タイ北部ミャンマー国境地域には中国文化を保ったまま生活を送る人たちの村があります。第二次大戦後、中国では国民党と共産党の内戦がおき、破れた国民党の大半は台湾へ逃げましたが、雲南省や四川省にいた人たちはミャンマーに逃げ、そこでもミャンマー政府軍に追われ、タイへ逃げてきて住んでいるそうです。そんな村がタイ北部にはいくつもあり、ここアルノタイもその一つです。
アルノタイの食堂。なんとタイ料理ではなく餃子があるじゃないですか。焼き加減も最高。餃子は中国より日本の味に近い感じでした。タレはチリとパクチーが効いていてタイ風。1皿30バーツ。
コイン式のガソリン自販機。中国語とタイ語が併記されています。
アンカン山の先Nor Lae~Nong Tao間はミャンマー国境スレスレの道を行くことになります。Nor Lae側で軍の兵士に最初は通過禁止と言われましたが、どうしても通りたいというと、無線でNong Tao側と連絡を取ってもらい許可されました。検問所の前ではのどかに子供たちが遊んでいます。
Nong Tao側へは、しばらく整備されていない凸凹路面の急坂を下りて行きます。崖のすぐ下はミャンマー。落ちたら大変なので慎重に下って行きました。Nong Tao側では兵士にパスポートチェックをしてもらった後、記念撮影。本当はこのままミャンマーへ走っていければ面白いんだけど、ミャンマーへのバイクでの陸路国境越えは今のところ認められていません。
この日はタートンまで走ってゲストハウスに泊まりました。タートンはコック川沿いにある静かな町。丘の上には立派なお寺がありました。
商店のおばちゃんとブルドッグ。タイは国王も犬好きとあって国中で犬がかわいがられています。
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