ぽこけん

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アルゼンチン

アルゼンチン→チリ国境越え 2015年10月19日~21日

2015年10月19日

 

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夜中トイレに起きたときは降るような星空だったのに、朝起きたら天気が今一つ。というより、すごい強風です。チリとの国境であるハマ峠へ向かうと風はより一層強くなってきました。西からの向かい風になかなかバイクが進みません。

 

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標高4200メートルの国境まで行くと、何とチリ側が吹雪のため国境が閉鎖され通行止めになっていました。今日は開くことは無いということです。

 

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ガソリンスタンドとアドべレンガの家が数軒あるだけのようなハマ峠ですが、ちゃんと宿もありました。中は山小屋のようで、なかなか良い雰囲気でした。1泊100ペソ(750円)。

 

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食事もここで食べることができます。ビーフカツが60ペソ(450円)でワインが30ペソ(230円)。味はまあ、山小屋なのでこんなもんかな、という感じ。さすがアルゼンチン、ワインが安いのが素晴らしいです。

今日の走行距離262キロ、合計59622キロ。

 

 

2015年10月20日

 

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今日は朝から国境が開くと思っていたのに、なかなか開きません。国境前にはバスやトラックなど長蛇の列ができています。11時ころまでは私も待ちましたが、開いたとしても国境の手続きでまた長時間並ばなければならないと思うと気が滅入ってきます。ここの山小屋風安宿もなかなか居心地が良いのでもう1泊することにしました。結局国境はお昼頃に開きましたが、まあ、一日延ばしても良しとしましょう。

 

 

2015年10月21日

 

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今日は朝から良い天気。雲一つありません。朝8時ころチリ国境へ向かいました。

 

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ここはアルゼンチン側ですが、国境の建物にはチリのイミグレと税関も一緒になっていました。バスが1台来ていたのでそれなりに混雑していましたが、窓口も分かりやすく、向かって左からアルゼンチンイミグレ、チリイミグレ、アルゼンチン税関、チリ税関、チリ検疫所と並んでいました。チリでバイクのペルミソ作成時には保険の要求はありませんでした。また、検疫所では果物や動物を持ち込まないという誓約書を提出します。バスの乗客は荷物を空港にあるようなエックス線検査機のようなものに通さなければならないようですが、バイクの私は検疫官に荷物のトップケースを開けてちらっと見られ、口頭で荷物の内容の質問がある程度の形式的なものでした。お金は一切かからず約1時間で全ての手続きが終了。

 

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国境事務所からしばらく進むと、ハマ峠があります。ここが地形上の本当の国境です。チリに入国。これで訪問国は116か国目。2度目の国も多いので100か国目以降はなかなか数が増えません。

 

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国境のハマ峠は標高4320メートル。当然、ここからチリ側へ向かって降りていくと思ったのですが、そう甘くはありませんでした。

 

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その後も高原地帯は続き、標高4800メートルまで登っていきました。晴れてはいるのですが風が強く手がかじかむほどに寒かったです。

 

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チリ側のアタカマ高地は絶景の連続でした。富士山のようなリンカンカブール山が見えてくれば、目指すサンペドロ・デ・アタカマの町ももうすぐです。

 

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標高5916メートルのリンカンカブール山。

サンペドロ・デ・アタカマの町に着いて、ATMでチリのお金を引き出しましたが、最大で3万円くらいしか引き出せないのに、手数料が800円もかかります。噂には聞いていましたがチリのATM手数料高すぎです。その後昼食、定食が3500ペソ(600円)とアルゼンチン以上の物価です。

 

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お昼を食べて走りだすと、どうもバイクの調子が良くありません。エンジンが途中で止まってしまうのです。プラグを交換しても状況は変わらず焦りました。町の人に聞くと、バイク屋は100キロ先のカマラまで行かなければないとのこと。車の修理屋さんに行くと親切に見てくれました。最初、ガソリンのフィルター詰まりが原因かとタンクを外したりして見てもらいましたが、燃料ポンプの不良かもしれないということになりました。となると、100キロ先のカマラまでバイクを運んでくれる人を探さねばなりません。途方に暮れてバイクを組み直し走らせてみると、ノッキングもしないし、エンジンも急に止まったりしません。さては、アルゼンチンのハマで入れたガソリンの質に問題があったのかもしれません。試しに、新しいガソリンを入れて20キロほど町の回りを試運転してみましたが、1度もエンジンストップ無し。良かった!故障じゃなかった、と胸をなでおろしました。まったく、エンジントラブルだけは避けたいものです。

