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チリ2

チリ→アルゼンチン国境越え(フエゴ島へ) 2015年12月11日

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プンタ・アレーナスのホテル滞在は快適でしたが1泊のみで出発です。セントロのアルマス広場付近では出勤中の人々を見かけましたが、皆さん初夏というのにコートを羽織っていました。世界最南端へ向かっているなと実感します。マゼラン海峡沿いの広々とした道に出てからは、海峡沿いにフェリーターミナルへ向かいました。

 

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プンタ・アレーナスからはバイクごとフェリーでフエゴ島のポルベニールへマゼラン海峡を渡ります。2時間ちょっとの船旅で料金はバイク込みで11300ペソ(1900円)。

 

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マゼラン海峡を渡った先はフエゴ島です。ポルベニールは人口7000人という小さな町でした。ホットドッグ屋でもあれば昼食を取りたかったんですが、スーパーが1軒と食堂を1軒見かけたのみ。滞在せず通り過ぎました。道はすぐダートになりアルゼンチンとの国境まで続いていました。

 

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チリ側の出国手続きはスムーズです。建物の中は暖房が入っていて暖かいのですが、外は震える寒さでした。

 

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15キロほどバートを走ると今度はアルゼンチン側の国境施設がありました。ここで、チリ出国のスタンプが無いと指摘され、再び15キロ走ってチリ側へ戻って確認すると実はスタンプはちゃんと押してあり、また戻るというハプニングがありました。

 

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いよいよ、この旅の目的地であるウシュアイアも近づいて来ました。

 

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本日はリオグランデ郊外でキャンプします。

 

パタゴニア11

リオグランデまでのルート。

 

今日の走行距離320キロ、合計67857キロ。

 

 

チリデータ

入国 無料
出国 無料

走行距離 826キロ
滞在日数 4日
通貨 1ペソ=0,17円
使ったお金 102ドル (一日平均26ドル)

宿 ホテル1泊16000ペソ(2700円)

 

 
 

 

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トーレス・デル・パイネ 2015年12月8日~10日

2015年12月8日

 

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一応、青空も見えるので意気込んでパイネへ向かったのですが、物凄い強風であります。どのくらい風が強いかというと、なかなか言葉で表現するのは私には難しいのですが、山登りをする人なら悪天時稜線で突風に耐えているときぐらいと言えばわかっていただけるでしょうか。バイクは横風に合うと車体を傾けていないとまっすぐ進みません。いつの間にか反対車線まで流されそうになります。駐車するときは、サイドスタンドを風下側にしないといけません。そんなわけで、今日は引き返そうかと思っていたところ、ドカーンと遠くにまさに、塔のような3本の峰が見えました。パイネには色々見どころがあるようですが、私が一番見たかったのはこの3本の切り立った岩山です。明日明後日、天気が回復する保証はありません。何せ、ここは悪天候で有名なパタゴニアです。この景色が見れただけで満足としよう、リベンジは無しだ、と決断するのですが、どうせなら、もう少しだけ。もう少しだけ、近づいてあの山をもっと近くで見たいと思いつつ、取りつかれたように進んでしまうのでした。

トーレス・デル・パイネ国立公園。世界中から山好きが集まって来る聖地のようなところであります。3つの切り立った岩山が象徴的なので私はトーレスはトレス、スペイン語で3の意味かと思っていたんですが、トーレスとは塔の意味だそうです。塔のように切り立った山がこの山域に多いから名付けられたようです。

 

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しばらく進むと、グアナコが群れていました。パタゴニアではこれまでも良く見てきた動物ですが、とにかく憶病でなかなか写真に撮れないでいました。リャマの仲間だそうです。

 

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強風の中、もう少し、もう少しと進んで行きます。

 

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もうこれ以上進むのはやめにします。天気は安定せず、この先は霧ももっと濃いようなので、パイネの角やグレイ湖の氷河などは行っても見れないかもしれません。何より、バイクを運転するような風の状態ではないので危険もあります。ここでゆっくりとサンドイッチの昼食を取りながら、3本の塔を眺め、自分のパイネを見納めることにします。

 

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寒い中、1時間この景色には見入っていたと思いますが、これ以上天気の回復は見込めません。撤退することにします。

 

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昨日と同じ、フィゲロア湖付近の野営地に戻りました。夕食はツナ玉丼。鶏肉の代わりにツナ缶を使って親子丼のようにする私の得意のキャンプメニューです。それと、アボガドはワサビ醤油で白ワインのつまみにしました。

 

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キャンプのお供は短波ラジオの日本語放送とケーナです。

 

今日の走行距離171キロ、合計67227キロ。

 

