丹東駅2階で出国手続きが始まること、列車の番号と座席番号の確認、平壌までは私たち2人だけになるが、平壌駅に着いたら北朝鮮のガイドが待っていることなどを説明してくれました。

 

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これが北朝鮮のビザです。表にツーリストカードと書かれています。

 

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中身はこういうふうに、顔写真とデータが書かれています。北朝鮮への出入国のスタンプは全てこのツーリストカードに押されるため、パスポートには北朝鮮に入国した証しは残らないということです。

 

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これが切符です。

 

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丹東駅2階の出国カウンターです。たくさんの朝鮮人に交じって意外にも外国人観光客も数名いました。日本人も私たちの他に男性が1名いました。旅行コースがほとんど一緒のため、彼とはこの後いろいろな場所で再び会うことになりました。

 

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いよいよ出発です。列車には北朝鮮の国章と丹東発平壌行きの文字が書かれていました。

 

 

ところで、北朝鮮という国をなぜ旅行しようと思ったか、ですが、きっかけは昨年の韓国ツーリングです。韓国の北部の海岸沿いは鉄格子があり厳重に警備されています。バイクで行けるところまで行って見ようと軍事境界線近くまで走り、兵隊さんと記念撮影もしてきました。束草(ソクチョ)という町では故郷は北朝鮮だけれど、戦争で帰れなくなったという80歳のおじいさんにも会いました。同じ民族なのに、北と南になぜ別れてしまったのか、そして、なぜいまだに統一が叶わないのか、本などは読んでみたものの、それでは飽き足らず、軍事境界線の北側にはどんな町があってどんな人たちが暮らしているのかという思いが強くなり、実際に見てみたくて今回の旅行にきました。北朝鮮というお国柄、旅行に行ったからといってベールに包まれた外側の姿しか見れないかもしれません。でも、それもこの国の姿には違いがありませんし、将来、南北両国が統一し、自由にツーリングできるような時代が来たとき、自由に旅行できなかった時代を知っていた方が楽しめるはず、と思って今回来てみました。

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最初に止まる北朝鮮側の駅で出入国管理と税関の職員が列車内に乗り込んできて、ひとりひとりの荷物をチェックします。パソコンは持ち込みOKでした。それと、携帯電話もメーカーと品番を控えるのみで持ち込みOKGPS機能のあるものはダメらしく、カメラなどをみても、GPS機能付きかどうかを確認していました。地球の歩き方韓国編を持っていたのですが、写真付きのページを興味深々という感じで見入っていました。没収されるのかと思いましたが、ちゃんと返してくれました。

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いくつかの駅を通りすぎていきますが、必ず、金日成と金正日の大きな肖像画が掲げれれていました。このコンビを見ると、ああ、本当に来たんだなぁと実感します。

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車窓から見える田舎の風景。もちろん日本や韓国に比べれば格段に貧しそうな人たちの営みが見えるわけですが、マスコミで報道せれるように食べるものに困っているようには見えません。のどかな田舎の風景に見えます。しかし、何かが不自然なんですよね。その理由がわかりました。物を売っているお店や食堂らしきものがほとんど見当たりません。実際にはあることはあるのかもしれません。私がたまたま見かけなかっただけなのかもしれません、それにしても、そういうお店の数が他の国に比べて極端に少ないのは事実でしょう。

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女性の鉄道員さんです。背筋をぴんと伸ばし、直立して列車の運行を見守っていました。

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駅に止まっていた鈍行列車。

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集合住宅のようです。赤い塔には何かスローガンらしきものが書いてあるのでしょうか。朝鮮語が読めれば楽しいでしょうね。残念ながら何が書いてあるのかわかりません。

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740分、平壌駅に到着しました。

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北朝鮮のガイドも何という人かもわからなかったのですが、何も心配はいりませんでした。ガイドの方では、私たちの情報を把握しているので向こうから私たちを探し出して声をかけてきました。

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ガイドの金さんという男性、黄さんという女性、2人とも日本人と変わらないくらい流暢な日本語を話します。彼らに連れられ平壌で一番高級な高麗ホテルへ向かいました。やはり、平壌ナンバー1のホテルでもインターネットはできないようです。テレビに関しては、日本のNHKワールドを始め、アメリカのCNNや中国の番組も見ることができましたが、朝鮮人が宿泊する場合は放送受信に制限をかけ、北朝鮮の番組しか見れないようにするということでした。

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まずは、入国に乾杯です。北朝鮮の大同江ビールなかなか美味しいです。

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ホテルで夕食です。ガイドの説明によると明日は板門店へ観光にでかける予定ということで、楽しみです。

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