ぽこけん

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ホンジュラス

ホンジュラス→ニカラグア国境越え 2015年5月16日~17日

2015年5月16日

ホンジュラスのカリブ海沿いの港町、ラ・セイバで今正に中南米最大のカーニバルが行われているそうなのです。昨日の温泉入浴中もずっと、行こうか行くまいか考えていました。カーニバルを見たいのは当然なのですが、ネックは世界最悪と言われるホンジュラスの治安です。カーニバルともなれば治安の悪さマックスになるのではないかと危惧していたのです。行って犯罪に巻き込まれるかもしれないリスクと行かないことでの後悔を天秤にかけ、今朝まで迷っていましたが、行かないことにきめました。

 

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そうと決まれば、南下するのみ。この先には「グラシアス 感謝」「エスペランサ 希望」などという聞きなれた名前の町があるみたいです。

 

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グラシアスの町並みです。コロニアル風の小さな町でした。

 

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ホンジュラスは道が整備されているんですね。気分の良い高原道路をどんどん進み、あっという間に首都のテシガルパとの分岐。ここで昼食にします。今日はポヨ・フリータスにしておきます。中南米でのプチご馳走という感じで皆の大好物。私も時々食べたくなります。飲み物つきで67レンピーラ(350円)。

 

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コマヤグアという町で宿さがししたんですが、何となくピンとくる宿が無くてとうとう首都のテグシガルパまで来てしまいました。悪名高い街であります。人口あたりの殺人事件発生率世界一と言われるこの国の中でも断トツの治安の悪さだということ。高級ホテルにでも泊まるならまだしも、私が泊まれるような安宿付近は危険がいっぱいなはず。何としてもこの街での宿泊を避けたいと思います。

ガイドブックにも載っていたバジェ・デ・アンヘレスという山間の村へ行くことにしましたが、どうも道を進むに連れ様子がおかしいのに気付き始めました。対向車がポルシェだったり、BMWだったりやたら高級車が多く、道沿いの看板もオシャレなホテルやレストランのものばかり。どうやら、ホンジュラスの軽井沢へ向かっている?テグシガルパがあまりに治安が悪いから田舎へ向かっているのに、安宿がないのでは意味がありません。「バジェ・デ・アンへレス」、村の名前は「天使たちの谷」もっと手前で気づくべきでした。その、ずっと手前のサンタ・ルシアにもホテルはありましたが、どこもプチホテル風で高そうです。その中でも、ひょっとしたら安いかもと思えるところで一応値段を聞いてみると1200レンピーラ(6500円)とのこと。そのくらいのお金がないわけではないけれど、贅沢しようという心の準備もできていないので、突然言われても無理です。こりゃだめだ、戻ろうと改めて村を眺めれば中心には噴水のある池があり、バイクで来ているライダーも中南米ではまず、見かけたこともないハーレー軍団だったりします。皆さん、お金持ちなのね~、アディオス!

 

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山を降り、悪名高いテグシガルパに戻ってきたらもう日が暮れそうな時間。この際、モーテルでも何でもいいか、大事なのは身の安全だ!と幹線道路沿いのモーテルに入って値段を聞くと2時間とかなら安いみたいだけど朝までだと700レンピーラ(3500円)もするらしいです。そんなに払えません。で、ニカラグア国境へ向かってどんどん進んだところ、とっぷり日も暮れてホテルを見つけ値段を聞くと、575レンピーラ(3000円)とのこと。だんだん安くなってはいるけど、メキシコで一番高い宿のレベルがこの値段。どう考えて高すぎます。一旦は他を探すと出たものの、選択肢はなさそう。ディスクエント・ポルファボールと言って見ると何とかなるものです。

 

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スタッフルームはどうか?という申し出。金額は250レンピーラ(1300円)。条件は朝5時にチェックアウトすること。なぜ5時かというと、5時がスタッフであるお姉ちゃんの退社時間だから。オーナーには気づかれないように、自分の作業空間を提供して稼ごうという手口のようです。私はその条件を飲んで、今日はこの空間でお世話になることにしました。洗濯機と客のシーツがいかにもスタッフルームを物語っていると思いませんか?本来は夜勤スタッフの仮眠室なのかな。

