ぽこけん

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スリランカ

スリランカツーリング情報

●バイクを借りたところ
image_007_50_47ニゴンボにバイクレンタル屋さんは大小合わせて10軒くらいある。SHA LANKAなどが大手、バイクツアーなども実施しているようだ。料金は250㏄のオフロードバイク、ホンダXRやスズキジェベルなどが1日2500円ほど。インド製の150㏄ロードバイクバジャジが1日1800円程度。インド製ヒーローホンダ110㏄のスクーターが1日700~1200円程度。店で聞いたところによると、パスポートは預ける必要はなくコピーを取るだけ、デポジットはUS100ドルが相場だった。

私は、路上で声をかけてきたお兄さんから借りた。27日間借りる条件で1日あたり700円ということで、店を構えているところよりも大分安い値段で借りることができた。パスポートなど預ける必要ななし、デポジットは1万円。最後までトラブルなく走ってくれたし、27日後にニゴンボに帰ってくると、お兄さんはちゃんと1万円を返してくれた。心配な人はちゃんとした店で借りた方が良いだろう。

ニゴンボ以外では南部のビーチリゾート、ヒッカドゥワでもレンタルバイク屋を数軒見かけた。スリランカ第2の都市キャンディーをはじめ、それ以外の町では見かけなかった。バイクをレンタルするならニゴンボが一番良いだろう。

●ツーリングルート

スリランカ4スリランカは北海道より少し小さいくらいの島国。人口は中部から南部に集中しており、北部、東部は大きな町も少なく、大平原の1本道を走るようなところもある。美しい海岸、紅茶畑の広がる高原地帯、点在する遺跡群、動物もたくさんいて一般道で象や孔雀に遭遇したりと変化に富んだツーリングを楽しむことができた。

●走行距離

3650km

●ガソリン

1リッター162スリランカルピー(約125円)2013年8月現在。

ガソリンスタンド以外では売っていない。北部や東部はスタンドとスタンドの距離が離れている場合もあるので早めの給油が必要。

●免許証

国際免許証でOK。

●交通事情

image_617_12_55日本と同じ左側通行。バイクでのヘルメット着用率はほぼ100%。アジアでこのような国は日本、韓国以外ではここしか知らない。2005年前まで内戦があった影響だろうか、治安維持のための警官がたくさんいて、交通違反の取り締まりが厳しいのが原因ではないかと思う。交通マナーは概ね良好だが、なぜか、公共バスがものすごいスピードでかっ飛ばしているので注意が必要。それと、スリーウィーラー(オートリクシャー)はスピードが遅く数も多いので度々抜かさなければならないが、その際のタイミングの取り方(自分が先に追い越すか、後方からの車をやり過ごしてからにすべきか)に注意が必要。

●宿事情

image_017_20_20宿はどの町にもあり、探すのに苦労はしない。ただし、「ホテル」という看板は単に食堂を意味するものであることが多い。宿の場合は「ゲストハウス」「ツーリストレスト」「ルームス」などと表記されている。料金はひとり1泊600~1500ルピー(約450~1150円)くらいのところに泊まった。WIFIが使える宿も多いが、高い宿だから使えるというものでもなく、経営者の意識の違いによる。

●食事事情

image_310_01_01朝、昼、晩と3食カレーが基本。一番一般的なのはライス&カレー、ご飯の上に数種類のカレーを乗せて食べる。南インドのカレーとも違う独特な味。主食はご飯以外にも種類が豊富。麺のようなインディアーッパや、ドーサ、パラタ、エッグローティーも美味しかった。コットゥというお好み焼き風カレーうどんも美味。1食50円~200円程度で食べることができる。

●酒事情

image_913_27_24酒類はどこにでも売っているものではなく、緑の看板が目印の政府の販売店で買う。小さな小窓からお金を渡して売ってもらう仕組み。ビール大瓶1本が140円ほど。聖地では売っていなかった。

