ぽこけん

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31日

東北ツーリング (2013年8月21日~30日)

2東北今回のツーリングは、今まで冬にしか行ったことのなかった津軽半島へ行って見ることが目的でした。竜飛岬の西側の道路は冬季閉鎖になってしまうので今まで通ったことがなかったのです。夏の津軽半島はどんな景色なのか見てみたい、というのが旅の動機でした。そして、あわよくば北海道もと、荷物の底にツーリングマップル北海道編も忍ばせていたのですが、結局は時間切れで行けませんでした。

image_012_32_46自宅を出発。最近は110㏄クラスのバイクばかりだったのでやけに自分のバイクがでかく感じてしまいます。スピードも50キロくらいで走ることが多かったため、ちょっとアクセルを開けるとスピードが出すぎてしまい、おっとっと、いけない、いけない、おさえ気味にとなかなか感覚が戻って来ません。

image_112_32_47目的地が青森ということで、国道4号線をひた走ります。13号線の方が景色を楽しめるんですが、やはり、一番安くて早いのは4号線、今回はそう割り切ることにします。朝9時に家を出発して日が暮れるまで走ってたどり着いたのが、盛岡のちょっと先でした。岩手山焼走り国際交流村キャンプ場(300円)に泊まりました。

image_212_32_47翌朝、散歩がてら焼走りというのを見に行ってみました。噴火したときの溶岩のかたまりがゴロゴロ転がっています。そして川の流れのように、上から下へゴロゴロが連なっています。その様子がよく見える展望台というところまであと数百メートルというところで、急速にお腹が張ってきて体が朝の儀式をせよと言っています。もうちょっと後に来てくれればよいものを、仕方なく、展望台はあきらめキャンプ場のトイレまで早歩きで戻るはめになりました。散歩でいよいよ良い景色のところに差し掛かるともよおすこのパターン、けっこうあります。

image_412_32_48八幡平のアスピーデラインを通って東北で一番標高の高いところにあるという藤七温泉(入浴料600円)へ行ってきました。立てかけてあるスキーが何ともクラッシックで良いです。

image_312_32_48景色やワイルドな雰囲気ももちろんすばらしいんですが、温泉ファンにはこの湯船の底からブクブクと温泉が湧いてくるのがたまらないですね。温泉は新鮮なほど良いとされますが、湧出口と湯船が直結しているわけですから、これほど新鮮な温泉はありません。

image_512_32_48翌日は黄金崎不老不死温泉(入浴料600円)へ向かいました。ここは以前来たことがあるのですが、その時は海が荒れて入浴できませんでした。今にも雨が降り出しそうな天気ですが、リベンジを果たせてうれしいです。

image_612_32_49鰺ヶ沢へ来てワサオとおばちゃんのところへ行ってきました。ワサオもおばちゃんも元気でしたが、数年前に比べると随分痩せてしまっているのが気になります。

つがる地球村キャンプ場(1155円)で泊まっていると、若者に声を掛けられました。茨城県の大学に通っているが、今は地元のつがる市に帰省中で家族でキャンプに来たとのこと。「僕もそろそろ始めたいなと思っているんです」とのこと、いったい何を始めたいのかと思ったら、こういう、キャンプツーリングをしてみたいのだとか、KawasakiのZに乗っているけど、荷物あまり積めないからだめですかね?なんて心配していたので、どんなバイクでも大丈夫だよ、と教えてあげました。

image_712_32_49津軽半島の西側を通って竜飛岬へ向かいます。小泊の漁村を過ぎると何もない自然だけの風景になり、山道を越えると岬に到着。冬と違って、自転車やライダーなど旅人がたくさん来ていました。

image_912_32_50青森市を抜けて、野辺地の清水目オートキャンプ場に宿泊しました。オートキャンプ場なのに無料なのはありがたいです。

image_812_32_50下北半島を北上、ちょうど真ん中あたりにある陸奥横浜駅です。ここは思いでの地なので、下北へくると必ず立ち寄ることにしています。19歳のとき、北海道の大雪山を縦走したあと、下宿していた千葉へ帰る途中、下北半島へも足をのばしました。陸奥大湊駅で、足を引きずっている旅人と会いました。大間崎から東京日本橋まで歩こうと決意し始めてみたものの、2日目で足を痛めてしまい、もう旅をやめて帰ろうか迷っているということでした。その日、いろいろ私と話をしているうちに、やっぱり歩きぬこうと再決意をしたということで、大湊駅で一緒に野宿したあと、私も徒歩旅行に1日だけ付き合ってみることにしたのです。大湊を歩き始め、夕方になって着いたのがここ、陸奥横浜駅でした。駅の感じは26年たった今もほとんど変わっておらず、当時のままです。その旅人はクラッシック音楽が好きで、とくにドボルザークが好きだとのことでした。当時流行っていたウォークマンで聞かせてもらったのをよく覚えています。この駅でも一緒に野宿した後、翌日、再会を約束して別れたのでした。あの人、今ごろどうしているかなぁ。