 

今日の走行距離561キロ、合計38116キロ。

 

2015年5月17日

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私もこのような自由旅行をしている身ながら、やはり真面目な日本人。「朝5時の約束」を守らなければと気合をいれたためかなり寝不足です。昨日は微妙に歯車が噛み合わなかったこともありますが、自分の旅のスタイルとしては、多少物価は高くてもテントさえあれば何とかなるカナダのような国の方が落ち着けますね。実際、カナダ・ダアメリカに比べると物価は安いはずなのにお金は余計にかかって旅しています。ホテル代と外食代のためです。

 

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ホンジュラスからニカラグアへ入国します。私がホンジュラス出国ゲートへバイクで乗り付けると、2人の自称ガイドが俺の獲物だみたいに寄って来てちょっと喧嘩っぽくなってしまいました。当然無視して、イミグレ職員と税関職員とはスペイン語で話し、ガイド希望者には日本語で話すと、あっという間に胡散臭い方々はいなくなってしまいました。ガイド希望者は基本的に英語がちょっと話せるのでスペイン語ダメ、英語OKの人を対象としているのかもしれません。今まで世界中でバイクを通関して中米はたちが悪いと聞いていましたが、今のところかなりスムーズだし職員は協力的で親切に感じます、スペイン語オンリーですが。

もう、後残すところ、中米の国境はコスタリカ、パナマとまともそうな国ばかり。詰まる所、日本人が中米諸国で体験する国境越えでの苦労はスペイン語が理解できないことによるものがほとんどではないか、とも思えてきました。大変だ、苦労するよと聞いていただけに拍子抜けしています。日本では外国語というと真っ先に英語が思い浮かびますし中学校でも習いますが、中南米ではほとんど重要視されていません。英語ができる人たちには、これらの英語を全く解さないアミーゴたちが鬱陶しく感じるかもしれませんが、中南米の人たちには多少間違っスペイン語だろうが外国人が一生懸人命に話すのならば聞いてみようという心の広さと相手対して自分の時間をさこうという心の余裕を感じます。

 

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ホンジュラス側のイミグレではスタンプを押してもらい、税関ではペルミソを返却して手続き終了です。

ニカラグア側では、入国税として12ドルを支払います。高いですね。バイクのペルミソの申請には、バイク登録証の原本、運転免許証の原本、パスポートが必要、コピーを要求せず、パソコンにスキャンしてるのを見てニカラグアはなかなかハイテクでないのと思ったんだけど。後で、大変なことに気付かされます。

ペルミソ作成代は無料ですが、バイクの強制保険が12ドル(1か月有効)、更に環境保護税が1ドル。レシートもあるので、すべて正規料金と思いますが、何やかやとニカラグアで合計25ドルの出費です。

 

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国境から110キロほど進んだエステリの町。朝5時から行動しているので疲れてます。昼食を食べながら、国境越えで煩雑になってしまった資料や書類の整理をしていたら、バイク登録証の原本を税関から返してもらっていないことに気付きました。コピーじゃなくて、スキャナーを使うなんてたいしたもんだなと思っていたらこんなことになってしまいました。バイク登録証の原本はとっても大事、110キロは遠いけれど戻るしかないです。

 

戻ってみると、果たしてちゃんとありました。思えば、これが無ければバイクと一緒に旅行できないのです。ある意味、パスポートより重要といえるものです。もっと大事に保管し、確認すべきだと思いました。

 

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今日は昼食を食べたエステリまで戻って泊まることにします。私の好きな中庭タイプの宿、バイクを部屋に横付けできるので便利です。1泊402コルドバ(1800円)。

 

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エステリへのルート。

今日の走行距離461キロ、合計38577キロ。

 

 

ホンジュラスのデータ

 

入国税 3ドル

出国税 3ドル

通関手数料 ペルミソ作成代金 716,83レンピーラス(約33ドル)

走行距離 1021キロ

滞在日数 3日

使ったお金 171ドル(ペルミソ33ドルを含む)

1日平均の出費額 44ドル(上記を除いたガソリン代、宿泊費、食費、施設入場料など)

ガソリン代 リッターあたり1,1ドル

食事代 定食70レンピーラス(350円)、ビール1本25レンピーラス(130円)

