今日は低山ハイクへ行くことにしました。目指すのは会津の大戸岳。天栄村の自宅から鳳坂峠を越えて会津方面へ向かいます。羽鳥湖を見ながら進んで行きます。
芦ノ牧温泉付近から闇川登山口へ向かいました。
ここの標高は400M以下なので、1000Mの標高差を登らねばならないようです。低山と舐めて来ましたが、なかなか苦労するかも・・・
枯葉を踏んで歩くのは快適です。
すっかり落葉してますが、所々、目を引く色もありました。
倒木のコケに日が当たって綺麗でした。
足元で目を引いたモミジ。
標高1000Mを越えると、昨日降った雪が残っていました。
風の又三郎と呼ばれる岩場で崖っぷちの難所を通過。
標高1416M、一等三角点のある大戸岳山頂に到着。風が強くて長居したくない状況だったので、写真を撮ったらすぐ下山することにしました。
山頂からは、一等三角点だけあって360度の大展望が楽しめました。磐梯山もくっきり見えました。
下山後のお目当ては、芦ノ牧温泉駅近くの「うえんで」というラーメン屋へ初めて行ってみる、というミッションでしたが臨時休業。仕方なく、何度か食べている「牛乳屋食堂」へ。手打ち極太しょう油ラーメンとハーフソースカツ丼をいただきました。相変わらず美味しかったので満足できました。
帰りは、藤沼温泉やまゆり荘で汗を流して帰宅しました。
今日のGPSトラック。
今日は安達太良山です。朝から快晴!最近バイクが多かったけど、下山後温泉に入るのが面倒になってしまったり、移動にも体力を消耗するので、今回は楽にキャラバンで移動です。朝7時前に家を出発、本宮市の「松屋」で朝食を摂り、あだたらスキー場の登山口へ。登山開始しようと思って車内を見てみると、ザックを忘れてきたことに気づきました。買い物用の手さげ袋に、食料や水などを入れて出発。
小一時間で奥岳まで登ってきました。ここまで来ると、ロープウエー利用の人もたくさん居ました。私も手さげ袋なので、見た目はロープウエー派ですね。
標高1500M付近の安達太良山直下付近の紅葉が始まっていましたがメインは黄色。赤がきれいな安達太良の見ごろはもう少し先になりそうです。
矢筈森付近の紅葉も始まりました。
山頂への中腹で小休止。この辺りは紅葉の真っただ中。
黄色・・・
赤・・・
色鮮やかです。
安達太良山の頂に着きました。平日というのに大人気。
沼ノ平の爆裂噴火口。
鉄山を眺めながら、カップ麺とおにぎりでランチタイム。
勢至平経由で下山します。矢筈森の振子沢も紅葉が始まっていました。厳冬期は山スキーで滑るお気に入りの斜面。
下山して岳温泉の「空の庭リゾート」で汗を流し、歯科受診して帰宅しました。歯ブラシで歯垢は取れてもプラークは取れないのでメンテナンスしてもらってます。老人ホームのスタッフになり、歯の重要性を痛感するようになりました。今では出勤バックにも歯ブラシを忍ばせ、1日3回歯磨きをしております。
今日のGPSトラック。
たまーに山に来た人なのでしょう、今日のビールは旨いぞ!などと話されているのを聞きながら・・・運動は麻薬なんだろうか?と考えてしまいました。
自分には足りないんですね、もっと激しい運動を求めてしまいます。ヘトヘトになりたいという欲求があるけど歩いても歩いても疲れないので、時間が足りないというのが今の状況です。
紅葉にはまだ早いかなと思いつつも、天気も良さそうなので裏那須連山の流石山から三倉山まで縦走してみることにしました。7時前に天栄村の我が家からバイクで出動。矢吹町の「すき家」で朝食を摂り、甲子トンネルを越え、林道大峠線の行き止まりの駐車場に8時半到着。既に3台ほど車が停まっていました。
30分ほどで森林限界を越えた大峠へ。ここから気分の良い尾根歩きが三倉山まで延々と続きます。天気の良い時には爽快な気分の味わえるお気に入りルートです。
流石山への斜面。少しですが草紅葉が始まっていました。北側が福島県、南側が栃木県、県境の小道を歩いて行きます。
北側遠くに旭岳と秋らしい雲が見えています。
尾根の上まで登ってきました。この辺りで標高は1800Mほど。見事に紅葉が始まっています。
流石山到着。体力、気力充分なので休憩もせず次の大倉山を目指します。
後ろを振り返れば、茶臼岳、三本槍岳と那須連山が見えます。
大倉山へ続く、気分の良い尾根歩き。後ろを振ったところ。
大倉山が見えてきました。風もなく、秋にしては暖かくTシャツでちょうどよい快適な気候。鼻歌でも唄いながら1時間もぶらぶら歩けば着くでしょう。至福の時間です。