●かかったお金

羽田~マレーシア往復航空券 約25000円、マレーシア~スリランカ往復航空券 約36000円

スリランカで使ったお金 1か月1人約10万円(バイクレンタル19000円、お土産10000円、その他71000円)

●まとめ

インドと同じような感じ?のイメージで来てみたスリランカだが、実際はだいぶ違っていた。人口も少なく、小さな国だからか、秩序が保たれているように感じた。町を歩いていてもゴミもそれほど多くなく清潔だった。インド、パキスタン、バングラデシュなどに比べるとツーリングしやすい国だと思う。景色がきれいだったのは茶畑の広がる中央高地ヌワラエリヤ周辺。私は特にハプタレーが良かった。北部や東部は、スリランカでは少数派のタミル人が多く居住する区域で文化の違いが見れて面白かった。小さい国ながら変化に富んでいてツーリングに適している良い国だと思う。

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スリランカツーリング終了 (2013年8月11日)

スリランカ4スリランカをぐるりと回ってスタート地点のニゴンボへ戻ってきました。4週間で走った距離は3650キロ。自分にしては、よく走った方だと思います。それにしても、北海道より少し小さいくらいの島ながら、随分と変化に富んだ国でした。来る前はインドに似た南国の島で仏教国くらいの印象しかなかったのですが、随分と変わりました。

スタート地点のニゴンボは国際空港にも近いビーチリゾートです。バイクをレンタルするには最適の町ですが、スリランカを1周して戻って来ると、物価の高さや、うるさい客引きに参ってしまいました。宿も他の町に比べると相場が高くてばからしいので、看板も出していない一般家庭に1泊1000ルピー(約800円)で民泊することにしました。

image_806_32_46リゾートエリアのビーチではなく、活気のある魚市場が見てみたくて漁村の方へ行って見ました。ところが、舟が出ている様子はないし、わずか数人が獲った魚をより分けたりしていますが、市場も閑散としています。忘れていました、今日は日曜日、そしてニゴンボの住民はほとんどがキリスト教徒。今日は漁は休みなんでしょうね。

image_706_32_46漁村のワン公たち。

image_006_32_42魚市場見れなくて残念だなぁ、と思って歩いていると、何だか人がたくさんいて活気のある一角がありました。野菜や果物の市が立っています。そうか、前に来た時はこの野菜市場は無かったから、今日は魚の市が無い代わりに野菜の市の日なんだな。これは面白そうだと中へ入って行くと、空気の読めない犬が一匹。ちょっと外れへ行けばいくらでもゆっくり用が足せるのに、わざわざ市の真ん中でやらなくても。。。

image_206_32_43意外と売り手も買い手も男性が多いんですね。

image_106_32_43胸毛まで白髪のバナナ売りのおじさん、いい感じ。おばさんはお客さんです。

image_406_32_44ヤシの実売りのおじさん。

image_606_32_45サツマイモ売りのおじさん。

image_506_32_45青唐辛子にゴーヤにインゲン。

image_306_32_44干した赤トウガラシ屋さんと、買い手のカブのおじさん。

image_906_32_46お昼はニゴンボの町へ出てスリランカカレーの食べ納めです。基本のベジタブルカレーにしました。もちろん、右手でいっちゃいます。120ルピー(約100円)。

image_1006_32_47夕方バイクを返却。トラブルもなくよく走ってくれました。ご苦労様。借りたときにデポジット(預け金)した1万円を返してもらいましたが、4週間貸し手の兄ちゃんの財布の中でもまれたせいで、しわくちゃになっていました。まあ、全然使える範囲ですが。

ニゴンボのビーチからは空港までオートリクシャーで行きました。1000ルピー(約800円)です。そして、夜中の飛行機でマレーシアに飛びました。マレーシアには早朝着きましたが、乗り継ぎのエアアジア羽田行きは午後の便なので、かなりの時間を空港でつぶさなければなりませんでした。羽田には午後11時に到着。妻のぽこが車で迎えに来てくれていました。下道を通って福島へ戻ります。途中で食べた味噌ラーメン美味しかったな。我が家に帰って来たのは朝の4時。2か月振りです。