宿 シングルルーム300レンピーラス(1500円)

 

 

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コパン・ルイナス温泉 2015年5月15日

今日は世界遺産であるコパン遺跡と、そこから22キロ離れたコパン・ルイナス温泉を訪ねてしまおうという欲張りな計画を立てています。それではまず、遺跡から行って見ます。

 

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滞在しているコパン・ルイナスの町から遺跡まで、歩いていけない距離ではありませんがバイクで向かいます。こうしてコパン・ルイナスの街並みを見ると石畳で風情があるように見えますが、丸石を並べただけの石畳なのでガタガタで、オフロードバイクでもかなり不快な走り心地です。タイヤの小さいトゥクトゥクならなおさらガタガタ揺れることでしょう。地元の人に言わせると、この方がスピードが出せないから事故が起きなくて良いそうですが、私はやっぱり平らな道の方が良いな~。

 

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入場料金15ドルを支払い遺跡の中へ進んでいくとコンゴウインコと呼ばれる鮮やかな色の鳥が出迎えてくれました。遺跡で餌付けして飼っているようです。凄い綺麗な色で遺跡を見る前にもうこれだけでも感動です。

 

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コパン遺跡のアクロポリスにある16番神殿。修学旅行又は課外授業でしょうか、学生さんの団体が来ていました。

 

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コパン遺跡を一通り見た感想は、他のマヤ遺跡に比べて石の彫り物や造形が見事ということ。メキシコからたくさんのマヤ遺跡を見てきましたがこれで見納めです。自分としてはメキシコのウシュマル遺跡が一番印象に残っているかな。グアテマラのティカルも良かったですね。

 

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さて、午後の部はコパン・ルイナス温泉目指して行きます。コパン・ルイナスの町からグアテマラ国境と並行して走る砂利道を22キロ進んで行くとお目当ての温泉がありました。砂利道沿いには村が点在しています。道に沿って中米には珍しく澄んだきれいな川が流れていましたから、この辺りは暮らしやすい土地なのかもしれません。

 

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22キロ進んんだところに温泉の看板がありました。正確にはルナ・ハガールという施設のようです。ここから川の方へ向かって降りて行きます。

 

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60レンピーラ(300円)の入浴料金を払って中に進んで行くとプールのようなものがありましたが、私は川の対岸にある湯気が気になり、プールは素通りしてそっちへ向かいました。高温の温泉が流れ落ち、川の水と混じり合ってちょうど良い湯加減に設定された露天風呂のようです。

 

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これは素晴らしい、たまらんな~としばらく露天風呂を楽しんでると、地元の人らしき人が入浴待ちしだしたので遠慮して場所を譲ることにしました。この石なども地元の人たちが良い湯加減になるよう組んだもなのでしょう。

 

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すると、あれよあれよという間に露天風呂は地元の人でいっぱいになってしまいました。石鹸まで持ち込んで体を洗っているので、地元の人たち共同浴場でもあり、社交場のような役割も果たしているのかもしれません。この状態で部外者の私が入って行くのはちょっと難しいので、最初にプール風呂をパスして、川の対岸に目を付けたのは良かったです。もちろんこっちは無料ですよ。

 

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さて、こちらが本来の温泉施設のプール風呂です。せっかく源泉はアツアツなのにこっちの人の好みなのでしょう。35度くらいのお湯でした。見た目もプールなのでしかたないですね。私の好みは断然、川の露天風呂なんですが、その後チラチラ様子を見ていましたが常に人がいて空く気配はありませんでした。最初に入れたのはラッキーだったってことですかね。

 

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さすが南国、鳥も凄いけど花も凄いですよ。トロピカル~!