右手には三倉山も見えます。あそこまで行ってランチの予定。
標高の高い尾根のてっぺん周辺のみ紅葉真っ盛り。紅葉を見下ろすのが秋の山歩きの醍醐味ですが、こういうのもまぁ、なかなか良いかも・・・夏でも冬でも思いますけど、一番気分を上げてくれるのは青い空。紅葉や花や雪質はその次。
五葉の泉に到着。
大倉山手前から茶臼岳方面を眺めたところ。
絶景を堪能できる贅沢な散歩道。
大倉山に到着。コンディション抜群で全く疲れないのでここも休憩なしでパス。何時間でも続けて歩けそうな感じ。
今日の目的地、三倉山が間近に迫ってきました。山頂近辺は良い感じに紅葉していました。
三倉山までもう一息。
11時半。三倉山山頂到着。ここで、大信のセブンイレブンで買ってきたおにぎりとカップ麺でランチタイム。
往路と同じルートで下山します。
あと、1週間か2週間後には、眼下に一面の紅葉を見下ろしながら尾根歩きが楽しめそうです。
そのころまた来ようかな。
今日のGPSトラック。
往復約15キロの山歩きでした。
日が暮れるのも短くなってきたため、温泉もパスしての帰宅となりました。
11~12日は連休なので、天気が良ければ遠出して避難小屋泊まりで岩手山か巻機山を狙っていました。ところが、11日は雨で12日は晴れるらしい。久しぶりに地元のくろがね小屋へ泊まりに行くことにしました。
くろがね小屋は、登山口を午後に出ても着いてしまうので、郡山のラーメン屋「ケラン」で昼食を食べてからの遅い出発です。
雨が降っているけど蒸し暑いので、カッパは着用せず傘をさして歩いていきます。
リンドウが道の両脇にたくさん咲いていました。
しばらく登ると、くろがね小屋が見えてきました。
到着です。
何といっても、くろがね小屋といえば温泉です。源泉がすぐ脇から湧いていて、安達太良山麓の岳温泉までパイプで運ばれています。この小屋は登山用の山小屋であるのと同時に、源泉を維持管理するための基点でもあるのです。
外は激しい雨が降っていますが、今日は温泉三昧で楽しもうと思います。
部屋は2階の6号室。
夕方からは自家発電で灯りが付きます。今日の宿泊者は私を含めて5名です。
くろがね小屋の夕食のカレーライスは美味しいと聞いているのですが、私は今まで素泊まり以外で泊まったことがありません。今回も自炊です。今日の夕食はステーキ(冷凍してきました)とポテトサラダとタイカレーです。
翌日7時にチェックアウト。朝は少し曇りがちで風も強い状態。
安達太良山まで登って、目指す和尚山を眺めたところ。通常なら往復3時間ほどですが、登山者が少ないはずなので、藪がどれくらい深いのかが心配です。
やはり所々藪が深くて歩くのにストレスを感じる道です。
安達太良山を振り返ります。天気も回復してきました。
和尚山の山頂はこんな感じで展望はありません。
三角点のある位置までさらに南下すると展望が開け、本宮市街から裏磐梯まで見渡すことができました。
安達太良山まで戻ってきました。藪は濃かったですが、何とかコースタイムで戻ってくることができました。
馬ノ背から沼ノ平を見下ろしたところ。安達太良山の爆裂噴火口で今でも毒ガスが吹き出しています。
沼ノ平の外輪山に位置する大船明神。
大船明神から鉄山を眺めたところ。
船明神山の山頂です。今日はここから勢至平と馬車道経由で下山します。
1日目は温泉三昧、2日目は天気も回復して和尚山と船明神山を訪ね、合計23キロ山道を歩きました。
天気も良さそうなので、景色の良い所を散歩したいなぁと思って安達太良山へ行くことにしました。尾瀬もいいかなと迷ったんですが、結局近い方に決めました。
で、登山口のあだたらスキー場へ。
勢至平経由の道を登って行きます。それほど暑くもなく、荷物も軽く、道もしっかりしているので楽々と登れます。
勢至平の緩やかな登り道。
左手には篭山、真ん中あたりにポチっと出ているのが安達太良山の山頂です。
矢筈森。冬場はここに粉雪が吹きだまり、スキーのプライベートゲレンデのようになります。
馬ノ背まで登ると沼ノ平が見えてきます。風に乗って硫黄の匂いが漂ってきました。吸い過ぎ注意です。
馬ノ背から安達太良の山頂方面へ歩いて行きます。
安達太良山頂です。
雲行きがあやしくなってきました。
帰りは奥岳経由で下山しました。
1周、約10キロの散歩です。
岳温泉で汗を流しました。