しばらくは、家がやっぱりいいなぁなんて思うのですが、また旅に出たくなるんですよね。

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熱狂的なコロンボの祭り (2013年8月10日)

image_010_04_58ゴールの新市街の食堂でエッグローティーとダルの朝食を食べて、首都コロンボへ向かいます。

だんだんと交通量も増えてきて、中心部まで数十キロあるというのに渋滞してきました。スリランカツーリングもあとわずか、気を引き締め直して安全運転で行かなければ。

image_217_47_17やっと、首都コロンボに到着。中心部のゴールロードにあるヒンドゥー寺院前では大々的に祭りが行われていました。コロンボでお祭りが行われているなんて知らなかったので偶然遭遇できてラッキー。それにしても、ものすごい熱気です。道路には山車が数キロに渡って何台も連なっています。人口比では10%にすぎないヒンドゥー教徒のタミル人ですが、コロンボ中からここに集結したんじゃないかと思えるほどです。

image_1017_47_20人の歓声に負けないくらいの大音量で太鼓と笛を鳴らしています。

image_117_47_17コロンボ中心部を上半身裸、裸足で山車を引く人たち。

image_317_47_18山車に乗って音頭を取る人。

image_417_47_18特にすごかったのは、この人間を宙吊りにした山車。宙吊りになった人は両手を鳥の羽のようにヒラリヒラリと動かしています。

image_517_47_19驚くべきことに、この人間宙吊り、針を背中や足のふくらはぎなどに突き刺して吊っているのです!見ていて痛々しいったらありません。

image_617_47_19皮膚に針を刺して宙吊りにすることが、何を意味しているのかわかりません。こんな祭りがあるなんてびっくりです。恐るべしスリランカ!貴重なものを見せていただきました。

image_917_47_20コロンボは食べ物もスリランカの田舎と違っていろいろなものが選べます。かといって、西洋料理やアジア料理もつまらないので、ハラルフードの店があったので入って見ました。ハラルフードとは、イスラム教の作法に乗っ取って処理された材料を使い、調味料一切に至るまでイスラムの教え通りに調理された料理です。アルコールや豚の成分ががわずかでも入った調味料も使わない料理というわけです。田舎だと、イスラム教徒でないのにハラルレストランに入るのが気が引けていましたが、大都会コロンボなので気にしなくても良いだろうと入ってみました。

image_817_47_19もちろん、イスラム教徒でないからと入店を拒まれることなく、聞かれたので日本人と答えると大歓迎だと言われました。注文したのはチキンビリヤーに。カレー味の炊き込みごはんです。本来のチキンビリヤーにはチキンもご飯と一緒に炊き込むのですが、ここのは、ファストフード店的というか、別にフライドチキンが付いてくるタイプでした。それでも、いつものライス&カレーとはまた違った味が楽しめ新鮮でした。180ルピー(約140円)。

image_717_47_19コロンボを抜けてスリランカツーリング出発点のニゴンボへ戻ります。やはり、このあたりまで戻ってくるとモンスーンの影響ではっきりしない天気です。

青い空と海が懐かしいけれど、明日でツーリングは終了。2か月振りに日本へ帰ります。

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幸運を呼ぶ仮面 (2013年8月9日)

image_310_52_11こちらが、世界遺産の町ゴールの一等地にある奇跡の安宿、ファイカスツーリストレスト。かつてはホテルだったようですが、今は、空いている部屋をアパートとしてスリランカ人に貸しています。一応落ちた看板も紐で吊ってあります。奇跡というのはその値段の安さ。ここは750ルピー(約600円)でしたが、探し回って次に安かったところは2500ルピー、地元の人もゴール旧市街で4000ルピー以下の宿は無いよというくらい相場が高いからです。安くて汚いですが、水と電気はあるし、バイクも駐車できるので問題なしです。

