パソコンの立ち上がりが最近遅いなぁと思っていたら、ついにこんなメッセージが画面上に現れてしまいました。
ツーリングや車中泊で何万キロもの旅の間、いつもこのパソコンを持ち歩いていたので、振動で壊れたんだと思います。
パソコンの指示通りに無くなったら困るファイルをバックアップ【コントロールパネル→システムとセキュリティー→バックアップの作成】して、NECに電話してみました。
すると、「ハードディスクを交換する必要があり、費用は53000円」とのこと。
このパソコンは2年半ほど前に65000円くらいで買ったはず。
買い換えた方がいいじゃないか!
と思ったのですが、
ハードディスクを交換?自分でできるんじゃないの?
と考え直し、ハードディスクとやらを買いに行きました。
プラスドライバーでパソコンの後ろのネジを外し、
白河市まで行って、秋葉原の電気屋を小さくしたような店で7980円で買ったハードディスクとやらを取り付けます。
もともと付いていたハードディスクは500GBだったので容量もアップするみたいで得した気分。

なんだ、同じ部品がちゃんと入っているじゃないか、これを外して、新しく買ったのを付け替えて修理完了!
と、思って電源を入れてみるけど画面は真っ暗で動く気配なし。
もう1台のパソコンを起動し、インターネットで調べてみると、どうも、パソコンを動くようにするには、
リカバリーディスクというものが必要らしいのです。
これは、ハードディスクが壊れる前に【スタート→すべてのプログラム→再セットアップディスク作成ツール】で作っておかねばならなかったらしいのですが、
私はそんなこと知らず、作ってませんでした。
ハードディスクというのも初めて見たんだし、もともと、パソコンには詳しくないのです。
またまた、インターネットで調べてみると、リカバリーディスクが
5250円で買えることがわかり、早速注文しました。

5250円のリカバリーディスクが注文5日後に届きました。しかし、未だ本当にこれでパソコンが直るのかと不信感が払拭できません。
電源を入れてまた真っ暗な画面だったらと不安でいっぱいです。

CDを入れるところにリカバリーディスクを入れると、ウィーンと音がして回りだし、こんな画面がでてきました。なかなかさい先の良いスタートです。
よろしくたのむぞ!と祈るような気分で【再セットアップ】をクリックです。

おおっ!「購入時の状態」で夜・露・死・苦!

行け!どんどん行け!
これがなかなか進まず、2枚のディスクをインストゥールするのに1時間以上。
さすが、5250円分の内容?パソコンもいろいろ大変なんだなぁ。
もう、忘れたころに、やっとできました!
懐かしや、買った時の画面。。。
本当に直るんだなぁと感激。
これを教訓に、リカバリーディスク(NECでは再セットアップディスクと呼ぶらしい)をハードディスクが壊れる前にちゃんと作って置こうと思いました。
NECで53000円かかると言われたけど、ハードディスク7980円+リカバリーディスク5250円で修理完了です。

あとは、ワードとかエクセルとか動かなかったのでパソコンを買ったとき付いていたマイクロソフトオフィスをダウンロード。
これくらいなら、シロウトの私でも簡単。

はい、ワード、エクセルいっちょ上がり!

バックアップしておいたファイルの復旧ってことで、KEN-PCをクリック。
復旧作業がはじまり、完了の表示がでました。
これで、全部元通りになるのかと思っていたけど、違うみたいですね。私のやり方が間違っていたのかもしれませんが。
ドキュメント、ミュージックは戻りましたが、写真と動画のファイルは戻りませんでした。
あと、今までインストゥールしたソフトも戻りませんでした。
バックアップとは別に、大事なデータは別の場所に保存しておいたので被害は無しですが。

てっきりKEN‐PCクリックですべて元通りになると思っていて、焦りました。ホームページのデータはどうなっちゃうんだ?
とりあえず、ホームページビルダーのCDをインストゥールしてみます。

おおっ!これだな。。。壊れる前に【エクスポート】しといたやつを【インポート】。これに違いない。たぶん大正解。
がんばれ!

やったー!直りました。
よかった、よかった。よくわからないことが多く苦労しましたが、壊れる前の状態にもどりました。
今回わかったこと。。。
●リカバリーディスクを事前に作っておけば、
ハードディスクが壊れてもパソコンは自分で直せる。
●容量アップも、容量の大きいハードディスクを買ってきて同じ作業を繰り返せばできる。
●リカバリーディスクを必ず作っておくこと
パソコンに詳しい人にしてみたら、あまりにもあたりまえのことでしょうが、私は今回、大変勉強になりました。