お盆休みというのが無い仕事をしているのですが、たまたま、10~11日が連休なので1泊で山へ行くことにしましたが、どこも混んでいそうなので、皆が避けそうな山ということで、会津朝日岳に決定。
日本200名山になってはいるんですが、場所の辺鄙さ、標高差1000Mの急登、山頂が1624Mというぱっとしない高さ、などの理由からかあまり人が来ない山ということになっているようです。
日本有数の豪雪地、只見町から林道をずんずん進んだところが登山口です。8時に来てみると駐車場には私の他、車2台。お盆休みでこんな程度なんですね。これは、期待通り静かな山が楽しめそうです。
しばらく進むと、2つめの水場に到着。「三平ミチギ・最後の水場」と書かれています。私が用意して来た地図では熊ノ平の会津朝日岳避難小屋の近くにも水場があると表記されています。今夜は避難小屋に泊まるつもりなので、水場の有無は最も重要なことです。昨年の吾妻連峰縦走時にも明月荘避難小屋近くの水場への道が藪に阻まれ発見できず苦い思い出があるので、ここは、最後の水場という警告にしたがって、5リッター分の水筒を満タンにすることにしました。
体力低下のため、ザックを軽量化してきたつもりですが、水が増えるとかなり重く感じます。さきほど、冒頭でも書きましたが、登山口から山頂までの標高差は約1000M。アップダウンを入れると1200Mにもなります。ところが、会津朝日岳そのものの標高が1600Mほどと高くないため、真夏は暑くて汗が吹き出し大変きついです。だからこそ人が来ないのかもしれませんが・・・1420Mの「叶ノ高手」が見えてきました。
「叶ノ高手」を過ぎて「大クロベ」で昼食休憩。おにぎり2個とカップ麺。
山も地味ですが、花もあまり咲いていません。これはミヤマホツジ。
やっと会津朝日岳の山頂が見えました。避難小屋はもうすぐです。
熊ノ平の会津朝日岳避難小屋に到着。トイレさえ無い昭和的な避難小屋でした。周辺を散策しますが、水場の看板も無いし、水場への道も藪で覆われてしまったのか見当たりません。重かったけれど、下の水場から十分な水を担ぎ上げてきて良かったです。
天気も曇りがちになってきたので、山頂へは明日の早朝に行くことにして、静かな避難小屋で酒と読書を楽しむことにします。日が暮れて夕食を食べればあとはラジオを聞きながら寝るだけです。今夜は私ひとりの貸し切りでした。何とも、シンプルだけど贅沢な時間を過ごすことができました。
海外をバイクで旅していると毎日がこんな感じで過ぎていくのですが、日本で仕事をしながら生活していると、何か物足りない、便利すぎて面白みに欠ける、ということがあります。時々の車中泊、テント泊、避難小屋泊まりで不便を楽しむことで、何とか精神のバランスを取っているのかもしれません。
そして翌朝。ザックに朝ごはんの準備物を入れて、急登を這いあがり、会津朝日岳の山頂へと向かいました。
標高1624Mの山頂。
下からずっと見えていた岩壁の上に立っています。北側奥に浅草岳と守門岳が見えました。
北東の飯豊山方面には雲海が立ち込めています。あまりに山深い位置にあるため街からは望むこともできず、忘れ去られたような印象さえある会津朝日岳。360度山ばかりの頂に立ち、周辺をぐるりと見まわしてみると、東北、越後の名だたる山々が一望できます。標高こそ高くないものの、天然の展望台であり、風格もある山であることがわかります。
山頂で朝ごはんを食べた後、避難小屋まで降りてザックに荷物をまとめて下山です。曇っていた昨日の午後と違って今朝は快晴。最後に会津朝日岳の姿を振り返ります。
急登を降りるにつれ、雲海は目の高さになり、下へ下れば何のことは無い曇り空になりました。雲は上から見たらあれほどキレイなのに、下から見ると何て平凡なんでしょう・・・
会津朝日岳のGPSトラック。
磐梯山にはいくつもの登山ルートがありますが、せっかくなので登ったことのない噴火口ルートで登ってみようと思います。昭文社の山の地図では点線の難路指定となっていますが、まあ、なんとかなるでしょう。それよりも、暑さによる熱中症のほうが心配かも。登山口の裏磐梯スキー場を朝8時に出発しました。
スキー場を登り詰め、しばらく平坦な道を歩いて行くと、噴火口に到着。荒々しい景色が広がっていました。標高1916メートルの磐梯山の現在の山頂は5合目なんですよね。噴火前はいったい何メートルあったのでしょう。3000メートルくらいあったのでしょうか?