image_010_52_08今日も早起きして散歩。植民地時代の古い教会があるので行ってみました。これはオールセインツ教会。

image_110_52_10こっちはダッチ(オランダ)教会。

image_210_52_11教会前では結婚式を迎えるカップルが家族と一緒に記念撮影をしていました。スリランカでは満月の日はポヤデーといって、祝日になるようです。今日がそのポヤデー。結婚式をポヤデーに合わせて行うことが多いようで、このあとも何組かのカップルを見かけました。

image_410_52_12今日はバイクに乗って、仮面で有名なアンバランゴダの町へ行ってみるつもりです。ゴールの砦を抜け、新市街にあるゴール駅前で客待ちをするオートリクシャー。

で、この後すぐ、私の前を走っていたバイクが横断歩道を渡っていたおじいさんを跳ねちゃったんです。地面に転がっているおじいさんに対して、バイクの運転手の若者はおまえが邪魔っだったのが悪いんだぞみたいなジェスチャーをしてました。すると、あっという間に、跳ねてから10秒もたたないうちに、事故を見ていた通行人やオートリクシャーが駆けつけ、バイクが逃げられないように取り囲み、別の人は倒れているおじいさんの怪我の状態をたしかめたり、肩を抱いて安心させたりと人でいっぱいになりました。さすがに、バイクの若者もバイクから降りて、おじいさんの元へ行って怪我の状態を気遣う行動に出ました。幸い、おじいさんの怪我は大したことはなかったようで立って歩くことができましたが、すごいなと思ったのは、周りの人々の行動の速さです。日本ならこう行くでしょうか?おじいさんは大変な目に会ってしまったわけですが、事故の顛末を見て、スリランカいいね!と思いました。

image_1110_52_16しばらく海沿いを走っていくと、日本の国旗が目に入りました。津波という文字が見えて、思い出しました。2004年のスリランカ大津波です。この周辺が被害が大きかったところに違いありません。この後、バイクで走りながら周囲を見ていると、未だに柱だけが残った津波被害の建物や慰霊碑などもありました。

image_510_52_12近くに、津波写真ミュージアムというのがあったので入ってみました。

image_610_52_13この写真はゴールのバスステーションとあります。まさに、ついさっき交通事故を見かけたあたりの写真です。

ミュージアムを管理している人に日本から来たことを告げると、大変でしたね、未だに被害は続いているんでしょう?と聞かれました。原発事故もふくめ、津波の被害もまだまだ残っていてこれから少しずつ復興していきます、と答えました。日本の復興をお祈りしています、とあたたかいお言葉をいただきました。

途上国ばかり見ているせいか、経済成長は二の次でいいから安全第一でやってもらいたいなぁと思ってしまうのですが、日本の舵取りはそうじゃない方へ行ってしまうようで残念に思います。

image_710_52_13仮面の町、アンバランゴダの仮面博物館です。1階が博物館で2階が販売店になっていました。

image_810_52_14仮面制作の様子も見学できるようになっていました。

image_910_52_14いろいろな種類の仮面が売っています。以前旅行で知り合った方と久しぶりにFacebookでやり取りできたのですが、その方がアンバランゴダの仮面を薦めてくれたので、ぜひ買って帰ろうと思っていました。これだけあると迷いそうですが、すぐに決まりました。こっちを向いていた、話しかけてきた、と言ってはおかしいですが、この仮面しかないな、と直観で決まりです。

image_1010_52_15それがこれ。現在、家のリビングに飾ってあります。仮面にはそれぞれ意味があるそうです。意味を聞く前にこの仮面を家に持って帰ると決めてしまいましたので、どんな意味でも受け入れるしかなかったのですが、「幸運を呼ぶ仮面」という意味をもつ仮面でした。

image_1210_52_17ゴールに戻って夕方、再び散歩に出ました。

image_1310_52_17そして、砦の上に登って夕日が落ちるのを眺めます。こうなってくると、冷えたビールと行きたいところですが、今日は満月のポヤデー。酒類の販売が禁止されている日です。たまには、休肝日も良いでしょう。

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