※翌日、またしてもエンジンストップ。やっぱり直ってなかったようです。燃料ポンプ交換かなぁ。

今日の走行距離226キロ、合計59848キロ。

 

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サンペドロ・デ・アタカマまでのルート。

 

アルゼンチンデータ

入国 無料(バイク保険の要求あり)
出国 無料

走行距離 528キロ
滞在日数 4日
通貨 1アルゼンチンペソ=7,5円
使ったお金 70ドル

宿 1泊100ペソ~200ペソ(750円~1500円)
定食 45ペソ~60ペソ(340円~450円)
ビール 1本20ペソ(150円)
ガソリン 1リッター13,8ペソ(100円)~18.5ペソ(140円)

 

 

 

 

 

 

 

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世界遺産ウマワカ渓谷 2015年10月18日

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昨日の夜は物凄い雷と雨でした。今日もすっきりとしない天気ではありますが、雲の間に晴れ間も少し見られます。日曜日なので花屋さんが大繁盛。皆さんここで花を買って教会に掲げに行くんです。ウマワカの人たち、本場スペインより敬虔なのでは?と思ってしまいます。

 

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アルゼンチンとインディヘナというとピンとこない人も居るかもしれませんが、アルゼンチン北部のこの周辺はインカ文明の重要な基点でもあったところで住民のほとんどはインディヘナです。「コンドルは飛んで行く」と並ぶフォルクローレの名曲「花祭り」はスペイン語では「ウマワケーニョ」という曲名でこの周辺が舞台です。ウマワカは小さなアンデスの町で石畳のコロニアルな雰囲気が漂ってました。

 

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ボリビアと違うのは民族衣装を着た人をほとんど見かけないことです。町の雰囲気もボリビアに比べるとどことなく洗練されているような感じ。ボリビアから来るとそのような印象ですが、アルゼンチンではこの地域はインディヘナの文化が残っているかなり特殊な地域らしく国内からの観光客がたくさん来ていました。

 

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インディヘナの文化もありますが、ウマワカ渓谷で見逃せないのが、山肌に鉱物の色がむき出しになった虹のような模様です。このカラフルな地層が世界遺産に登録されているのです。黄褐色が酸化鉄、青緑が硫酸銅、紫がマンガンだそうで、地層に含まれる鉱物によって色が様々に変化していました。これはマイマラ集落にある「画家のパレット」と呼ばれる風景。

 

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これは、プルママルカ村周辺の風景。

 

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プルママルカ郊外のトレッキングコースにもなっている未舗装路をバイクで散策してみます。

 

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ちょっと、この世のものとは思えないような不思議な風景が広がっていました。

 

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今日はここでキャンプすることにします。
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プルママルカまでのルート。

今日の走行距離95キロ、合計59360キロ。

 

 

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ボリビア→アルゼンチン国境越え 2015年10月17日

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朝の5時、部屋のドアを叩く音がします。誰かがトイレへ行った帰りに部屋を間違えたんだろうと思っていたら、警察だそうです。何かと思ってドアを開けると、2人の警官が入って来て私の荷物を片っ端から調べ始めます。その後も別に3人の警官がやってきました。荷物を全部調べてから「ありがとう」と言って帰って行きましたが、いったい何だったのでしょう。朝の5時という時間から考えても、これが「ガサ入れ」というやつでしょうか。国境という土地柄からこういうことが良く行われるのか、外国人徹底調査のキャンペーン中なのかわかりませんが、何か取られたわけではないし、まあ、貴重な体験ができて良かったかなとも思います。しかし、部屋にまで入り込んで来るなんてカザフスタン以来の出来事でした。

 

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出発前に、両替屋でボリビアで余ったお金とアメリカドルをアルゼンチンペソに交換、1ドル16アルゼンチンぺソくらいのレートでした。8時に国境へ向かいます。

 