 

 

コパン・ルイナス温泉の場所

 

 

今日の走行距離54キロ、合計37555キロ。

 

 

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エルサルバドル→ホンジュラス国境越え 2015年5月14日

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エルサルバドルからホンジュラスへ抜けることのできる国境はいくつかありますが、ホンジュラスへ入国したら真っ先にコパン遺跡へ行きたいので、一番北にある国境へ向かいました。周辺は快適な高原ロード、交通量も少なくあっという間に国境へ到着しました。

 

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エルサルバドルの国境ゲートでバイクのペルミソを出すように言われました。パソコンで出国のデータ処理でもしたのでしょう、しばらくするとペルミソを返してくれて、次はイミグレーションへ。これでエルサルバドル側の手続きは終了です。10分もかかりませんんでした。マイナーな国境なのか、とにかく空いているのが有難いです。

 

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中米の国境越えの煩雑さや悪徳職員による賄賂など、インターネットで調べるとうんざりするようなレポートが見つかります。その中で特に評判が悪いのが、ホンジュラスに関するもので、交通量の多いパンアメリカンハイウエーの国境がひどいらしいです。ここは田舎の国境ですが、何しろ悪名高いホンジュラスだからなと、多少気合を入れて臨んだつもりが、自称ガイドもいないし、職員も親切に手とり足とり教えてくれるし、料金も明朗会計で拍子抜けしてしまいました。

 


 

ホンジュラスのペルミソ作成の手順は以下です。

・パスポート顔ページコピー 3枚

・運転免許証コピー 3枚

・バイク登録証コピー 3枚

・パスポート原本

①これらを提出すると、職員がバイクを点検し内容を確認。

②30分ほど待つと、パスポートに税関印を押されて返されるのでそのページのコピーを1枚とる。

③銀行へ行って716.83レンピーラ(約33アメリカドル)を支払う。

④税関印ページのコピーと銀行のレシートを渡すと、バイクのペルミソがもらえる。

 

イミグレーションでは入国税で3ドルかかりますが、正規料金のようでレシートと入国カードをパスポートにホチキスで束ねてくれました。コピー屋さんは近くにあって1枚1レンピーラ(約5円)でコピーできました。ホンジュラスは何故か、パスポートのコピーなど3枚づつ必要なので事前に用意しておいた方が良いと思います。

 

ペルミソの代金716.83レンピーラの内訳が書いてあったので訳してみました。

・ホンジュラス民間ビジネス協議会への支払い 135レンピーラ

・ペルミソ作成代金及び手数料 472.05レンピーラ

・データ転送手数料 109.78レンピーラ

民間ビジネス協議会って何?とかデータ転送高すぎる!など合法的に搾取されてる感じはありますが、これが、誰もが払わなければならない賄賂なしの正規料金のようです。

 


 

 

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で、晴れてホンジュラスのペルミソをゲットしました。約33ドル、高いな~とは思います。メキシコが約59ドル、グアテマラが約22ドルと中米はペルミソだけでも出費がかさみます。

 

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ホンジュラスに入国。グアテマラからエルサルバドルに入ったときは、民族色が無くなったな、白人との混血が多いな、ちょっと廃退的な雰囲気あるかもな、と思いましたが、エルサルバドルとホンジュラスの違いは今のところ特に感じません。最初の町で食堂に入りました。初ホンジュラスごはんです。これも特にエルサルバドルと変わった様子はなし。ジュースを付けて45レンピーラ(230円)。

 

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道端の大岩に顔の絵がありました。草が髪の毛っぽい味を出していてグーです。

 

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コパン遺跡目指して高原地域を進んで行きます。風はさわやか。ジャケットを着ていても暑くありません。これくらいの気候がバイクにはちょうど良いです。

 

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コパン遺跡のすぐそばにあるその名もコパンルイナスという町に着きました。今日は350キロ以上走りましたが、腰の具合は快調です。ここはグアテマラ国境にも近いです。コパン遺跡が中米でのマヤ遺跡の見納めとなるでしょう。明日は遺跡へ行って見ます。あと、温泉も近くにあるみたいなので楽しみです。

 

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コパン遺跡までのルート。

 

 

今日の走行距離357キロ、合計37501キロ。

 

 

 

 

エルサルバドルのデータ

 

入国税 無料

出国税 無料

通関手数料 ペルミソ作成代金 無料

走行距離 309キロ

滞在日数 6日

使ったお金 148ドル

1日平均の出費額 25ドル

ガソリン代 リッターあたり0,9ドル

食事代 定食1.5ドル~2.5ドル(180円~300円)、ビール1本1ドル(120円)

宿 シングルルーム8~15ドル(1000円~1800円)

 

 

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