image_014_07_17下北半島ではむつ市のむつ矢立温泉キャンプ場(200円)を基点にすることにしました。ここはある意味、理想的なキャンプ場でした。温泉が併設されているのも良いですが、町の中心まで3キロと近いので何かと便利です。スーパーマーケットでビールを買ってきてもぬるくならない距離というのがありがたいし、インターネットがしたければマクドナルドも近いです。ここが気に入って3泊しました。

image_1112_32_51尻屋崎です。ここへ来るのは3度目でしょうか。竜飛岬は演歌が似合いやっぱり本州だなぁと思うんですが、尻屋崎は北海道のような景色です。

image_1212_32_51岬には寒立馬がのんびりと草を食んでいます。

image_1312_32_51一応、お決まりの大間崎も行っておきましょう。

image_1412_32_52そして、恐山も。

image_012_38_58何度も来ている下北半島に3泊もして何をしていたかというと、これです。キャンプ場を朝出勤して、午前中はツーリング、午後は渓流釣り、そして夕方むつ市に戻ってマクドナルドでインターネット、スーパーで買い物をして帰ってくるというパターンでした。

image_1512_32_52ヤマメ、イワナなどがたくさん釣れます。

image_012_33_32平均して半日で15匹くらいは釣れました。キャンプ場に持ち帰るのは2匹なので、2匹釣れた時点で切り上げればよいものを、魚をもて遊んでは喜んでいるのが釣り師という野蛮な人種でしょうね。恐山のおひざもとで連日こんなことしていると閻魔大王にしかられそうです。

image_1012_32_50こちらは、河童の湯。無料の露天風呂です。ここも毎日釣りの後に通いました。

image_1712_32_53下北半島を後にして、八甲田山、十和田湖を経由して秋田県大館市の田代スポーツ公園キャンプ場(無料)で1泊し、栗駒山の付近を通って宮城県の鳴子温泉へ来ました。鳴子温泉の湯は全てすばらしいのでどこの温泉に入ろうか迷いましたが、今回は大好きな泉質のひとつ、川渡温泉の藤島旅館(入浴料200円)にしました。

image_1812_32_53相変わらず、エメラルドグリーンの湯がたまらんです。

image_1912_32_54明日から天気が崩れるということで、屋根付きスペースのある荒尾湖畔公園キャンプ場(無料)に泊まることにしました。案の定、夜中に雨が降りだしましたが、屋根付きなので濡れることもなく、旅の最終日に乾いた状態でテントを仕舞うことができ正解でした。翌日は合羽を着て一気に福島の自宅まで戻りました。

明日からは北朝鮮旅行に出発します。世界最後の秘境?と形容されることもある北朝鮮、どんな旅になるのか楽しみです。

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ユーラシア考 (2013年8月31日)

今回、インドネシアとスリランカを旅してみて、人当りが全く違うのを強く感じた。

スリランカ人は敬虔な仏教徒で親切な人が多いのは確かなのだが、自己主張が強く、交渉事が厄介で非常に疲れるのだ。インドやパキスタン、バングラデシュもそうだし、中近東のイスラム圏も同じだ。かと思えばインドネシアやマレーシアはイスラム教徒だが、タイやラオスなどの仏教国の人々と同じように人当りが柔らかい。この違いは宗教ではなく人種によるものなのではないかと思わずにいられない。かつて、キルギスから峠道を越えてウズベキスタンへ抜けたときも同じようなことを思った。山ひとつ隔てただけなのに、人々の振る舞いが全く違っていたのだ。キルギスでは話しかけても、恥ずかしがって顔を伏せてしまうような人が多かったのに、ウズベキスタンに入ったとたん、積極的に話しかける人が多くなり、勝手に人のバイクにまたがって遊んでいたりする、この違いは大きな驚きであった。

世間ではアジアとヨーロッパを分けるラインはトルコあたりだということになっている。確かにそれはそうかもしれない。しかし、個を大切にする文化と和を大切にする文化という分け方をしてみるとどうなるだろう。日本人としては、インドネシアの感覚が自分たちと近くて旅行しやすいと感じる、しかし、ヨーロッパの人にとってアジアの人たちはあいまいで何を考えているのか分かりにくいという話もよく聞く。ヨーロッパの人にとってはスリランカの感覚の方が近いのかもしれない。過去に旅した国々を思い返し、個を大切にする文化の国と和を大切にする文化の国を分けるラインを地図に引いてみたらこんな風になった。中国は個のほうじゃないの?という意見もあるかもしれない。でも、私の考えでは中国も基本的には和のほうで、人口密度やら政治的なもので、黙っていたら損してしまうような今のような状況になっているのかな、と思う。そしてロシアはというと、東側にもともと住んでいるブリヤート人などは和に、スラブ人は個に、ということで、この辺りかなというところでラインを引いてみた。