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国境へ着くと長蛇の列ができていました。ここの国境は、イミグレーションも税関も両国隣り合った部屋にあるので、あちこち動き回らなくて良いのは利点ですが、こう混んでいると、どの列が何なのか良くわかりません。結局、ボリビアの出国印とアルゼンチンの入国印をもらうまでに2時間30分かかりました。丁度、大型バス、それも2階建てバスが着いたばかりで一番悪い時間に来てしまったようです。そのあと、バイクのペルミソをボリビア税関に返却後、アルゼンチン税関でペルミソを作成してもらって、合計3時間ちょっとかかりました。今回の旅行で最長時間かもしれません。アルゼンチン税関ではバイク保険の有無を聞かれましたが、海外旅行保険を提示してオーケーになりました。国境に保険を販売している所もないし、一番心配だったのが、税関にバイクを預けて大きな町まで保険を買いにいくはめになることでした。そうなると、1週間くらい足止めになるかもしれません。何とかクリアーできてよかったです。保険を要求するなら、その場で販売して欲しいものです。

 

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国境を出ると、私の旅行の目的地、南米南端のウシュアイアまで5121キロの文字がありました。

 

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国境で3時間以上もかかってしまったのでもうお昼の時間です。アルゼンチン側の町ラ・キアカの食堂へ入ってみました。アルゼンチン初の食事、どんなものでしょうか。メヌー・デル・ディーア(本日の定食)はミラネサ、ステーキ、パスタの3種から選べるとのこと。アルゼンチンはやっぱりステーキかなとも思いましたが、私はミラネサ・デ・ポヨ(チキンカツ)にしてみました。不思議なのが、ライス、サラダ、ポテトフライから一つ選べと言われたこと。全部欲しいのですが、それはダメみたいです。サラダにしましたけど、ごはんも最初にちょこっと付いてるし、ポテトもカツの横にちょこっと付いてるし何なんでしょう。もし、ライスと言ったら、ドカーンとライスが大皿で出て来るのでしょうか。アルゼンチン飯、ちょっと謎めいています。

 

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そして、なぜかスープが最後に出てきます。ボリビアでもペルーでもスープは最初と決まっていたのに。出し忘れたわけではないようで、他のお客さんもスープが最後でした。値段もやはり、アルゼンチン、ボリビアの2倍ほどで60ペソ(450円)。ボリビアではこん何大きなカツは出てこないですけどね。おかずがビックなのでサラダを選んで丁度良かったです。

 

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ウマワカ渓谷を通って行きます。この周辺は、山肌に鉱物の色彩がむき出しになった独自の景観が世界遺産に登録されています。

 

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ウマワカではキャンプしようかなと思っていたのですが、宿の値段を聞いてみると200ペソ(1500円)と思っていたより高くないので泊まることにしました。ここなら、バイクも部屋に横付けできるし、部屋で自炊もできそうです。宿泊まりにして正解でした。夜にものすごい雷と大雨で町中がしばらく停電と水浸しになるほどでした。

 

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部屋のコンセントの差込口を見てびっくり。アラスカから陸続きに来たけれど、こんな差込口は初めて見ます。これでは、自分の電化製品が全然使えません。早速、ウマワカの町の雑貨屋でアダプターを買って来ました。10ぺソ(75円)。

 

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ウマワカの町で食料その他を調達。やっぱり何でもちょっと高めです。ミネラルウオーターは18ペソ(140円)とまさかの1ドル越え!天気が曇りだし、町の散策は明日にして今日は写真整理、ブログアップ、バイクの洗車などして過ごしました。

 

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ウマワカまでのルート。
今日の走行距離171キロ、合計59265キロ。

 

 

ボリビアデータ

入国 無料(バイク保険の要求あり)
出国 無料

走行距離 3963キロ
滞在日数 29日
通貨 1ボリビアーノ=17円
使ったお金 906ドル
前後タイヤ152ドル、ケーナ43ドルを除いた一日平均25ドル

宿 1泊20ボリビアーノ~80ボリビアーノ(340円~1360円)
定食 10ボリビアーノ~15ボリビアーノ(170円~260円)、日本食レストランでカツ丼52ボリビアーノ(900円)
ビール 1本10ボリビアーノ(170円)
ガソリン 1リッター3,7ボリビアーノ(63円)~7ボリビアーノ(120円)
※ボリビアでは本来、外国ナンバーの車両は指定のスタンドで1リッター8,68ボリビアーノ(148円)で給油しなければならない。そのため、給油拒否にあうことも良くあった。田舎のスタンドでは1リッター5ボリビアーノ程度で交渉して入れてもらえることもあったし、外国ナンバーの料金を知らないためか、ボリビア車両と同料金の3,7ボリビアーノで給油できることもあった。ガソリンスタンドが無いような小さな村では商店で1リッター4,5~7ボリビアーノで買うことができた。給油拒否や値段交渉のわずらわしさがないので、私は良く商店で購入していた。

 

 
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