 

2015年12月9日

 

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とうとう来てしまいました。雨です。11月28日にカッパを失くして以降、2週間近くも雨に合わなかったのはむしろラッキーだったと思います。テントで降られた雨は出発がどうしてもおっくうになります。せめて雨がやんでから出発したいと思うし、びっしょり濡れたテントをたたんでパッキングするのも嫌なので、テントが乾いてから出発したいな、などと思っていると憂鬱になりもう一泊するか、という気分になってしまいます。今日も、お昼頃には雨はやんだのですが、相変わらずの強風が吹き荒れています。昨日より天気の状況は悪いです。幸い、食料と水はあるので停滞することにしました。

 

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今日は一日、サンテグジュペリの人間の土地を読んで過ごしました。一度読んでしまったものでも、持っていると、こういう時に役に立ちます。

 

 

2015年12月10日

 

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昨日の雨は、山では雪だったようです。今日も強風が吹いていますが、3泊もしてしまったフィゲロア湖にも、これ以上滞在するわけにはいきません。水も食料も調達しなければならないし、キャンプも5泊続いたので今日はシャワーを浴びたい気分です。天気にもよりますが、300キロ先にあるプンタ・アレーナスというパタゴニア最大と言っても人口13万人ですが、その町を目指してホテルに泊まろうと思います。

 

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晴れたり、曇ったり、天気は目まぐるしく変わりますが、西からの強風がおさまる様子はありません。高い木々もなく、隠れることのできる場所も見つからない大平原が続きます。もう随分南へ下って地球の極へ近づいて来ました。天候も風土も厳しさを増す一方です。整備されたキャンプ場があれば良いのですが、それもありません。そろそろ野宿地探しはあきらめなければならないところまで来たのかもしれません。

 

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樹木が常にさらされる強風のため、こんなふうに成長していました。

 

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パタゴニア最大の都市、プンタ・アレーナスに到着。椎名誠氏も泊まったという安宿、ホテル・モンテカルロに宿泊。安宿とはいっても1泊トイレ・シャワー別のシングルで16000ペソ(2700円)します。外観が黄色で一軒綺麗に見えますが、ペルーなら1泊1000円くらいのレベルの宿です。バイクは日中は路駐、夜は宿に入れてもらえることになりました。

 

 

パタゴニア10

プンタ・アーナスまでのルート。

 

今日の走行距離310キロ、合計67537キロ。

 

 

 
 

 

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アルゼンチン→チリ国境越え 2015年12月7日

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写真では良く分りませんが、かなりの向かい風です。凄く寒いです。

 

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陸路で南米南端、アルゼンチンのウシュワイアを目指す場合、一旦チリへ入国しなければならない場所があります。もちろんウシュワイアから北上するときもチリへ一旦入国するわけで、パタゴニアの旅はアルゼンチンとチリの国境を何度も行ったり来たりすることになります。リオ・トゥルビオを抜けてチリとの国境へ行きます。国境の手前はスキー場でした。

 

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アルゼンチン側の国境施設です。凄い大勢並んでいます。イミグレでスタンプをもらうのはすぐ終わりましたが、ペルミソ返却するためだけに1時間も待たされました。

 

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チリ側へ向かいます。

 

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峠を降りていったところにチリ側の国境施設がありました。こちらはなぜか、イミグレスタンプをもらうのに1時間以上並びました。その後のペルミソ作成はスムーズ。検疫がうるさいといわれているチリですが、形式的なもので終了。両国合わせて2時間半と時間のかかる国境越えとなりました。お金に関してはもちろん国境に両替所などないので、チリ、アルゼンチンのお金をあらかじめ持っておく必要があります。

 

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国境を抜けて海まで進めばプエルト。ナターレスの町です。大きな町ではありませんが、パイネ国立公園の基点の町なので、世界中からトレッカーや旅行者が集まっていてにぎやかでした。

 

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スーパーマーケットで食料を買出しし、パイネ国立公園方面へ向かいます。

 

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上空は青空なのですが、パイネ国立公園方面には厚い雲がかかっています。今日は手前のフィゲロア湖付近で野宿することにします。

 

パタゴニア9

フィゲロア湖野営地までのルート。

 

今日の走行距離257キロ、合計67056キロ。

 

 

アルゼンチンデータ

入国 無料
出国 無料

走行距離 1296キロ
滞在日数 5日
通貨 1ペソ=8円
使ったお金 136ドル (一日平均27ドル)

宿 ドミトリー1泊200ペソ(1600円)
ワイン 1リッター12ペソ(100円)
ガソリン 1リッター11ペソ(90円)

 

 

 

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