1ユーラシア

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スリランカツーリング情報

●バイクを借りたところ
image_007_50_47ニゴンボにバイクレンタル屋さんは大小合わせて10軒くらいある。SHA LANKAなどが大手、バイクツアーなども実施しているようだ。料金は250㏄のオフロードバイク、ホンダXRやスズキジェベルなどが1日2500円ほど。インド製の150㏄ロードバイクバジャジが1日1800円程度。インド製ヒーローホンダ110㏄のスクーターが1日700~1200円程度。店で聞いたところによると、パスポートは預ける必要はなくコピーを取るだけ、デポジットはUS100ドルが相場だった。

私は、路上で声をかけてきたお兄さんから借りた。27日間借りる条件で1日あたり700円ということで、店を構えているところよりも大分安い値段で借りることができた。パスポートなど預ける必要ななし、デポジットは1万円。最後までトラブルなく走ってくれたし、27日後にニゴンボに帰ってくると、お兄さんはちゃんと1万円を返してくれた。心配な人はちゃんとした店で借りた方が良いだろう。

ニゴンボ以外では南部のビーチリゾート、ヒッカドゥワでもレンタルバイク屋を数軒見かけた。スリランカ第2の都市キャンディーをはじめ、それ以外の町では見かけなかった。バイクをレンタルするならニゴンボが一番良いだろう。

●ツーリングルート

スリランカ4スリランカは北海道より少し小さいくらいの島国。人口は中部から南部に集中しており、北部、東部は大きな町も少なく、大平原の1本道を走るようなところもある。美しい海岸、紅茶畑の広がる高原地帯、点在する遺跡群、動物もたくさんいて一般道で象や孔雀に遭遇したりと変化に富んだツーリングを楽しむことができた。

●走行距離

3650km

●ガソリン

1リッター162スリランカルピー(約125円)2013年8月現在。

ガソリンスタンド以外では売っていない。北部や東部はスタンドとスタンドの距離が離れている場合もあるので早めの給油が必要。

●免許証

国際免許証でOK。

●交通事情

image_617_12_55日本と同じ左側通行。バイクでのヘルメット着用率はほぼ100%。アジアでこのような国は日本、韓国以外ではここしか知らない。2005年前まで内戦があった影響だろうか、治安維持のための警官がたくさんいて、交通違反の取り締まりが厳しいのが原因ではないかと思う。交通マナーは概ね良好だが、なぜか、公共バスがものすごいスピードでかっ飛ばしているので注意が必要。それと、スリーウィーラー(オートリクシャー)はスピードが遅く数も多いので度々抜かさなければならないが、その際のタイミングの取り方(自分が先に追い越すか、後方からの車をやり過ごしてからにすべきか)に注意が必要。

●宿事情

image_017_20_20宿はどの町にもあり、探すのに苦労はしない。ただし、「ホテル」という看板は単に食堂を意味するものであることが多い。宿の場合は「ゲストハウス」「ツーリストレスト」「ルームス」などと表記されている。料金はひとり1泊600~1500ルピー(約450~1150円)くらいのところに泊まった。WIFIが使える宿も多いが、高い宿だから使えるというものでもなく、経営者の意識の違いによる。

●食事事情

image_310_01_01朝、昼、晩と3食カレーが基本。一番一般的なのはライス&カレー、ご飯の上に数種類のカレーを乗せて食べる。南インドのカレーとも違う独特な味。主食はご飯以外にも種類が豊富。麺のようなインディアーッパや、ドーサ、パラタ、エッグローティーも美味しかった。コットゥというお好み焼き風カレーうどんも美味。1食50円~200円程度で食べることができる。

●酒事情

image_913_27_24酒類はどこにでも売っているものではなく、緑の看板が目印の政府の販売店で買う。小さな小窓からお金を渡して売ってもらう仕組み。ビール大瓶1本が140円ほど。聖地では売っていなかった。

●かかったお金

羽田~マレーシア往復航空券 約25000円、マレーシア~スリランカ往復航空券 約36000円

スリランカで使ったお金 1か月1人約10万円(バイクレンタル19000円、お土産10000円、その他71000円)

●まとめ

インドと同じような感じ?のイメージで来てみたスリランカだが、実際はだいぶ違っていた。人口も少なく、小さな国だからか、秩序が保たれているように感じた。町を歩いていてもゴミもそれほど多くなく清潔だった。インド、パキスタン、バングラデシュなどに比べるとツーリングしやすい国だと思う。景色がきれいだったのは茶畑の広がる中央高地ヌワラエリヤ周辺。私は特にハプタレーが良かった。北部や東部は、スリランカでは少数派のタミル人が多く居住する区域で文化の違いが見れて面白かった。小さい国ながら変化に富んでいてツーリングに適している良い国だと思う。

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