櫛ケ峰が見えてきました。磐梯山の噴火口の外輪山部分で一番標高の高いのがここで1686メートルす。
噴火口を上から見下ろしたところ。
岩やガレ場の急登を詰めて、噴火口の上まで登ってきました。ここまで来ると涼しい風が吹いていてほっと一息付けました。磐梯山の山頂はここまで登ってやっと望むことができます。
荒々しい噴火口の上は何故かお花畑になっています。
タカネナデシコ。好きな高山植物の一つです。
弘法清水に到着しました。噴火口ルートでは、ハイカー一人しか会わなかったのに、ここでメインルートに合流。大変な賑わいでした。やはり、山は人が少ない方が好きかも・・・
クルマユリ。夏山は暑くて辛いけど、花だけはどの季節の山よりもすばらしいです。本当に癒されますね。
5合目?の磐梯山の現在の頂に到着。4時間で標高差900Mちょいの登りでした。今回一番辛かったのは気温の高さと止まらない汗でした。ハイキング中盤から入道雲が気になっていたんですが、急速に発達して雷も鳴ってます。このあと、豪雨になる展開は確実です。何とか下山まで持ってくれればラッキーなんですが・・・
下山は、八方台ルートを中ノ湯付近まで下ってから裏磐梯スキー場へ戻るルートを取りました。極端な急斜面もなく、往路の噴火口ルートに比べ楽に歩くことができました。銅沼から櫛ケ峰方面を眺めたところ。今にも雨が降り出しそうです。
スキー場のリフトトップに到着。八方台ルートに比べると裏磐梯ルートはハイカーの数は50分の1くらいと言ったら言い過ぎかな?いやいや、裏磐梯ルートで会ったハイカーは2人だけ、今日磐梯山に登ったハイカーは100人以上は居るはず。やはり、ハイカーはより標高差の少ない楽に登れるルートに流れるのでしょう。静かな山歩きをしたいなら、楽ちんルートを避ければ良いということですね。
今日のルート。静かに磐梯山を楽しみたい人にはかなりおススメです。噴火口からの急登も辛いことは辛いけれど、噴火前の山姿に思いをはせたり、いったい噴火前はどれほど高い山だったのだろうと想像してみたり、楽しめるルートでした。
往路は4時間。復路は2時間20分。そして、下山20分後にダムが決壊したかのような豪雨と雷。
3時のおやつは堂々と磐梯熱海の味噌屋で味噌屋ラーメンを汁まで飲み干し塩分補給。
温泉で体重を計ると68キロ。身長から換算する標準値よりは低いのだけど、何だか身体が重い気がする。昨年は66キロだったけど、梅雨が長かったので運動不足で増えてるみたい。今年の夏もどんどん山へ行って、たらふく飯を喰って、元気に過ごしたいものです。
おはようございます。飯豊山3日目最終日の朝日です。以前は体力も今よりあったため私たちはテント派でした。テントだと自分達のプライベートが確保でき、消灯時間も起床時間も自由です。今回は体力が落ちている分、軽量化のため避難小屋利用としました。それでも食料や炊事道具や寝るための道具などでけっこうな荷物にはなります。避難小屋に泊まってみて、テント泊のような自由は奪われ、ルールの中で泊まらせていただくという形となりましたが、不特定の方々と交流するのもなかなか楽しいもんだなぁと改めて思いました。海外旅行で日本人宿のドミトリーに泊まった時の感覚と似ています。年齢層はかなり上、ということになりますが・・・
日の出を見て、朝食を食べ、ゆっくりと6時に三国小屋を出発します。
御西岳の雪渓から大日岳への美しい山並。初日はガスっていて全く見えませんでしたが、今はくっきりと見えます。この、なだらかな稜線を散歩するには私の体力では最低4日は必要なんです。今回は3連休なので足を伸ばすことができませんでした。「山の深さ」が飯豊の魅力なんだと思います。
一歩一歩、下山していきます。疣岩山への稜線歩き。
稜線から一気に標高を下げ、松平峠へ。せっかくなので往路と別のルートを辿ってみることにしました。
急斜面と痩せ尾根の連続。雨が降ったらスリップ注意!なかなか厳しい道じゃないでしょうか。
ミヤマホトトギス。飯豊山付近に比べ、三国小屋から弥平四郎までは花が少ないですねぇ。
樹林帯を進んで行きます。直径1メートルほどの大木が倒れていました。
祓川山荘を越え川を渡ればゴールはすぐそこ。
車道へと出てきました。弥平四郎登山口の駐車場はすぐそばです。
3日目は三国小屋から弥平四郎登山口まで往路とは別の東側のルートで下山しました。今回は天気も良く、多くの花々にも出会えて大満足の山旅となりました。